※本作は性癖が歪む……かもしれない描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
俺の名前は剣崎聖也。
今は名前をちょちょいと文字って『セイント・ソード』って言う名前で暮らしている。
キラキラネームより数段上くらいには見えるこの名前だけど
、別に生活で困っていたりとかはしない。
だって、今俺がいるのは異世界なんだから。
多分二、三年くらい前だったと思う。
このくらいの時期に俺はこの世界へとやって来た。
勿論、そのトリガーとなったのはトラックだ。
それまでは普通のサラリーマンだった俺だけど、それを境に何もかもが変わってしまった。
スマホは使えないし。街は中世の欧米みたいで、コンビニもファミレスもゲーセンもなーんにも無いし。
それに、何か凄い美人だけどちょっと浮いてる自称女神様だって言う人からは『聖戦士』っていうスキルまで貰っちゃって。
まあ、それは良いんだけど。
そのおかげでモンスターは秒殺出来たから、ステータスとかレベルとかはまさに鰻登り……だからどうしたのかって言うと。
まあ要するに、やる事が無くなっちまったんだ。
ぶっちゃけ言っちゃうと、割と序盤辺りで俺にとってはラスボスのはずの魔王なんかもゴブリンみたいなものだったからね。秒殺しちゃったよ、秒殺。
でも、そうなるとさ…………暇なんだよ!!
これ以上自分より弱い奴倒してどうなるの!?
ゴールドなんて腐る程あるからもういらないし!!つまんないし!!何より世界、平和だし!!
でも、それだとつまらないじゃん?
後はもう、『クリアしたのにまだ同じゲームやってる』みたいな感じで、ちょっと寂しいじゃん?
まあ結局の所、何が言いたいかって言うと…………つまんないんだよね!!
だから、俺はこの世界にいる裏ボスを探し始めたんだ。
きっとそれは、ラスボスなんかよりも遥かに強くて。
倒しがいがあって、きっと俺を楽しませてくれるはずなんだ。
ただ……それが何処にいるのかは分かんないんだけど……まあでも、こう言う世界ならきっといるでしょ?
絶対いるよ絶対。
必ず。きっと。多分。もしかすると……いるよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:08:08
64909文字
会話率:24%
公爵令嬢フロレンシアは、政略のために嫁いだ。
夫となったのは、公爵家当主レオナード。
恋をしたことも、愛されたこともない
────そう思っていた彼女にとって、
名前を呼ぶだけで、視線を交わすだけで、胸が熱くなる日々は、どこかくすぐったく
て。
眠る前にそっと重ねられる手のぬくもりが、いつしかふたりの一日を始める“しるし”になっていた。
言葉は少なくても、歩幅はまだ揃っていなくても。
朝の光の中で交わす“おはよう”が、ふたりの心を少しずつ近づけていく。
────そんな、静かであたたかな夫婦の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 09:56:23
2029文字
会話率:23%
生きていて楽しくない。
人生がつまらない。
仕事も苦痛で一向に慣れず、長続きしない。
何の為に生きてるんだろうって日々思いながら過ごしている。
子供の頃に憧れていた大人の生活はこんなものではなかった。
季節の移ろいに身を任せ、流れるように
生きてきた。
あるいは目に見えない何かに追われるようにして、駆け抜けるような日々を過ごしてきたのかもしれない。
その過程で沢山のモノを手に入れてきたし、沢山のモノを失ってきた。
人に傷つけられることもあれば、人を傷つけることもあった。
これからもきっとそれは繰り返されるのだろう。
慌ただしい日常、忙しい日々。
いつの間にか心に余裕が無くなり、苛立つことが多くなった。
感動するような機会もめっきり減った。
何をしたって薄っぺらい満足感しか得られなくなっていた。
どうやら大切なものをどこかに落としてきてしまったようだ。
虚しさに戸惑って立ち止まった時、忘れていた大切な気持ちを思い出す。
それはかけがえのない日常のイトナミ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 22:40:32
244426文字
会話率:30%
私の目には、あなたは可愛く映ることのほうが多いけど。きっとそれは、今は言ったらいけないから、黙っておこうと思う。
キーワード:
最終更新:2025-04-22 19:53:07
1008文字
会話率:53%
