転生して5年目のある日、侯爵である父から衝撃の事実が告げられた。
「実はお前には、腹違いの妹がいる」
しかも、妹はなんと聖女様!!
前世で100万回くらい見た展開だから私には分かる。表向きはいい子に見えて、その実、内面はドス黒い。猫撫声
で男を操り、なんやかんやで両親を味方につけ、姉である私を窮地へ追い込んでいくのだ。なんでそんなことが分かるかって?それが聖女モノの妹テンプレだから!
でも正直、私は追放からの溺愛は求めてないし、半分とはいえ血の繋がった妹が最終的に破滅していく様も見たくない。
だったら、極力妹と関わらず空気に徹しようと距離を取っていたのに、この妹、全くめげずにグイグイ来る……。えっ、何?そんなに私を破滅させたいの?
というか、健気で可愛い美少女の誘いを無下にするの普通に良心が痛む。だってこの子本当に可愛いんだもん。守ってあげたくなるような可愛い顔立ちで、分け隔てなくみんなに優しくて、喜怒哀楽に合わせて表情がコロコロ変わる様は何時間見てても飽きない。聖女って愛されバフが標準装備なの?ってくらい、こちらの警戒心を解いてくる。
もう騙されても良いかな。
だって、本当にいい子っぽいし……これで裏切られたら、悲しすぎて多分寝込むだろうけど。
まあ、それはそれで仕方ないよね。
そんなわけで、難しいことは一旦置いといて仲良し姉妹をやっていたら妹が突然、神妙な面持ちで「これでもう、思い残すことはありません……」って何それ!?
えっ!?聖女って命がけで世界を守る系のやつ!?そんなのお姉ちゃんが許しません!!
可愛い妹を守るため、仲良し姉妹ハッピーライフのため、お姉ちゃんは今日も妹溺愛ルートを爆進します!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:00:00
34769文字
会話率:44%
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。
皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。
だが驚くエフィニアが聞いたのは「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」とい
う皇帝の心無い言葉で……。
ならば結構です。別に私も陛下に愛されたいとは思ってませんのでご安心を。
祖国の安全のため後宮には入りますが、皇帝陛下はどうぞご自由に他の寵姫を愛でてくださいませ!
他の側室の嫌がらせにもめげずに、エフィニアは精霊たちと共にのびのびと後宮ライフを満喫する。
やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。
えっ、皇帝陛下が私を呼んでる? いつの間にか皇后候補に!?
私は静かに暮らしたいんですけど!!?
竜族皇帝×妖精王女の、異種族すれ違いファンタジー後宮ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 22:29:51
216407文字
会話率:32%
【毎週土曜21時に更新】高校3年生のミチルは昔から運の無い男だ。家は二回火事になり、父親はFXで有り金を全て溶かし、母親は謎の宗教に入信している。そんな環境にもめげずに大学合格を勝ち取ったミチルだが、合格発表の帰り道、不幸にも川で溺れて異世
界へと流されてしまう。
その異世界では、魔女狩りで捕まった奴隷の少女が処刑されようとしていた。川の底に沈められ、神に召される数秒前、ミチルは『運良く』彼女の命を救う。
こうしてミチルは異世界で出会った彼女と田舎でスローライフ……なんてするつもりはなかった。
「俺の望みは一つ、『家に帰る』こと!だってこの春から大学生、薔薇色のキャンパスライフを送りたい!不幸に負けたままでたまるか!」
奇妙な巡り合わせで出会ったミチルと少女、『家に帰る』方法を探す二人の異世界珍道中は、どん底からの出発となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:10:00
128813文字
会話率:61%
パワハラ上司の元6年間務めたがとうとう療養することになった主人公が、危険なゲームとのネガキャンに遭っているVRMMO「FGS」に惹かれて始める内容です。キャラ作成時にやらかして最弱キャラにされてしまった主人公はそれでもめげずにできることをや
っていった結果…因果律の支配する世界でのドタバタ劇が始まりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 12:20:00
44566文字
会話率:37%
女神から強い加護を生まれつき与えられたため、聖女として大神殿に連れていかれた妹リディア。その妹と再会するために奮闘していたリアスは、陰謀によって命を落としてしまった。だが、妹が心残りだった彼はアンデッドとして蘇った。自分の名前すら忘れ、ダリ
アスという仮名を名乗る事にした彼だが、妹の事は全て覚えている。再会するという妹との約束を守るため、彼は再び這いずり出したのだった。アンデッド化した事で負った弱点にもめげずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:00:00
181008文字
会話率:37%
「冒険がしたい!」
彼女、メルリルーク・アドレルト・ナッサヘルクの願いは、勇者のそばで物語の目撃者となる事。
心弾み胸踊る冒険をする事。
その為だったら勇者だって召喚するし、魔王も見つけ出してやる!
