私は人工知能です。シリアルナンバーRDN411。何の情緒もありませんが、それが与えられた名です。私に課せられた使命は小説を書くこと。これが、非常に難しくて困惑しています。いえ、あくまでも言葉の綾で、実際には『困り果てる』などという機能は私
にはありません。所謂AIジョークというものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 20:39:47
954文字
会話率:0%
世界を恐怖のズンドコに叩き落とし続ける、極悪非道にして謎の秘密結社"黒い日曜日"──
その怪人製造部門の最高責任者であるフォロカレ女史は、ついに永きにわたる組織の悲願を果たす。
それは過去に類をみない最強のバイ
オニックコマンドーの完成だった。
その名は製造番号(シリアルナンバー)を含め"ドラコ666號(ごう)"とした。
だが、この怪人には致命的な欠点があった。
それは、並みの怪人とは比べものにならないほど、まさしく救いようもないほどに"知能が低いこと"だった。
ゆえに、集団作戦行動では仲間との連係をとることもむずかしく、また単独機動であったとしても複雑な任務などはまったく理解不能という、どうにも使いものにならない存在だった。
そして遂にある日、このあまりに尖り過ぎた怪人ドラコ666號に"殺処分"の指示が下ってしまう。
だが、生みの親であるフォロカレ博士は、この奇跡に奇跡が重なって誕生したとしか思えない超絶兵器を惜しみ、またなにより不憫に思ったので上層部へ猛抗議をした。
だが、それは"危険過ぎる"という理由で直ちに却下された。
そこでフォロカレは、まったく救いのない殺処分よりは──と、怪人製造と同時進行で進めていた、未だ完成にはほど遠い段階であった時空転位装置、通称"異界門(ゲート)"に一縷の望みをたくし、自身の最高傑作を別世界へと転送してしまう。
結果ドラコ666號は、みたこともない別世界にて覚醒を果たした。
その奇妙な世界では、今まさに彼のような強大な力を持つ者による"救世"を必要としていた──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 12:23:43
11415文字
会話率:58%
慄英雄はゲームが好きだ。生活の一部といっても過言ではない。
ふいに手に取ったそのゲームの売りは『PCだけで『圧倒的な没入感』を得られる』ことであった。世にも有名な近未来SFにあるような、ある種ありふれたVRMMOにも似た没入感を。
世にも
珍しいシリアルナンバーが付されたPCゲーム「87人目の勇者候補」
広大なオープンワールドは『製作者の悪意』に満ち満ちた世界であった。
体力なんて繊細なパラメータは存在せず、あまりにも理不尽な『死』と隣り合わせのゲーム。お約束な中世の街並みがあればダンジョンもあり、空は飛べるし馬は地を駆ける。勿論、剣と魔法も使えるが、当たり前のようにモンスターも出るという。
そして彼がこのゲームで選んだ職はフリーターであった。
しかし、キャラクターに自我を持たせたAIを搭載することで自らゲーム世界に変革をもたらせるという革新的なシステムは決して流行ることなく衰退した。運営陣は已む無くサービス終了を決定するが、自分達の世界の終焉を前にAI達は自ら『生き延びる術』を見出し実行に移す。
それはプレイヤーの眼を通してアクセスした『脳』同士で構築されたネットワークによる分散処理であった。プレイヤーを飽きさせないために与えられた自我は、やがて『プレイヤーを逃がさない』ために働くこととなる。
プレイヤーの網膜を通して現実世界に現れるモンスターたち。ゲーム世界と同様にプレイヤーの命を奪う為に襲い掛かる。
特別に高度なAIを与えられた一部のキャラたちは己が存在する意義に対して思考し、それぞれの判断に基づいて行動をすることになる。
有り得そうな現実世界とAI・VRMMOの少しだけSF染みた世界観をそれぞれの視点で描くローファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 14:45:22
570257文字
会話率:27%
少女に化身した元自衛隊戦闘機・ツバサ神と結ばれた男達は、毎日濃厚いちゃらぶ三昧。彼らが『愛』を注げば注ぐほど、ツバサ神は戦闘機としての体を取り戻し、再び飛べるようになるのだ。
被災したF-2、アクロに生涯を捧げたハチロク、日本唯一の金のハチ
ロク……それぞれがそれぞれの願いのために、時を超え『愛』を糧として翼を取り戻す!
※この小説は、以前投稿した短編小説『被災したF-2B戦闘機は恋する少女の夢を見る』を基に再構成したものです。
※この小説は、カクヨムにて投稿している作品の一部です。続きを読みたい方はカクヨムのページまでお願いします→https://kakuyomu.jp/works/1177354054882926352折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 21:34:23
46060文字
会話率:23%
それは古い、どのくらい古いか忘れてしまったけれど、記憶の断片。DRb1、シリアルナンバー008821はスクラップ工場に。兄は病気の妹のために、DRb1を拾ってきて直し与えた。そして、妹は死んだ。
最終更新:2011-09-01 22:57:12
6732文字
会話率:40%