自称”普通のオードブル”である布津羽水(ふつ・うみ)は交通事故に遭い異世界転生する。
羽水に与えられた能力は「最強」!
その響きに羽水は世界征服を夢見るが、生まれた途端に呪縛をかけられて動けなくなった!?
身分も名誉もなにもない樹人(動けな
い)、夢は世界征服です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:53:39
8548文字
会話率:28%
「今宵のお客様にまずお召し上がりいただくオードブルは、四人のアメリカ大統領に仕えた料理人、クリスティーナ・レッドフォードによる――」
この夜、まるで洞窟の中のような雰囲気が漂う薄暗いこの室内で、特別な会食が開催されていた。場所も時間も不
定期、会員制のこの食事会では、世界中の名だたるシェフたちの料理を堪能できるという話なのだが……。
「お次はスープ。こちらはフランス大統領直属の――」
「ポワソン。ミシュラン三ツ星の――」
「ソルベ。イギリス女王が愛した――」
「メインデッシュ。こちらはあの伝説の――」
と、タキシードを着た主催者の男が仰々しくその名を口にして料理を紹介するたびに、客たちは感嘆の声を上げる。
「まあ、これがあの名シェフの料理なのね」
「うふふ、口いっぱいに広がるわぁ」
「ああ、最高だぁ」
「ほんと、おいしい」
「うん、間違いない。いやぁ、実際に彼の料理を食べたことあるけどねぇ、よく再現されているよ」
「ああ、彼が死んだときはまた惜しい人を亡くしたものだと落胆していたが、ああ、うまい」
「うふふ、神様は贅沢ね。彼らの料理を天国で堪能できるんですもの」
「まったくだ! はははははっ!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-13 11:00:00
2183文字
会話率:56%
『akaneとAOIが結成する高校一年生のアイドルデュオViolet Bouquetには、当初から活動をサポートする公式お兄ちゃんが存在する。
彼こそが霧生紫苑。
東京の郊外に暮らす彼は夢のためにアルバイトをしながら、慕ってくれるVBの二人
のため、時にはドラムを叩き、時には配信に参加し、またある時にはお祝いのオードブルを振舞ったりしている高校二年生だ。
三人は、彼らの実の父親であり近代日本最大のスターである高神兄弟と霧生創太と同じく共に生まれ育ち、本当の家族以上の絆で結ばれている』
「こんなのどうかな?」
「紫苑にいのチェックどうします~?」
「やっぱ見てもらおっか、シオンにも」
****
これは絶対的美少女アイドルデュオの公式お兄ちゃんになった俺、霧生紫苑がラブコメ主人公としての決断を下すちょっと後までの物語だ。
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超絶ハイスペックな血の繋がらない兄妹たちによるアイドルものラブコメです。
実の親たちの設定があまりにもチートなのは、荒唐無稽な前作主人公としてご了承ください。(前作発表してないですが……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 22:06:14
45443文字
会話率:53%
俺、花一華青は幼馴染みの秋実林檎のことが好きだった。
だけど俺には告白する勇気が無かった。
そんな俺の自業自得ではあるがやっぱり悲しかった。
そして林檎と付き合っている男、磐長姫斗の幼馴染みである浜匙花。
そんな似た者同士が付き合っ
てみると…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:27:23
1994文字
会話率:46%
《2020.2.4本編完結》
仕事を辞めた帰り道、パンの匂いと黒猫に癒されていたら何故か竜巻に巻き込まれてお陀仏ーかと思いきや、異世界の穏やかな小森にたどり着きました。そんなアラサーの私はどうやら『黒猫が選んだ魔女』らしい。…どこの御伽噺?
