西暦3000年、
AI、ロボット、宇宙工学、生物学、医療、あらゆる科学の発展により人類は遂に火星への移住も成し遂げた。
火星で酸素を作り出すことに成功した人類は大気を造り、水を造り、海を造り、森を造り、
地球の各首都をモチーフとした都市を作
った。それはさながら、地球を再現するようであった。
高度化した文明で人類に残された仕事の一つはAIやロボットたちの管理であった。
AIやロボットは管制システムにより統率されているが、
中には故障したり不具合で管制システムに従わず暴走するものもいる。
そんな暴走システムを修復あるいは強制停止させるのがオペレーターの仕事だ。
彼らは暴走したロボット達に対抗する武力はもちろんのこと、高度な情報処理能力を求められる。
火星の81番目の都市コスモポリスに住む優良オペレーターの一人であるマキノセジュンは
自分の仕事に誇りを持つも日々の仕事に何か物足りなさを感じていた。
ある日、ジュンは夢の中でプラチナ色の髪をした一人の少女と出会う。
彼女は自身の名前をブバルディアと名乗る。
ブバルディアはジュンの望みを叶えることができるという。
そこで目が覚めたジュンはいつもと変わらぬ朝を過ごす。
ただ違うのは、夢の中で彼女に渡された端末を現実にも身につけていたことだ。
彼は身支度を整え、今日もマザーコンピュータにアクセスすると暴走しているロボットがリストアップされる。
その中には詳細データがない正体不明のロボットも表示されていた。
気になったジュンはそのロボットの追跡を開始する。
他の暴走ロボットの妨害や他のオペレーターとも遭遇しながら、
ジュンはその正体不明のロボットを捜索する。
そんな中、管制システムの一つが暴走するというありえない事態が起き、大量のロボットが都市の人々を襲撃する事件が起きる。
ジュンは人々の救助に向かうもいまだかつて無い数に追い詰められていく、
そんな中、突如通信が入る、その通信の主はブバルディアだった。
ブバルディアが曰うには、今起きている出来事は白昼夢だという。
ただしそれは予知夢であり、遠からず未来に起きる出来事であるという。
しかもそれすらも前触れであり、いずれ火星そのものが機械の暴走により滅亡の危機にあるという。
ブバルディアは滅亡を回避するために力を貸して欲しいとジュンに協力を要請する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:00:00
55204文字
会話率:39%
人類、亜人類そしてこの世界に生きるすべての生き物にとって
脅威であった魔神霊たちは倒された。選ばれた者たちの手によって。
生き残った全ての者たちは歓喜し、荒れ果てた世界は復興の時を迎えた。
今回の戦いによって、かけがえの無い多くのものが
失われた。
しかし得るものもあったのだ。それは古代文明の科学・技術・知識。
魔神霊の拠点の地下奥深くから、滅んだ古代文明の遺跡が発見されたのだ。
古代文明の科学・技術・知識、それは素晴らしいものだった。
様々な物理法則・コンピューターなどの機械工学・ナノmレベルの繊細な技術
この時代には解明されていなかった様々な医療知識・その他様々な知見など。
そうした力により、荒廃した世界は急速に復興していった。
そしてこの世界は最先端の科学技術と魔法が混在する新たなる世界へと
変わっていった。
魔神霊たちを倒したその日から2年が過ぎ、ようやく人々に笑顔が戻ったころ
この物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 06:24:03
4484文字
会話率:24%
志道恒美(しどうつねみ)、中学二年生、遍在(へんざい)の十四歳。
そんな彼女の運命は、猫の外見をとる異世界の種族との邂逅を果たした日を境に急転を余儀なくされた。
彼を始めとする異形の面々「西風(アンドヴァリ)」は、さる母体からこの世界に派遣
された医療チームを自称した。そしてその目的は、彼らの保有する量子コンピューター、「エイル」を用いた精神の具現化による次代の療法を、後進地域の人々に施すことだという。
それは患者となるべき人間の無意識をサイバースペース上に電子的に再現した世界、「深域(インナーサークル)」に、実務を担う「術者(エイダー)」の意識を潜入させ、その感覚で以って精神的な病因を物理的に究明するというものだった。しかるにこの世界の人々の想像力が存外手に余り、そこで現地の人間を以って充当する方策が採られたとの由。そうして彼らの、いわばスカウトを恒美は受けたのだった。そのまま彼女は術者に任命され、超技術による医療に携わる仕儀となった。
