永遠の命を求めてエドワード博士が開設したヴァンパイア研究所。そこでは吸血鬼の遺伝子が混じった子供たちが昼夜逆転の生活を送っていた。
そこで暮らしていたサンドラはある日、友人のマイケルを誘い旅に出た。自らにかけられた呪いを解くために……。
最終更新:2024-11-02 23:31:49
2445文字
会話率:52%
アレクサンドラは猫である。ネコちゃんと名付けられた、悪役令嬢オフィーリアの飼い猫。彼女は前世、それはそれはやりたい放題だった。結果処刑されてしまい、何の因果かオフィーリアの猫として生まれ変わった。
オフィーリアはアレクサンドラと違い、仕立
て上げられた偽物の悪役だった。性悪の妹から虐げられ全てを奪われてもなお、家族想いの優しい子。オフィーリアは、彼女と過ごす時間が本当に好きだった。あんなに贅と我儘を尽くした時でさえ、決して得られなかった幸福感。
「猫ちゃん。死ぬ時はちゃんと、私のお膝で眠ってね」
その約束は守られることなく、オフィーリアは妹の手によって殺されてしまう。それを邪魔しようとした、猫のアレクサンドラと一緒に。
次にアレクサンドラが目覚めた時、鏡に映る自分は実によく知った姿に転生していた。
「私、今度はオフィーリアになったのね」
アレクサンドラは、生まれて初めて神に感謝する。そして、大切な彼女を殺した憎き相手に復讐を誓うのだった。
「覚悟しなさい。私は本物の悪役なのだから」
必ず、オフィーリアを幸せにしてみせると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 20:37:15
114474文字
会話率:49%
やり込み要素満載のRPG「クノテベス・サーガ」。
そんなゲームの世界に転生し、勇者となったサンドラ。ゲームのあらすじ通りなら、いずれ魔王が空から降ってくる。そして、世界は滅びる。平穏な暮らしを望む彼女は秘かにレベルを上げ、ソロでこっそり
と魔王を倒すことを計画する。
基本的にイージーモードで物語が進みます。
ときどき不快な描写があります。ご注意ください。
本作品はPixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:35:29
218395文字
会話率:26%
※書籍化しております。MFブックス様より、1巻と2巻が発売中です。
※書籍化に伴い、タイトルを
『野生化しかけた賢者、追放された領主と出会いスローライフを目指す~妹のため魔境に籠もって436年後~』
から
『引きこもり賢者、一念発起のスロー
ライフ 聖竜の力でらくらく魔境開拓!』
へと変更致します。
~あらすじ~
賢者アルマスは最愛の妹を助けるため、世界を創りし聖竜の眷属となった。
妹は長い眠りにつき、アルマスは魔境と呼ばれる地の守護者となる。
そして、妹の目覚めを待って436年間。
生活力皆無なアルマスは限りなく野生に近い存在となっていた。
そんな時、故郷を追放された若き領主の少女サンドラが魔境を訪れる。
「これは生活環境を向上させるチャンスだ。妹も喜ぶ」
そう考えたアルマスは、領地開拓を手助けすることにする。
水源の復活、土木用ゴーレムの大量生産、地形の修正、特産品の開発などなど。
アルマスはその強大な力を駆使して確実に開拓を進めていく。
これは、スローライフできる場所を目指して頑張る、賢者と領主の物語。
※この作品はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:00:00
903701文字
会話率:49%
この世界では、時々、ミリタリーチート能力者がやらかし。対策が取られていた。
今日も、魔道師パーティが、ミリタリーチート能力者と戦いが繰り広げられていた。
そんな中、一人の武器召喚能力を持つ少女が森を通る。
彼女は、自由都市カサンドラを
目指していた。
この都市では、異形の能力者も保護されると聞いていたからだ。
そんな少女を魔道師たちが狙う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 21:11:27
11416文字
会話率:50%
目が覚めたら異世界の公爵令嬢カサンドラ・リールの肉体に転生していた。
彼女は異世界の王太子の婚約者、明日は卒業記念パーティー。カサンドラの記憶を持っていた転生者はその安牌ぶりに歓喜するが、待っていたのは転生一日目の婚約破棄であった。
怒るカサンドラ。思わず王太子の局部を引き千切り、去勢してしまう。
こうして異世界で実質指名手配を受けることとなったカサンドラ。──前世の野望を叶えることは出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 18:21:34
51452文字
会話率:30%
アレクサンドラ公爵令嬢は男より背が高く、男より腕っぷしが強いし、男より格好いい。そんな彼女は幼いころ第一王子ハリーに嫉妬されて婚約破棄をされたけど、気にせず王立学園で『男の』騎士様として憧れの存在になっていた。
アレク様と慕われる彼女はある
日、ふわふわで蜂蜜色の長い髪を待つ、精霊に愛された美少女に出会う。
「麗しきレディ、名はなんと?」
「僕はハリー。君が噂の騎士様?」
あれ。なんか聞いたことある。
そう、彼女は女装したハリー王子だったのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 13:08:41
8403文字
会話率:45%
(ふふん♪ これでやっとイチゴのタルトと、新作の二種類の葡萄のトライフル、濃厚プリンが食べられるわ♪)
「もうお前の顔を見るのもウンザリだ、今日限りで貴様とは婚約破棄する!」
(え?)