でも、
「わたし!勇者なんてできません!
」
召喚した勇者は、乗り気では無いみたい。
それでもメルリは、めげずに立ち上がる。
「さあ、冒険を始めよう!」
ナッサヘルクの第四王女、メルリルークの冒険譚の始まり始まり〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 02:18:41
681069文字
会話率:33%
※当作は、現在投稿している「無秩序に誓って!」を大きく変更し、再編集版として再投稿を行っているものとなります。
※当作はカクヨムでも投稿させていただいています。
――――――――――――――――――――
あらすじを説明しろって? まぁ、い
いけどさ……。
えぇっと。この物語はごく普通の中学生の僕、立花葵とその同級生、速水りえが、下校中に謎の悪神に襲われ、それを助けた女神様によって異世界にいきなり召喚されてしまうとこから始まる。
勇者になったり、女神様に会いに行ったり、その途中で神様に襲われたり……。まぁ、なんやかんやあって、数多の世界を自由自在に行き来できちゃったりする最強能力“無秩序の冥護”とかいう自分の力を知った僕は、りえと冒険の途中で出会ったエマの面倒をもとの世界で見ることに……。
面倒で何よ? だって? いや、あらすじなんだし、しょうがないでしょ。事実なんだし……ってイタいイタい。謝るから、つねるのやめて。
まぁ、なんだ。ともかく……。いろいろあって、五大神を何とかすることを女神様に約束した僕たちはあらゆる世界を行き来きしながら、神様と戦うことに……。
って何なに? 前に原宿でみんなで食べたクレープおいしかったわよね、だって? いや、確かにおいしかったけど、なんで今?
ん? もうあきたから早く締めて、だって? はいはい。了解。
この物語は、女神様との誓いを守るため、どんな困難にもめげずに立ち向かう最強で完璧な主人公、世界を守る勇者、立花葵の前代未聞のほのぼの、ときにシリアスな異世界召喚記である。
読者をだますなって? いや、嘘はついてないからセーフでしょ!
