「まあとにかく行ってみなさいな。ご飯をちゃんと食べて、しっかり寝て、体に気を付けて。便りを定期的にちょうだいね」
湖の星見と呼ばれる水の精霊の養い子であるダナンは、彼女に指し示されるままに、仕えるべき主を探す旅に出る。と思っていたら、示
された行き先は、帝国エンでもいちばん優秀と誉高い学校だった。
ちょっと特殊な生い立ちの少年が、なんだかんだ楽しく過ごす学校生活。
※ストックのあるうちは、毎週火曜日に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:10:00
86559文字
会話率:63%
幼い頃に実母を亡くした男爵家の令嬢ビオラは、家族から虐げられて育てられていた。
まるで自分がこの家の長女だとばかりに横柄に振る舞う、継母の連れ子でビオラの妹フルート。
フルートを甘やかし、ビオラには些細なことでも暴力を振るう実父、デミ
ヌエ男爵。
貴族の令嬢として適齢期になっても社交界に一度も出ることなく、屋敷の中で時間を過ごすビオラには、亡き母の手記で知った薬作りだけが唯一の心の拠り所だった。
そんな中、ビオラは突然【仮面侯爵】と悪名高いグラーベ侯爵の元へ嫁ぐことのなったのだが……
「ビオラ? 仮面侯爵にお会い出来たら、ぜひ仮面の中がどうだったのか教えてちょうだいね。うふふ。とても恐ろしいという噂ですもの。私も一度は見てみたいわぁ。あ、でも、触れてしまったら移るんでしょう? おお、怖い。あははははは」
フルートの嘲りの言葉を受けながら、向かったグラーベ侯爵の領地で、ビオラは幸せを手にしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 08:12:39
62760文字
会話率:44%
引っ越した後で『あれ?』と思ったり不満な点が見つかるのはよくあること。それは仕方がないと割り切れる。……だが、この町は異常すぎると彼は思っていた。
「ありがとう」
「おお、ありがとう!」
「ありがとぉ」
「ありがとー!」
「ありがとねぇ
」
この町には『ありがとう』が溢れている。それは良いことのように聞こえるが実際は少し、いや、かなり違った。
「あら、ありがとぉ。お兄さん。はい、手伝ってちょうだいねぇ」
「あ、いや、いいんですよ……」
この町は『ありがとう』で善行を強要してくるのだ。
スーパーの前を通り過ぎようとした彼。ちょうどその時、目と鼻の先で中年の女性が停めてあった自転車をドミノ倒しにしてしまった。
あーあと思う彼。瞬間、その女性と目と目が合った。すると女性はニコッと笑い、彼に向かって「ありがとぉ」と言ったのだ。
それはもちろん、『元に戻すの手伝ってくれるのね。ありがとう』の意味。彼もそれが分かっていた。が、別に『手伝いますよ』と声をかけなければ、駆け寄ろうとも手を伸ばすことすらしていない。
なのに目が合っただけで、だ。彼は自分のことを善人だと思っていないが悪人だとも思ってない。なので無視するのはばつが悪い。駆け寄り、『手伝ってほしいと言われれば手伝ったのになぁ』と彼は釈然としない気持ちのまま自転車を元に戻すのを手伝った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 11:00:00
3180文字
会話率:69%
つくね買ってきてちょうだいね。。
最終更新:2023-02-24 21:25:30
348文字
会話率:65%
もしも総理大臣が
「科学的な必要性は無いけど、政治的・経済的な理由で有人宇宙飛行船買うことになったから。
あとは君たちで運用してちょうだいね」
と無茶ブリして来たなら、貧乏・人手不足の日本の宇宙機関が
どのようにデスマーチに突入していくか
を描いたシミュレーションである…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 19:00:00
1180971文字
会話率:24%
冴えない青年<八雲四季>は夏のある日、足の悪い祖母の代わりにとある神社の掃除を任された。
腰の高さ程まである雑草が生い茂る山道を淡々と上る。
そんな山奥の神社の清掃活動も程ほどに、休憩をと境内に寝そべると祖母の言った不思議な一言を思い出した
。
「そうそう、”いなり寿司”だけは忘れずに持って行ってちょうだいね…」
どういうことだろう?と思いながらも昼食に持ってきたいなり寿司。それが無くなっていた!