とあるパーティー会場での起こった婚約破棄。政略結婚だ
ったのでアニータはサクッと婚約破棄を受け入れようとするが──。
「不吉な黒い髪に、眼鏡と田舎くさい貴様は、視界に入るだけで不快だったのだ。貴様が『王国に繁栄を齎すから』と父上からの命令がなければ、婚約者になどするものか。俺は学院でサンドラ・ロヴェット嬢と出会って本物の恋が何か知った! 」
(この艶やかかつサラサラな黒髪、そしてこの眼鏡のフレームや形、軽さなど改良に改良を重ねた私の大事な眼鏡になんて不遜な態度! 私自身はどこにでもいるような平凡な顔だけれど、この髪と眼鏡を馬鹿にする奴は許さん!)
婚約破棄後に爆弾投下。
「我が辺境伯──いえトリス商会から提供しているのは、ランドルフ様の大好物である、卵かけご飯の材料となっているコカトリスの鶏生卵と米、醤油ですわ」
「は?」
これは鶏のいない異世界転生した少女が、あの手この手を使って再現した「卵かけご飯」のお話?
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 08:16:43
9655文字
会話率:56%
ヴァシリーサの国の王女・アレクサンドラは、武闘派の国の次期国王として剣や魔法の訓練を受ける日々である。
国一番の実力者にして母である国王・アナスタシアと、兄である隣国の王子に比べて実力が伴わないことから、一部の者からは”出涸らし王女”と囁か
れていた。
18歳となったアレクサンドラの、成人の儀の最中に、王城が得体の知れない”黒いもの”の襲撃を受けてしまう。母王アナスタシアは応戦の末落命し、城は黒いものに取り憑かれ、王都は滅んでしまった。
脱出に成功したアレクサンドラは、共に助かった、教育係にして国の総司令官であるイーゴリと、黒いものの正体を解明し城を取り戻すべく、旅に出ることを決意する。
** この作品は、拙ブログにても掲載しています。 **
** 神話等参考にした部分もありますが、設定等に関しまして広いお心でお読みいただけると助かります^^;**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 13:22:52
705598文字
会話率:28%
15世紀、芸術と科学の都フィレンツェ。
冷徹な天才錬金術師アレッサンドラと、心優しき従者ジョバンニ。
身分も才能も、すべてが違う二人。
しかし、運命は彼らを引き寄せる。
錬金術と料理の技が織りなす奇跡。
メディチ家の陰謀、教会の
圧力、そしてペストの脅威。
数々の試練が二人を襲う中、芽生える禁断の愛。
「私の錬金術に、あなたの心が必要なの」
「お嬢様、僕はあなたの隣でこそ輝ける」
彼らの出会いが、フィレンツェを変える。
科学と芸術、理性と感情。
相反するものが融合するとき、真の叡智が生まれる。
身分を超え、時代を超え、二人が紡ぐ
ルネサンス最大の奇跡が、今始まる──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 08:00:00
20673文字
会話率:38%
「悪役令嬢?生温いわね」
高熱で死線を彷徨ったカサンドラ・ヴェンデル侯爵令嬢は、自分が転生者であることを思い出した。前世は芸能プロダクションの社長。そしてカサンドラは小説「光の聖女の救世物語」に登場する悪役令嬢だったのだ。
だが前世で
悪辣な手腕を使い成り上がってきた彼女には、カサンドラの悪事など児戯に等しい物であった。
「本当の悪役というものを、見せてあげるわ」
短編「悪役令嬢というものは」(https://ncode.syosetu.com/n9479jn/)の連載版です。
全13話予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:00:00
31613文字
会話率:34%
「悪役令嬢?生温いわね」
カサンドラ・ヴェンデル侯爵令嬢はある日、自分が転生者であることを思い出した。前世は芸能プロダクションの社長。そしてカサンドラは小説「光の聖女の救世物語」に登場する悪役令嬢だったのだ。
だが前世で悪辣な手腕
を使い成り上がってきた彼女には、カサンドラの悪事など児戯に等しい物であった。
「面白いじゃない。本当の悪役というものを、見せてあげるわ」
犯罪に関する記述があります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:26:25
