軋む音に閉口しながら、2階に上がって、ノックをした。
のぞき穴から確認したのか、中で慌ただしく動く気配がした。
15分後。ドアが開いた。
「隊長・・・何故?」
「結城から住所を聞いた。『風邪』は治ったか?・・・EITOは自由恋愛だ。
最終更新:2024-12-03 07:45:57
4065文字
会話率:23%
私は王宮の裏通路を急いで歩いて、元婚約者であるオーレリアンの元へと向かっていた。
彼の部屋の屋根裏部屋へと到着して、天井に開けてあるのぞき穴から部屋の中を見る。
すると浮気相手である聖女クロエと彼が険悪な雰囲気で話し合っている。
それもそのはず。私はオーレリアンの浮気相手であるクロエの生活の為に色々な仕事をして国からの金銭を彼女にわたるようにしていた。
しかし、今は私は失踪し、今年の予算申請も通らず彼らは、お互いに責任を押し付け合っている。
ここから仲直りをするのか、それとも決裂するかドキドキしながら”後悔してももう遅い”状況の結末を見届けるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 20:21:36
8537文字
会話率:29%
のぞいてごらん ちっぽけな穴さ
ちょっとかがんで片目をつければいい
そこにはなにが見えるだろうか
暗闇 草原 だれかのお部屋
それともなにかの瞳だろうか
……
最終更新:2019-11-16 20:43:39
314文字
会話率:0%
壁に穴がある。
だから、のぞく。
それが、人間の本能、いや欲望。
最終更新:2019-07-18 05:00:00
966文字
会話率:0%