気が向いた時しか仕事をしない。好きな言葉は「一攫千金」。ぐうたら魔女のエファリューは、家賃滞納、ツケの踏み倒しの常習犯。とうとう首が回らなくなり、夜逃げ同然で街を抜け出した。
夜の闇にエファリューは嘆く。
「ああ! なんの見返りも求めず、た
だただわたしをひたすら甘やかして養ってくれる、都合のいいお貴族様をお恵みください!」
逃亡先で出会ったのは、隣国の姫君の側近を名乗る眉目秀麗な青年アルクェス。彼はエファリューに跪き、熱烈に彼女を求めるのだった。
「何もしなくていい。ただただ其処にいて、気が向いた時に微笑んでくれる程度でいい。だからどうかお願いいたします! これから一生、貴女を囲う許しをください!」
しかしそれは求婚でもパトロン宣言でもなくて
行方不明の姫君の身代わりを務めよとの脅迫であった──。
※舞台設定的に「六畳一間」の概念はありませんが、イメージが伝わりやすいようこの単語を使用しております。
※聖職者の階位等の名称は造語です。ふわっとファンタジー設定です。
※完結済。他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 21:52:21
147923文字
会話率:42%
『お前の秘密を守れるよう、万が一のときはうちが捻り呟せるくらいの弱小貴族を射止めてきなさい』
リィシャー伯爵家の令嬢ファリスが普通の令嬢と真逆のことを言われて出たパーティ。
ファリスは言われたとおり意気込むけれど、微笑むことすらしないの
でなかなか上手くいかない。
やっと声をかけてくれる人が現れたと思ったら、相手はどうみても高位貴族(対象外)で、おまけにファリスが今、一番近づいてはいけない人だった。
それなのにどうして一緒に犯人を追ってるんだろう?
大航海時代(15世紀〜17世紀)の英国、女王エリザベス一世統治時代をモデルにふわっとファンタジーにしたお話です。ちょこちょこ史実も借用していますが【ファンタジー】です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 00:00:00
20647文字
会話率:50%
貴族令嬢であるサラは魔力測定の日、儀式で何も起こらず、ハズレ令嬢と呼ばれてしまう。
一方、この国では神からの神託を受けそれに従って人々は暮らしている。
神託は二つ。
一つはこの国に聖女が現れる事。
もう一つは15歳になった一人の少女が地の国
に行かねばならぬこと。
地の国についてサラ達国民は何も知らされていない。
けれどその実在するかもわからない国にサラは行くことになってしまった。
生贄の様に送り出されたそこは竜の国で、王を決めなければならないらしい。
ふわっとファンタジーです。
人外×人間ヒロインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 14:39:09
51021文字
会話率:20%
ガラガラくじで特賞を当てたら景品が異世界転移でした。猫につられて異世界へ行ってしまうどこかとぼけた女性の話です。
手違いで、小説を削除してしまったので、修正変更しながら再度投稿していきたいと思っています。
読んでくれていた方申し訳ございま
せん。今後もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 10:37:36
99581文字
会話率:45%
寝ていたら異世界に転移した永月陸。一緒に転移した幼馴染の小暮当麻と共に異世界の厳しさに…!!と思ったけど、これって本当に異世界ですか??衣食住の不自由が無さすぎて異世界に来た感じしませんよ…?というお話です。
ふわっとファンタジーなのでステ
ータス等は物凄く適当です。初なろう投稿です。よろしくお願いします(`・∀・´)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 21:23:42
8722文字
会話率:59%
第二王子の婚約者だったはずの侯爵令嬢デボラは、舞踏会で身に覚えのない罪状を並べ立てられ一方的に婚約の破棄を宣言される。
第二王子の隣りには可憐な男爵令嬢。わめく取り巻きたち。
婚約者の地位に執着のなかったデボラは、ご希望通りに婚約破棄は受け
て差し上げましょう、と意気揚々領地へ帰る途中に襲撃を受け西の森へと迷い込む……
迷い込んだ先の森で魔女を師と仰ぎスローライフを楽しもうとしたりそうは問屋が卸さなかったり、なんやかんや世界を股にかけるかもしれない侯爵令嬢のお話。
*R15、残酷な描写ありは保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 19:07:14
77324文字
会話率:37%
魔鋼革命――世界に〈魔法〉の名と、キャンベルバッチ国の名を知らしめることとなった世紀の革命。それによりすっかり〈魔法〉が周知された世界において、選ばれし少年少女たちだけが通うことのできる高等魔法教育の原点にして頂点。それがザカライア・アカ
デミー。ザカライアに通うことになったロゼッタも優秀な〈魔法〉の使い手、魔使いのひとりであったけれど、彼女にはたったひとつ。誰にも言えない、たったひとつの目的と、ひみつがあった。
この物語は、そんなザカライアでひみつを抱えたひとりの少女――ロゼッタ・アリソンが、セカイに生まれ、ココロに触れ、ミライを変えるまでのお話。
※ヨーロッパ系の架空の国を舞台に据えた学園ふわっとファンタジーです。
※ふわっとファンタジーなので完璧架空の語句が出てくることもあれば、実際の神話のものが出てきたりとふわふわしています。ふわっと読んでください。
※初投稿ですが、あたたかく見守っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 21:30:08
55432文字
会話率:47%