と思いつつ、ひとまず大好きな蜂蜜バタつきパンを堪能することにしました。
魔法、剣、精霊とファンタジー盛りだくさんな世界で待っていたのは、素朴でのどかな小森暮らし。あったかい人達と少しずつ交流しながら、のんびり美味しいものを作ったり食べたり、花とワルツに包まれて、そして、最初で最後の恋をしています。※サブタイトルの人物視点で話が進みます。
§メニュー§
0.おばあちゃんとおじいちゃんの蜂蜜バタつきパン
1.異世界でも美味しい蜂蜜バタつきパンと、ジャムつきパン
2.看病のための、オートミールのミルク粥
3.静かな黄昏時の、カモミールのホット蜂蜜ミルクティー
4.カフェ・ラテとクリーム・ティーの占い
5.立夏の月夜のチェリーパイと、白樺の葉束
6.小森の庭の蜂蜜バタつきパンと、黒パンと白パンのオープンサンド
7.スミレの砂糖漬けとレモンバームのパウンドケーキ
8.大牧場のフロマージュブランとクラムチャウダー
9.セレナード家の晩餐、チーズのオードブルと姫林檎タルトのチェダーチーズ添え
10.修道院のアフタヌーンティー、特製キャロットシナモンプディング
11.子供達のためのサンドイッチと、特製蜂蜜スパイスクッキー
12.みんな大好き、やっぱり蜂蜜バタつきパン
13.花祭りの名物レモンパイと、秘密のハンカチーフ
14.パン屋の奥様のキッシュロレーヌと、お土産の砂糖菓子の宝石箱
15.砂糖菓子の宝石箱に、君を想う
16.王道の黄金プリンと、ハーブ暮らしのあれこれ
17.真夜中のホットミルクセーキ、蜂蜜とブランデー入り
18.嵐の日のホットスパイスワイン
19.お見舞いのフルーツ尽くし、即席フルーツサンドイッチ
20.木苺ジャムのバタークリームケーキ
21.ビールとプレッツェルとソーセージ
22.大人のティータイムに、コーヒーとチョコレート
23.林檎酒とガレットで乾杯を
24.秋の朝の蜂蜜ホットケーキ
25.ホットミルクは魔法の飲み物
26.小腹を満たすレーズンクッキー
他折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 19:00:00
220609文字
会話率:44%
西暦20XX年。
洞中市に住む禮餐家の三姉妹。
高校生の長女、善水。
中学生の次女、命珠。
そして小学生の末娘“さえ”
彼女たちは、父によって“神々の敵”に捧げられた生け贄。
ふざけたことに、それぞれオードブル、メインディッシュ、デザート
の味付けも為されている。
ただしそれを感じ取れるのはそれぞれと、生け贄を捧げる相手だけ。
問題の父は、三年前に姿をくらました。
三姉妹は自分たちの異常な状態を知りつつも、何とか日常を過ごしていた。
そんなある日、それぞれが鷹の巣頭の凶相の持ち主、佐藤二郎と巡り会う。
彼は凶相の持ち主ながら、それほど悪辣な人物でもなさそうだったが、大きな問題があった。
二郎は三姉妹から生け贄としての匂いを感じ取っていたのだ。
果たして、二郎は神々の敵なのか。
そして神々の真意は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 21:00:00
109675文字
会話率:41%
それは、悲劇と呼ぶのにあまりにも相応しかった──。ディズニーシーの清掃員、田村 武史(たむら たけし)がいつも通り職務に励んでいると、
哀しいかな。センターオブジアースが熔岩を噴き上げ、東京全土が焦土へと埋め尽くされた。
やがて、ただひたす
らに白の続く空間で意識が覚醒する。地に足の着かない椅子に座っており、テーブルにはオードブル。それはまるで、人生のフィナーレを誂えるかのように悲壮が漂っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 23:00:10
211文字
会話率:34%
照子は初めてのパーティで不思議なカクテルに出会う。
最終更新:2016-05-07 12:40:08
2067文字
会話率:0%
着込んだ人間を喰らって身の内に取り込む代わりに、その人間の最後の願いを叶える不思議なマント人喰いマント。
怪奇連作短編シリーズ『人喰いマント』のプロローグです。
最終更新:2013-08-11 05:29:23
2622文字
会話率:23%
最近は一つのイベントが終わったら、次のイベントの準備が行われる、目まぐるしい商業戦線。それについて話し合っていたタカヒロとアヤネは、後からやってきたアツシからとんでもない話を聞く。
最終更新:2013-01-15 00:05:42
2227文字
会話率:65%
ssにすらならないような短いお話(200~300字程度)を集めました。
一話一話は全く繋がっていないので、オードブルのように気になったタイトルだけをお召し上がりください。
ほのぼのやギャグよりも、ほんのりとダークなお話が多くなる傾向にあ
るようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-30 15:42:41
9855文字
会話率:9%