〈護りの聖女〉として、国土を覆う結界を10年間に渡って維持してきたエイジア。
形の上では婚約者だったが、ろくに顔を合わせたこともない王太子レブルザックから「これまでの働きに礼をしたい」と手紙が届けられ、胸踊らせて指定の場所へと向かった。
そ
こにいたのは王太子と見知らぬ女。エイジアは聖女の力を奪われた上に、「どこの馬の骨ともしれない下賤な小娘が、聖女だなどと称して王太子妃に収まるなんて、道理に合わない」などと言われてしまう。
確かに聖女というだけで、王太子の婚約者になったのはちょっとおかしかったもしれない。しかしエイジアは聖女になりたいと望んでなったわけではないし、王太子妃にしてくれなどと頼んだこともなかった。
どうして事前にひと言も話をしないまま、強引にことを進めようとするのか、とエイジアが諭す間もなく、レブルザックとその愛妾であるミレイユは、ありもしない罪状で聖女を断罪すべく勝手に行動をエスカレートさせていくが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:35:52
16149文字
会話率:43%
侍従は婚約破棄を止めたいの侍女バージョン。
王子殿下が婚約破棄を計画している事を偶然知った侍従が相談を持ちかける侍女から見た話です。
「侍従は婚約破棄を止めたい」をご覧になってからの方が分かりやすいと思います。
最終更新:2020-05-18 19:49:06
5727文字
会話率:31%
貴族の馬車を襲撃した俺は、そこでいい女と出会う。
俺はそいつを連れ帰る事にした。
最終更新:2016-02-26 17:31:16
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会話率:19%