時は23世紀の地球。世界は科学の名の下、繁栄を享受するも、決して平和とはいかなかった。
欲に支配された人類は、自らの欲を満たす為に、醜い争いを行い、堕落した人類に残された希望は無かった。
しかし、人類の陰、すなわち海底に潜み、好機を狙う者も
いた。太平洋に位置するムー王国と大レムーリャ連邦共和国、そしてアトランティス帝国であった。
彼らが掲げるのは『地球への光復』であった。
我々『新帝国連合』は例え如何なる手を使ってでも、地上に蔓延る退廃的な者を駆逐する。これは奴らへの復讐でも何でもない。我々がこの様な行為を行うのは、復讐ではなく永遠の平和の為だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 17:06:28
15437文字
会話率:51%
伝説の昔、アトランテイスと呼ばれた大地があった。ギリシャの哲学者プラトンはその著作「クリティアス」の中、「アテナイは近隣諸国と連合し侵略者であるアトランティス帝国と戦い、辛くも勝利したが、その直後アトランティス島は占領者アテナイ軍と共に海
中に沈んだ」と述べています。この物語はアトランティスの最後の五年間を描く物語です。
第一部では様々な夢と期待を抱いた登場人物たちがアトランティスを統率する宗教都市(シリャード)で出会いと別れを経験します。
第二部では第一部に登場した者たちが運命のまま、敵味方に分かれて戦います。人々に憎まれ蔑まれながら戦い続ける主人公アトラスは、心の中で敵国の姫エリュティアに導きを求め続け。エリュティアもまた運命に翻弄され続けてアトラスを求めるようになります。三年間にわたる戦の末、アトラスは戦いに勝利し、エリュティアと結ばれて、アトランティスには一時の平和が訪れます。
本編の第三部、アトラスとエリュティアが相手を愛するが故に距離を置こうとしています。その二人の足下でつかの間の平和が崩れて再び戦乱の足音が忍び寄ってきます。更に大地を揺るがし続けてきた地震が破滅をもたらし始めます。アトランティスの最後の二年間、登場人物たちがどんな生き方をするのか見守ってやって下さいね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 06:19:31
720388文字
会話率:42%
アトランティス帝国第一皇女であるミューズ・アトランティスの物語。
最終更新:2021-04-18 13:08:35
5990文字
会話率:19%
万物の源・マナの恩恵を享受し繁栄するアトランティス帝国。
創世の時代に”神の記憶”と呼ばれる、女神フォルトゥナによって
詠まれた、世界の始まりから終わりの予言があった。その世界の
終わりを予言する箇所を人々は”世界終末の日(ラグナロク)”と
し、
それを回避せんとしていた…。
”世界終末の日”はある一人の少年、シリウスによって阻止される。
…彼の命を代償として。人々は彼を英雄と崇め、後世の人々に伝説を
伝えていくのだった…。
それから200年の時が経ち、人々は穏やかに生きている。しかし彼らは
知らない。その平和は仮初めのものだということを。本当の終末はまだ
始まってすらいなかったということを…―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 00:00:00
9411文字
会話率:26%