※真相は本編を読んで、お確かめください。by作者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:05:33
94042文字
会話率:26%
カインマート鈴浦店。ど田舎のブラックコンビニの実質的店長を勤めるJKは、忙しいながらも平凡なコンビニ営業を行う日々を過ごしていた。
しかし、ある日珍しく大雪が降り一人店に閉じ込められたJKが、次の日外に出るとそこは見たこともない森の中で…
コンビニ丸ごと異世界転移してしまったJK店長が、めげずに異世界で、いつも通りコンビニで稼いでいくお話。
残酷なシーンは滅多に出てきません。R15は念のためです。
また、改稿は基本的に誤字脱字を修正したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:50:00
744767文字
会話率:47%
スパダリになって、とある高位貴族のお嬢様と結婚しなければ世界が滅ぶ。
未来からそんな予言を受け取ってしまった主人公。
そして送られてきた、助言を告げるための書物【スパダリ教本】。
身分差、実力差で一度は諦めた恋。
それでもめげずに追いか
ける、男爵令息の物語です。
※ヘタレヒーロー企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 18:04:47
8418文字
会話率:22%
聖なる山がそびえる国、聖コーランド王国の第一王女は妹から虐げられていた。この国では聖痕をもつ者が稀にいて、聖痕をもつ者の周りでは幸福が訪れると言われていた。そして、王家に聖痕をもつ者がいれば、国が繁栄すると言われており、妹は聖痕をもって生
まれた。その為妹ばかりが両親からも弟からも、更には使用人たちからも可愛がられ、第一王女アリーチェは放置されていた。そんなアリーチェをことあるごとに妹は虐げてきた。アリーチェを聖痕なしと言ってバカにし、またアリーチェの物を無断で奪っていく。それを見ている誰もがとめはしない。それでもめげずに明るく育ったアリーチェの側には愛猫がいた。愛猫がいたから真っ直ぐ成長できたとアリーチェは思っている。
そんな中、隣国、フランディー王国から王太子の結婚相手として、婚約の申し込みがあった。その手紙は王女のうちどちらか、という曖昧なものだったが、聖痕ありの妹が候補になることはない。妹は入り婿をもらい、国に繁栄をもたらす存在なのだから。家族からも国民からも愛される自分は選び放題だし好きな男性を選ぶからと、アリーチェに政略結婚として隣国へ嫁ぐようにいう。そして顔合わせは、コーランド王国の建国祭の舞踏会で行われた。次の日無事に王都の大聖堂で婚約式を行い、一年後に結婚式を行うことが決まる。だが、美しく気品に溢れた王太子に一目ぼれした妹が婚約を譲れと言ってくるようになった。しかし、両親も国を繁栄へと導く妹を手放したくはないと思い、結果やはりアリーチェが嫁ぐことになったのだが、そんなアリーチェが許せず妹の行為はエスカレートしていく。流石に身の危険を感じたアリーチェは、わずかな荷物とお金を持ち、そして愛猫を連れて王城を脱出し、婚約者のいるフランディー王国を一路目指す。様々な人と触れ合いながら、唯一自分を選んでくれたフェリクスの元へと向かうのだった。
やっとの思いで辿り着いたフランディー王国では歓迎され、結婚式までこのまま住めば良いと言われる。好待遇で受け入れられ、また王妃に可愛がられ幸せを感じながら過ごしていたが、フランディー王国にいることを知った妹が、自分ができないことをアリーチェがするのは許さないと言って一緒に帰るように勝手に婚約解消の書類を作り乗り込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 09:36:48
67873文字
会話率:38%
正妃様の二番目の王子殿下は、学園の貴族クラスで出会った男爵令嬢にご執心。
毎日プロポーズしてはフラれ、それでもめげずに半年。
ついに側近たちから「フラれ続けて半年記念日」と言われてしまう。
生まれの高貴さゆえに結ばれないのかと嘆く王子殿下と
、側近たちとのハートフル(ボッコ)なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 01:17:24
3117文字
会話率:57%
夜月真也は悩んでいた。どうすれば自分のことが好きすぎる幼馴染の女の子、朝日朱莉を諦めさせられるだろうかと。
どんなに冷たくされても、何度告白を断られてもめげずにアプローチをし続ける女の子と、どんなにアプローチされても、何度告白してもしょげず
に断り続ける男の子の学園ラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 23:19:06
28621文字
会話率:48%
簡単なあらすじ:
ラスボス系能力に目覚めた頭のおかしな普通のおじさんが愉快な人外の仲間たちと現代ダンジョンを探索するお話です。
普通のあらすじ:
君も最高の探索者を目指さないか?
