俺――加賀見修斗(かがみしゅうと)は中1のクリスマスイヴに告白された。
場所は自分の教室。
時間は放課後。
告白してきたのは釘宮夏美(くぎみや・なつみ)。
俺とは接点のない上位グループ――いわゆるキラキラグループの女の子だった。
シャイ
な夏美が隠れカップルをしたいと言ったので、俺たちは隠れて付き合うことにした。
基本デートは隣町、学校ではせいぜい挨拶程度。
ちょっと物足りない気はしたけど、それでも俺は幸せだった――その瞬間が訪れるまでは。
全てがウソコク、つまりは嘘の告白だったと知るまでは。
絶望した。
激しく絶望した。
が、しかし。
その瞬間こそ激しく絶望した俺だったけど、なぜか翌日になるとオレはけろっとしていた。
だってよく考えてみろよ?
恋愛なんてしょせんは人類が子孫を残すための付随行為に過ぎないだろ?
あほらし。
そんなのに本気になってどうすんだ?
はい、解散。
その後、オレは普通に中学を過ごし、高校生になって――今、教室の隣の席には釘宮夏美が座っていた。
別に無視したりはしない。
さっきも言っただろ?
恋愛なんて別に大したことじゃないんだってば。
こうしてオレと夏美は初めて「友達」になった。
(※)カクヨム並載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:04:02
9435文字
会話率:26%
特別治安維持部隊『イージス』。
それは近年悪化の一途をたどるニッポン魔法共和国の平和を取り戻すために結成された、政府直轄のピースメーカー部隊である。
イージスの強襲攻撃部隊の隊長で、若きエースと目される凄腕エージェントのカケル・ムラサメ
は、とある任務で悪の秘密研究所を急襲、壊滅させた。
そこでムラサメは、副官のミリアリアとともにサファイアという名の実験体の少女を保護したのだが、
「むらさめ……どこ……」
サファイアはムラサメにしか心を開かなかったため、ムラサメは特別任務として父親役を命じられてしまう。
◇
「結婚もしていないのに、いきなり父親役をやれとか言われても困るんですが」
「君が優秀なエージェントなのは皆が認めている。リーダーとしての部下からの評価も高い。父親役もなんなくこなせると我々は判断した」
「強襲攻撃任務に投入される実行部隊におけるリーダー適性と、小さな子供の父親役をすることに、どのような因果関係があるのか分かりかねます」
「大丈夫だ、問題ない。我々イージス上層部はそう判断した。あと有休がたくさん残っていただろう。それもついでに消化したまえ。総務がうるさいんだよ。我々は公務員だからな、法律には従いたまえ」
こうして凄腕エージェントムラサメはある日突然、一児の父になってしまった――!
◇
「むらさめ! ママがごはん、できたって! だから、おしごと、おわり!」
「お、呼びに来てくれたのか。偉いぞサファイア」
「はやく! はやく!」
「そんなに急がなくても、ご飯は逃げないよ」
「にげないけど、さめちゃうもん! だから、はやく!」
「なるほど。たしかにそうだな。せっかくミリアリアが作ってくれたんだ。冷めないうちに早く食べないとだ」
「むぅ! ミリアリアじゃなくて、ママ!」
「ああうん、そうだった。そうだった」
「れんしゅうです! もういっかい、いってください!」
「み、ミリアリアママがせっかく作ってくれたんだもんなぁ」
「よくできましたね!」
◇
果たしてカケルはサファイアを守りつつ、不慣れな父親役をまっとうできるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:43:45
