普段から薬を飲まなければならない程体の弱かった白は友人からVRMMOに誘われ、我流の剣術で強敵と狂気的にヤリ合いながら世界の真実を突き詰める。
一方周りは騒然、始めたての探索者がユニークモンスターをぶっ倒した!?
アイツの装備手に入るわけ
なくね?てか魔法の発動あんなはやかったけ?
そもそもトップギルドと小さなギルドで何で交渉してんの?
そんな感じで送るドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 08:27:30
71480文字
会話率:51%
ブラック企業に勤める花村望は、今日も嫌な上司に仕事を押し付けられていた。
帰りは次の日の朝。
始発で帰る事にした望は寝不足でホームに落ちてしまった。
気が付くとそこには、美しい女神様が!!
えっ、これって異世界転生ってやつだよね
?
女神様からもそうだと聞いて浮かれる私。
えっ?
能力はガチャで決まる?
はいはい、良いですよ。
『職業・第10級女神 スキル・転送』
目の前に大きく文字が表示された
「えっ? なにこれ……」
職業……女神?
勇者とか魔導師とかじゃなくて?
「……おっ、おめでとうございま〜す。い〜や〜、職業女神、待ってたんだよねぇ〜。こんな仕事、もう嫌だったんだよねぇ〜、じゃ、具体的な引き継ぎは後で誰か連絡係をよこすから宜しく〜、あ〜、良かった〜」
女神は急に態度を変え、あっという間に何処かに行ってしまった。
「えっ? なに? 異世界は? 勇者は? 私、これからどうなるの? もう、訳わかんないですけどぉ〜」
これは、異世界転生したかったけど、女神にさせられてしまった私の物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 08:10:00
219365文字
会話率:40%
私はアリシア。今日で十六歳になるお姫様。
ハーノイマン王国の、やんごとなき王家に生まれた、一人息子です。
性別を偽り、姫として民の上に立つこと十数年。例え王としての資格が無かろうと、全ては国のため民のため。並々ならぬ努力の甲斐もあって
か、国民からは多大な信頼を寄せられるようになりました。鏡に映る自分が誰だか分からなくなるほどに精神を削り切ってはおりますが、今日も『アリシア姫』は元気です。
さて、いつまでも狂ってはいられません。本日は国を挙げての生誕祭、姫として一世一代の晴れ舞台なのです。失敗は決して許されません。
――なにより、私の、婚約者が決まるのですから。
寝室で身バレしたら国家転覆案件かと思いますが、誰が責任取るのでしょうね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 07:20:00
30827文字
会話率:45%
『「お金を払ったらセックスさせてあげる」って妹に言われたんだが、どうすればいい?』の続編。
妹から「性欲の権化」と呼ばれるほどの無尽蔵の性欲を誇るひきこもりで無職の兄の夢は女の子の腟内を自分の精液で溢れさること。
妹や美少女たちとセックス
をするたびに、ひきこもりの生命線である預金残高は大幅に削られていく。
じわじわと破滅への道を歩む凡庸な兄に、明るい未来が訪れる日は来るのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 06:10:00
12917文字
会話率:54%
ここではないどこかの世界のどこかの都市に、ひとりの小柄な少年がいた。
ちょっとヲタな友達や幼馴染とのんびりと日常を過ごし、青春を謳歌する。
そう…… 彼はどこにでもいるような、平凡な男子高校生に過ぎないのだ。
彼が、とても不思議な体験をして
いるという事には、誰も気がつくまい……
これから話すのは、そんな平凡な男子高校生が体験した不思議な出来事だ。
そこは、不思議な出来事が、不思議ではなくなるかも知れないという世界。
いや、それほど御大層な話でもないか。ちょいと珍しい話ではあるけどね。
そこで彼がどのようなな体験をしたかを、知りたいかね? ……よろしい。
それでは、物語を始める事にしよう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 06:00:00
330677文字
会話率:17%
妹が嫌い。でも好きでもある。嫌な妹だが助けたい。
前世のような別れは辛いから。
政略結婚は妹が元気なら交代できますよね?