地球上から人類が消え失せた。誰もいない高速道路、誰もいないショッピングモール。誰もいない映画館。誰もいないゲームセンター。全部自分の物で、全部自由になる。きっとそれはいい時間だ。
最終更新:2025-04-14 06:01:31
8702文字
会話率:6%
思春期特有の感情の機微に取り憑く悪魔【夢魔】によって引き起こされる様々な問題を、死にたいと願う少女や、無気力系男子、眼鏡っ娘、などなど、様々な登場人物が絡み合って解決し、それでも大人になっていく物語。
物語は、ある日の夕方の屋上から始ま
る。
逢魔が時、世界の色が1色に染まる時に思春期少女は自身の悩みと対峙して、それでもきっとそれは本心じゃないことに気付かされる。
商店街でぶつかったあの子は、実は自分の性格にコンプレックスを持っていて、それを受け止めてくれる誰かを求めていたりする。
外の世界と壁を作る彼女もきっと、本当は何かを望んでいて。
そんな思春期ならではの心の葛藤に、周囲の人はどんどん巻き込まれて、それでも支え合うことを諦めきれなくて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 22:46:57
36082文字
会話率:50%
きっとそれは訪れるはずの未来で。
でもそれはまだすごく先の幻想で。
だけどそれは二人で成し遂げたいはずの夢なのです。
キーワード:
最終更新:2025-01-06 20:54:44
870文字
会話率:0%
「世界は理不尽で満ちている。神様というのがいるとするならばきっとそれはとても残酷で、我々が不幸であるならばそれを喜び我々が幸福であるならば意を唱え弄ぶような存在なのだろう。」
…なんでみんなそんな酷い事いうんですか…そんな訳ないじゃん…!
最終更新:2024-12-02 00:09:52
347899文字
会話率:51%
『幼馴染みざまぁしてみていかがでしたか?』
放課後の教室で幼馴染彼女をフったクラスメイトいわく、ざまぁ最高!もう全部遅いんだよ!との事で……。
自分から聞いておいてなんだけど思ったよりも酷い感想だ。同じ事をやろうとしているのにそう感じ
るのは何故だろう。
きっとそれは片方の感想しか聞いていないからだ。
だから俺はフラれたモラハラ幼馴染みさんにも感想を聞いてみた。
彼女の答えを聞いた俺は放っておくことも出来ず……。
そして2人の感想を聞いた上で俺を裏切った幼馴染みを俺は──
これはモブ視点から始まる幼馴染みとの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:43:48
199744文字
会話率:46%
「お前らに経験値をプレゼントしてレベルを上げてやる。だから……」
レベルが1以上にならない……。
上がるのは……経験値のみ。
「いや、経験値をレベルに換算すると、俺は強い……はず……なんだ!」
「努力が足りない……だと……」
レベル1と
いうだけで、弱いものや怠惰といったレッテルを張られる。
「問題児・劣等生・クズ・家畜・奴隷……」
「生きている資格がない」
「フッ――――――――――――そうだな」
俺は、夜空の下に立っていた。波の音が聞こえる気持ちの良い草原の丘だ。
強い奴は自由だ。何でもできる。強い奴は最高だ。何にでもなれる。
力が全てである。
強いから、武器を使えば評価されて、弱いから、ダメな奴だと見下される。
強い奴は、素敵なんだ。
弱いものは、負けて負けて負けて、搾取され、無視され、つぶされて……。
俺は一生死ぬまでレベル1。どんなに頑張ってもレベル1。成果が出ないレベル1。
結果が全てだと人はいう。
「そうだな、結果が全てだ」
「間違いない」
俺は全てに見放された。
「だがな」
「……これでいいのか? このままでいいのか? 正しいのか?」
「努力が報われない者は、弱かったのか?」
「それは、違う」
「ただ潰される。人権を奪われてもいい?」
「いや、それは間違っていて、誰もが、幸せであるべきだ」
「俺は、弱いものを守る」
「きっとそれは、いつだって底辺にいて、カースト下位にいる俺にしかできないことだ」
「お前らに経験値をプレゼントしてレベルを上げてやる。だから……復讐させてくれ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 23:26:07
160821文字
会話率:39%
予報外れの雨の中、彼女は一人呆然と立ち尽くしていた。
雨に濡れた彼女を言われるがまま家に迎え入れた彼――月城一秋に、彼女が告げた言葉。
そのたった一言が、彼の心にある『呪い』をかけた。
きっとそれは、恋と言うには純粋すぎた。――だから、彼
は彼自身を責め続ける。
