なよ竹のかぐや姫が一人でしゃべりまくるフカシ話です
最終更新:2023-05-10 21:08:18
846文字
会話率:0%
今となっては昔のことであるが、竹を取り様々な用途に使い暮らしていた翁とその妻の嫗がいた。翁の名は さぬきの造 といった。
ある日、翁が竹林にでかけると、光り輝く竹があった。不思議に思って近寄ってみると、中には三寸(約 9 cm)程の可愛らし
い女の子が座っていた。二人は自分たちの子供として大切に育てることに決めた。
その後夫婦は竹の中に金を見つけるようになり生活は豊かになっていった。
翁が見つけた娘はどんどん成長し三か月ほどで妙齢になり、この世の物とは思えない美しさとなった。
そこで秋田という男がこの娘を「なよ竹のかぐや姫」と名付けた。
その美しさを聞きつけた世の男たちは、皆かぐやに求婚したがその誘いを断り続けた、そのうち意思のないものはいなくなりその次に力のないものはいなくなった。
文字通り残ったのは力、つまり異能力を持った物のみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 00:37:57
2453文字
会話率:9%
昔、昔あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。
ある日、お爺さんが山へ柴刈りに行くと、竹が光輝いておりました。
お爺さんはその金色に輝く方向へ足を向けると……そこには、黄金に輝く、大きな竹があったのです。
お爺さんは手にしていた斧で竹を
慎重にたたきました。
すると折れた竹の中から、この世の者とは思えないほど美しい赤ちゃんが、スヤスヤと眠っているではありませんか。
お爺さんは竹の中から赤ちゃんをそっと取り出すと、すぐに家に連れ帰りました。
子供がいなかった二人は神様からの贈り物だと、とても喜びました。
そうして二人は赤ちゃんに[なよ竹のかぐや姫]と名付け、大事に大事に育てました。
これはそんな美しいと謳われた、なよ竹のかぐや姫がもし男だったら……のお話です。
※冬の童話祭2018の参加作品となります。
ハッピーエンドな竹取物語を書いてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 22:00:00
5228文字
会話率:13%
月に住む姫は完全な理想郷という月の世界に絶望した。月に住む民には一切の感情がない。ゆえに、姫は月ではない地上に希望を求めた。そして彼女はなよ竹のかぐや姫となった。そして――――
最終更新:2017-11-07 15:56:49
9727文字
会話率:9%
『十二冒険者~桃太郎×西遊記×オズの魔法使い×クトゥルフ神話』46話~55話の外伝です。
室町幕府8代将軍足利義政(あしかがよしまさ)は覚醒世界の夢見る人。彼は夢世界で月旅行を楽しんでいた。
すると彼が重用する庭師善阿弥(ぜんあみ
)が現れて、月の権力者たちの議会(理事会)に立会い人として参加して欲しい頼まれる。
善阿弥によると、月ではノーンデス派とニャルラトテップ派という二大派閥が幅を利かせており、どちらかが権力を掌握することで月世界にも覚醒の世界にも大きな影響を与えると言う。
政治には興味の無い8代将軍義政だが、お気に入りの庭師の頼みとあっては断れない。立会い人として月の議事堂へとおもむく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 17:46:01
13131文字
会話率:44%