107832文字
会話率:47%
「俺の拳よ、勇気に染まれ!そして世界を勇気に染めろ――!」
勇者シリーズ好きの氷河期独身おじさん伊佐見勇輝は、『超勇者王ブレイブレイバー・全ロボ結集デラックス勇者セット(298,000円)』を買った帰りに、道に飛び出した子供を助けようとし
てトラックにひかれた。
薄れ行く意識の中、子供が無事なのを確認した勇輝は、そのことに安心するとともに、せめて一度でいいからデラックス勇者セットでブンドドしたかった――
――そんな前世の記憶を思い出したのは、俺ことユーキ・イサミが異世界で15歳の時。
世界征服を企む悪の帝国ダークロア帝国が、最新鋭の巨大魔導ロボ兵団によって。ブレイブ王国の王都ブレイビアへと侵攻してきた日のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:10:00
28486文字
会話率:37%
黄泉 奏多(よみ かなた)は、生きることに疲れ、自ら命を絶った。
「死ねば、楽になれる」
そう信じていた彼が目を覚ましたのは、閻魔大王の前だった。
どれだけ善良に生きていようと、自殺は重大な罪。
――その一点だけで、彼の行き先は「地獄」
と決まる。
そして始まったのは、終わらない苦しみの旅路。
最初に送り込まれたのは、《針山地獄》。
果てしない針の地面を、裸足で歩かされる拷問の世界。
休めば、鬼に殴られる。
叫んでも、誰も助けてくれない。
死ねないまま、魂を削られ続ける20年間。
ようやく針山を抜けた先、彼が見たのは――
さらなる地獄、《灼熱地獄》。
皮膚が焼け、肺が焦げ、希望が燃え尽きる世界だった。
> 「あれは終わりじゃなかった。ここが、本当の“地獄”だったんだ――」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:30:35
35375文字
会話率:17%
授業を受けていた百五十名の高校生たちが、なんの前触れもなくどことも知れない廃墟の中に転送される。
どこかで見たことのある、スキルなどを実装された上で。
「町の中心部からあふれ出るモンスターを討伐する」
というクエストを確認し、即座に行動に移
る馬酔木(あせび)恭介と宙野(そらの)彼方(かなた)、彼方の姉の遥。
この三人はパーティ「トライデント」を結成し、他の生徒たちに先行する形で実績をあげていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-17 08:30:00
993763文字
会話率:38%
――――2050年。
科学が発展し、ソーラーパンク(自然と科学技術が共生する社会)に行きついた日本。
人々はみな、迷信や魔術を忘れ、最先端科学の恩恵を享受していた。
そんな時代に一人。
古びた魔導書や奇妙な骨董品に囲まれた部屋
で魔術の鍛錬に励む少年――骨喰加那太(ほねくいかなた)――通称、カロ。
カロは高校生でありながら、同時に政府が認めていない黒(違法)魔術師であった。
ある日、そんなカロの元にとある正体不明の小包みが届く。
それは、先日亡くなった叔父から送られたものだった。そして――その中から現れたのは、物言わぬ土人形の少女――玉砂シズクだった。
犬に吠えられただけで身体が弾けたり、感情の読めない行動ばかりとる玉砂シズク。
カロは、手紙伝いで叔父からその少女を守るように頼まれるも……。
果たして、カロはそんな彼女を政府組織やシズクを脅かす存在から守り抜くことは出来るのか?
