針使いと呼ばれる種族。その末裔であるイドリスは学者として砂の国を各地を渡り歩いていた。
ある日の事、盗賊に絡まれたところを女性に救われたイドリス。
彼女の目的は針使いであるイドリスを捕まえる事。彼女に連行された先で、彼女の主である神と出会
う。その神の目的は、針使いが古来から作り続けてきた“ケグリネ”を作らせる事にあった。
半分が砂漠に包まれた世界、砂原。彼らは世界のもう半分、出入りの規制された草原に行って何を成すのか。女性──エバの本当の目的とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:00:00
8798文字
会話率:44%
大夕張は北海道の夕張市にあって、本当は鹿島とも言うけど、炭鉱がにぎやかな頃は夕張市からもう独立した町になろうかって勢いだった。
炭鉱が閉山したら人口激減して私鉄もなくなってショボンとしちゃって。それでも街は残ってて懐かしくて時々遊びに行っ
た。
そのうち大きなダムができるって人はいなくなり、街はもう半分ダム湖に沈んでる。
いま大夕張に残ってるのは、トールさんが作ったドラム缶ボディのキリ助だけ。
そんな大夕張がにぎやかだった頃の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:51:00
2671文字
会話率:0%
「このわたくしが好きだなんて、平民のくせに生意気ですわ!」
わたくし、クレア=フランソワはバウアー王国の貴族令嬢です。
平民が台頭しつつある王国で、とうとうわたくしに告白してくる平民まで!?
ふん、あなたなんか相手にしませんわよ……って、
なに喜んでますの!?
悪役令嬢クレア=フランソワの視点から再描写するわたおし。
単なる視点の変更だけでなく、クレアしか知らないオリジナルのエピソードも多数収録されます。
レイへの思いの変化、ピピやロレッタのサイドストーリー、クレアが身を置く貴族世界、謎に包まれたルームメイトの話まで!
彼女の視点を追えば、わたおし。世界のもう半分を知ることが出来るでしょう。
※本作は女性主人公ですが、男性読者様にもお楽しみ頂けます。
※Pixiv様、カクヨム様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 19:00:00
350608文字
会話率:47%
街の外れにある小さな宿屋で働くマナリナ。彼女は泊り客として訪れた奇妙な親子と顔見知りとなる。傭兵くずれのような危険な雰囲気を持つ父親のグレイ。そして、感情を表に全く出すことがない娘のミア。
この二人と出会ったことを境にして、マナリナが
望んだはずだった平穏な彼女の日々に変化が起こり始める。
最初の変化はマナリナの下に、かつての恋人が現れたことだった。かつての恋人との背徳的だった毎日。それから逃れたくて、この街にやってきたはずのマナリナだった。だが、恋人とその背徳的だったかつての毎日に、マナリナは再び引き寄せられていってしまうのだった。
恋人との再会を境にして、生活が如実に荒れ始めるマナリナ。そのような彼女を心配した宿屋の経営者ロゼスは、宿泊客であったグレイにマナリナを連れて帰るように依頼するのだった。グレイはロゼスに問う。その代償は何だと。その代償の向こう側には何があるのかと。
モールアオンの街。その街半分の裏社会を支配しているシモン。シモンはもう半分の街を支配している義兄ガイルから執拗な挑発を受け続けていた。そのような中でシモンの前に現れたグレイとミアの親子。腕が立つグレイを見込んでシモンはグレイに助っ人、用心棒の依頼をする。そんなシモンにグレイ問うのだった。その代償は何だと。その代償の向こう側は何があるのかと。
明日をも知れぬ奴隷の幼い兄妹。奴隷としての日々は過酷でしかなかった。ある日、愛すべき、守るべき妹が二度と目を覚ますことがなかった。悲観と絶望に襲われる兄。その絶望の中で兄はグレイと名乗る大柄な男と知り合うのだった。兄は妹の仇討ちを願い、自分がこの境遇から脱することを望んだ。グレイは兄に問うのだった。その代償は何だと。その代償の向こう側は何があるのかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 09:26:45
105654文字
会話率:34%
青年・ユウジローは、作家・一宮(いちのみや)の死を受け入れられず、一宮の代わりになって作品を生み出し続ける人工知能をつくり出す。その登場は世に衝撃を与え、議論を呼ぶ。
『先生』は、その存在を認めようとしない。『先生』の助手は、もう半分信じ
ている。
一方でユウジローは、全く見当違いな世の風評に絶望し、自分は死ぬことにする。そうして人工知能は引き継がれ、一宮の狂信者の手に渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:46:03
11836文字
会話率:46%
火野灯が世界を救ってから約四百年、アフリカ大陸の半分が炎に包まれ、もう半分氷に沈んだ
その原因のアオイは最も自由で最も不自由に戦う
最終更新:2023-07-13 22:28:47
3517文字
会話率:71%
怪談噺「もう半分」を復讐転生物と解釈した上で、酒屋夫婦の息子に転生した老人が復讐を果たしつつも幸福な第二の人生を送る方法を考察します。
※ 本エッセイの末尾に、黒森 冬炎様より頂きましたFAを貼らせて頂きました。
