1884年 8月
日本にいる兄から来てほしいと乞われ、エレン・マルタンはサンフランシスコから横浜へ向かう船に乗っていた。横浜にもうすぐ到着するという時にエレンの頭の中に現代アメリカ黒人女性の記憶や知識が流れこんだ。頭の中に存在する現代アメ
リカ人の知識はあまり役に立たず、現代日本のkawaii好きに明治時代の日本は微妙。
タイムトラベルなのか、悪魔がとりついたのか、ただの妄想なのか。エレンは自分がどのような状況におかれたのかまったく分からないが、日本でホームシックで弱っている兄を助け、ひそかに日本の女性に独身最高を広めようとする。
日米どちらもポリコレなど存在しない女性の地位が低い時代は女にとって生きづらい。それでも自分が望む生き方をしたいと頑張る女性達がいる。
明治時代の日本、金ぴか時代のアメリカ、現代のアメリカ。まったく違うようで似ているを生きるエレン・マルタンの話です。
*差別や侮辱の表現、あからさまではありませんが女性が同意のない性的接触をされる表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:00:00
145243文字
会話率:24%
アイラは王宮で精霊魔法士長として働いていた。
だが25歳の時に濡れ衣を着せられ殺されてしまう。
そして目を覚ましたら、16歳に戻っていた。
これはチャンスと、今度は前回とまったく違う人生を送ってやろうと決める。
いっぽう王宮魔術師長のリュカ
は、滅びゆく国を救うため、そして親友の皇太子の命を守るために魔法で時を戻る。
そんな2人が前回では出会わなかった魔法学校で出会うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:00:00
335862文字
会話率:52%
ノンフィクションからまったくの創作、ちょっと違った意味あいの恐さだったり… いろいろな「コワイ」話の短編集。
新たなコワイ話を加えてひっそりリニューアル。
最終更新:2025-07-26 02:13:49
29177文字
会話率:18%
pixivのほうで公開しているものです。
ノンフィクションからまったくの創作、ちょっと違った意味あいの恐さだったり…
いろいろな「コワイ」話の短編集です。
最終更新:2015-11-21 00:42:08
16291文字
会話率:15%
決して結ばれない男女の悲しき愛の物語。
高2の夏休み。ついに計画を実行する時が来た。
両親の離婚で疎遠となっていた父さんに会いに父の故郷の集落へ。
許可を得て一人で向かう予定がなぜかサマー部の仲間がついて来て……
集落では祭りの準備で大忙し
。そんな中ある事件が勃発。
【チュウシンコウ】の謎を求め集落を駆け回る。
そしてついに悲しき真実が明らかに。
運命に翻弄される二人に果してミライはあるのか?
五年前の夏に必ず迎えに行くと約束したところまでは覚えているのだが……
それが誰でどこでなぜそうなったかまったく分からない。
彼女の声が聞こえる。彼女も俺の声が聞こえている。
だからお喋りだって当然。近くに感じられた。
でもそれだけでいいのか? 彼女の匂いを嗅ぎたいし触りたいし抱きしめてもみたい。
キスだってしたいし…… でもそんなミライがあるのか? 俺には不安で堪らない。
愛も夢も希望も捨ててただひたすらミライを求める。
それが叶わなければ俺は…… 俺たちは決断するだろう。あの伝説のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:37:58
156134文字
会話率:23%
田舎町で発生した若い女性の殺人事件。
プロファイリングで炙り出された五名の容疑者。
その一人として疑われている主人公。
無実を晴らすために捜査協力をするが警察はまったく取り合ってくれない。
疑心暗鬼に陥った容疑者たちはついに殺し合いを始めて
しまう。
追い詰められた主人公。結末は如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 12:23:33
1194文字
会話率:6%
出会いエンド。
犯罪者として追われる男と無邪気な少年、希望(のぞみ)。
都会の街を疾走する男と山奥の村で育ったのぞみ。
共通点のまったくない二人が目指す最終地点。
本当に世界は100人で出来ているのか?
