勉強はできるがスポーツは苦手。小柄でやせっぽちの中学三年生である穂村太郎は、河原でキャンプした翌朝、身体の異変に気がついた。一夜にして、人外の域にある怪力とスピードが身に付いていたのである。容姿に変化は見られない。見た目は弱そうな外見のま
ま。なのに超人となった太郎は、自分に何が起きたのかわからず戸惑う。
回復した視力のカモフラージュのために伊達眼鏡を買いに行った先で、太郎は幼い女の子の誘拐事件現場に出くわす。思わず力を振るって誘拐犯から女の子を取り戻した太郎は、しかしその女の子と一緒にいるところを、クラスメートの世羅ことりに目撃されていた。
女児を誘拐犯から助けた謎の少年が太郎に違いないと確信したことりの発言をきっかけに、太郎は自分の通う中学でいちばん喧嘩の強い乱暴者の外山和夫から、因縁を付けられてしまう。生まれてこの方、まともに喧嘩などしたことのない太郎は、どうやって外山の相手をすればいいのかわからず、それでも素直に呼び出された体育館裏へと向かうのだった。
地上最強の男になりたい。そんなことをまったく望んでいなかったひ弱な中学生が、ある日突然、最強を名乗るにふさわしいパワーとスピードの持ち主になってしまったら。超人になってからも、ごく普通の中学生活を送ることしか考えていないのに、太郎の得た力は、太郎の周囲に様々な事件と強者を呼び寄せていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 20:00:00
404602文字
会話率:50%
世のなかには、予想もしないことが起こるもので。
でも、まさか自分が住んでいるアパートが、火事になるなんて思ってもみなかった。
学校のたいていの人間が、その目つきの鋭さ、赤髪から
「紅鮫」と忌避する、秋田朱理。
実家が保育園で、自身も保育
士を目指している、身長175㎝、大和撫子のお姉さんキャラ。
他者との交流が浅く「鉄の聖母」とクラスメートに囁かれていた、花園花圃。
最悪の出会いをきっかけに、
まさかの「保育園ぐらし」が始まるのだった――。
不器用で、甘え下手。でも素直になったら、とことんストレート。
保育園の子ども達にアドバイスを受けながら、少しずつ芽生える感情に戸惑って――。
「子どもじゃないけど、君に甘えるのダメなの?」
※セルフレイティングは保険です。
※カクヨムからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 12:29:40
130481文字
会話率:45%
【簡単あらすじ】小さな国の虫愛ずる姫が、大きな国の学校でも素直に真っ直ぐ我が道をどこまでも突き進んだ結果、小さな国の隣にある国の王子様まで巻き込んでしまいました。
完結作『あの薔薇が咲き乱れる頃には』のカマキリエピソードを広げました。幼
虫と毛虫が出てきます。いじめ問題もあります。
本作だけで読めるように書いています。
また、本編をお読みになられた方は、最後に差し込む予定のおまけ部分を読んでいただけると、印象が元に戻ると思います。
※本編の本筋とはほぼ関係ないような軽いネタバレはあります。
《新規の方へのあらすじ》
グレーシアは大国リディアスの隣国にあるワインスレー諸国の一つ、ディアトーラの由緒正しき血筋を持つお姫様。慣例に従い、リディアスの学校へと入学した。
しかし、この学校、色々と問題がありそうで。
最初に失敗してしまったグレーシアにも不穏な雲が近づいてきている様子。
本来ならば友達関係やいじめ問題に悩みそうなものなのに、本人はいたって平気そう。
『種族? いいえ、ここにいらっしゃる皆さまは「哺乳類」「サル目ヒト科ヒト属」に属する同じ「人間」と呼ばれるものですわよ』
グレーシアはそんな風に思いながら、裏庭の花壇で今日も青虫でお友達のアミリアに話しかけて、嬉しそうにしている。
そんなグレーシア眺めながら、エリツェリ王子タンジーは、胸のすく思いがするのだ。
