勉強。勉強。勉強。
親から良い大学に行けと、ずっと勉強を強制させられてきた高校生の優太《ゆうた》は、勉強尽くしの日々に嫌気がさしてきた。
自分もクラスメイトのように遊びたい。
青春を謳歌したい。
そんなある日、優太は声に導かれ、少女と出会
った。
少女の名前は久方 美羽《ひさかた みう》。
美羽は虐待を受けているようで、優太に助けを求めてきた。
彼女の家についていき、とある部屋に入ると、父親らしき男が寝ていた。
そこで、彼女は言う。
――こいつを殺して、と。
――――――――
アルファポリスの『青春ボカロカップ』にエントリーしています。
青春とはちょっと違うかもしれませんが、応援していただけると嬉しいです。<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:15:08
29375文字
会話率:34%
僕らの守り神は、歌を歌い未来をみる。
僕ら一族は、守り神に舞いと笛を捧げる。
その調べは、人ならざる魔を払い、清めていく--------
1991年東京。
守り神の歌に導かれ、僕は三人の小説家と出会った。
元役者のニレイさん。
訳あって一
度は筆を置いたサキさん。
そして16歳少女アリア。
彼らは三人ででひとつの名前をもつ、小説家だった。
ひとつの予言がつないだ、過去といま。
夢と現実が交差する場所で、あらたな世界の扉がひらく。
★登場人物
セイ・・・・・・渋沢 征(しぶさわ せい)。主人公。21歳。予言をする守り神・ミカさんに使えるアガミ一族の半人前の術士。与えられた花の名は、梅。
草四郎・・・・・灘 草四郎(なだ そうしろう)。19歳。セイの年下の叔父であり相棒。与えられた花の名は、菖蒲。
アリア・・・・・日比野 亞璃亞(ひびの ありあ)。15歳。作家集団・五島万(ごとう まん)の一員。
ニレイ・・・・仁礼 友太(にれい ゆうた)。41歳。元俳優。アリアの義父。作家集団・五島万の一員。
サキ・・・・・佐紀 了次(さき りょうじ)。29歳。作家集団・五島万の一員。
谷・・・・・・谷 周平(たに しゅうへい)。25歳。大社であるコウガミの術士。作家集団・五島万の担当編集者。
カナ・・・・・谷 鼎(たに かなえ)。17歳。女子高生。大社であるコウガミの術士。谷の義妹。
十日町・・・・・十日町 丈(とうかまち じょう)。38歳。故人。大社であるコウガミに恨みを抱いていた。
ハジメ・・・・・渋沢 一(しぶさわ はじめ)。故人。15年前に若くして亡くなった、セイの父親。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 22:28:51
396801文字
会話率:25%
伯爵家令嬢のエメリーヌは、他人より少し手汗が多い。
手をつないだ子には気持ち悪がられ、教科書はそんな気が無いのに濡らしてしまう。
そうだ!人と係わらない、道具が濡れても支障のない仕事をしよう!
手汗のせいで、社交も苦手な彼女は、みんなに見守
られながら、庭師への道を進みます。
そんな彼女が作り上げた庭は?