二人が出会った時何かが起こる。
少年
とは何かを問う衝撃の問題作。
カテゴライズシンドローム
ジャンルやカテゴリーに縛られないハラハラドキドキのエンターテイメント。
夜祭特別篇もあるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 17:48:57
68505文字
会話率:39%
外資系投資銀行で「成功」という仮面をつけて働く、新社会人2年目の紫倉凛羽。
燃え尽き症候群を抱える彼女の人生は、ある夜、一台のヴィンテージカーとの出会いをきっかけに、交わるはずのなかった軌道へと逸れていく。
だが、秘密を抱えているのは彼
女だけではなかった。
まったく異なる世界に生きる、社会の最前線を走る四人の女性たち。彼女たちはそれぞれ、“もうひとつの顔”を持っていた。
彼女たちを結びつける唯一の“秘密”が暴かれるとき、エンジンは確かな熱を帯びて、加速する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:47:16
14394文字
会話率:18%
「お前、前はもう少し身のほどを弁えたメイドじゃなかったか?」
「あら、弁えております。だからこそ次期公爵ともあろうかたの怠惰を見過ごせないのですわ、テディ様」
「テディと呼ぶのをやめろ!」
ーー就活に失敗し、そこそこのブラック企業に勤めて
いた小田切マチは、急な病に倒れたのち、ある中世のファンタジー世界に転生する。不思議と馴染みのあるそこは、大好きだった乙女ゲームの【10年後】の世界だった。
ヒロインや悪役令嬢でもなくただのメイド・マチルダとして転生していたマチだったが、推しだった男やもめの公爵・アルバートの変わらぬ姿にときめく。一方で、幼かった息子のアーサーはちょっとグレかけており…!?
いちメイドながら、口を挟まずにいられないマチことマチルダが、いつの間にか公爵父子の信頼と愛を寄せられていきーー!?
「マチルダ、君はどうしていつもそんなに、欲しい言葉をくれるんだ?」
「マチルダ。お前はまったく、そのブラシの毛筋ほども気付いてないようだがーーー僕も男だ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:44:27
11858文字
会話率:30%
クラスの中で目立たず存在感が希薄な生徒、瀬上雪斗(せがみゆきと)。ある日、彼は教室で光に包まれクラスメイトと共に異世界へと転移する。
転移した先には世界の危機を救ってくれと頼む人物がいた。そうした声に誰も答えられず、混乱し呆然とする中、雪斗
はクラスメイトの前へ出て、その人物へ話し掛ける。
彼は転移した場所も、救ってくれと願う人物の名も知っていた。なぜなら雪斗は過去にまったく同じ形で召喚され、世界を一度救っていたから――彼はその手に残っていた能力で、もう一度戦いに身を投じる。
※同名小説がヒーロー文庫様より書籍化しました。第1巻発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:54:41
950510文字
会話率:60%
幼い頃よりサッカー漬けの生活を送ってきた少年、白石兎和。
彼はとある事情から、ジュニアユースチーム(中学年代)卒業を前にしてサッカーへの情熱を曇らせる。
そして高校では心機一転、友情と恋に彩られた青春スクールライフを満喫すると決意するのだっ
た。
ところが進学先には同じ白石の苗字を持つイケメンがいて、比較された挙句コミュ力や顔面偏差値で劣るからと、『じゃない方』なんていう不名誉なあだ名を授かってしまう。おまけに『陰キャ』のレッテルを貼られ、周囲から蔑まれる羽目になる。
先が思いやられる高校生活のスタート。
そのうえ学内トップの美少女である神園美月との出会いを機に、心が離れかけていたサッカーとも再び向き合うことに……こうして白石兎和のスクールライフは、本人の希望とまったく違う方向へ転がっていく。
この物語は、ちょっと内気な少年が流されつつ歩む蛇行した青春の軌跡である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:14:03
679591文字
会話率:29%
【序章のみ1日での集中連載!】
異世界エーレタニア。
かつてこの世界では異世界から多くの侵略を受けてきた。エーレタニアの神はそれに対抗するべく創り出した人々によってこれに対抗してきた。
侵略が収まると、神は人々に権限を移譲してこ
の世から姿を消してしまった。世界は人々の手によって繁栄を築き上げようとした。
しかし···。
それは長続きせず、分裂と闘争の時代が幕を開けてしまい、大きな、そして悲しい戦争が始まった。
人々は必死に生き残ろうとさらなる力を求め、禁断の力にまで手を伸ばしてしまい、その力は結果として自らをも滅ぼしてしまおうとするものだったのだ。こうして世界は少しずつ荒廃していってしまった···。
ライは地方の小さな村に住む5歳の幼い少年だ。貧しい生活ながらも家族と村の人々たちと協力して幸せな日々を過ごしていた。
しかしある時、魔獣の大群が村に押し寄せてしまった!圧倒的な数に村はなすすべもなく蹂躙されてしまい、生き残ったのはライ一人だけだった···。
一夜にして村が全滅してしまい、天涯孤独の身となってしまった幼いライは生きる事に絶望してしまい、魔獣がたくさん住み着いてる立入禁止の森に入って食い殺されてしまおうと考えていた···。
しかし、普段いるはずの魔獣がまったくいなかったため、ライはこの死に方すらできないとさらに絶望してしまう···。
さらに森の奥に進むと、きれいな湖があった。その湖に躊躇なく飛び込んだライ。しかし、溺れるどころか息ができてしまった!どうして!?