視線を移すと何やら怪しいもふもふが、俺の昼食を持って逃げようとしていた!
すかさず俺は、そのもふもふに思いっ切り手刀をかましてしまった。
「みぎゃっ…ッッ!」
すると、境内の中から大きな、だが舌っ足らずな声が聞こえてきた。
こにょっ、無礼者!ワシを誰だと思っておる!神だぞっ!?それを…ふぇぇ…!
この作品はカクヨムにも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859532349203折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 00:00:00
333502文字
会話率:36%
例のエッセイで盛り上がっている様子のこのジャンルですが、ちょっとモヤモヤするなぁ〜って感じたので思ったことを書きました。
※真面目に書くと疲れるという理由で露出狂が登場したりしますが、ふざけているわけではありません。これが私の素なんです
。職場でも露出狂の話したりしちゃうんです。だから帰らないで!!!!! 読んで行ってね!!!!!!!!! あと美味しいお菓子のイチゴ味以外のやつちょうだいね!!!! イチゴ味はだいたいハズレやから!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 21:26:21
1833文字
会話率:0%
こんなもの、書く価値あるのかしら?
でも、書かないと投稿できないし………なら、とりあえず適当に埋めときましょう。
コレは詩よ。私の詩。そう、紛れもない『私だけの』ね。
あの人に送る、ささやかな詩。無口で無能な、物書きのなり損ないに宛てた
もの。
あんまり、他の人は見ないでちょうだいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 14:23:24
563文字
会話率:0%
俺はどうやら死んでしまったらしい。もう一度人間に生まれたいと女神にお願いするのだが、善行を積まなかったため、ろくな生物になることができないらしい。その代わりに提案されたのは、天使に生まれ変わることだった。人間と似通った生き物になれる上、フ
ァンタジーな異世界に転生できると勘違いした俺は、喜んで承諾するのだが…… 「じゃあ、私の代わりにちゃんと働いて、死者を導いてちょうだいね」 なんと女神の眷属として転生させられてしまった! そして告げられた睡眠ナシ、食事ナシ、休みナシ。三週くらい回ってもやっぱり最悪な労働環境で、俺が選んだ道とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 21:03:20
7866文字
会話率:40%
リョウが過去を『絶って』手に入れたはずの『希望』は、独裁政権の首相で、リョウの実の父親である東山カズヒロによって崩されてしまった。
崩れた希望は、もう戻らない━━
━━望団は、『望み』を繋げられるのだろうか……???
※Act0~3と、
Despairを見ておいてくだだいね!?!?!?
Act0~3→ https://ncode.syosetu.com/n5579fk/
ActDespair→ https://ncode.syosetu.com/n3329fq/
◆ノベプラ同時連載。
◆残酷な展開が相次ぎます。首相が、伊藤誠もビックリのクソっぷりを発揮します。要注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 10:00:05
30314文字
会話率:40%
とある乙女ゲームの世界で、逆ハーでのハッピーエンドを迎える転生ヒロイン&攻略対象者達。
幸せそうな彼女達を眺めながら、裏で微笑む人物が1人。
「さあ、愉しみましょう。くすくす。楽しませてちょうだいね」
タイトルは一部非表示になっております
。ちなみに裏タイトルは、「転生ヒロインがお花畑で電波なのに、他の転生者が真っ当で健全なわけがない!」デス…。
描写しきれていないかもしれませんが、一応、ダークな雰囲気やサイコ系やヤンデレといったあたりが苦手な方は、止めた方がいいかもしれません。
ちょっと内容がアレなんで、お口直しされたい方は、別にお気楽な内容のを同時進行してますので、よければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 20:00:00
30615文字
会話率:13%
小さな山間の町で育った少年少女たちの記録。
一つ一つにほぼつながりのない短編連作です。
最終更新:2015-02-27 23:01:06
2322文字
会話率:25%
辛い旅を終えて、何とか魔王城へと辿り着いた勇者一向。しかし、その扉は硬く閉ざされ、中に入る事はできない。辺りを窺った勇者達はテントを見つけ中へと入る。そこには、蜥蜴の顔をした年老いた一人の魔族がいた。
最終更新:2007-10-08 04:55:07
4008文字
会話率:44%