しかし、彼女をを眺めるのは、タンジーだけではなく、グレーシアのお弁当箱が盗まれたことをきっかけに、事態は悪い方向へと……。
本当は泣き虫なグレーシアが、少しだけ周りを見て歩めるようになるお話。
《既読の方へのあらすじ》
アルバートの時代が終焉に近づき、新しい顔ぶれが揃えば、新しい風が再び吹き抜ける。飛ばされぬように、追い風に乗り遅れないように。
風を読み、風を捕まえ、そして、その風の壁となり、その国を守るべき者たちだ。
たとえ酸っぱいレモンを囓っても、何も言わずに飲み込むこともあろう者たち。
だから、後もう少しだけ。
もう少しだけ、レモンは酸っぱいと素直に言える時間があっても、良いのかもしれない。
新しい時代に生きる者たちと、虫を育てる不思議ちゃんなグレーシアの学校でのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 10:18:30
62945文字
会話率:28%
何でも素直に受け止め、何でも前向きに捉える炉院千代。
彼女は上司から激務を押し付けられ、徹夜で仕事をしていた。
一区切りついた千代を襲った眠気が誘ったのは、見たこともない景色。
夢だと思い込んだ千代は、その世界を前向きに楽しもうとする。
そ
の姿に、彼女と出会ったイケメン達は心惹かれて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 23:00:00
3806文字
会話率:59%
これはレイラ嬢とアーノルドとエディ、それぞれ三者三様の罪と欲望、胸が狭くなるような愛情と聞き届けられなかった願い、手に負えなくなった執着と歪みと罪悪感と、そこへほんのひと匙の狂気と背徳感を加えた、三角関係の恋愛物語。
「レイラちゃん、君の
ことが好きだ! 俺と結婚してくれ!」
「はっ、はいぃっ!?」
ここは魔術が国によって制限された世界。レイラ・キャンベル男爵令嬢は戦争の英雄“火炎の悪魔”になんと、初対面でプロポーズされてしまった。しかもそんな彼は、冷酷非道な売国奴と呼ばれる、一等級国家魔術師の軍人で。
おかしい。レイラは“魔術雑用課”と馬鹿にされてしまいがちな、日常魔術相談課の面接官としてここにやって来た筈だ。それなのにどうして、私のバディ採用面接に、こんな雲の上の存在の一等級国家魔術師がやって来たのだろうか?
なんやかんやでついうっかり、彼女はエディ・ハルフォードを自分のバディとして雇ってしまう。そこからレイラとエディは仕事のバディとなって、首都リオルネの一般都民の皆様の為に、今日も今日とて魔術を使って日々のお困り事を細々と解決してゆく。(庭先のポンプを直したりだとか)
それでもレイラにはアーノルドという、日常魔術相談課の部長で“女殺し”と呼ばれる希代の色男が、彼女の婚約者であり、なおかつ一緒に暮らしている義兄として君臨していたのである。
「なぁ、アホノルド? レイラちゃんと婚約破棄してくれないか?」
「断る。何でも素直に頼めばいいと思うなよ、このクソ悪魔が」
果たして、戦争の英雄“火炎の悪魔”は彼女に振り向いて貰えるのか?
「わ~! 流石は一等級国家魔術師のエディさんですね!まさかトイレの頑固な黒ずみがこんなにも一瞬で落ちるだなんて!」
「俺は確かに君の為なら何でもするよって言ったけどさぁ! 俺が想像していた意味と全然まったく違うんだけど!?」
それでもどうやら、レイラ嬢とアーノルドの関係も正常ではないらしく?
「っアル兄様の大嘘吐き! 私にただ、執着しているだけのくせに!」
「まだそんな口が聞けるのなら上等だ、お前は本当に嬲りがいのある・・・・・」
これはあくまでも日常の物語。今日も仕事をして美味しいご飯を食べて、職場の同僚と騒いで、時には誘惑されてつい負けてしまったりと、そうやってレイラたち三人は時間を重ねてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 16:47:13
1061209文字
会話率:64%
読書感想文が褒められた!