無意識とはいえ患者には侵入を阻もうとする本能があり、それも同じく具現化され、しかも患者の嗜好を反映するのが常だった。だから治療のためにはそれを充分に学習し、且つ干戈を交える必要があった。
患者が変われば当然嗜好も異なり、それはバトル漫画であり、ロボットアニメであり、格闘ゲームであったりした。知識だけならエイルによって補い得るが、実践のための技能となればそうはいかない。そこで恒美の戦いは、精神も肉体も総動員した、いわば人間力を用いた戦いとならざるを得ないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 00:39:17
668089文字
会話率:31%
西暦2243年、地球。
世界統一連邦率いるマシナリィ兵装トランスマシーン軍団、レギオン・インペリウムと。
最後の人類マリオネットの、ネメシス=ベルナール家である異能の子供達、ラヴィッスマンの熾烈な戦いが長年続いていた。
レギオン帝
国のマシナリィ兵団はクローンで繁殖した数多の軍隊である。
しかしラヴィッスマンは一騎当千の能力使いであるから決着が付かない。
レギオン帝国の同盟軍であり、膨大な商業連盟を運営するアラエ商団は、マシナリィのトランスヒューマニズム化兵装を請け負う軍産複合体であり医療産複合体でもある。
痺れを切らしたレギオン帝国とアラエ商団は質の高い兵士を造り上げるプログラムとして禁忌の共同開発をした。
ラヴィッスマンと対抗できる少数精鋭の子供達の育成
地獄の兵隊ネウロパストゥム計画が実行された。
全てが鉄と電子コンピューターでコネクトされた世界で。
その戦いの意味とは。
支配の摂理とは。
アジェンダの行き着く先に一体何が起きようというのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 10:03:53
174723文字
会話率:30%
45年前、医療にコンピューターを活用しようと挑戦した仲間たちの話。それは、地方都市から始まった、無謀な大きな挑戦。しかし現在、当たり前の様に医療用のデータベースが、活用されてる。新しい挑戦に情熱を持った医師と関係者達が、10年をかけ挑戦。当
時の最先端技術を駆使してIBM、マッキントッシュを使い次々と実験を重ねた。当時の関係者は、転勤したり先生は、開業、病院の院長になり散らばった。この話は、実話に基づき、筆者も挑戦者の仲間の一人だった。ご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 12:00:00
86173文字
会話率:2%
時は現代より遠い未来
生物からは寿命の概念は無くなり、生きたいだけを生き。生に飽きれば死ぬ。そんな世の中へと時代は変わった。
医療技術の発達により人間は自らの好きな年齢で自分の見た目を止めることに成功し、事故死以外の死亡の原因は無くなった
と言われている。
そんな世の中では人類は増え過ぎてしまい、いずれ地球は潰されると危惧した人類たちは、自らにIDによる管理をコンピュータにさせることにした
IDによる完全な管理をされた世の中では、夫婦だとしても自らの意思で子供を作ることを許されず。人口に空きが出来た際に予約待ちの順番で子供を作ることを許される。
長い生が許されているからこそ、このルールが実用化され500年以上の時が流れている。
この物語はそんな世の中で。ルールに争い生まれてしまった子供達がまたルールに争い、自らの生を得るための物語である…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-04 00:29:37
1542文字
会話率:26%
2050年人間の脳の完全な解析が完了し、aiの進歩と共に脳をシュミレートした擬似人格を持った人工知能が完成した
2060年光量子コンピュータの小型化と共に家庭用光量子コンピュータが一般化する。
2070年核融合発電が実用化し世界のエネルギー
の98%を核融合由来のエネルギーが担うようになり、世界のエネルギー問題の回答の一つとなる
2075年NewAge社が医療用フルダイブ技術を開発
2077年フルダイブ技術を用いたブレインクロックアップ技術を開発。同年、脳の記憶容量が不足する可能性があるという問題が提唱される。
2078年認知症対策に研究されていた記憶保存技術を発展させた外部記憶ストレージが実用化されたことにより、ブレインクロックアップ技術の安全性が確認される
2079年フルダイブ状態での通信、同期技術の完成により、ビジネスの完全なる距離の無効化が為され,officeワークが衰退する。