私は冒険者になります。
この亡くなった前世の妹に借りたゲームの世界で。
魔法か薬で妹を元気にするのが目標。
恋愛とか
はその後頑張る!……予定。頑張れるよね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 04:24:34
41357文字
会話率:77%
大好きなゲームの世界に転生したけど……最後までやってない作品だし、リンダは単なる支援キャラクターだし、その割に死ぬ可能性あるし……メインキャラクターは皆様ですので私は皆様を支えてひっそりといたいです……。そんな平凡な女の子の話です。
最終更新:2025-02-05 22:57:06
257611文字
会話率:46%
魔道具の技術に秀でたイシュダルディア王国は、魔石を多く保有するアウドーラ王国に戦争をしかけて敗戦した。
「お前には人質としてアウドーラに行ってもらう」
イシュダルディアで聖女として働くフレヤは突然王太子に言い渡される。
(今の生活なら
人質に行こうが変わらないわね?竜も見られるし!)
アウドーラは竜騎士団を保有する最強の国だった。幼い頃の約束を胸に、竜の研究をしてきたフレヤは喜んで隣国のアウドーラへと行く。
しかしそこで待っていたのは、敵国から来たフレヤになにかとつっかかってくる王弟のノア。
「お前スパイだろう!?」「あんたはもっと行間を読みなさいよ!」
竜騎士団で生活するようになり、会うたび喧嘩になってしまう二人。しかしある日、ノアの辛い過去を共有することになり……。
「おはようございます! フレヤさん!」
「誰?」
ノアが子犬にシフトチェンジ!?
戸惑いながらも本来のノアに惹かれるフレヤと、過去が引っかかり想いを留めてしまうノア。
二人のじれじれな恋が始まるーーーー!
これは、やりたいことにまっすぐなガツガツヒロインが、傷を癒した子犬系ヒーローと恋に落ちて、愛されちゃうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 22:02:05
87926文字
会話率:41%
本当にごく普通の高校生が、異世界召喚されて、無双できるか!?
召喚されたけど、大陸の6割を占領されていて鉱山は7以上支配されているし、召喚された国には後3日で魔王軍陸軍の5割が攻めてくる絶望的な状況。
そんな中、勿論チートスキルは
ありません
賢者と剣帝の力を半分ずつもらえたけど二人がかりで魔王軍四天王最弱(支援専門)にすら不意打ちでも負ける二人(四天王は全治二ヶ月の怪我)
さらに、今来てる魔王軍の指揮官は四天王最強!
あれ?
これ終わりルートじゃね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 21:42:12
104177文字
会話率:45%
退魔師・向田征司の朝は……割と普通である。
お気に入りのベーカリーのパン、ほろ苦いカフェオレを味わい、たまには玉子かベーコンを焼いて、会社に出勤し、警備のホワイトなお仕事に従事している。
変わっていることといえば……鎮圧する相手が怪異だ
とか、社員のほとんどが表立って言いづらい能力者だらけだとか、所属隊のメンバーがみんな一回り歳下の学生とか、隊の女子率高すぎとか、せいぜいそんなところである。
***
……そう、まさか所属先の半数が女子高生だなんて思わなかった。地方からの出向社員の身、上にあれこれ言いづらいが、今はコンプライアンスとかなんとかハラスメントとか色々難しいんですよね?
おまけに初日からやらかしてしまうし……。
俺、果たして無事にやっていけるだろうか……助けて、姉さん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 21:08:16
163878文字
会話率:59%
「秘密結社のリーダーになること」
――それが高校生・焔城楔の夢だった。
楔は、クールな同級生・鏡月紗羅を
自分の秘密結社の受付にスカウトしようと目をつける。
だが紗羅には、誰にも言えない秘密があり...?
無邪気な笑顔の裏に謎を秘めた少
年が率いる
秘密結社の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 20:00:00
33105文字
会話率:42%
ワタクシはエリーゼ・ライヒスベルク!泣く子も黙る公爵令嬢ですわー!