でも素直に喜べないちょっとひねくれた子供が同級生への劣等感と教師への不信感を募らせてゆく。
最終更新:2022-02-26 10:00:00
588文字
会話率:4%
君と出会ってからの3年間の話
あの日君に伝えていたら、少しでも素直になれていたら何か変わったのだろうか
今でも、少し思ってしまう。
最終更新:2020-05-03 00:12:02
631文字
会話率:37%
卑屈で捻くれてて、でも素直に生きてきた『私』が『彼』と出会って息が出来るようになった話し。
最終更新:2018-10-26 02:35:00
315文字
会話率:0%
※先に『八雲くんと夏目くん』『八雲くんと夏目くんと、たまに誰かさん』をお読みいただくことをおすすめします※
※基本会話進行です※
【登場人物】
八雲(やくも)…大学生。20歳。物事をあまり深く考えられない残念な男の子。ホームページで自作の
小説をあげたいと思っているが、夏目との制作話をブログにあげたらそちらに人気が出てしまい、未だ肝心の小説をあげる気配なし。でも素直ないい子。ギャルゲー好き。
夏目(なつめ)…大学生。20歳。八雲の友人。頭が良く、いつも冷静。冷静すぎて常に無表情。八雲の書く小説も毎回冷静に切って捨てる。
二人の取りとめのない会話にたまに誰かさんが参加します。
鏡花(きょうか)…大学生。21歳。夏目のゼミの先輩。本名鏡太郎。身長191センチのオネエさん。「鏡花姐さん」と呼ばれている。
晶子(あきこ)…大学生。21歳。通称あっこちゃん。鏡花姐さんと仲がいい女の子。ぽっちゃり体型だが気にしてない。乙女ゲー好きのBL 好き。薄い本の世界では『舞う姫』(BL本)の作者で有名。
龍之介(りゅうのすけ)…大学生。20歳。八雲の友人。通称龍くん。コスプレイヤー。服は自分で作ってしまう。コスプレ界では「ドラゴンの神の手」という異名をもつ。天性の感覚をもっていて結構ものごとの確信をつくことも。
※不定期更新の短期連載予定です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-09 20:38:07
7091文字
会話率:91%
※先に『八雲くんと夏目くん』をお読みいただくことをおすすめします※
※基本会話進行です※
【登場人物】
八雲(やくも)…大学生。20歳。物事をあまり深く考えられない残念な男の子。ホームページで自作の小説をあげたいと思っているが、夏目との制
作話をブログにあげたらそちらに人気が出てしまい、未だ肝心の小説をあげる気配なし。でも素直ないい子。ギャルゲー好き。
夏目(なつめ)…大学生。20歳。八雲の友人。頭が良く、いつも冷静。冷静すぎて常に無表情。八雲の書く小説も毎回冷静に切って捨てる。
二人の取りとめのない会話にたまに誰かさんが参加します。
※不定期更新の短期連載予定です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 07:03:24
21261文字
会話率:94%
坂上の視線を追うと、その先にいるのはあの人。名前を知らないってワケじゃない、でも素直に名前を呼びたくないあの人。
坂上はあの人が好きなんだ。私が坂上のことを好きなように。
別名義の自サイト(空想家の世界)にて昔公開した作品の転載で
す。本編10話+おまけ、番外編を掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 13:43:39
83042文字
会話率:50%
伯爵子息ジュリウス=ローゼンベルクには二つの秘密がある。
一つは、跡取りの居ない伯爵家を継ぐために、女性として生まれながらも男性として育てられたという公然の秘密だ。
人は「彼」を男装の麗人と呼び、その中性的な妖しい魅力に惹かれるのだった。
なお、二つ目の秘密は……一つ目の秘密が勘違いだということだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 19:00:00
100977文字
会話率:33%
大学生のオレは、誰が見てもわかるお人よし。そのうえ、騙されやすい。なんでも素直に信じればいいというわけではないことぐらい、わかっている。それなのに、オレは信じてしまったんだ。それも、願いを込めて。そうして現れた少女達。彼女達のおかげで、不運
でも平和だったオレの日常は、めちゃくちゃになってしまった。そんなオレの日常を記録していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-10 18:00:00
20229文字
会話率:46%
水泳部のエース山根とその友人紀野の夏。受けが攻めにぞっこんというパターンは割りと好き。でも素直になれないみたいな。そういうところまでわかっててうまく言わせる攻めみたいな。でもそんな攻めも正直いっぱいいっぱいなんだぜみたいな。そんな、夏。(七
夕用SS)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-13 18:00:00
5813文字
会話率:35%
誰にでも素直になれない少女、藤永みくが
恋をしたのは隣に住む高校教師、宮下快斗。
最終更新:2011-07-22 17:40:59
2557文字
会話率:32%
転校生の彼女。彼女を知っているような気がしたが、彼の知っている女の子と彼女は正反対で……
最終更新:2011-05-16 21:32:21
2548文字
会話率:31%
同棲、裏切り 傷つけあいの恋愛を重ねて、もう恋愛なんて面倒だ。
そんな冷めた感情を捨てたい。
でも素直になれない。
そして遊びか本気か。口説き文句を並べる人たち。
ひねくれてしまった心は果して素直になれる日が来るのかー?
最終更新:2010-08-11 14:46:57
2189文字
会話率:37%