どでかい馬車と何でもできる団員達で、どこに行っても目立つ「移動型万能店アジサシ」。
珍しいもの、貴重なものがある場所へならどこへでも行き、魔物に襲われようとかまわず進む。旅商人と呼ぶにはちょっと規模がでかい気もするけれど、本人たちは一切
気にしていない。
世界中を行ったり来たりする、騒がしいけれど楽しい日常の話。
過去三作ほど書いていた長編と同じ世界観の話です。
そっちの話もちょこちょこ出ては来ますが、この話だけでも読めます。
毎週木曜十時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 10:00:00
57563文字
会話率:39%
「アイシャ・ヴァレンティノ! 貴様を王妃として迎えることはできない!!」
いかにも定番な台詞を叩き付けられた瞬間、公爵令嬢アイシャはようやく目が覚めた。
――なんでこんなクソと結婚しなくちゃいけないんだっけ……?
転生者だったアイシャ
は、様々な功績を残していた。
そのせいで、王子の婚約者に据えられ、馬車馬のように働かされてきたのだ。
「ああもう! 生理的に無理~~~~~~!!」
覚醒したアイシャは、クソな王子を簀巻きにして王様に返品する。
そしてこれからは自由に生きると決めた。
前世で好きだったキャンプをして、美味い酒を飲みながら、アウトドア料理を満喫するのだ。
幸いにも社畜時代に開発した魔道具ならたくさんある!
もうウッキウキである。
時にザリガニなんかの外来種を駆除して、池の水を抜いたりもするけれど、
基本は自由を肴に飲んだくれるのだ。それって最高じゃない!?
ときどき馬鹿王子の邪魔も入るのが癪だが、
アイシャ・ヴァレンティノ、第二の人生を楽しもうと思います!
知識チートで社畜になってしまったご令嬢の、
ほのぼの飲んだくれスローライフ。
*R15は保険 カクヨムでも連載しています。
*恋愛はだいぶゆっくりめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 08:10:00
43741文字
会話率:47%
ガブリエラはヴィラーグ王国の侯爵令嬢。突然、王太子アルパードから結婚の申し入れをされる。
だけど嬉しくない。なぜならヴィラーグ王国では三大公爵家の権勢が絶大。王太子妃は王家にも比肩する勢力の三大公爵家から輩出するのが慣例で、ガブリエラが王
太子妃になれば実家のホルヴァース侯爵家がいじめ潰されてしまう。
かといって光栄な申し入れを断っても王家への不敬。それもお家断絶につながりかねない。
やむなく一旦は婚約するけれど、愛する実家を守るためどうにか穏便に婚約破棄しようと、ガブリエラの奮闘がはじまる。
しかし、アルパードの誰もが見惚れる美麗な笑顔と、まるで子供のように純粋な瞳。そして、アルパードがなぜ自分を選んだのか、その驚くべき理由を知ったガブリエラは、次第にアルパードに惹かれてしまい――。
ガブリエラとアルパードの初々しい恋は、王位継承を巡る陰謀、隣国との複雑な駆け引き、さらには権謀渦巻く国際謀略の渦へと呑み込まれてゆく。
華麗で重厚な王朝絵巻を舞台に、優雅で可憐で個性豊かなご令嬢キャラが多数活躍する、実は才色兼備で文武両道の猫かぶり令嬢ガブリエラが軽快に駆け抜ける、異色の異世界恋愛外交ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 08:10:00
26464文字
会話率:29%
人が魔力というものを持つ世界からの侵入者に迷惑をかけられるようになってしまった私。でもそのおかげで片想い相手の秘密を少し知ることができた。その世界で作られたとても強い武器の持ち主になったことで、私は異世界と関わる組織に勧誘される。自分の安全
のため、そして好きな人のことをさらに知るため、組織の一員になり、迷惑な人たちとの戦いに協力する。魔術を使って戦う人たちと知り合ったり、私が触れているものの魔力は感知されにくくなると判明したり、いろんなことを教わったりするけれど、好きな人のことはなかなかわからない。彼は何者なんだろう。――――美女の先輩(と美男子の先輩)と同学年の美少女三人とかわいい後輩とよく一緒にいる少年。そんな彼のことが好きな、とある同級生の物語。 ※ノベルアップ+でも公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 00:06:10
573219文字
会話率:45%
ハルメンサーラ伯爵令嬢のクリスタは、婚約をしていたマティアスと急遽結婚することになった。
