遠い北の辺境地からやって来た、見た目はとっても美形なのに中身は“狩猟の民”らしく大雑把で逞しい系な招待学生のリューリ・ベル。表向きには『異文化交流』として大陸中央の王都にある学園に在籍することになったリューリはただただ普通にそれとなく日常を
謳歌したいだけなのに、何故だかやたらと絡まれる―――――恋? 愛? 何言ってんの? 学び舎に何しに来てんだお前ら。私が巻き込まれる意味が分からん。王国民て何でこんなにめんどくさいのばっかなの?
これはそんな“辺境の民”を取り巻く王国での日常を切り取った、ささやかな日々と人々の記録。
※以前に短編で上げさせていただいた『そんなことよりランチにしたい』『どうでもいいからランチしてた』シリーズを不定期連載として頑張ってみようと思い立ったが故の投稿になります。気力が尽きない限りは続けたいところ。プロローグ後の一話と二話は過去作そのままの内容ですのでご存知の方は読み飛ばしを推奨。不定期更新なので一話分のボリュームが少々多めになる予定です。(残酷表現については念のための記載になります。いつか必要に……なるのか………?)
どうか広いお心で見守っていただけますと幸い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:58:16
907228文字
会話率:61%
フリーダムだけで生きている。
拙作不定期長期連載『リューリ・ベルとめんどくさい人々』のキャラクターが季節ネタっぽいなにか興じる場外乱闘第三弾。本編をご存じない方にはひたすら不親切な仕様ですのでどうか何卒ご注意ください。そして本編をご存じの方
にもそんなに優しくない仕上がりな気配がしている件は申し訳ない。
梅雨だかどうだかよく分からない祝日のない六月の暇潰しにでもなれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 00:00:00
12097文字
会話率:56%
食堂に、なんか変なのが増えてた。
拙作の不定期長期連載作である『リューリ・ベルとめんどくさい人々』のキャラクターが出て来る季節ネタ(第二弾)でございます。ハロウィン要素を本編に組み込む余地などなかった供養。
本編をご存じで無い方にはひたす
らに不親切な仕様ですのでどうか何卒ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 21:45:33
2799文字
会話率:73%
雪のかんばせ、林檎の唇。漆黒の髪。
白雪の如く美しいエビリス王国の姫君アルマリアが嫁ぐことになったのは、とあるウワサの変わった王子で……? 「いやー! この変態王子アルマリア様になんてこと仰るんですかー!」「実家に帰りますとか言われちゃった
らもう後がないんですよ!?」「……あの、大丈夫ですか、ヴィルヘルム様」悲鳴を上げる従者と侍女と、変人王子に囲まれながらの波瀾万丈(かもしれない)結婚生活。
ぬるくてゆるい恋愛ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-18 20:05:56
111849文字
会話率:31%