第1王子とその婚約者(親友)が事故死して前倒しで第2王子の婚約者になってしまいましたわー!
正直コイツ王太子の器じゃないですわー……
これほどバカ王子なら貴族の信用度が落
ちる一方!合法的にこの国の権力を握る算段が出来ますわー!最高ですわー!ワタクシの帝国爆誕ですわー!
学院に入学したらなんかよくわらない平民が第2王子に抱きついてますわー……正直どうでもいいですわー……もう第2王子に価値はありませんわー
それはそれとして舐められたら終わり、一応婚約者に近づく平民に教育ですわー!その後は第2王子と好きにすればいいですわー!
オラァ!校舎裏にいるのはわかってるんですわよ!
「これで王子は落とせた、あとは4人を落としてハーレムを作って……5人の男に囲まれて薔薇色の人生を歩むのよ……私が王妃になるのよ……ゲームの通りにね」
なんかやばそうですわー……それじゃ生まれた子供が誰の子かわからないじゃありませんの。
そもそもワタクシが建国したら国王にもなれませんわー
でも、もう第2王子は見切りはつけてるからいいですわ!欲しかったら差し上げるから卒業まで大人しくしてくださいまし!
それにしても、結構謀略家なんですわね。
これだけのことをゲーム感覚でやるなんて……楽しくなってきましたわー!
でも、なんかブツブツ言い続けて怖いから今回は引きますわー……ビビったわけではありませんの!
え、本当にただの平民ですの?
第1王子が生前に願書を?助けてもらった?誰も貴族や有力者が支援してないんですのね?本当に?
それであんなことを口に出して言ってたんですの?
もしかして……心の病……?妄想で生きてる……?世界が自分を中心に回ると思い込んでるタイプ?ん?皆様なんでワタクシを見てるんですの?
これはいけませんわー……優しく見守りますわー……皆さん手出し無用ですわー……病人には優しく、人に優しく、上に立つもののモットーですわー!放置!静観ですわ!
そして、ワタクシこそがトップに立つのですわー!
カクヨムでも連載中ですわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 19:00:00
704288文字
会話率:62%
「もう我慢の限界だ!君とは婚約破棄だ!我が家の財産の8割を溶かしおって!」
主要貴族が参列する入学式でするなよ、せめて卒業式にやれよ。これから3年間どっちに転んでも気まずいだろ。
「本当によろしいのですのね?ではこちらにサインを」
「い
いのか……?本当に……?これで我が家は救われた……」
「ところで新しい婚約は入学予定の平民ですか?あなたの公爵家が預かっている?」
「いや、いくら君の有責婚約破棄でも、証拠を掴まれて大金を搾り取られるかわからなかったから浮気のようなことはしてない」
「はい私のパーフェクト勝ち!参加してた貴族は負けた場合の賭けたものを支払ってを払ってくださいね!数少ない払い戻しの方々は賭け金お支払いまで少し待ってくださいますか?」
途端に保護者席から上がる怒号。
「平民に手を出しておけ!」
「王命の婚約を破棄できるとはいえ普通はしないだろ!」
「領地まで賭けたんだぞ!どうしてくれる!」
「爵位まで担保にしたのに!」
「さぁさ!お支払いを!証文もありますよ」
これカジノじゃなくて学園の入学式だよね?
賭け事で儲けた俺は終わった時には俺は男爵になってしまった。負債を抱えた家族、急な抜擢。
俺は家族を取り戻せるのか
あの男やりますわね、私目当てのようですし……。
気になってきましたわ
カクヨム掲載してました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:00:00
24395文字
会話率:58%
※ご都合主義あり。処女作なのであんまり期待は…ね?
男女嶋 女雅(おめじま なお)が異世界に転移して手にした能力は「性別を変更する能力」!この能力でどうやって魔王を倒すのか。ナオの冒険が今始まる!