※シリアスパートもありますが、そんな暗い展開にはなりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 18:43:39
129069文字
会話率:45%
その一歩は
これまで歩いてきた道を
更に進み続けるための一歩かもしれないし
違う世界の扉に飛び込む
戻ることの出来ない一歩かもしれない
そうして辿り着く先がたとえ同じ場所だとしても
その人がその一歩を異次元の一歩だと思うなら
きっとそれは
そうなんだと思う折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-09-12 14:55:31
324文字
会話率:100%
風が音をたてて吹き抜ける
自己主張の強い風
けれどそれは別の何かの裏返し
きっとそれは私と同じの裏返し
キーワード:
最終更新:2022-06-25 12:04:13
362文字
会話率:0%
彼は理由を探して生きています。きっとそれは彼にとって生きがいと言えるものでしょう。幸せそうな彼のとても短いお話。
最終更新:2023-07-15 01:38:51
812文字
会話率:6%
私の名は香撫 実音(かなで みお)。
明日で十六歳になる。
仕事で忙しい両親は今日も、誕生日である明日も一緒に過ごせないそうだ。
そんな私の十六歳の誕生日にあった、私だけが知る私と「彼」だけの物語。
――私は自分の名のように、何かを実ら
せることは出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 00:00:00
5968文字
会話率:6%
ただ普通の生活をしていた男が交通事故にあって異世界転生。ただ生活してただけあって特典なんてモノは殆ど無く、その身一つで異世界へ。
異世界は魔法が主体となったゲームの様な世界。なんやかんやあって冒険者兼探検家になる主人公だが…。
運命的な事が
大好きなロマンチストな二流冒険者と二流冒険者に巻き込まれる形で同行する事になった二流魔法使い。
冒険者向きじゃない主人公が使える数少ない魔法とは?能力とは?
現れる怪物に、二流が居れば一流も居るという事で一流冒険者や、一流魔法使い、そんな一流達を前にして受ける主人公の結末や如何に。
どんな結末でもきっとそれは、とても運命的で幸せなモノでしょう。という二流共が二流なりにハッピーエンドを迎える作品です。
今回は目指すモノもないのでじっくり設定を練って、ゆっくり書いていきます。ですので、2ヶ月強で17万字まで行った前作に比べると、ゆっくりな投稿ペースになると思いますが、気長にお待ちいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 18:00:00
38621文字
会話率:55%
5分間で人間はどれほどのことを考えられるのでしょうか。悲しみや寂しさといった感情からどのように自分を創っていくのでしょうか。きっとそれは誰もが知らないことなのでしょうと私は思います。それでも私は考えたいし、知りたいのです。
これはそんな私が
綴った"とある人間の5分間の心情"です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 21:30:51
500文字
会話率:0%
あんまり愛を連発すると白けるけど、きっとそれはその本質が謎のままだからではないだろうか。
最終更新:2022-12-04 20:07:37
210文字
会話率:0%
ただの平穏な生活を望んだ物たちの物語。けれども世界は残酷で幸せはひと時しかとどまっていてくれない。
現実でも、異世界でも、神と世界は残酷。きっとそれは、変わらない理なんだ。
最終更新:2022-09-28 11:30:35
1982文字
会話率:49%
気のせいかもしれない。悪く考えすぎかもしれない。もしかしたら、勘違いしてるだけなのかもしれない。
少しだけ不思議な、そんなお話となっております。
もしも、あなたの身近で似たようなことがあったとしても、きっとそれは気のせいだと思うのでご
安心ください。
良くない事なんて早々起こるものではないですからね。
この作品は「カクヨム」「ノベルアッププラス」「アルファポリス」に投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 12:18:25
14063文字
会話率:39%
人で在りたいのなら、正しく在りなさい
きっとそれは、世界を良いものにしていくから
キーワード:
最終更新:2022-09-05 21:47:21
784文字
会話率:0%