『キミ、死ぬ気だったのかい?だったらその体、オレにくれないか?』
これは湖底に『賢者の遺産』とともに封印されし白銀竜テオと遺産の継承者となったライのコンビが、荒廃した世界を必死に生き抜こうとする物語である。
※本作はカクヨム様でも同時投稿をしております
※舞台は作者の代表作である『アキの異世界旅行記』の約1000年後世界ですが地名などはまったく変わっており、世界観設定のみ引き継いでおりますので別作品とお考え下さい
※世界観設定の元である『アキの異世界旅行記』は上部のエーレタニアシリーズのリンクからご覧いただけますので、こちらもお楽しみください
※とりあえずの試作のお話ですので、評判良さそうなら続きの話を投稿する予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:01:04
414406文字
会話率:68%
不幸な事故によって死んだ俺はあの世で元々は別の世界に生まれるはずだったことを知らされる。どうりで35歳無職童貞だったわけだぜ。なるほどな。え、関係ない?
記憶と望みの才能を持って本来の世界で生まれ直せることを知った俺は魔法の才能を貰うのだが
、その時の俺は知るよしもなかった。その世界は魔法がまったく認知されていない世界だったのだ。
これは魔法使いのいない世界で唯一の魔法使いとなった俺がその力を使って大事な人たちを守ろうとする物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
323572文字
会話率:33%
気づけば俺は、クマのぬいぐるみになっていた。
自分がぬいぐるみだと分かるということは、きっと前世は人間だったんだろうけれど、自分が何者なのか、記憶がまったくない。
俺は何者なんだろう。
どうしてぬいぐるみなんかになっているんだろう。
自分が
動けるぬいぐるみだとバレると部屋を追い出されるかもしれないから、ぬいぐるみのふりをして過ごす日々。
きっと何かこの世に未練があるんだろうけれど、さっぱり分からない。
これは、クマのぬいぐるみになった元・人間が自分の正体を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
14091文字
会話率:66%
彼女いない歴=年齢の冴えないおっさん、黒崎武(36)。
彼はマッチングアプリを始めてみるも、まったくうまくいかない日々が続いていた。
「一生マッチングできないのかな……」
そんな風に諦めていたとき、モデル顔負けの清楚系美人――水島麗華と
マッチングする。
彼女とやり取りを交わしていき、ついに武はデートまでこぎつけた。
しかしデートの場で、事件発生。
「ごめんなさい! 私、あなたのことをずっと騙していたんです!」
麗華はとある理由で武をずっと騙していた。
誠心誠意の謝罪をしてくる麗華に対し、武は感謝の気持ちを伝える。
騙されていたとしても、武はやり取りを楽しんでいた。その気持ちは本物だ。
だから怒るのではなく、感謝を伝えた。
そのことがきっかけで、麗華は武に興味を持つようになる。
そしてその興味は、時間とともにもっと別のものへと変化していく。
さらには麗華だけでなく他の女性たちも、好意を持って武に近づくように。
しかし彼女いない歴=年齢の冴えないおっさんは、彼女たちの気持ちに気付いていないのだった――。
※カクヨム様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:12:00
46162文字
会話率:26%
侯爵夫人のオリビアは、他人の心の声が聞こえるというスキルに目覚める。
そこで彼女は、夫であるレオンの心の声を聞いてみることにした。
どうせ罵倒の声が聞こえるだけなんだろうけど……。
オリビアはレオンに酷く嫌われている。
結婚してから一年
経つが、冷たい言葉や態度を浴びない日はなかった。
だから、心の中でも罵倒されているに違いないと思っていたのだが、
【今日もオリビアはかわいいな】
聞こえてきたのは、まったくの予想外。
罵倒とは正反対のものだった。
レオンは心の中ではずっと、オリビアに好意を向けていた。
でも彼は、本心を表に出せない事情を抱えていた。
そのことを知ったオリビアは、レオンとの距離を縮めようと決める。
※オリビアのスキル使用時の他人の心の声は【】で表しています。
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:02:37
38165文字
会話率:28%
公爵令嬢ステラは、聖女リナを虐げ、殺そうとした──というまったく身に覚えのない罪で、実の父・ディルドの手によって処刑されてしまった。
死んだはずの彼女が次に目を覚ますと……そこは十年前、六歳の自分の体の中。自分が“悪役令嬢”だというこ
とも思い出してしまう。まさかの人生三回目!?
