地球人類が宇宙に進出して幾星霜、人類は邪星ゾアという外敵と戦っていた。
特別戦術宇宙機動兵器《エルディバイド》のパイロット、リーヴィッツは邪星ゾアとの決戦の最中に命を落としてしまう……しまったはずだった。
気付けば全く見知らぬ土地で
、リーヴィッツはリヴェリアという少女に生まれ変わっていた。
そこは科学文明の代わりに魔法の発達した異世界。
リヴェリアは前世の後悔を背負いながらも、気持ちを切り替え新たな生を真っ当しようとしていたが、十五歳になったある日、村が盗賊に襲われてしまう。
迫る命の危機、そこに現れたのは何故か前世の愛機《エルディバイド四番機》だった。
世界を滅ぼす災厄と間違われるかつての愛機と、それを倒す使命を持つと勘違いされるリヴェリア。
前世の後悔をやり直す冒険に今、旅立つ――
※R-15は念のためつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 12:05:41
578740文字
会話率:39%
「私はもう、お母様の言葉は信じない。お母様が私を――『悪役令嬢』というのなら、お望み通り悪女になって復讐してあげるわ」
クラテール・アケルナルは、公爵家の養女として引き取られ十数年生きてきた。自分が、本物の公女の代わりの偽物の公女である
ことを自覚しつつもアケルナル公爵家の公女として生きてきた。だが、家の中に味方はおらず、使用人には冷たくされる日々。そんなクラテールの唯一の救いは、自分に優しくしてくれる公爵夫人――母親の存在だった。
しかし、そんなある日、優しかった母親が「あの子が帰ってくる日ね……」と呟いたことをきっかけに本物の公女が帰ってきてしまう。自分がどれだけ努力しても手に入れられなかったものを、本物の公女はすべてを奪っていってしまった。
優しかった母親までもその日から豹変しまう。
そして、母親はクラテールに「お前は私が作り出した物語の『悪役令嬢』だ」と、これまで優しく接していたのは演技だと言い放ち、転生者であると意味深な言葉を言い……?
公女の座も奪われ、隣国との関係を維持するために暴君と恐れられているレグルス・ドラコ―のもとに嫁ぐことになるクラテール。
自分は、母親の操り人形で、誰にも愛されていなかった……そして次は政略結婚。絶望の淵に立ったクラテールだったが、同じく孤独を生きるレグルスをみ、復讐の提案を持ちかけることを選択する。
「――レグルス・ドラコ―は、二週間後の偵察で流行病にかかり死にます」
母親が書いた未来のことが記されている日記を手に、クラテールは、母親への憎しみを抱き、利害の一致関係になったレグルスと、母国への復讐を決めて――?
◇毎日19:10ごろ更新予定
◇20話更新後、次話約20日後に連載再開予定
◇他の更新との兼ね合いを見て、スローペースでいきます。完結は必ずさせるので心配ございません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:10:00
40768文字
会話率:53%
愛猫の「楓」を亡くし、泣き暮らす千里は暗闇のなか目覚めた。そこには黒髪の少女アケルと仮面の総支配人ケルビムがいた。そこはホテルエデンの東館。なぜそこにいるかもわからぬまま、ケルビムの頼みでアケルをオーナーの元へ届けるため本館を目指す……。
■目次
プロローグ
第一章「美しい変化」
第二章「大切な想い出」
第三章「遠慮」
第四章「調和」
虹の橋のたもと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 08:41:47
80777文字
会話率:36%
荒野の外人墓地に遺棄された死者に、この地に地縛する亡者ユダが語りかけてきた。亡者は自分が賭け、裏切られた夢のことを語る。
この作品は「水天工房」「Pixiv」「はりこのトラの穴」にも掲載しています。
最終更新:2023-10-06 00:06:35
9860文字
会話率:16%
「まつり」に入ってもうすぐ一年。徐々に先輩たちとの距離も縮まっていっているが、それが汰介には苦しかった。
汰介には誰にも明かしていない過去と素性があり、どのタイミングでそれを誰に明かせばいいのかわからなかった。
トラウマがだんだん濃くなって
いく日々の中、職場の先輩であるアケルに買い物に誘われた。
アケルの学生時代からの友人も来ており、仲睦まじく話しているその姿が汰介には羨ましかったのだろう。
気づけば突然逆方向に走り出している。目に涙を浮かべながら、憧れの先輩から逃げている。
適当に入った路地裏。湿気がひどく、ゴミの匂いに顔を顰めながら汰介は座り込んでしまった。
そこに後ろを追いかけていたアケルが合流。精一杯笑おうとしながら目を真っ赤に腫らした汰介の姿を見るや否や、「知り合いのところへ行こう」と汰介を抱き上げるとそのまま走り出した。
中ノ 刃と名乗る男の家。出されたお茶を飲み一息ついた後、汰介は観念して走り出した訳を話し出した。
いままで家族の一部にしか話さなかった、その壮絶な過去を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 23:35:37
9943文字
会話率:43%
流れゆく星のせせらぎは、光り輝くアケルナルが待つ未来へ。明日へと踏み出す一歩を、何度でも。
最終更新:2023-02-18 12:41:14
528文字
会話率:0%
西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥルスを廃位し、元老院を通じて「もはや西ローマ帝国に皇帝は必要ではない」とする勅書を東ローマ帝国の皇帝へ送り、西ローマ帝国を終わらせた生え抜きの傭兵オドアケル。ある日タイムスリップした少年はその意思を継ぎ徐々
に頭角を現していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 02:26:53
4571文字
会話率:27%
アケルナルの番外編です。
最終更新:2018-12-26 21:39:01
3328文字
会話率:67%
見えたり、見えなかったりするのが、面白いんだよね。
最終更新:2018-04-14 07:00:00
634文字
会話率:0%
16歳の誕生日を迎えたリオルは冒険者になるため地方都市『アケルナル』を目指して街道を歩いていた。一方、アケルナルの街に住むフィルとジーンは冒険者になるために冒険者ギルドへ向かっていた。
フィルとジーンはクエストを受け人生初の冒険へと出発
する。だが不定形モンスターとの激闘の末、敗北を喫してしまう。はじめて受けたクエストは達成できないまま終わってしまうのか、そんなフィルとジーンの前に同じく新人冒険者のリオルが現れる。三人はパーティを結成しクエストに赴くのだった。
※この作品はファンタジーコメディの冒険譚となります。RPGなどのパロディネタをはじめファンタジー世界におけるギャグを中心に物語が描かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 23:00:00
246024文字
会話率:61%
アケルの仕える伯爵家には三人の問題児がいる。アケルはその三人のお目付け役を自認しているけれど、周りから見たら四人目の問題児だ。やんちゃな子供たちと暢気な大人たちのとっても能天気な日常が、季節の風をお届けします。
最終更新:2016-12-18 14:48:38
10509文字
会話率:46%
身寄りのなかった少年・シュバルと、シュバルの大切な人形・アケルルを巡る物語。
シュバルは片田舎の道端で泣いていたところを農夫の夫妻に引き取られた。シュバルは自分の名前のほかに憶えていることはなく、アケルルと名の付いた人形だけを抱きしめていた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 11:03:41
14920文字
会話率:28%
優柔不断・サボり癖・不用心で主人公に最も相応しくない主人公である青年:アケルとそのお友達が如何にも何かが起こりそうな校舎で青春に精を出すベタベタなSF学園ラブコメディ。
最終更新:2008-10-11 00:01:59
49196文字
会話率:37%