手汗令嬢が幸せになるまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 11:51:29
27709文字
会話率:41%
紙からインクを取り出す魔法を使うロティアのもとに、不思議な依頼が舞い込んでくる。
依頼人は画家のリジン・キューレ。依頼は「家に住み込みをし、リジンが描いた絵のインクを取り出す」という内容だ。
画家の絵を取り出すすなわち消すという不自然な仕事
と、口数が少ないリジンに、ロティアは初めは戸惑ってしまう。しかしすぐにリジンの持つ優しさに気づき、良好な関係を築いていく。
そんなリジンには、自分の魔法に関する誰にも言えない秘密がある。その秘密によって、リジンは絵を描かなくなり、ふたりは引き裂かれることになる。
しかしロティアは諦めなかった。親友のハト・フフランや友人たちから知恵と協力を得て、リジンとの再会を果たす。
ロティアが見つけ出した方法で、リジンは再び絵を描くことができるのか。
傷ついた少年を癒したのは、インクがつないだ一つの出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:10:00
237702文字
会話率:51%
色が単色になった世界。
ベランダからみえた景色は、彼女と世界をつないだ。
最終更新:2024-12-31 07:00:00
994文字
会話率:32%
ある日、主人公【ハート】は仲間だと思っていた勇者たちによって殺されかける。
命からがら助かったはずの主人公は記憶をいくらか失ってしまう。
傲慢な勇者たちは主人公を再度殺そうとするがうまくいかない。
またも命をつないだ主人公は二度目の記憶喪
失に。
そして出会うエルフの姫様とその仲間。
見捨てられた町と腐敗した王国、かつての敵。
これはボクの無自覚追放物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 14:43:05
187098文字
会話率:41%
俺、桐生拓は、幼なじみの佐倉玲奈に頭が上がらない。なぜなら、彼女は俺のすべてを知っているからだ。
子供の頃から一緒にいたせいで、アイツは俺の恥ずかしい過去や癖、失敗談まで、全部把握している。
そして、最近の玲奈は、その弱みをうまく利用して
、俺に何かと「お願い」をしてくるのだ。
手をつないだり、二人きりで出かけたり……。その上、俺が好きなことや苦手なことを完璧に理解していて、絶妙に俺が拒否できないタイミングを狙ってくるのだ。
強引だけど、どこか優しい彼女との距離感に、俺は気づかないうちにドキドキし始める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 17:45:23
39353文字
会話率:37%
江戸時代前期、江戸の町は飲み水が不足していました。
これを解消するため、玉川上水という用水路が作られました。
武蔵野台地を東西に横切る用水路は、台地の高いところを通しており、用水路の南北に水を分配できる分水嶺をつないだものです。
40キロメ
ートルもの連続した分水嶺は、世界最大級と言えるかもしれません。
これは玉川上水を題材にした小説を書こうとする青年のお話です。
公式企画『秋の歴史2024 テーマ:分水嶺』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 00:00:00
7698文字
会話率:30%
高校三年生の夏、心葉夢斗は炎天下の中、想外の街を一人、ゆく当てもなく歩いていた。
フラッと入り込んだ公園で、幼馴染の想逸結華と再開すると、突然強引に手を引かれ連れていかれる。
連れていかれたのは、結華が祖母のタエと二人暮らしをしている広い長
屋で、かつての交流もあり、ゆく当てのない夢斗は結華のしている「紡士」の仕事の手伝いをしてくれないかと依頼される。
翌日、さっそく結華について依頼者の家へと足を運ぶと、そこは自分が飛び出してきた家だった。
中から出てきた父と険悪なムードになりつつも、仕事として来ているため冷静に対応を進める。
その帰り道に、父を擁護する結華に腹の立った夢斗は結華を置いて駆け出して行ってしまう。
追いかけてきた結華とともにタエの待つ家へと帰る。
深夜に起きてみると結華の部屋の明かりがついている。
そっと中を覗いてみると、一人黙々と部屋の隅の机に向かう結華の姿を見つける。
タエから意味深に、結華の頑張る理由を告げられ、悶々として翌日を迎える。
再び訪れた自宅で、父から衝撃の事実が告げられるが………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 12:55:47
17136文字
会話率:54%
絵本がつないだ、とある夫婦の一生。
※二次創作ではありませんが、本文内に特定の絵本を思わせる表現はあります。
キーワード:
最終更新:2024-07-06 09:36:41
6610文字
会話率:31%
ニットリンデンの楔を抜き、手許におさめたサクラ。
しかし王都へと帰還の途中、
フィルセインと手を組んだメイベルの掌中に落ちる。
ともに捕まっていたクロシェと脱出を図るも、
クロシェは左腕を失う深手を負ってしまった。