最終更新:2023-03-11 06:33:36
4072文字
会話率:14%
怪談や都市伝説には、事件の被害者の魂が加害者の子供の口を借りて事件を告発するタイプの御話が御座いますね。
このタイプの怪談や都市伝説に対して生じた疑問を、自分なりに考察してみました。
※ このエッセイの考察は私の主観に則った物ですので、色々
とご教示頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 06:46:13
2761文字
会話率:0%
28歳のサラリーマンが神様に転生できたのに役立たずでクビになってしまった。
今度は異世界で半分神様もう半分は人間という異例の肉体で生きていく。
最終更新:2023-02-25 16:00:00
475文字
会話率:35%
僕はこの世界を知った気になっていたんだ。
でも、
僕はこの世界のもう半分を知らなかったよ。
最終更新:2022-10-15 23:20:03
938文字
会話率:0%
10年前、神社で神隠しにあった私の妹。
私があの時連れ出さなければ……
そんな後悔と罪悪感に苛まれて生きていたユキ。
ある夏の日、その場の勢いと思いつきで例の神社を訪れた。
やはり過去と向き合うにはまだ早いと、逃げるように帰ろうとしたその時
、後ろから忘れもしない声が聞こえた。
「お姉ちゃん」
そこにはあの日と変わらない姿でユキを見つめるワンピース姿の少女が立っていた。
神隠しにあったと思っていた妹は、実は世界の亀裂に入り、異世界に行っていたのだと言う。
しかも妹として産まれてくる前は、その異世界の住民であったらしい。
一度異世界に帰り、そこでの暮らしの記憶を取り戻した妹は、私にあるお願いをした。
〈私のもう半分の魂を探し出して欲しい〉
異世界へと渡り不思議な力が使えるようになったユキは、そこで人の心を読むことが出来る大男サイロンと出会う。
私は絶対に見つけ出す。
大切なものを。
この相棒と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 18:23:32
19294文字
会話率:26%
ある事情がある二人の女性の話です。
(以下ネタバレ注意)
舞台設定について:人口増加と国民の貧困化そして自殺の増加に痺れを切らしたX国政府は自殺幇助を5年前に合法化した。自殺幇助をすると自殺をする人の財産の半分をもらえる制度
がある。ちなみにもう半分は遺族(もしいれば)と国と自殺幇助施設で山分けされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 00:00:06
1635文字
会話率:60%
若くして神絵師と呼ばれるようになった少年、神野一紀。
とあるアプリを切っ掛けに自分の為だけの絵を描き始めた。
それは国である。彼の妄想とロマン、欲望、そして理想を突き詰め、愛を込めた国。そしてなにより重要視したのが国民、キャラクターであった
。
しかし、予定していた国民の半分を数年かけて描き終えた日、一紀は別世界へと飛ばされてしまう。
もう半分の国民である男キャラは道半ばで断念させられ男は一紀1人となった。
一紀はその日、イラストレーターではなく、1人の王として君臨した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 16:14:26
385257文字
会話率:37%
この世界は半分が魔王国、もう半分が人間国と2つに分かれている世界。
豊かな人間国とは反対に魔王国はとっても貧乏でありました。
お金を稼ぐために、魔王は自ら身体を張ってとあるイベントを開きます。
それに参加するために遠路はるばる魔王国に来た
勇者と魔法使い。
そして魔王様と側近護衛の子犬(?)のドタバタコメディ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 08:51:26
44240文字
会話率:32%
9月ももう半分終わります。
早いですね。
最終更新:2021-09-15 09:00:00
757文字
会話率:10%
俺は異世界に召喚された勇者だ。勇者として魔王を倒す義務がある。
しかし冒険は魔王の城までもう半分ということで行き詰まってしまった。何が原因だ? よく考えるんだ。
そこで俺は召喚される前に世間で話題になっていたある単語を思い出す。「心理
的安全性」。
このパーティの心理的安全性は最悪だ。それが邪魔をして、メンバー同士の連携がまるでなっちゃいない。これではチームではなく、個人の寄せ集めだ。
確かにメンバー同士の仲は良い。馬の合う連中ばかりだ。だが、これでは「ぬるい職場」、いや、「ぬるいパーティー」だ。これではイノベーションは起きない。いや、起こさなくてもいいのか。魔王打倒の旅なのだから。
俺は魔王打倒の旅を成功に導くために手探りでパーティーの心理的安全性の向上を試みた。
その結果、パーティーメンバーの様々な内面が明らかになってきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 08:06:56
25109文字
会話率:45%
高校一年生をもう半分も終えようかという時、手塚駿は一つ気付いたことがある。
「俺には友達がいない」
そんな俺を見かねて担任の先生に告げられたのはある女子生徒のお手伝いをすること。
彼女との出会いが彼の高校生活に大きな波乱を呼び込む!