なぜかといえば、伯爵家はひどい経済難を抱えており、八歳の子供であるクリスタの事もいよいよ養育できなくなったからである。
上の姉も少し前に同
じ年の婚約者と別れて、すぐに結婚できる父と同じぐらいの年齢の男の元へと連れていかれた。
「結婚したからにはすべてを旦那様にお任せして、妻の役目を果たし堪えなければなりません」母はクリスタにそう言いつける。
元気に返事をするけれど、幼いクリスタには具体的に何をされるかということはわからない。
しかし”妻の役目を果たせ”とその言葉はクリスタの中にしかと刻まれたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:13:42
12914文字
会話率:33%
辺境の開拓村で奴隷同然に働いていたアレアは魔物の襲来で村の半分が吹っ飛んだ際に売り飛ばされてしまう。しかし町へ向かう道中で突然商人達が仲間割れ。そのドサクサで夜の森に一人放逐されるが、通りすがりの旅人達に拾われる。
生きていくための様々なこ
とを教わりながら、小さな冒険と共にこの世界を知っていく。陰謀に巻き込まれたり、世界の裏事情に片足突っ込んだりもするけれど、夢はベッドで眠ることと、長生きすること。旅するスローライフ。
不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:37:22
152341文字
会話率:20%
エルザの紳士な婚約者は、存外素直な人だった。
社交的で言葉を選ぶことはするけれど、楽しいと笑い、悲しいと落ち込み、怒ると拗ねたように唇を尖らせる。
そして、嬉しいときには輝くような笑顔を見せるのだ。
――だから、つまり。
彼がエルザに愛を
囁くことがないのは、そういうことなのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 00:03:00
36384文字
会話率:30%
これは特撮おたくの、エッセイ集です。
特撮、怪獣、ネット関係の話題を書き散らしたものです。
こんなの文章が、世の中にあった方が良いか、ない方が良いかといえば、ない方が世間は平和で良いような気がするけれど、お暇な方は読んでみてください。
それから現在、異世界物の小説も書いています。ナーロッパにおける戦記で、元兵站担当者が、兵站の知識と、奇想天外な攻城兵器で活躍する話です。そしてこの話には、魔物、魔法、火薬は一切でてきません。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-11 14:11:52
25131文字
会話率:2%
女子大生『音野 存歌(オトノ アリカ)』が怪異や怪奇現象に見舞われて、下着を晒し、恐怖に襲われ、素肌を露わにしながら、絶望したり、下着を濡らしたりもするけれど、最後は未知なる道に一歩踏みだし、立ち向かった事件や怪異の記録。
その記録の
多くは、何らかのキッカケで超能力に目覚めた建物、能力舎に関すること。
過去の音を視ることのできる存歌は、怪異専門の探偵『郷篥 響斗(ゴウリキ ヒビト』とともに、そのチカラのルールや正体を暴き、その核と向き合ったり殴り合ったりしていく――異能、青春、現実、欲望、そして怪異が混ざり合う、ちょっとエロティックでほどよくグロテスクなホラー風味アクション(だと思う)。
これは、『未知なる自分と向き合う為の現想奇譚-モノガタリ-』
※上記の通り、ちょっと強めの下ネタに、ホラー、グロテスクに分類される残酷描写が含まれる作品です。主人公アリカも結構ヒドい目に会う描写があります。お読みになる際はご注意ください。
※とはいえR18にはならないように描写には気をつけております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:32:41
215026文字
会話率:38%
政略結婚の夫との冷えきった関係。義母は私が気に入らないらしく、しきりに夫に私と別れて再婚するようほのめかしてくる。
それを否定もしない夫。伯爵夫人の地位を狙って夫をあからさまに誘惑するメイドたち。私の心は限界だった。
なんとか自立するために
仕事を始めようとするけれど、夫は自分の仕事につながる社交以外を認めてくれない。
そんな時に出会った画材工房で、私は絵を描く喜びに目覚めた。
そして気付いたのだ。今貴族女性でもつくことの出来る数少ない仕事のひとつである、魔法絵師としての力が私にあることに。
このまま絵を描き続けて、いざという時の為に自立しよう!
