2100年、第三次世界大戦の終戦より丁度50年の節目の年、少年、立松陸斗は神の力を扱う『神和』として国立第一神和高等学校に入学する。理由としてはさほど大したこともなく、例えば母親が『神和』の有名な研究者だからだとか、幼馴染の秘野探が通ってい
るからだとか、そんな程度のことだった。だが、世界は凄まじい勢いで変化する。そんな中、立松陸斗は少し不思議な幼馴染、秘野探の過去、そして、世界の真理へと近づいていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:12:02
11787文字
会話率:32%
結城玲(ゆうきれい)は幽霊が見える女子。その為だんだん家族との折り合いが悪くなり、母方の遠い親戚である松井トメと言うイタコをなりわいにした女性に預けられることになる。イタコとは(日本東北地方の北部で口寄せを行う巫女のことであり、巫の一種。シ
ャーマニズムに基づく信仰習俗上の職)松井トメは死者の言葉を聞き生きている人に伝えるのが仕事と、玲をイタコとしての道に導く。玲も今まで否定されていた霊の声を聴くことが人の役に立つと知り、厳しいイタコ修行に明け暮れる毎日を送る。しかし、厳しいイタコ修行も終わりに近づいたころ、突然トメが亡くなる。
唯一のよりどころであったトメがなくなり、途方に暮れる玲。葬儀を終え悲しみさめやらぬ玲と犬のリキは、突然、眩しいほどの光の壁突然包まれる。眩しさもおさまり、なんとか眩しさにも慣れてきた玲が目にしたのは、ラノベで読んだような異世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 20:00:00
40798文字
会話率:25%
魔術と、異能と、怪異が存在する世界。
たった三人の第三魔導試験小隊は〈終わりを呼ぶ怪異〉を追って、とある地方都市へと潜入任務を開始する。そこは宗教的な理由により、異能が特別視されるシャーマニズムが生きる土地。
〈戦巫女〉との邂逅により、目覚
めた少年の力は世界を揺り動かす――
*この作品は「カクヨム」サイト様にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 09:59:20
51466文字
会話率:44%
新石器時代のシベリア風異世界。神霊を敬いながら暮らす〈森の民〉のもとへ、南から、太陽神を信仰する開拓者たちがやってきた。友好の使者として送られたマシゥと、狩人の青年ビーヴァの、友情と闘いの物語。
狩猟民族、シャーマニズム、シベリア諸民族の
民話・神話を題材にしています。全92話、完結済みです。
(自サイト『The Spirit of the Mystic Valley』に掲載している作品の、転載です。) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 19:48:31
502108文字
会話率:34%
『EARTH FANG』外伝、中編。古代シベリア風ファンタジー。本編の後日譚になります。本編のネタバレを含みます。
(自サイト『The Spirit of the Mystic Valley』よりの転載です。)
最終更新:2017-07-23 06:00:00
41769文字
会話率:30%
神を征する者は世界を征する。「征神論」しかし実体を見た者は一人といない。それぞれの信じる征神論だけを信じて神を征しようと試みる。
その神を征するというのは容易ではないことだけは周知の事実だった。
最終更新:2017-12-02 17:28:17
489文字
会話率:0%
この世界には、スピリットが流れている。
近代化した社会において、古代の霊的なものはナンセンスとされた。
シャーマニズム、呪術、迷信など、やがて廃れるだろうと…。
だが、スペルバと呼ばれる異能力者は生まれ続けた。
人々が神々との契約を忘
れても・・・
天災が姿形を以て現れた“荒ぶる神”の存在。
近代兵器の効かぬバクシンの脅威に人々は、怖れを抱く。
宗教・戦乱・迫害・思惑、全てが絡み合うこの世界で、
いったい何が救いなのだろうか?
神々を鎮める力を持つ“奏者”レンと、神を宿す“スペルバ”キエナの物語。
二人の出会いがこの世界にもたらすものとは…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 19:46:59
5909文字
会話率:49%
「魏志(ぎし)倭人伝」に邪馬臺国(やまたいこく)あり。
女王・卑弥呼(ひみこ)百余國を治む。
和の国には邪馬台国も卑弥呼も記述物はないというのに。
百年にも及ぶ「邪馬台国論争」は近年過熱ヒートアップ。
古代ロマン熱をかきたてる。
畿内か九州説かの邪馬台国論争。
実際にはどこにあったのか。いやどこならば居心地のよい結論となるのか
大和(ヤマト)族は渡来だったのか
卑弥呼はシャーマニズム(鬼道)をなしたのか
日本列島の先史が無土器-縄文-弥生と古代史が繋がる過程を繙き古代ロマンを繰り広げていく。
好き勝手にです(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-31 08:29:15
40092文字
会話率:23%