修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端
麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 19:00:00
46701文字
会話率:35%
三年間の結婚生活の末に夫と別れた、エリス・インベル。彼女は離婚を機に住み慣れた町を出て、自由気ままな独身ライフを満喫していた。
新しく勤め始めた職場は、交易都市トレンタの中心街にある有名な小料理屋『マット・グラーシュ』。その店は、働く女達
が男客から口説かれるのが日常のような場所だった。
ある日の夜。エリスは仕事の帰り道で、待ち伏せをしていた男客に捕まってしまう。男に腕を掴まれ、暗闇に連れ込まれそうになったその時。音もなく現れてエリスを助けてくれたのは、王宮からトレンタに派遣された騎士団の団長、ディルター・ベルナントだった。
◆◆◆
※話数を抑え、ストーリーをサクサク進めたいので細やかな風景描写は少ないです。
※陰謀に巻き込まれるとか、誰かに陥れられるとかはありません。大人同士の普通の恋愛話。
※バツイチヒロインに、奥手ヒーローが距離を縮めようと頑張ります。
※完結までの下書きメモ有り。文章が出来次第アップします。
※年末年始の時期なので、週に一話ぐらいの、のんびりペースで更新する予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 08:12:38
150539文字
会話率:64%
お互いの気持ちがなかなか伝わらないもどかしさも愛おしい。
僕と彼女は、“遠距離恋愛”をしている。
最終更新:2021-05-14 03:00:00
1516文字
会話率:32%
代々ドールを作り続ける人形師の一族、アッシュベリー家。アッシュベリードールと呼ばれる人形は、まるで生きているかのようなリアルな造形の等身大ビスクドールで、非常に希少な存在だった――。
フェリル・アッシュベリーは、若くして当主になった優れた
人形師。人前には滅多に姿を見せない彼女の両足は義足で、ドールと同じ陶器製ゆえに影では《レディードール》と呼ばれている。
幼い頃から仕える執事ルカに恋をしているフェリルだが、その想いはルカになかなか伝わらない。兄の様だった彼が急に従者として距離を置くようになった気持ちも分からず、切ない想いに悩むばかり。
一方のルカは、フェリルには言えない衝撃的な秘密を抱えていた……。
切ない想いが秘密を作る。
不思議なものに囲まれた世界の話。
この作品は「ノベマ!」にも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 16:28:17
18266文字
会話率:39%
男の子目線で恋の歌を書いてみたかった。なかなか伝わらない想いのお話。
最終更新:2018-09-18 19:09:55
1552文字
会話率:8%
私は彼が好き。だからこそ、私は彼と別れたい。
彼女が好きなヤンデレ気味な不良君と不良君のために別れたいと思ってる彼女のお話し。
最終更新:2018-07-22 18:00:00
6718文字
会話率:27%
大魔法使いには、一人の弟子がいた。
魔法使いは弟子を一人の女性として愛している事に気付いた。だが弟子には、なかなか伝わらない。
最終更新:2016-06-23 07:55:18
48953文字
会話率:40%
とある主人とその執事のお話。
なかなか伝わらない思い。
※全年齢対象のBLとなっております。
苦手な方、ご理解のない方の閲覧はご遠慮ください。
※誤字等の修正を行う際、多少の文章変更をする場合があります。大幅に内容を変更することはありま
せん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-15 09:07:15
4957文字
会話率:36%
結構現実にあると思う一方通行な恋とか届かない想いとか届いちゃいけない想いとか…だって想いはなかなか伝わらない物だからこれは私立草間高校を中心とした現実であり架空である物語多分同感できる話もある…かな?
最終更新:2009-03-30 13:15:24
1958文字
会話率:82%