自分を処刑した父ディルドと向き合うために、彼との冷えきった親子関係を修復しようと決意するステラ。
……が、なぜかお父様はあっさり修復完了。
不器用な愛情を向けてくる父に戸惑う日々が始まる。
さらに元皇子のアレスが家族に加わり、前世では決して得られなかった“家族のぬくもり”を知り、満たされたステラ。
「なんか幸せ過ぎて、もういつ死んでもいいかも」
生きることへの執着が薄れていく──。
「ステラ。お前が“生きること”に執着していないのは、見ていて危うい。……何か、やりたいことを見つけなさい」
──父に言われ、彼女が見つけた“やりたいこと”は……
「よし、恋愛しよう!できれば原作に出てこないようなモブキャラと!」
けれど、その前に立ちはだかるのは、
あの時ステラを処刑したはずの、最強で最恐の魔法剣士にして、今では私を好きすぎる父・ディルド!
「ステラは一生嫁に行かせる気はない」
父の愛が嬉しい、でも恋もしたい!
怖いものなしのステラが“生きがい”を見つけるために奮闘する!!、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:24:45
208334文字
会話率:35%
「ワシを残して先に行け!」
「ガルム、そんな……!」
「勘違いするな。後で追いつくから先に行ってろという意味だ」
ドワーフの『拳士ガルム』は、勇者パーティを魔王の元へ送り届けるため瀕死の重傷を負った。
「……さすがにこれは助からんか」
大きな穴の開いた腹部を見下ろすガルム。
武人としては理想の最期であり悔いはなかったが、そこに水を差す奴が現れた。
近接戦最強の『剣魔グリムザール』。
ガルムとの決闘に異常なまでのこだわりを持つ魔族が、こう申し入れてきたのだ。
「ガルムよ、ひとつ約束をしないか? 互いに転生し、新たな生を得た後また相まみえ、今度こそ一対一で決着をつける。そういう約束だ。我が一族に伝わる秘術を受け入れるなら貴様は、次の生を得ることができるのだ」
「次の生……次の戦い……」
生きること、それ自体にこだわりはない。
だが、『まだ戦える。まだ殺し合いができる』というのは魅力だった。
戦闘狂なところのあるガルムはこれを快諾。
次の生でグリムザールとの約束を果たそうとしたのだが、転生先はまさかの『エルフの幼女』で……?
「なんでだ!? なんでエルフ!? ワシの鍛え上げられた上腕二頭筋は!? 苦味走ったいい男ぶりは戻ってこないのか!? おぉのぉれぇ騙したなグリムザールうぅーっ!」
前世とはまったく異なる脆弱な肉体と、反則レベルの可愛さと。
相反する要素に悩まされつつも、ガルムはしぶしぶ修行を続ける。
足りない『気』を『魔力』で補い、脆い『肉体』を『技術』で補う。
努力と工夫は着実に芽を結び、やがて『最強の冒険者』とあだ名されるようになるのだが、あまりにも可愛すぎるため『最カワの冒険者』と噂されるようにもなってしまう。
「次はこれ着て! ミニスカドレス! 大丈夫、絶対似合うよ! ディアナちゃん最強に可愛いから!」
「うるさいうるさい! ワシの求める最強はそうゆーのじゃないのだあー!」
『武と可愛さ』の狭間で揺れるガルム(ディアナ)の、明日はどっちだ?