そう思っていた矢先、高価な魔石の粉末入りの絵の具を夫に捨てられてしまう。
絶望した私は、初めて夫に反抗した。
私の態度に驚いた夫だったけれど、私が絵を描く姿を見てから、なんだか夫の様子が変わってきて……?
そして新たに私の前に現れた5人の男性。
宮廷に出入りする化粧師。
新進気鋭の若手魔法絵師。
王弟の子息の魔塔の賢者。
工房長の孫の絵の具職人。
引退した元第一騎士団長。
何故か彼らに口説かれだした私。
このまま自立?再構築?
どちらにしても私、一人でも生きていけるように変わりたい!
女性向けに挑戦したく、最近色々研究しておりました。
乙女ゲームのように、ヒーローがたくさんいる作品になります。
コメントの人気次第で、誰と結ばれるか決まるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 01:10:49
332715文字
会話率:42%
今回、自分の創作活動からネタを持ってきました。
物語を完成させる為、史実を探す系の物語でトンデモ歴史ミステリーです。
『パラサイト』と言う自作の話が出てきますが、、登場人物は架空の人です。
そして、現在の『パラサイト』の内容とはかけ離れてい
ます。愚痴っぽい文章かもしれません
2019年。私は三角関係のもつれから起こった殺人事件のミステリーを考えていた。
完結させる為には、こんにゃくが重要なキーワードになる。
こんにゃく。
史実では鎌倉時代に日本に登場するけれど、それでは遅い。
なんとか飛鳥時代に生息させたい。
史実を探しに図書館に行った私は、奴と再会する。
フリマの隣人 克也に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:55:27
304893文字
会話率:14%
先日、闇バイトのために、その片棒を担げというお話。今回のそれはちゃんと報酬が支払われているだけ、良心的なんかね。
なんでも配達するけれど、こーいうのはやめーや。
分かってる上で言うけど、こっちを通すと預かっちゃっても文句言えないよ?
それから現金やらお通帳、身分証明証などは、ちゃんとしたモノで送ってくださいね。知らぬ他人に送っちゃダメですからね。詐欺には気を付けて
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:00:00
1530文字
会話率:43%
公爵令嬢ラウラは、自分が悪役令嬢だと思い出したのと同時に、小指に赤い糸が結わわれていることに気づく。
糸で繋がっていたのは、公爵令息のエメリヒ。いずれラウラを殺す男だ。
嫌いあっているふたりは、『これは運命の伴侶を表すものじゃない、切ろう』
と意見が一致するけれど、なにをやっても赤い糸は切れない。
協力し合ううちに、お互いへの気持ちが段々変化して――
◇◇
傷心の悪役令嬢と、問題を抱えたサブヒーローが、王太子と対立したり、ヒロインと仲良くなったりしながら、ゆっくり恋愛をするお話!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 21:00:00
113426文字
会話率:36%
友人によって呪われて、マンガの主役である余命3ヶ月の悪役令嬢ヴィオレッタに転生させられてしまった。けれどその世界では友人の弟が待っていた。彼は私を助けるために、幼なじみで執事見習いのアマデオに転生をしていたのだった。
ヴィオレッタの記憶が
ない私をアマデオが全面サポートしてくれるという。
彼の協力を得て、マンガとは違うストーリーにして残りの余生を楽しもうと決意するけれど、アマデオは至れり尽くせりで……。
どうして私のために、そんなにがんばってくれるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 06:44:20
15746文字
会話率:40%
我が国には公爵の権力に匹敵する〝魔物大公〟と呼ばれる爵位がある。
その昔、大陸を混沌へと陥れた、七体の魔物を倒した英雄に与えられし特別な称号だ。魔物大公の称号は、英雄の血族が引き継ぐ。
魔物大公と縁を結ぶのは名誉。
没落し、持参金が用意でき
ない私に、魔物大公のひとりが求婚してきた。
その男性は、スライム大公! ……スライム大公だって?