最終更新:2025-02-05 19:00:00
5813文字
会話率:61%
目が覚めると異世界の貴族ザクスノートの体を乗っ取っていた主人公。しかし、ザクスノートの記憶を継承していない主人公に貴族は無理と判断され、貴族籍を剥奪され平民ザックスとして生きることになる。
そんなザックスに貴族の父は言う「ダンジョンを攻略し
て、貴族に戻って来い!」
異世界シュピルフィーア。そこはダンジョンに侵略され、徐々に人類の生活圏が削られて衰退し始めた世界。主人公は伝承にしかない力、複数ジョブと聖剣を武器にダンジョンを攻略する。
何番煎じか分からない定番のダンジョン物です。聖剣は強すぎるので切り札として温存し、コツコツ攻略して強くなっていくので展開は遅めです。新しい魔物やジョブ、スキルが登場した時は色々検証しますが、単純作業となった場合は描写をカットしていく方針です。
ジョブに関しては定番物から、変わった物まで色々取り揃えております。商人とか遊び人なんて育てても意味なくね?と感じるかもしれませんが、使えるかどうかじゃないんです。取り敢えずレベルを上げて、その先が見たいだけなのです。
カクヨムの方で先行公開しています。(2021/12/24時点で114話、18層攻略中)追いつくまでは毎日更新、その後は月、水、土曜の週3更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 18:00:00
683455文字
会話率:28%
夜遅く、恋人のオリバーの従妹ジュリアの送迎を終え、「ふう。さ、帰ろ」と、魔動車を発進させようとした、主人公クレア。早く家に帰って、さっさと寝ようと思っていると、ジュリアと入れ違いに家から出て来たオリバーに呼び止められた。
お礼でも言われる
のかな?と思ったのに、そこで言われたのは、「君が悪い」と言う言葉。
「は?」と、プチンと切れたクレアはさっさと恋人に別れを告げ、新しい恋を探す事に。次こそはいい男を!と思っているのに・・・。駄目男ホイホイの主人公がやばそうな男にロックオンされるまでのお話。
(全八話、番外編一話)
作者の別作品の異世界と同じ世界観になります。「浮気をされた見習い魔女は今日もポーションを作ります」登場人物、時間軸は違います。世界観だけが同じ、完全別作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 17:44:23
84943文字
会話率:49%
最近妙な夢を見るんだよね。なんていうかファンタジーなのに妙に現実味な夢。
そんな夢を見ていた・・・・らあれ?赤ちゃんになっていた。
いや、確かさっき電車に撥ねられそうになって・・・・・・あれ?
まじですか。
これって所謂転生ですか・
・・・・。
まじですか。
静かに人生を過ごしたいなぁ・・・・・・周りの人達だけで質素ながら、良い旦那さんを迎えてさ。私夢だったんだけどね。
でもそんなゼロからのスタートなのに静かにって・・・・無理かな?
どう考えても無理だよね?私どうやら公爵家の令嬢だし・・・・・。
最後に言います。
・・・・・マジですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 17:15:14
1339074文字
会話率:38%
光る小石を拾ったら異世界へ転移しちゃいました!?
平凡な大学生の俺、間宮 零人は帰宅中に光を放つ不思議な蒼い石を見つける
「なんだろう、コレ」
不用意に触ってしまったのが運の尽き!
石は強く輝き出し、しかも身体の自由がきかない!?
ああ、こ
のまま死んでしまうんだ
そのまま眠りについたのも束の間、目覚めると目の前には緑の大草原が広がっていた!
どこだよここ…悩んでいるといきなり声が掛けられた
「少年、困っているのか?」
あの時の蒼い石!?
しかも喋っているうえにフワフワ浮いている…
話を聞くとこの蒼い石はどうやらここに来るまでの記憶を失っているらしい
え、それじゃあ俺帰れなくね?
元の世界へ帰還するには彼女の記憶を取り戻す必要があるようだ
それなら手伝うしかねぇ!