※ドワーフ→エルフのTS転生バトルコメディです。
※ディアナ(ガルム)がとことん愛されます。
※グリムザールの意外な転生先を探りつつ、お楽しみください(登場する女の子の中のひとりです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:07:17
229195文字
会話率:39%
地球上にダンジョンが発生した世界。
国内最高難度と言われていた新宿歌舞伎町ダンジョンが、何者かによって攻略される。
しかし攻略者が誰なのか分からないまま――20年近くが経った。
今年で40歳になるおっさん西田賢一は一念発起して脱サラし、定食
屋を都内某所に開店するも、まったく鳴かず飛ばず。
悩んだ末に考えたのは、
「ダンジョン産の食材で作った料理をSNSとかでアピールすればバズるかもしれない」
幸い彼には大学時代にダンジョン探索の経験があった。
『自分で討伐したミノタウロス肉を使ってるとか言い張るおっさんおるんやが』
『定食屋のおっさんにミノタウロス倒せるわけねぇだろ』『嘘松乙』
だがまったく信じてもらえず、酷評レビューが大量につけられてしまう。
怒った彼は生配信を決意。
その結果――
『おっさん強すぎて草』『マジ何者?』『実は高ランク探索者ってオチでは?』
「いえ、ただの定食屋ですよ。ただ、昔取ったきねづかってやつで、腕には少し自信があります」
『『『そんなレベルじゃねぇだろ』』』
ミノタウロスどころか、下層のボスすらも瞬殺する姿が全世界に配信され、大バズりするのだった。
さらに彼こそが歌舞伎町ダンジョンの攻略者であると暴露され……?
※こちらの作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
266347文字
会話率:37%
「俺は、王位が欲しいわけじゃない」
時は万暦《マンリョク》四十二(一六一四)年、光海君《クァンヘグン》治世下の朝鮮。
先年、謀反の旗印に担ぎ上げられた咎により、王弟の身分を剥奪され、江華島《カンファド》へ流刑となっていた永昌大君《ヨン
チャンテグン》こと李㼁《イ・ウィ》は、流刑先の家に火を掛けられ、焼き殺される。
彼の暗殺は伏せられ、表向きには病死として、都へ報せがもたらされた。
それから八年後。
八歳以前の記憶を失った美貌の少年・稔時雅《イム・シア》は、父・稔希吉《イム・フィギル》と共に、朝鮮《チョソン》八道《パルド》を転々とする生活を送っていた。自分がどうして記憶を失ったのか、なぜ世間から身を隠し、性別を偽って旅を続けねばならないのか、まったく分からないまま。
そんなある日、父と共に、見知らぬ男たちに襲撃を受けたシアは、炎に囲まれたのを切っ掛けに記憶を取り戻す。
炎を放った者たちとの戦いで、養父と分かったフィギルが命を落としてしまい、悲嘆に暮れたシアはすべてを知るべく都を目指すが――。
意思とは無関係に王位継承争いに巻き込まれ、殺され掛けた少年の、超長編時代劇アクション、開幕!
※本作は、李氏朝鮮王朝時代の史実を元にしたフィクションです。
実在の人物・地名その他が登場しますが、一切関わりはございません。
※一通り史料はさらっておりますが、脚色・妄想が最優先です。
※〔〕内は、注釈です。
※コバルト・旧ロマン大賞(2014年度)へ応募した同作品へ大幅改稿を繰り返したのち、第十四回アガサ・クリスティ賞へ応募(一次突破)した作品に、加筆修正を施しました(開始年は、Web公開を始めた年)。
※エブリスタに同時掲載中。note、ノベルデイズにも掲載予定です。
©️神蔵 眞吹2015-2025.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は神蔵(旧・和倉)眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事、AI学習を禁止します。
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148545文字
会話率:43%
「嘘でしょ!? お式までもう間もないのに、今更破談!?」
時は幕末。
動乱の中心地、京の都にいながら、先帝の第八皇女・和宮《かずのみや》は、自分を異性として見てくれない婚約者を振り向かせる為孤軍奮闘する――言い換えれば、動乱とはまった
く無縁の、平穏な毎日を送っていた。
しかし、その婚約者・有栖川宮《ありすがわのみや》熾仁《たるひと》親王との婚儀を間近に控えたある日、降って湧いたように持ち上がったのは、まさかの破談と、ほかの男との縁談!?
