なにはづに さくやこのはな ふゆごもり いまははるべと さくやこのはな
行合ふべからぬ二人 合ひにけり。やがて悲惨なる宿世の歯車動きそむ。
遥かなる遺伝子の呪ひの呪縛より逃るる術やあらむ
大学受験生必読 本文に隠された謎を全て読み解け!
人生を折り返したアラフィフ必読 忘れかけた昔の淡い恋を思い出せ!
東京都世田谷区を舞台にした母娘二代に渡る愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 22:56:00
152369文字
会話率:28%
現代京都。1000年続く、怨霊(詠み人知らず)と百人一首の歌人たちが戦うIFの世界。
歌人の異能力を受け継ぐ襲名者たちが、現代に蔓延る怨霊たちに挑む。
異能力を持つ襲名者はグループ(陣営)を組み戦っている。
この物語は、京都の岡崎(平安神
宮周辺)に陣を置く「唐紅(からくれない)陣営」の話。
異能力に目覚めていく高校生・栗山季乃(くりやまきの)15歳。
幼馴染の坂本天音(さかもとあまね)のあとを追ってしまったことで、
その世界へと巻き込まれていくこととなる。
●登場人物
・栗山季乃:15歳、文京高等学校一年四組、 普通科体育コース、水泳部。
・坂本天音:15歳、文京高等学校一年一組、普通科特進コースクラスA、軽音楽部。
・吹田一夜:15歳、文京高等学校中退してサーフショップ店員。
・在原業平:21歳、大学を自主退学。探偵事務所を立ち上げるために準備中。仲間も集め中。
・在原行平:26歳、京都大学院博士一年。陣営の調整、情報収集など裏方業。
・喜撰法師:年齢不明、黄檗陣営、陣営長。
・曽禰好忠:16歳、黄檗陣営、京都芸術高等学校映像メディアデザイン表現コース二年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 21:00:00
43872文字
会話率:42%
現代京都。1000年続く、怨霊(詠み人知らず)と百人一首の歌人たちが戦うIFの世界。
歌人の異能力を受け継ぐ襲名者たちが、現代に蔓延る怨霊たちに挑む。
異能力を持つ襲名者はグループ(陣営)を組み戦っている。
この短編は、京都の鞍馬・大原に
陣を置く「烏羽(からすば)陣営」の話。
若いリーダー藤原定家を助ける藤原俊成と源俊頼、協力する紀貫之と清原深養父。
成長と友情と様々な思惑があり、陣営が一つになっていく――ちょっと手前の物語。
※2018年12月刊行の同人誌『さくやこのはな第3集』に収録されているものと同じで、僅かに改訂しています。また、初投稿のためテスト投稿も兼ねていますことをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 20:05:44
8354文字
会話率:38%
大手呉服店の図案家の辰巳は、店の主人の娘である我儘少女、彩花の晴着製作に携わることになった。
が、彼は昔の別れに縛られ、絵が描けなくなっていた。
絵を描けなくなった図案家の青年が、過去と向き合う話。
*web百人一首アンソロジー企
画「さくやこのはな」の参加作品です。
http://sakuyakonohana.nomaki.jp
【担当歌】
69番
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 22:16:38
7738文字
会話率:21%
ちょうのきせきのそむそくど │ 思いがふわりひらりと胸の内で浮遊する。自分にも新鮮な自分は、果たしてサナギから羽化した姿なのだろうか。高校生モデル、速水宵と宵が慕うメイクアップアーティストのふわふわした話。 │ 企画「百人一首アンソロジー
さくやこのはな」参加作品。〇四一(壬生忠見)恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 23:41:39
6932文字
会話率:42%
想いを生涯告げられなかった男の独白と、切望。前半と後半で目線が変わります。――百人一首アンソロジー『さくやこのはな』参加作品です。
最終更新:2017-03-31 21:22:26
2892文字
会話率:18%
月宮家の坊ちゃんが、屋敷の蔵に少女を一人飼っているっていう話は知っていたさ。
蔵で飼われる雪兎の少女と、そこに紛れ込んだ黒猫と、飼い主のぼっちゃん
百人一首アンソロジー さくやこのはな 参加作品
最終更新:2017-03-30 16:06:15
8252文字
会話率:23%
琵琶で名を馳せる貴族の男は、聡明と名高い女の元へと行く。手強い彼女との会話は、男の胸を躍らせるもので……。
百人一首アンソロジー『さくやこのはな』(http://sakuyakonohana.nomaki.jp )の参加作品です。
和歌
番号〇七一 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く(大納言経信)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 23:21:44
3210文字
会話率:33%
食堂の給仕をしているノーラは、時折訪れる行商人の青年に恋をしていた。だが翌日も来ると言った日を境にして、彼はノーラの前から姿を消してしまう。音沙汰がない彼を心配して待っている中、ノーラは不思議な家に導かれる。そこには見るも麗しい女性が椅子に
座っていた――。雨が降りゆく明けぬ夜に、終わりはくるのか。
◇◆『百人一首アンソロジー さくやこのはな』参加作品◆◇
【担当和歌:〇五九】やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな(赤染衛門)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 21:44:43
12705文字
会話率:40%