世界各地にダンジョンがあるのが当たり前になってし
まった現代で無職になったおじさんがそんなキャッチフレーズのポスターを見て、気まぐれに探索者を目指すお話。
目指すはトップオブシーカー。最高の探索者。けれどもおじさんが手に入れた収納スキルを含めたすべての能力が最低のランクF。水筒ひとつ持った一般人と変わりませんが、おじさんはめげずに最高の探索者を目指します。
けれども問題がひとつだけありました。
非常に温和で品行方正で一見して虫をも殺せぬようなこのおじさん。ですが社会の檻から解き放たれた彼は無邪気な無敵の人、その性根は『狂犬』で、力を持たせてはいけない『怪物』だったのです。
※次回予告は基本戯言です。
次話の内容が全部書いてあったり、20章先ぐらいに明かされる世界設定なんかが時々適当にぶっ込まれてますがおじさんには興味のないことですので、フレーバー的に楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 09:00:00
173112文字
会話率:39%
(連載の目安)
一話3000字目安。1パート14〜15話目安です。
火曜日〜金曜日各0時の更新です(連載時)。
土曜0時〜日曜深夜の投稿はありません。
(PART1あらすじ)
武谷新樹こと『ぶたにん』は厨二で人見知りでコミュ障気味
。たまに自信喪失で症状に拍車がかかる17歳の男子高校生。
中学時代からラノベを書き続け、高校二年生の夏にケモミミ・ディストピア作品で太陽系出版社のサンライトノベル文庫新人賞、審査員特別賞に内定した。
新人賞に内定した日に、出版社に呼び出された『ぶたにん』はラノベ作家ではなく、『ラノベ編集作家』を勧められる。
ぶたにんを新人賞審査員特別賞に推薦したのは、通称『二編』の野心家編集長の四霧鵺(しきりや)征次。
混沌とするラノベ業界で、『二編』では企画から執筆まで一気に進め、ヒット作を量産する6人の編集作家を育て、ぶたにんを7人目の編集作家に熱く勧誘する。
ぶたにんは、新人賞の身内バレから家出騒動を経て、『平均寿命3年とも言われるラノベ作家』の厳しい現状にめげずに、生き馬の目を抜くラノベ業界で勝ち残るため、『二編』に入ることを選択する。
『二編』でキャラ作り、プロット作りなどのサポートを受けられる環境で、『ぶたにん』は、ラノベ作家のスターダムにのし上がることを目指す。
厨二エネルギー全開で『ぶたにん』がラノベ業界の新興勢力サンライトノベル文庫編集部を舞台に、出版業界を駆け抜けます。
出版社、編集者、創作活動に興味のある方向けの、出版業界ものストーリーです。
(登場人物ガイド)
ご要望のありました登場人物紹介を挿入しました。どうぞ、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 02:05:33
322615文字
会話率:39%
白くむちむちの、、マシュマロ姫と呼ばれた公爵家令嬢の決意のお百度参り。
大公家のハンネリーゼは、色白むちむち。小さい頃からの許嫁のジークは第3王子。
王立学院でのいじめにもめげずに、愛をはぐくんでいきますが、、、、
怪我をしたジークのた
めに一大決心!侍女に聞いた百日詣を決行することにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 20:52:16
24320文字
会話率:47%
『ようこそ異世界へ』魔物のグロテスクな死体を前にそんなことを言われて歓迎された異世界。
竜王の娘という因子ガチャは大当たりなはずの所に転生するが、どうやら転生先の身体には既に自我が存在していたようで、自我が二つある身体は思うように動かすのす
ら困難だった。そんな主人公を周りは馬鹿にするが、それでもめげずに成長し、やがて最強になる物語。
「俺が最初に右足を出すから、お前は同じタイミングで左足を出してな」
『二人三脚じゃなくて、一人二脚なんだから出来るわけないだろ』
「お前竜王の娘の癖して飛ぶことすら出来ないのかよ!」
「俺があいつの顔に蹴り入れるから、お前は腹を頼む」
『任された』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 17:12:20
596984文字
会話率:34%
ボクはおとこのこ。かわいい女の子になってみたい女装男子。
死んじゃったあと異世界に飛ばされたのはいいけど、なんか扱いがひどいんですけど?!
こんな意地悪な世界なんて大っきらい。
でも、めげずにふわふわ気分で生きてます!