最終更新:2020-08-06 19:29:12
2911文字
会話率:40%
タピオカまつりとバレンタインにかこつけて、変なモノを書きました。
最終更新:2020-02-14 22:00:00
1014文字
会話率:7%
夏の終わり、昼前、コンビニに行こうと外に出て、まだ暑い太陽の下でふらふらだらだらと半袖半ズボンで「あぢいぃ〜」と大きめの声で独り言を言いながら歩き、ふと見つけた蝉の死骸をつついたら僅かに動いて驚いて尻餅をつき、蝉に「この詐欺野郎!」と罵倒を
浴びせる変な男、山田二郎は小中学校時代の同級生である背が小さくときに優しく毒づく変な女、海野花子に中学卒業以来二年少しぶりに再開する。
そしてそこから、猫の集会に突如飛びついたり、突如四葉のクローバーを探したり、盆踊りに行ったり、川で舟に乗ったり、星空を進んだり、変な二人の長い一日が始まる。夏の終わりの変な二人の話。
【ここからは本編から抜粋】
コンビニを出て近くの公園のベンチに座りガリガリ君を二人で食べる。山田は「うんめうんめ」と連呼しながら、花子は無言で静かに食べていく。
えらくむさぼりついて食べていた山田が、半分くらい食べたところで「クソッ!ハズレやんけ!クソが!世の中クソが!」と言うのを聞いて花子は少し微笑みながら「もう半分食べたん?早いなあ」と言った。
結局花子もハズレでそれを見て山田は「ふははははあああ!!間抜けが!!ざまあ!!」と言い、それに対し花子は「目潰すよ」とまた優しく毒づいた。
ガリガリ君を食べ終えた山田が「そういえば俺の名字と海野の下の名前合わせたら『山田花子』なるぞ!」と突如言い出したのに対し、花子は「それがどうしてん」と冷たくあしらった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 20:47:09
16624文字
会話率:55%
半分感情吐露、もう半分は創作の勘を研ぐ、習作です。
別タイトル『死にたがり女と千年天使』でしたが色々とアレなのでやめました。
タイトル『ななし』でアナグラムするとちょっと面白かったり。いや面白いのは作者だけ、なのは創作として問題ですね。精進
します。
とりあえずおねショタ楽しかったですわーい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 23:24:58
4804文字
会話率:36%
三年前、俺たちは学校ごと異世界に転移した。
状況を飲み込むことも出来ぬままの俺達に、現地の王は三つの選択肢を与えた。
一つ目、国の英雄として戦うこと。
二つ目、国のために働くこと。
三つ目、国のために生きることを拒否するなら、一月分の金を
得て自由になること。
一つ目を選んだものは悲惨だった。半分が死んで、もう半分は重症で、前線に立つものは残りわずか。
二つ目を選んだ奴等で一番まともだった。今でも国ためにと称して、上役の指示を受けて必死で働いているだろう。
三つ目を選んだ奴等だが、俺を含めてそういいもんのではなかった。
それぞれが適当な職を見つけるなかで、俺は傭兵団へ入団していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 09:31:37
20089文字
会話率:41%