王立美術学院に通うシャーロットは、画家になる夢を抱く十六歳。
彼女の悩みは「淑女である女性は、男性の裸を見てはいけない」と教授に告げられ、デッサンの授業から締め出されること。
さらにシャーロットは満月の夜に参加した舞踏会で、媚薬に侵された
第二王子殿下に遭遇。彼は彼女の事を「ツガイ」だと言い出す始末。
一方、シャーロットは知り合った若手画家の魅力に惹かれ始めてしまう。
けれど殿下を放置すれば、彼はツガイ狂いになってしまうかも知れない。
そんな中、新作発表された絵の具にまつわる事件が起こり、シャーロットは恋と事件に巻き込まれることになるのであった。
この物語は全80話くらいで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:09:19
286884文字
会話率:43%
――生まれてからずっと、わたしの人生は最低だった。
ギャンブル狂いの両親の元に生まれてしまったわたし、セレーナは両親のギャンブルの資金と背活費を稼ぐために働いていたのに、金欲しさに両親に売り飛ばされた。
しかし、国の王子様がわたしを買っ
てくれて、わたしを婚約者として迎え入れてくれた。
これで幸せになれる――そう思ってたけど、王子様には裏があった。
国王様に婚約者の事で言われていたみたいで、丁度よさそうなわたしをその場しのぎの婚約者にしたそうだ。
その場しのぎを乗り越えた王子様は、わたしを幽閉すると、わたしを虐待し始めた。お城の人達も、そろってわたしを虐げた。殴る蹴る、魔法の実験台、毒味……何をされたか覚えきれないくらい、酷い事をされた。
そして、極め付きには、
「セレーナ、お前との婚約を破棄する!」
と言ってわたしと婚約を破棄し、新しいお相手が酷い目に合っていたとでっち上げてわたしを悪人に仕立て上げて、凍えるくらい寒い森の中に追放した。しかも、わたしの頭の中に呪いを残して。
呪いのせいで激しい頭痛に耐えるわたしだけど、行く所が無いし、生きる希望も無い。
仕方なく森をさまよっていると、わたしを慰めるように、どこからかわたしを呼ぶ声が聞こえてきた。そこに向かうと、美しくて迫力のある、大きな滝があった。
そうだ、ここから落ちて死ねばいいんだ。
そう思って飛び降りようとしたら、わたしは先客として釣りをしていた、美しい男性に止められる事になる。
――そしてこれが、わたしの人生が大きく変わる出来事になるとも知らずに。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。最終話まで執筆済み、ざまぁは後半にあります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 21:55:10
129020文字
会話率:62%
商家の娘ラクリスは、聖女の力があったために身分差を超えて王太子の婚約者となっていた。しかしある日、親友だったはずの侯爵令嬢に聖女の力と婚約者の座を奪われてしまう。
王宮から追い出されたラクリスは、棒占いを頼りに旅に出る。そうしてたどり着
いた辺境の村でキャベツの不作に悩む青年と出会い、助ける事になった。
ラクリスに救われた青年は、実は隣国の王子だと身分を明かし自国へとラクリスを誘う。ラクリスは王族と関わりたくないと断り田舎暮らしを満喫しようとするが、青年にはさらに秘密があるようで……?
これは力と地位を失った元聖女がキャベツ無しでは生きられない王子に溺愛されて、幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 21:47:04
161352文字
会話率:52%
ごく普通の高校二年生――篠宮悠は、毎日同級生の女子にイジメられていた。
彼はそんな自分を変えて、決別するために転校を決意する。
一か月後。
悠は有名な私立、立花学園にいた。
そこで彼は新しい一歩を踏み出すのだが、事態は思わぬ方向
へと転がっていく。
「えっと、キミたちは何を言っているの……?」
転校から数日が経過して。
彼の周りには、なぜか三名の美少女がいた。
同じクラス、隣の席のマドンナ――安藤菜穂。
学園の理事長の孫である高嶺の花――立花貴音。
そして、自身がアイドルであることをひた隠しにしている後輩――木村エリナ。
「「「わたしの悠に手を出さないで!!」」」
そんな彼女たちは、悠を巡ってそう叫んだ。
彼にはまったく身に覚えがない。だから、こう思うのだった。
「どうやらみんな、なにか勘違いしている!」――と。
三人の美少女が、口々に少年の所有権を主張する『恋愛戦争』が勃発。
これは、勘違いが勘違いを呼ぶ王道?ドタバタラブコメディ。
主人公、篠宮悠と愉快な女の子たちの物語である。
※この小説は同名タイトルの連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 18:36:45
12419文字
会話率:39%
公爵令嬢のシェイラは王太子に婚約破棄され、前世の記憶を思い出す。前世では両親を亡くしていて、モフモフの猫と暮らしながらチョコレートのお菓子を作るのが好きだったが、この世界ではチョコレートはデザートの横にでーんと適当に添えられている、ただの「
飾り付け」という扱いだった。もちろん、チョコレートのお菓子は存在しない。え?ひどすぎません?なら、私が作ってやる!モフモフ猫の獣人と共にショコラカフェを開き、不思議な力で人々と獣人を救いつつ、モフモフとチョコレートを堪能する話。R15は保険です。この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 21:00:00
126460文字
会話率:31%
「がちょう番の女」を元ネタにした話です。
しゃべるラクダとかは出てきません。入れ替わる+ざまぁ以外は全然別の話です。
『女神の加護』を与えられたとされる自国で醜いことを理由に虐げられてきた王女ラインステラは隣国の皇太子へ嫁ぐ道中で王女の証
である指輪を侍女に奪われ入れ替わりを強要されてしまう。しかし王女にはある秘密があって…。
色々設定が緩いですがそこはスルーしてほしいなと…。
本編14話+おまけ(1話になるかもう少し長くなるかは不明です)で完結します。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 16:24:32
64424文字
会話率:47%
オッス、オラ、本条都九子(ほんじょう つくこ)! 17歳! 花も恥じらう女子高生!
趣味はアニメ鑑賞と同人誌鑑賞、おえかき大好きな立派なオタクの腐女子だぞ!
私はさっきまで、高校の視聴覚室で性悪女4人に集団リンチされてた。
なんかなんやと主
犯の女に校舎の四階から突き落とされたのだが……気付いたら砂利の上にいた!!
真後ろは川と崖! 目の前は森! 誰か、誰かヘルプ!!
お客様の中に名探偵か名探偵か、または名探偵はいらっしゃいませんか!!
――これは私、本条都九子が、異世界に渡って髪が白くなったり、受け属性っぽい師匠や萌え可愛いユニコーンにキュンキュンしながら、グリモアクリエイターを目指す物語である。たぶん。
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腐女子、オタク、いじめ、戦争や戦闘、その他いわゆる『毒になる親』の描写があります。左記の表現に拒絶反応が出る方は読まないことをお勧めします。
全4章で進めていく予定です。ざまぁは要素は少しだけですが後半に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 07:00:00
69692文字
会話率:39%