彼の命をつないだサクラ
だが、
力を使い果たして動けなくなってしまう。
一方、サクラを奪われたクレイセスたちは、
主君へとたどりつくべく、
ただひたすらに剣を揮っていた――――
現代社会から異世界へと召喚された
16歳の少女・サクラが、
平穏を取り戻し、世界との約束を果たすべく
歩みゆく様を描くクロニクル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
24336文字
会話率:48%
思い出せば思い出すほど、私って、嫌な女子だった。
母校の運動会で再会したのは、苦い思い出の相手。今でも私はあのころと同じことを繰り返してるのかもしれない。でも彼は、優しい優しい目で私を見る。
小学生時代の黒歴史の中に初恋が埋もれてたのを見つ
け出して、それから…なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:10:00
10504文字
会話率:24%
つないだ 手と手 きっと2人は 離れない
最終更新:2024-03-08 06:00:00
212文字
会話率:0%
少年、アイセティオは走っていた。
自分たちを強襲した魔獣から。
そして何より、自分を捕らえていた奴隷商人から。
森の中をがむしゃらに走り続けて。
けれどアイセティオは、背中に受けた矢傷のせいで倒れてしまう。
それでも、必死の逃
亡は彼の命をつないだ。
偶々通りがかった魔女の脚に、執念を持ってしがみつくことで。
魔女――それは、魔獣と同じ、魔法という力を扱うことのできる異端。
魔女ルクセナに拾われたアイセティオは、傷が完治するまでの間、ルクセナが住まう庵に逗留することになる。
魔女というしがらみにとらわれたルクセナ。
額に押された奴隷の焼き印のために、人間社会に帰れないアイセティオ。
二人は、共同生活の中で互いを知り、やがて恋に落ちていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 22:49:11
16739文字
会話率:21%
学校の帰り道、鈴宮涼夏はアスファルトに空いた黒い穴に吸い込まれた。吸い込まれた穴の先はどうやら異世界で、狂っている男に首を切られて、涼夏は捨てられた。それでも不思議なことに涼夏は生きていた。首なしとなった涼夏がさまよい歩いていると、『首なし
連続殺人事件』を追っている騎士・エヴラールと出会う。右も左も分からない涼夏は気づかないうちにエヴラールと魔力をつなげ、本来なら召喚者と行うはずの主従の契約を交わしてしまい―――?
異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。
魔力をつないで心もつないだ二人は、じんわりとかけがえのない存在になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 07:00:00
129043文字
会話率:40%
担任の先生が骨折をして、代わりの先生が来た。
あ、この先生。私と同じみょうじじゃん!
…それだけでは、なかった。それは…
最終更新:2023-05-02 15:17:28
3187文字
会話率:47%
中学三年生になったばかりの四月。学校で不良のレッテルを張られている田村将太は、自宅のごみ箱から年の離れた弟が捨てた一枚のプリントを見つける。そして、そのプリントがきっかけとなりクラスメイトの佐倉翼との交流がはじまった。―― 不器用で拙い愛情
の示す先に笑顔があるのなら、つないだ手を離さないで――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 23:42:16
43852文字
会話率:39%
とある老人が気まぐれで始めたひまわりの栽培。沢山のひまわりが咲く畑を見ようと、噂を聞きつけた多くの若者が訪れるようになった。しかし、人が増えることで畑が荒らされてしまう。もうやめようかと思ったその時、一人の青年が老人に声をかけて来た。
最終更新:2022-12-09 17:04:17
987文字
会話率:13%
手をつないだ、僕はココロに誓う
最終更新:2022-12-03 09:25:59
289文字
会話率:0%
夕日、背中をあたためてくれて、手をつないだ
最終更新:2022-04-30 09:41:52
390文字
会話率:0%
俺はハルアキ。中堅システム会社へ入社して10ヵ月目の社会人一年生だ。配属されたプロジェクトの一大事に何もできず落ち込んでいた俺を、教育係のジュネさんはスキーに誘ってくれた。でも……
南九州出身の俺は、スキーどころか雪道を歩いたこともないんだ
けど!
はじめてのスキーショップ、はじめてのゲレンデ、そしてはじめてのスキー、それから……。
ハルアキを数々の初体験に誘う年上の美女。それはまるで、男を異世界へと誘う雪女のようで。
おい俺、リードされるばかりでいいのか? 白銀の異世界で、俺は何ができるんだ?
これは雪女と紡ぐ雪山魔法幻想譚(ゲレンデマジックファンタジー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 23:31:39
75415文字
会話率:26%