雲魔法という役には立たないけど珍しい魔法が使える侯爵令嬢のクラウは、婚約者である王子から婚約破棄を言い渡され、修道院に幽閉されてしまう
こんなことになったのも、すべては流されやすい自分の性格のせい。
もう二度と流されないと決意したクラウは
、修道院から脱出して新天地を目指す。
実は雲魔法というのは使えない魔法ではなく、独房から簡単に逃げ出せるくらい非常に優秀な魔法だったのだ。
ふわふわの雲に乗って一人旅。
夢だった空での生活に目を輝かせるけど、風に流されて迷子になってしまう。
そんななか、砂漠でひとりの青年を助ける。
雲の上に乗って移動し、雷雲を操ってモンスターを退治し、あまつさえ天候を操って雨を降らすクラウ。
その姿は女神そのものだった。
彼に「女神クラウ」と呼ばれたことがきっかけで、第二の人生が訪れる。
「女神じゃないけど、私がこの国を救います」
今度こそ幸せな人生を送りたい。
雰囲気に流されないように頑張りながら、クラウの新天地ので生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:17:12
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会話率:28%