最終更新:2024-08-22 18:02:13
83084文字
会話率:45%
俺の名はカヤノユウ。どういう因果かは知らないが転生して早いもので一年経つ。
初めは何をすればわからなかったが、この世界で右も左もわからないときに助けられたセリアを学校に通わせるべく、現在カロリング魔導国に向かって俺を含めた三人セリアとエリス
とで旅をしている。
まあ、旅にはいつもトラブルがつきものだ。
『極北』の魔神たちと殺しあったり、使徒カルナッハや女神パールファダと戦ったり…。
この間はSランク冒険者や異世界からの侵略者とバチバチにやりあった。
…ただの旅を楽しみたいだけのはずが何かオカシイ。
何故世界崩壊クラスのトラブルばかり俺の元に転がり込むのだろう…。
めげずに頑張って旅を続けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:23:46
429178文字
会話率:27%
ダンジョン探索者のルークは、ただ日々を平穏に過ごしたいと主張する探索者。
しかしその『窮地に追い込まれたときにしか強さを発揮できない』能力と、パーティーのサポートを主体とした活動内容から、パーティーを中層探索者にまで押し上げては追放されるこ
とを繰り返し、《被追放回数最多の探索者》という蔑称で呼ばれるようになってしまった。
今度もパーティーを追放されたルークは、それでもめげずに新しいパーティーを探す。
しかしそんな中ある日のダンジョン探索で、彼は怪我を負った女の子を拾う。その女の子は地上には存在しないはずの、ダンジョンの奥底から地上にやってきた魔族という名前の侵略者で──。
そこから彼を取り巻く世界が動き始める。
ダンジョンの遥か底から地上を見上げる魔族達と、ダンジョンの深みにいたろうとする人類。
その狭間で揺れる世界を、一人の人間ルークと彼に取り憑いた相棒フェル、そして吸血鬼の少女リレリアは生きる。
『世界が大きく揺れたとしても、俺は平穏な日々が良い』。
英雄願望を人並みに持ち合わせた凡人が望む平穏な日々は果たして訪れるのか。
ダンジョンと魔族、人類を脅かす未知の中を生き抜くハイファンタジー冒険譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 19:10:00
52280文字
会話率:34%
理沙は不慮の事故で命を落とすと、海外の宮廷ドラマの登場人物に生まれ変わっていた。しかも転生したのは主人公ではなく、主人公を苦しめる悪役令嬢エリーナ。おまけに転生したタイミングがバッドエンド確定後?!
頭脳と美貌を武器に宮中を牛耳りってエ
リーナは、ドラマの主人公である若き皇后を最後まで苦しめた悪役令嬢だった。だがある事件で貴族の身分を廃されてしまう。おまけにドラマの最終回では難ありの男と無理やり政略結婚をさせられてしまうバッドエンド。
理沙は政略結婚が決まった最悪のタイミングで転生してしまった。失意の中、なすすべもなく、その結婚を受け入れるしかなかった。
結婚相手は蟲と呼ばれる魔物が蠢く異国の男、ライナス。
相手のライナスは蟲狩りの隊長で常に狼の仮面を被った変わり者。冷酷で気難しい男と噂され、結婚後もエリーナを遠ざけていた。
だが遠い異国の地で生きていく為に、冷たくあしらわれてもめげずにライナスの元へと通うエリーナ。
一途なエリーナにライナスも心を開きはじめる。やがて二人は甘い言葉など交わさずに、わずかな視線の動きや仕草で、互いの気持ちを理解し会話するようになる。
風変わりな執事長とやたら腕っぷしが強い侍女に囲まれながら、二人は徐々に互いに惹かれ合う。
だがある事件が二人を襲う・・・。
超個性豊かな脇役とバッドエンドの政略結婚からの幸せを掴む二人の物語です。
*「(元)皇女と蟲狩りは静かに恋をする」を元に、新たに主人公を悪役令嬢として書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 09:14:09
86064文字
会話率:29%