女の子を助けようとして異世界召喚に巻き込まれてしまった朝宮 大(あさみや だい)。
彼が転移したのは魔法回路(マジックサーキット)という技術で、誰もが魔法を使える世界だった。魔法回路の解析と改造というスキルを得た主人公は、趣味の電子回路い
じりの知識を生かしながら異世界魔法の改造を楽しんでいく。
魔族との小競り合いで緊張状態が続くサーキュリア大陸だが、勇者召喚されたわけでもない主人公は気ままに旅をしながら、新しい魔法回路の活用法にチャレンジしていく。
「なんかこの世界の魔法って、電子ブロックやブレッドボードをいじってるみたいで面白いな!」
亜人や獣人、エルフや精霊のいる世界で、主人公はどんな出会いと冒険をしていくのか。その物語の結末は作者すら知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 06:41:10
823681文字
会話率:65%
あらゆる魔族を束ねる存在、魔族の頂点として崇められる者。
それは「魔王」と呼ばれる絶対存在である。
先代魔王は倒れ、残された次期魔王はまさかの幼い少女。
そして先代はというとこんな事もあろうかと言わんばかりに
遺言状をしっかり残しており
、自分の親友を残された愛娘の右腕兼後見人として
新生魔王軍の管理職として無理やり勤めさせ上げた。
その中で、新たに管理職に任命された魔族の男は思考する。
自分たちが全霊をもってして人間たちを叩くこと。
全力をもって、当代の勇者たちを押しつぶし、魔族を中心とした
新たなる世界の形をもたらすことにあった。
たとえそれで、魔道をも超えて外道に堕ちたとしても。
……しかし新たな魔王、レーニィ・ベガ・ニルヴァーナはその幼さゆえに加減と言う物を知らず
その右腕として指名されたアルタイル・ローディングは日に日にその胃を痛めていくのであった。
外道に堕ちる予定だった魔族が、まさかの心労と胃痛を重ねることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 20:00:00
39813文字
会話率:16%