2080年遂にブレインクロックアップ技術を使ったゲーム用フルダイブマシンEDENの発表と共に専用ソフトNeWlifeが発表された
そんな新たな現実とも言えるゲームの中で俺は何を成し、何に成るのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-08 12:00:00
19303文字
会話率:39%
同じ世界観、同じ時代に存在する3人の主人公の物語です。
近未来2028年、今までただ「魔法」と呼ばれていたものが科学的に解明され一部「デジタル魔法」と呼ばれるようになった。
また同時期に超能力研究が進み、それもまた「能力者」として存在
している世界。
その裏には科学技術の発展大きく関わり、サイボーグ技術や人口知能、再生医療なども目覚ましい発展を遂げてきた。
そんな中、西暦2016年、東アジアで起こった武力衝突により5発の核弾頭が日本に打ち込まれる。そのうちの1発が東京に命中し死者、行方不明者81万人、建物の倒壊、地盤沈下で41万人、その他避難中などの関連死65万人に及んだ日本が復興、復旧を目指して建設した経済学術研究都市(通称:学研都市)に住む主人公たち。
公安6課(架空の設定です)通称「魔法公安課」のエージェントの第1主人公、シルビア・R・ボールドマン(もうすぐ1部完成)
学研都市に住む男子高校生で超能力者(レベル0)の第2主人公、朝倉裕貴
同じく学研都市に住み始めた第3主人公でデジタル魔術師の岡本浩子
この3人がそれぞれ別の視点から学研都市で起こる様々な出来事を捉え事件を解決して行きます。
その為、一つの大きな事件に対して3主人公分を読み合わせる事で事件の真相が見え、また同時多発的に起こる複数の事件やそれぞれの事件に対する関与量が異なります。
現在も執筆中ですが、今のところ4部まで計画しています。
第1部「12芒星魔方陣」編(3主人公分がもうすぐ完成)
第2部「スペルブースト」編(2主人公分の執筆を開始中)
第3部「マナ臓器」編(計画のみ)
第4部「デジタル魔法掌握計画」編(未定の未定)
それでは、なぜか先に完成した第1部、12芒星魔方陣編、第3主人公「岡本浩子」編をお楽しみください。
尚、他サイトへの重複投稿を予定しています。その際はサイト名を明示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 18:00:00
141657文字
会話率:63%
人間の身体に、ナノテクノロジーを搭載したコンピュータ「ナノボット」と呼ばれる医療機器が、一般的に使われるようになった時代。そのテクノロジーの副次的な作用として、脳の<記憶>にアクセスして、記憶を使ったバーチャルワールド<ナノワールド>を作れ
ることが発見されるようになっていた。<インテリジェンス(情報屋)>の佐橋帯刀は、ある謎の人物から、<死んだはずの男>が、まだナノワールドに存在していると知らされ、その行方を追うことを依頼される。その代償として、佐橋が追われている冤罪を解決しようという。
佐橋がその行方を追いかけるうちに、佐橋の死んだはずの恋人も存在していることがわかる。彼女は恨みを抱え佐橋を殺す事をたくらんでいた。なぜ、彼女がそこにいるのか、また、追われる状況の中、すべての情報を握る<死んだはずの男>を捕まえることができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-01 06:29:58
1930文字
会話率:16%
自分で言うのも何だが、俺は超真面目な高校生だった。学校にきちんと通い、将来について考え、堅実な人生設計をたてて生きていくはず……だったのに、何の因果か戦場に放り込まれた!! 誰か、助けてくれー!!
最終更新:2011-01-15 21:58:37
54648文字
会話率:28%
時は2023年。いろいろな科学が進歩した世界。その中でもコンピューターやロボット工学が飛躍的に進歩した。人口の数も医療の進歩により爆発的に増えた。しかし、それに比例するように犯罪も増えていった。テロ組織や犯罪組織などが活発に活動し、治安国家
と言われていた日本は、もはや見るかげもなくなっていた。その情勢の中で、政府が立案した治安維持法。テロ組織や犯罪組織に対抗しうる部隊をつくるために立案された法律であった。その法律のもとにつくられた対テロ特殊鎮圧部隊。彼らの途方もない戦闘が今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-08 23:30:10
5927文字
会話率:57%