魔物大公いち影が薄いスライム大公は、私との結婚を望んでいるという。
ひとまず、結婚する前にお試しの同居から。
飼育していたアヒルを脇に抱え、私はスライム大公の領地である湖水地方へ旅立つ。
圧の強いスライム大公の母におののいたり、なぜか心配してやってくるドラゴン大公ことアクセル殿下に驚いたり、スライム大公の再従姉妹から嫌がらせの数々を受けたり、スライムに懐かれたりするけれど、私は元気です!!(※たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
154040文字
会話率:46%
「五年後、俺は貴方にプロポーズします。それまでに、元彼のこと綺麗さっぱり忘れさせますから」
晴の恋人、知里は五年前にそう言った。
その約束の日、二人はデートをするけれど、知里はなんとなく将来に繋がる話題を避けているようだ。せっかくいいレ
ストランで食事をしていたのに、そこでも話題にされず、晴は肩を落とす。そんな晴に知里は……。
年下攻め✕年上受け。R15。
選考に落ちたので供養に載せます〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:39:46
6816文字
会話率:48%
高望みをすればきりがないし、今の暮らしを不幸だとは思わない。
時々、昔の嫌な事を夢で見て、目が覚めたりするけれど、それは、戦わなければいけない人間の宿命なんだと思う。
最終更新:2024-10-20 15:19:38
305文字
会話率:0%
頑張り時っていうとなんかいい感じがするけれど、最中はなかなかしんどいです。
最終更新:2024-10-02 21:53:52
234文字
会話率:0%
「クリティア、今日を持って君との婚約を解消する! 僕とミラの仲を邪魔しないでくれ!」
毎夜独り宅飲みするくらいしか予定がない干物女、栗田玲奈《くりたれな》は気づくとどこかの悪役令嬢に転生していた。
いきなり婚約破棄を言い渡されるけれど、ゲー
ムもしない小説もマンガも読まない玲奈は、どこが転生先かわからない。
対策しようがないのでそのまま婚約破棄をうけいれたら、なんとかなってしまった。
乙女のあこがれ貴族令嬢生活がスタートするけれど、干物生活が長かったせいでおセレブな生活と食が肌に合わない。
こうなりゃ自分で作るっきゃない! と、クリティアは料理研究家を名乗り酒のアテを作り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 00:02:00
80950文字
会話率:39%
アイリス・ハミルトン公爵令嬢は幼い頃の事故をきっかけに魔女と契約を結び、十年以上もの間魔女に憑依されていた。アイリスの意識はしっかりと残されたまま。
魔女のせいで悪女と化したアイリスは、両親をはじめ皆に見捨てられてしまったが、唯一アイリス
のことを想い続けてくれた幼馴染であり婚約者のフレデリックがいた。
どんなにアイリスに拒まれようとも罵られようとも、真摯にアイリスに向き合ってくれたフレデリック。やっと身体を取り戻したアイリスは、真っ先に彼の元へと向かい、これまでの謝罪と秘めてきた愛を伝えようとするけれど、待っていたのはまさかの拒絶で……?
「俺はもう君のことを何とも思っていない。愛していないんだ」
愛する人の心を取り戻そうと奮闘するアイリスと、訳あって彼女を拒むフレデリック。
さらに健気なアイリスに興味を持つ男性たちも現れて――
※軽めの逆ハーレム要素ありなお話です。残酷描写は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 07:24:05
99276文字
会話率:45%
――リーゼファ・アインローゼ。汝をナディアード殿下付き護衛に任命する。
憧れのナディアード殿下のおそばに♡ 護衛なんだから、ずっと一緒にいられるのよね♡ いっぱいお守りしちゃって、「リーゼファ」なんて名前まで呼ばれるほど仲良くなったり
して♡
そして、そして、そして……。
――きみといると、僕はただのナディアード、一人の男として安らぎを感じるんだ。
――殿下……。
――二人っきりの時は、「殿下」ではなく、「ナディアード」と名前で呼んでくれないか。
――ナ、ナディアードさま……。
なーんて甘い展開が待ってたりして……キャーッ! どうしようっ!
とかなんとか、頭のなかでイロイロ妄想するけれど、実際の私は、表情一つ変えない(変わらない)し、口に出して何かを伝えることもない。頬を染めたこともなければ、眉一つ動いたこともない。
寡黙な父と厳格な祖母に育てられた結果、ついた二つ名は、「氷壁」。
氷のように冷たく、硬く、取り付く島のない女。
騎士として充分な実力を備えているものの、女性としては面白味もかわいげもない。
今日も、脳内煩悩を爆発させながら、黙々と護衛の任に就く。
思考と現実。ギャップ激しい一人の女騎士の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 17:00:00
84973文字
会話率:26%