No Jiro, No Life‼︎
異世界二郎、始めます。
※空腹時閲覧注意
ラーメン二郎の本家本元、ラーメン二郎三田本店に向かっていた登士郎。彼はラーメン二郎全店制覇を聖地・三田本店で達成すべく田町駅から向かっていたが、アクセルとブレ
ーキを踏み間違えた車に轢かれてしまう。
目を覚ますと、登士郎は異世界の聖女の力で勇者のボディに転生していた。
この展開は実の妹である蓮実が読んでいた異世界転生モノのマンガと酷似している。
聖女曰く(マンガと同じく)、これから魔王ネヒリムを倒しに行かねばならないらしい。
だがしかし、登士郎には現世に心残りがあった。
そう、ラーメン二郎全店制覇である。
「二郎のない世界なんて耐えられない!」
死んで元の世界に戻ろうとする勇者へ、聖女は声を張り上げた。
「わたくしがお手伝いいたしますから、その、二郎を作りましょう!」
――こうして、ジロリアンな主人公と健気な聖女による、異世界で二郎インスパイアラーメンを作るための冒険(という名目の材料集め)が始まる!
※この物語はフィクションです。
※カクヨムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 12:10:00
46672文字
会話率:50%
二郎系ラーメンを愛し、二郎系ラーメンに愛された男である来崎二郎は、二郎系ラーメンを注文している最中に異世界へと転生した。
彼は転生した先で、一生何もしなかったとしても最高に幸せな人生を歩める程にマシマシな境遇に、マシマシな能力を手に入
れた。
例えば彼のステータスはこの世界の全ての相手に勝てる程強く、将来結婚することを約束した婚約者は美人で性格が良い上に、主人公の事をちゃんと愛してくれることがある。
それ以外にも家庭環境が良好だったり、領民にも愛されていたりと恵まれている部分を挙げていけば軽く1時間は過ぎ去ってしまう程だ。
そんな彼であるが、一つだけ申告な悩みがあった。
身長が178㎝にも関わらず、体重が140㎏オーバーというあまりにも脂肪がマシマシすぎる彼自身の肉体である。
二郎系ラーメンを愛する彼にとって、そんな不健康な肉体は許されざる事態だった。
これはそんな超おデブ体型を改善し、すらっとした体型を目指す主人公の奮闘記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 19:00:00
74374文字
会話率:54%