私がキミと初めて会ったとき、キミは絵を描いていた。
そして、私を見て驚いていたね。
私はキミに手を差し伸べる。
キミは私の手を握り、そして私の胸へと飛び込んできた・・・。
「もう大丈夫・・・。」
私がキミの傍にいよう。
キミの寂しさを私に
半分、分けてくれ。
キミの楽しさを私がもっと増やしてあげよう。
キミの寂しさを私が埋めていこう。
その小さな手を私は優しく握る。
「私はキミを守ろう。」
その小さな手が私の手を離れ、私を必要としなくなる・・・その時まで。
『あなたは運命に流される人間?・・・それとも・・・、』
「行こう、全てを終わらせるために・・・!」
彼は静かに呟く。
「それが私の・・・覚悟だ。」と・・・。
少年は静かに構える。
「背中は任せたぞ・・・!」と・・・。
魔女は囁く。
「それが、あなたの『牙』よ。」と・・・。
青年は宣言する。
「賽は投げられたんだ。止めようだなんて思うなよ?」と・・・。
自身の身の丈の倍はあろうかという漆黒の人形を引き連れた少女は唄う。
「パパ・・・行こう・・・!」と・・・。
全てに絶望した彼の者は叫ぶ。
「お前に彼女は救えない!」と・・・。
絶望しか見えない運命に抗う者は否定する。
「お前には出来なかった。だけど・・・俺になら出来る!」
対峙する運命の中で新たな未来を・・・この手に。
「今の俺・・・、お前に負ける気がしねぇわ。」
絶望を否定しろ
運命を壊せ
自らが愛する者のために。
さぁ、行きましょう・・・。
『罪と罰のその先へ・・・』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 17:00:00
81164文字
会話率:46%
出来る事なら、僕はずっとキミの傍に居たかった!
僕の初恋の人は、僕の小学校3年生の時の担任の先生だった、、、!
名前は 『越智 渚』当時、26歳ぐらいだったと思う...。
凄く綺麗な先生で、僕たちに国語を教えてくれていた。
クラスの子達
も、みんな越智先生の事が好きだったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 03:00:00
2361文字
会話率:17%
高校2年生。川中 優孝は、恋人である七条 華怜にある思いを伝えに向かう。
それを聞いた華怜は・・・・・・
優孝をめぐりさまざま人物が接触し、絆を深め、恋心を実らせようとする。
学園×恋愛ストーリー。このメイド何者!?
最終更新:2015-11-06 12:21:49
51609文字
会話率:62%
『貴方の心の門戸を閉門します。
【心癒茶荘】
※茶葉の処方承ります。』
可笑しな看板を掲げる、可笑しな茶葉店
【心癒茶荘】(シンユチャソウ)。
そこには兎に変化する薬師、
黒い犬に変化する武人、
白い虎に変化する守護者、
それに、【姫】と呼ばれる女店主が居た。
彼らは人々の疲れた心を癒やすお茶を売る。
だが、それは表の顔。
真の目的は、異界に散った仲間を集める事だった。
今日も彼らは異界に繋がる心の門を開く。
「救いも慰めもいらない。
私は戦う力が欲しい。」
仲間が揃いし時、女店主に迫られる選択。
「血塗られし道には貴方を必要としている多くの人がいます。」
彼女は如何様な決断を下すのか……
「僕はキミとなら、世界も背負うべき多くの命も捨てるつもりだ。桜姫。キミの傍に居られるのなら。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 17:25:47
385002文字
会話率:43%