10045文字
会話率:25%
アンリはサンドラの幼いころからの許嫁。
アンリは美形だけどぼんやりしてるから、ちゃんと見ていなくちゃ危なっかしくて仕方がない。
だけど、結婚を3か月後に控えた今になってアンリが初恋なんて。
ぼんやりにもほどがある!
そんなぼんやりア
ンリのために奮闘するサンドラのお話。
(再掲載、改稿作品)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 13:00:39
116356文字
会話率:31%
僕の手で作ったVtuberは『元同級生』だった。
でも、その同級生は直ぐに消え––アイとしていつの間にか出てきた。
『アタシはバーチャルで生きてるんだから!』
そこから一気に話は進み……僕は今事務所設立メンバーになりました。
ほぼ同居人の
子に迫られつつ––沢山の過去の上書きをし、楽しい未来を作る。
そんなシリアスありなラブコメVtuber物語。
◇ ◇ 登場人物 ◇ ◇
草薙青(主人公)→大学二年生。過去に高校を再起不能にさせるまでの事件をリークするのだが……実はそれは“元”同級生の子と後輩を救うためだった。実は女装やコスプレをしていて【にじライブ】というギリギリアウトな同人サークルで物語を書いたりする。実はエロいが押しに弱い。
桜井春香(絵師)→大学一年生。施設育ちで親族はいない状態だったが、ある時に姉の存在を知り会いに行くが……。青のことが大好きで青と一緒に高校を壊した一人。【にじライブ】の絵担当で新規事務所の絵師兼ママ。青と結婚することが目標。人見知り。エロいが自覚がない。
緑哀、アイ(Vtuber)→元同級生でリアルではない存在。そこには多くの理由があるがバーチャルとなって明るく主人公達を弄っていく。春香の姉であるが理解しているかはわからない。下ネタ好き。この物語の中心にもいる。
黄瀬真(社長)→アイの先輩で新規V事務所を設立する。『オタクが楽しい未来』を創造するために尽力するが実は私利私欲のためでもある。案外有能で社長らしさを発揮するが酒を飲むとドMになる(泥酔ババアと呼ばれる)
黒瀬アレクサンドラ(副社長)→黄瀬とは長年の友人でクールなハーフ。見た目とは裏腹に幼女化することがあり、青と春香には何度も甘える。時にはカッコいいのだが『女装男子』が好きすぎてコスプレした青を見ると我を忘れる。案外春香の良きライバル。酒を飲むとドSになることがある。
白鷺湊(メイド、声優)→青と哀の同級生。弱小声優事務所に在籍していた際に青達に出会う。演技は好きで役に入ると我を忘れる。下ネタは嫌いでツッコミ役に回りやすい。髪色で「信号機」といわれたり、胸をみて「山なし」って言われるのを嫌う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 22:14:10
149182文字
会話率:51%
*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だ
と思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
369304文字
会話率:45%
王子の婚約者に決まったカサンドラは考えた。あら、私って悪役令嬢じゃないかしら?派手な髪色、派手な瞳、気の強そうな顔は傲慢そうにも見えるし、私、やっぱり悪役令嬢なんじゃないかしら?追放処分までは良いとしても、実家没落はいただけない。そもそも、
王子をめぐって意地悪だのイジメだのなんて面倒臭いじゃない!だけど、このキッツイ顔が冤罪を呼ぶのよ、そうよ、そうなのよ、この顔がある限り安心なんかしていられないわ。
王子妃なんか興味ない、なんなら結婚もしたくない。冤罪をかけられる前に、ありとあらゆる策に出る。悪役令嬢と呼ばれるのは良いとしても、実家に迷惑がかからないように手配する。
王子の気持ちって考えているんですかね?冤罪阻止・ヒロイン阻止のラブファンタジー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 17:00:00
77824文字
会話率:39%
リリアナ・アレクサンドラ・クラークは、六歳の時に流行り病に罹って高熱を出した。目覚めた時、彼女は前世の記憶を取り戻し、そして声を失っていた――。
え、わたくし、リリアナ・アレクサンドラ・クラーク? 前世でやった乙女ゲームの悪役令嬢!?
