「えっ!? 異世界でケアマネですか!? 俺経験ないですけど!? えっ? 経験なしでもオッケー? てか、応募してませんけど!?」
主人公、光明優太はケアマネに転職を控え、勤務していたデイサービスの最後の勤務を終え、自宅に帰って一人祝い酒
をしようとしたところ楽しみにしていたお酒も飲めず異世界に召喚されてしまう。
召喚したのはラインドリア王国の国王。
実はこの世界はある問題を抱えていたのだ。
「問題? 魔王とかなら無理ですよ。チート能力ないですから。……えっ? 問題って高齢化問題!?」
そう抱えていた問題とは魔王や邪神の復活でもなくまさかの高齢化問題だった!
勇者召喚された優太はいろいろ戸惑いながらも、自分をサポートしてくれるメイドのリリ、シスターのマリア、王女のティナと一緒に異世界で高齢化問題に向き合う。
レッツ異世界で介護のお勉強!
ハーローワーク、厚生労働省から推奨される事を目指した物語がここに誕生ーー。
※高齢化問題をラノベチックに、オンとオフを使い分けて書いていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 22:39:14
22828文字
会話率:35%
隣の席の〈松さん〉は僕のことを「微妙な人」と呼ぶ。オンとオフを使い分ける彼女は青春を謳歌していた。色々な噂が絶えない彼女の弱い所を見つけてしまった僕はいつからか彼女にねつがある。
最終更新:2016-05-09 00:19:47
3341文字
会話率:20%
ある街角の雑居ビルに、その不思議なお店はあった。その名は、「笑み屋」。利益目的でないかぎり、様々なトレーニングなどを経て、必ず美しい笑顔が手に入るというお店だ。
そんな笑み屋には、悩みを抱えた様々な人がやってくる。これまでダンスに打ち込ん
できた女子大生もまた、人生最後の大舞台と位置付けたコンテストを前に、笑み屋を訪れた。技術は申し分ない彼女だが、演技に表情がともなっていないという点を、審査員に幾度も指摘されていたからだ。彼女は、笑み屋の店員・カズヨとの交流を通して、自分を見つめ直し、周りを理解できるようになった。果たして、彼女のラストダンスはどうなるのか。
ほかにも、ホスピタルクラウンの男、接客業の男なども来店する。彼らはいかにして、自然な笑顔が出せるようになっていくのか。
そして、店員のカズヨも、初めは客として笑み屋を訪れていた。彼女は今日も、一人でも多くの人が心から笑えるように、周りの人々と助け合っていけるようにと願って、笑み屋で悩める人々と接している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 08:36:18
14094文字
会話率:61%