熾仁との結婚に待ったを掛けたのは、遙か遠い江戸の地に棲む幕臣たち。
彼らの狙いは、彼らが頂く長である第十四代将軍・徳川家茂《いえもち》に和宮を娶《めあわ》せて、公武合体を成し遂げることだった――。
※この物語は、史実を元にしたフィクションです。
実在の人物、地名、その他が登場しますが、一切関わりはございません。
また、史実を一通りさらっておりますが、大幅な脚色を加えております。
史実に忠実でないと受け付けない、という方は、ご注意下さい。
※この作品は、過去に書いた『箱庭恋歌』を大幅に改稿した作品です。
※個人サイト、エブリスタにも掲載中。
©️和倉 眞吹2020-.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は和倉 眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
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337480文字
会話率:47%
舞台は旧作『テンプレ転生顛末記』と同じ世界ですが、まったく別のお話です。
今回の主人公は女の子で、貴族社会でもありませんのでハーレム展開も無い予定です。
第一章は毎日投稿の予定ですが、1話3000字超で日作2000字程度のため先々は週に4
~5回の投稿になると思います。
『テンプレ転生顛末記』と同じアクァステラでのお話ですが、数百年前に大きな変革があって国家や魔法その他さまざまな事が変わっています。
1話ごとのタイトルはあまり気にしないで読み飛ばしてくださいませ。
設定はありますが展開は登場人物次第、作者も楽しみにしておりますのでごゆるりとお付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:10:15
732385文字
会話率:35%
「あなたを助けたい。無能と言われたこのスキルで」
名門貴族の令嬢カガリは、ある日突然「無能なスキル持ち」として家を追放された。
与えられたスキル《解除(スキルブレイク)》は、発動中のスキルを無効化する力。
しかし、その発動方法がわからず、
実戦ではまったく役に立たなかった。
追放された先の辺境で、カガリはある魔導装具と出会う。
スキルの“構造”を可視化できる不思議な眼鏡――《スキル・シアー》。
それをきっかけに、カガリは《解除》スキルの真の意味と、自分の力の可能性を知る。
そして彼女は、次第に“歪んだスキル”に囚われた人々と出会っていく。
──心を閉ざした薔薇の騎士。
──誰よりも正しくあろうとする最強の剣士。
──知識を武器にする孤高の魔導師。
──微笑の裏に秘密を隠す従者の少年。
それぞれが“過去”や“スキルの呪い”に囚われながらも、
彼女の手によって、心もスキルも、少しずつ解かれていく。
これは、追放された元令嬢と、彼女に惹かれていく“訳あり男子たち”と歪んだ世界の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:08:42
239300文字
会話率:31%
目覚めると無人島の砂浜だった。個人的な記憶がまったくない。よくわからない唯一の能力「クエスト・メイカー」と奇妙な魔物たち。おそらく異世界であるこの島を抜け出して島の外の世界を満喫するために奮闘する。
最終更新:2025-07-25 13:01:16
960954文字
会話率:25%
アルベール王子の魔法教育係だったアリアは、王子が公爵令嬢と婚約した際にその職を離れようとしていた。隣国の聖女に頼み込み、アリアはセフィロス公国で暮らすことに決めた。ただ、セフィロス公国のレオ王子は変わり者で、なぜか治癒魔法使いにしか興味がな
い様子だった。アリアは聖女であることを隠し、魔法が使えないことにしていたため、レオ王子はアリアのことなどまったく意に返さずに無視を続けていた。そんな時、アリアは一人の少女と出会う。その少女は、レオ王子の妹で、呪いで目が見えなくなってしまっていた。今まで名だたる魔法使いたちが呪いを解こうと試みているのだが、未だに成功した者など誰もいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:37:20
15812文字
会話率:55%