どのルートを進んでも待ち受けるのは身の破滅! 絶対回避したいけど、すでに王太子の婚約者候補になっている。このまま喋れなければ、婚約者候補から外される。それなら、決して喋らず魔術を磨いて、破滅ルートを回避してみせますわ!
そう決意したリリアナは婚約破棄を狙うが、次々と事件や陰謀に巻き込まれてしまう。チートな魔力と知力を最大限に活用して解決するものの、迫る不穏な影は平穏な人生を許してはくれない。本当に婚約破棄をすれば身の破滅は避けられるの? どれほど足掻いても、乙女ゲーム通りに物事は進んでしまうの――?
事態は乙女ゲーム通りに進んでいるのか、それともただ“そう見えるだけ”なのか。
本編と無関係な脇役たちの短編集も公開中(不定期更新)
⇒https://ncode.syosetu.com/n1562gp/
登場人物一覧・設定集含めてシリーズ化しています。
※途中、グロかったり倫理観ぶっ飛んでたり常識が迷子になったりシリアスになったりする予定ですが、最終的にはハッピーエンドです。恋愛要素はごく薄味。乙女ゲームなにそれ美味しいの? そんなお話かつ長編になりますが広い心でお楽しみいただけると嬉しいです。
※更新頻度は活動報告をご確認ください。月・水・金・土・日の週5+祝日更新を予定しています。
※文字数は予約投稿分を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 08:00:00
2854340文字
会話率:39%
「……君は、婚約者だけでなく、恋人もいないのかい?」
少し前に妹のリュシエンヌの婚約者が決まった。その婚約者であるエティエール公爵家嫡男アドリアンが、私の顔をじっと見ながらそう言った。
ボゾルト侯爵家嫡男のグレゴワールは自他とも認め
る不細工である。それゆえに女性との縁が無かったが、そんな彼に、アドリアンの妹であり、絶世の美女にして才女である社交界の次なる宝石、アレクサンドラ・エティエールとの婚約話が舞い込んできた。
一体どんな裏があるのかと疑うグレゴワールだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 23:48:42
44923文字
会話率:51%
ヴィクトール・アントン・フォン・アインベルク侯爵子息は、社交界の花とも宝とも称される絶世の美女アレクサンドラ・マリア・フォン・エアフルト侯爵令嬢との婚約を解消した。その理由は、アレクサンドラ・マリアが真の想い人であるゲオルグ・フリードリヒ王
子殿下と改めて婚約するためであった。これはヴィクトールの婚約解消後の災難とその結末についての物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 07:05:07
17892文字
会話率:64%
ティアル王国は獣人の国。
第二王女のダイアナは、人間国・マネルーシ王国との交流夜会に出席した際、婚約破棄の場面に遭遇する。
破棄したのは、マネルーシ王国のアレクサンドラ王女、破棄されていたのは、グレン=オーウェル侯爵令息。
あまりにも自分本
位なアレクサンドラに不快感を示すダイアナだが、グレンに投げつけた言葉、
「野蛮な獣人国にでも婿入りすればいいわ!」
に本気でブチ切れ、首をつっこむことに。
一応友好国であるにもかかわらず、マネルーシはティアルを見下している。マネルーシは、異種族差別が激しいのだ。
ダイアナの登場に一瞬怯むアレクサンドラだが、強気の態度を崩さず、婚約者グレンにも酷い態度を取り続ける。
「それほどまで言うなら、私がいただきましょう!」
というわけで、グレンを連れて自国に帰ることになったダイアナ。
冷静になった後、とんでもない暴挙に出てしまったと気に病むダイアナだが、当のグレンはティアルで傷ついた心を癒していく。
一方、癇癪を起して婚約破棄してしまったアレクサンドラは、今更ながらグレンへの想いに気付いてしまい……。