喋る石と行く記憶探しの旅、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 16:22:31
1267209文字
会話率:35%
「『面白れー女』をやっている本人は……全っ然面白くないっっ!!」
男爵令嬢クリアは元平民。学業成績としっかりした性格を評価され、サンブリング男爵家の養女になったのだ。
ある日、アニメ映画「君の世界の名前は」のヒロインに転生していたことに
気づいてからは、さあ大変。この映画は、ヒーローがヒロインに恋する力で「世界の滅亡を防ぐ」話だったから。
入学する学園で、ヒーローの王太子レイニーに好かれなければ、全てが終わる。しかもこのヒロイン、まさかの「ど天然キャラ」だった!!
ヒーローの女性の趣味にドン引きしつつも、泣く泣くヒロインになりきろうとするクリア。
世界の行方は? ヒーローが隠していた真意とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 16:14:03
61208文字
会話率:34%
少年系ヤンチャJKイブキとク~ル系美少女月夜が登校前のバス停でするユルい会話の日常です。
キャラ紹介見たあとはどこからでも読めるようになってます。1話だいたい2~3頁なので話数多くても敬遠しないでね!!
読んだ後はお気に入り登録と感想
、レビュ~なんかも、どうぞ、おなしゃっす!
ただ作者はとても臆病な生き物です。怖くて感想を見る事ができません。カ〇ハメ波が撃てるぐらいのベストコンディションな時(ありますよね? 1年に2回ぐらいそ~いう日)にしかペ~ジを開けないので、気長にまってあげてください。お返事は必ずしますので!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 16:10:00
2218361文字
会話率:66%
【新作大公開ッ! 約2日に1回更新ッ!】
私、リリアーナ・プラチナブロンドは新米聖女ですの。
女神様の加護を授かる修道女として、今日も健気に世のため人のために汗水を垂らして献身させていただいているのでございます。
ふぅむ?
お一つ質問をよろしいか、ですって?
私の主なお仕事内容が知りたい、と?
こっほん。それはもちろん、物陰に隠れて社会奉仕(意味深)に励んでみたり、他にも桃色の背表紙本から数多の知識を得てみたり、更にはアレやらコレやら何とやら……うふふふふ。
おっと。あくまで息抜きの範疇ですからね?
教えに叛くつもりはありませんので悪しからず。
何より私はセイショクシャなのですから。
人より少しばかり好奇心が旺盛で、茶目っ気に溢れ過ぎているだけで……基本は大真面目なのでございます。
今だってほら、国王陛下からの勅命に応えようと身を粉にして頑張っているわけなのですしっ。
お友達の女勇者さんと一緒に、遠く離れた魔王城を目指して旅を続けている真っ最中なんですのっ。
……あ、でも。本当の本当にお一つだけ。
この胸に秘めた願いがございます。
長い長い旅路の最中。
運命の殿方にお会いできたらなぁ、なんて。
恋に溺れて、愛に堕ちてしまえたらなぁなんて。
私だって、世に生きる一人の乙女なんですもの。
「はぁぁぁ。どこかに素敵な殿方、転がってはいらっしゃいませんでしょうか。片っ端から拾い集めて差し上げますのに」
「あっはは……ほら、リリアちゃん。おバカなこと言ってないで先に進もうよ。ぼーっと突っ立ってたって何も変わらないよ?」
「ふぅむ? あらあら私としたことが。ついつい独り言をこぼしてしまっておりましたわね」
てへりんっぺろりんっでーすのっ。
気を取り直して旅を続けましょう。
国王陛下の勅命はあくまでソレとして。
まだ見ぬ最愛の人と巡り会うためにっ!
――――――――
こちら、破天荒系お嬢様口調な新米聖女様と
ピュア系むっつりな新米女勇者様の二人による
爽快痛快紀行モノ(になる予定)でございます。
おおよそ二日に一回、新話を公開してまいりますので
どうかご気軽にブクマを挟みながら
のんびりとお楽しみいただけますと幸いです。
(*´v`*)ノシ よろしくですのっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 12:10:00
570589文字
会話率:22%