7世紀の大和、飛鳥の地。男と若き皇子の出会いは、日本の歴史の分水嶺となる。
それから25年後。近江の大津宮で、男は病に伏していた。
※槻とは、ケヤキの古名です。神聖視され、その樹の下は清浄な場所とみなされました。
本作は、他サイトに
も投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 22:23:09
4032文字
会話率:0%
就職後の初めての帰省。寂れた商店街を抜けて地元の公園で一休みしていたら、不思議な子供とおじさんに出会う。その子供が身につけていたものは…
最終更新:2024-04-01 16:03:07
4693文字
会話率:31%
大伴大三郎吉久……
うっ、ベッドで激しい頭痛と吐き気にて目が覚めた。
朦朧とする意識の中で重い瞼を開けると、いつもの変わり映えのしない室内に
天蓋付きのベッド。執事の面も見える。
しかしだ。しかし、なんじゃこれは?!
二人分の人生
の記憶が流れこむ。
例えらば滝つぼで滝行してござった如く、一つの滝つぼにいる拙者へと流れ込む。
狐の類、もしくは妖怪類に騙されておるのか。
拙者の人生の一つは大名の大伴十三右衛門の三男 大伴大三郎吉久。
もう一つはヴェルヘル=クラウス辺境伯の三男 ルーク=クラウス。
忍びの者の心得と魔術の知識を併せ持ったルーク=クラウスが
六尺褌を締め、新しい生き方を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:06:28
302459文字
会話率:37%
秋の天皇賞でのパンサラッサの大逃げにいたく感動し、つい書いてしまいました。競馬ファンの皆さんもそうでない方も、よろしければ読んでみてください。
最終更新:2022-11-13 03:32:43
2780文字
会話率:0%
好きな女の子に告白するつもりで、放課後の校舎裏に呼び出したのに、僕を待っていたのは、彼女ではなくその親友だった。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2022-01-03 21:33:27
1739文字
会話率:32%
庭の植木を切るとき、どれくらい切るだろうか。うちは分譲地で、近所に同じ植木が植えられている。だからもし手入れをしなかったらどうなっていたかがわかる。とくにケヤキが物凄く育ってしまい、素人には手が付けられない大きさになっていた。
最終更新:2021-09-24 21:10:52
892文字
会話率:0%
タマムシを見てみたいと言っていた子が転校してしまう。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTpyS
最終更新:2021-06-02 15:58:06
380文字
会話率:25%
春はけっこう雑用が多く、忙しい。
最終更新:2021-03-31 09:00:00
343文字
会話率:0%
貧乏人は自給自足を目指す。
去年より、より良い成果を目指して。
最終更新:2021-02-05 09:00:00
454文字
会話率:8%
日本政府からあっさりと見捨てられ、日本からは滅(な)くなった千葉県北部と茨城県南部。しかし住民はといえば、元気にたくましく――というか、さして気にすることもなくフツーに暮らしていたりも。
そんな「セーグフレード領シモウサ」の防衛局司令に若
干十六歳にして任命され、赴任してきた少女ルクフェネ・ティッセと、補佐に志願した地元高校生・相馬圭が、抱え込んだコンプレックスに折り合いをつけながら成長し、そして想いを強めていく物語。
ローカル要素満載だけど、ま、知らなくてもだいじょうぶ。
【まだ出てきていないローカル要素】
・ケヤキちゃん
・アヤメちゃん
・ツムギちゃん
・カスミちゃん
・マリモ
・ジャモ
・しらいっしー
・兎田ぴょん
・長州小リーキ
・まさかどくん
・コスモ星丸
・なまりん
・れんこん砲、ピーマン砲、もろこし砲、マックスコーヒー
・紫の君
・牛島さま
・鹿島さま
・ふさこがね、ふさの香、ふくまる、いばらキッス、イバラキング、恵水、紅こがね他。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 17:00:00
53063文字
会話率:30%
一本の大きなケヤキのほうから、犬の鳴き声が聞こえた。
最終更新:2020-05-19 11:17:58
1558文字
会話率:41%
丸い月が浮かぶ静かな夜――私は大きな虎と出会った。
ひょんなことから一頭の虎と出会ってしまった少女。
その出会いから、少女はある少年と交流を持つようになる。秘密の共有をきっかけに、段々と近づいていく2人の距離。
現代日本で秘かに生きる人
虎と非日常に足を踏み込んだ少女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 21:22:55
53276文字
会話率:46%
街で医者をしている男と、親に捨てられた眠れない少女のお話。
(即興小説様でのお題を元に執筆したものです)
最終更新:2018-08-18 00:22:32
22971文字
会話率:41%
あんたにはさ、唯一って言えるもの、ある?
俺は、あるよ。
短い高校生活だったけど、毎日がかけがえのない時間だった。
もう戻ってくることのない、唯一の時間。
今日も俺は、バナナオーレを飲みながら、あの時のことを思い出している。
最終更新:2014-04-22 00:03:37
41326文字
会話率:48%
ひとりごと的なエッセイです
最終更新:2016-11-22 15:48:48
822文字
会話率:0%
ある日、大きな蝉が、都心のケヤキ並木の一つに張り付く。蝉はそこで、人間たちの様子を観察する。
最終更新:2015-12-21 11:16:20
11931文字
会話率:0%
もののけなんか怖くない。だって、抜け首とかはおとなしいもの。
怖いのは、ウチのオニババだけ。
だから、村人が「近寄るな」って言ってる場所に来ても平気。ウチのオニババより怖くないよ。
その場所はもののけを封印してるらしいんだ。子供の頭
ほどあるケヤキの珠が七つ、数珠みたいに巨石を取り囲んでる。
そうか。
これを一つ持って帰ってもののけが蘇ればいいな。そしてウチの鬼ババを村ごと滅ぼしちゃえばいい。ぼくは子だから、狭い森にでも逃げ込めば安全だ。
そして持って帰った晩、もののけがボクの元に来たんだ。しかもこいつも鬼じゃないか。
「オラの宝物、盗るでね」
なんてこった。ケヤキの珠は封印じゃなくて鎮魂してたんだ。
そして鬼はぼくの頭をむんずとつかんで戻っていくんだ。どうやらケヤキの珠と間違えたらしい。
こまったな、と思った瞬間――。
他サイトに発表したことのある旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 11:30:48
774文字
会話率:8%
一人の男の子と大きな木の小さなお話
最終更新:2014-02-01 21:13:13
593文字
会話率:30%