しっかり者で情に厚い獣人王女と、心を傷つけられた人間侯爵令息の、もふもふ癒されストーリー。ざまぁもちょっぴり。
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エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:00:00
33382文字
会話率:36%
とある旅人と、“迷いの森”に建つ高い塔の上に住む猫のお話。
御用で都へ向かう旅人は、森の手前で宿屋の主人から警告される――この先は“迷いの森”だから、迂回したほうがいい。
しかし好奇心旺盛な旅人は、主人とある約束をして森へ入る。そこにある
のはごくごく普通の森で、順調に歩んでいく旅人の前に高い塔が現れた。その塔には、天文学者の青年ライナルトとシルバーグレイの猫クリスティーネが住んでいた。
都路の休憩のつもりが旅人は天文学者と意気投合し、すっかり日が暮れてしまった。そのまま旅人は一夜の宿をもらう。
翌朝、天文学者と猫に見送られて、旅人は出発した。
都に着き御用を済ました旅人は、きた道を戻ろうとする。
再び森に入ろうとする旅人に、都の人はこんな噂を旅人にきかせる――あの森は、昔、政略結婚を嫌がった姫さまとその兄王子が隠れて住んでいる森で、森を荒らすと不幸が起こるから避けたほうがいい。
あの天文学者との再会を楽しみにしていた旅人は、そんな噂に気にかけることなく森に入っていくのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:30:00
82864文字
会話率:25%
リーゼロッテは11才、悪い魔法使いに呪いをかけられて、11才から年を取りません。
はじめは、そのうちに呪いは解けると楽観視していましたが、50年経っても解けません。
このままではいけないと、兄王子さまは、解術者を募集します。
しかし、噂を聞
いただけで誰もやってきません。
もう駄目だとあきらめたときです、ひとりの旅の青年が、リーゼロッテのもとへやってきたのですが……
*他サイトに、別バージョンを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 04:00:00
10693文字
会話率:19%
とある王国の子爵令嬢で女神教の信仰が厚いマリアは婚約者の公爵令息ディエゴにあるパーティーにて大勢の前で婚約破棄を宣言されてしまう。傷心のマリアは暫く結婚を考えたくなくなるもののこれを機に長い間の夢であった隣国フターナ王国の女神教88ヶ所聖地
巡礼に出かける事を決意する。護衛の侍女カサンドラを連れフターナ王国に上陸したマリアは1番聖地で礼拝した際に不思議な青年ルイスと出会い旅を共にする事に。ルイスと巡礼を続け互いに仲良くなるがルイスにはある秘密があるようで……果たして巡礼の結末はどうなるのか!?一方マリアを捨てたディエゴの人生もその後のとある出来事から狂い始めていくのであった……
・話は前中後合わせて全3編でざまぁは後編です。前中編はすぐ投稿しますが後編は書きかけですので投稿まで時間が掛かります。保険としてR15指定しています。
・昔思いつきで書いた作品です。長らく放置していましたが勿体ないので投稿しました。稚拙な文章やベタなストーリーですが時間に余裕がある時に温かい目でご覧下さい。
・モデルは言わずもがな四国八十八ヶ所霊場巡りです。ただし設定などはなろう風にかなり改変しています(宗教の教義や巡礼の服装など)あくまでラブコメフィクションであり現実の巡礼地や真面目に巡礼者されておられる方々を冒涜する意図は一切ございません。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 10:24:03
12250文字
会話率:74%