王道学園ファンタジー、ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:35:36
36178文字
会話率:31%
新選組を愛する19歳のオタク・中村かなたは、ある日駅の階段から落ち、気づけば幕末の京にいた。
憧れの土方歳三や沖田総司と出会い、史実と違う未来を変えるため、かなたは歴史の渦に飛び込んでいく。
ーーー
ハッピーエンドが好きなので、そんなに上手
くいく訳ないだろうという展開です。
設定や史実、その他もろもろガバガバです。
ゆっくり投稿になるかと思います。
暖かい目で見て頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:00:00
8423文字
会話率:44%
「夜空の星はとても遠くて、今はまだ届かないかもしれないけれど」
小さな村に住む少女エルナは、薬師である母の手伝いをしながら日々を過ごしていた。
魔術師を目指して村を旅立った兄のロット。ロットに思いを寄せ、自らも剣士としての道を歩むフィア。
二人の存在に憧れつつも、エルナは自分自身に自身を持てずにいた――。
遠い星のように感じる二人の背中を見つめながら、自分の道を見つけるための一歩を踏み出す物語。
カクヨムにも並行で投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818622177427750996折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:00:00
9425文字
会話率:51%
故郷の村を発った見習い魔術師のロットは、師である老魔術師のルタと共に各地を巡る旅をしていた。
旅の中で様々な出会いと別れを経験しながら、ロットは少しずつ成長していく。
ファンタジー世界を舞台にした連作短編集。
カクヨムにも並行で投稿して
います。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074283756002折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:00:00
79683文字
会話率:57%
父親と喧嘩して武者修行の旅に出た少女剣士のレイリは、海を渡った大陸の街でチンピラに絡まれた女魔術師・ロミを助けだす。何者かに盗まれてしまった家宝の刀を取り返すため、レイリは冒険者になってロミとパーティを組むことになるが――。
カクヨムにも
並行で投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817139555092567895
全30パートの予定です(毎日19:00頃更新予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 19:00:00
115788文字
会話率:51%
あらゆる事物の運命を司ると言われる伝説の「竜の魔法使い」はなぜ放浪するのか。その疑問の前に、まず、彼が誕生するまでの経緯を語りたい。
大陸は戦国時代で大国、小国が入り乱れていた。やがてその地に光が射す。大陸を統一した若い王とその仲間たち
は戦乱のない世界を目指す。
序章では、「竜の魔法使い」に至る全国統一を語る。そして本編では、戦乱のない国土が広がる天の下でなぜ、それでも穢れの汚濁である竜が生まれたか。竜と闘う「竜の魔法使い」の目的はなにか。
昔、ある所に、一時は栄え、やがて時のかなたに忘れられていった人々と、その思いを沈めた地についての物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:06:16
74992文字
会話率:24%
青春に憧れる高校生、狐神(こがみ)彼方(かなた)。
勉強して、部活で汗かいて、そして恋して大急ぎの3年間。あっという間に終わるから後悔だけはしたくないと始まった高校生活。
けれどそんな夢見た世界は所詮夢で終わり、ただ残酷な現実が待っていただ
け。全てが壊され向けられるのは侮蔑と嫌悪の視線ばかり。そんな彼が最後の一度のチャンスから始まる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 16:03:40
1248554文字
会話率:57%
人はみんないつかはやがて人生の終着駅を迎える。その人の一人一人の人生は、それぞれ。険しい山を越え、谷を下り、また、山越えがあり、いつしかはるかかなたの海へと流れ、人生という名の、長い長い旅を終える。その人生の旅を終えるとき、現れる列車がある
という。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:29:36
87639文字
会話率:40%
この不可思議な現象は、タイムリープかパラレルワールドか?
海辺の街・神戸で巻き起こる青春SF。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣
に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:43:42
92541文字
会話率:30%
幼い頃、街を照らす「皇帝」の姿に憧れ、「ママを守る皇帝になる」と誓った少年ルカ。だが翌日、母は姿を消し、ルカは孤独な村で育つことに。魔法の才能もなく、いじめに耐えながら毎日を必死に生きる彼の支えは、ただ一人の味方・少女ミーアの存在だった。
ある日、村をゴブリンの大群が襲う。恐怖に呑まれる人々の前で、ルカは仲間を守るため、命を懸けて立ち上がる。満身創痍で倒れたその瞬間、謎の声が彼の意識に語りかけ、新たな力を授ける――それは「太陽に干渉する魔法」だった。
目覚めたルカはかつての少年とは違っていた。燃え上がる炎と共に現れたその力は、希望か、それとも災厄か。彼の覚醒は、世界の運命を大きく揺るがす。
これは、一人の少年が「皇帝」を目指しながら、光と影の狭間で“己の正義”を問われていく物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:48:17
4948文字
会話率:60%
ある日笹山美奈は不思議な夢を見た。遠い昔の、懐かしいような夢。なんとなくもやもやしたまま学校に行くと、窓が割れる音がしてーーーーーーー。
不器用な2人のじれったい関係を描いた、ファンタジーラブコメディ。
最終更新:2025-07-03 13:34:12
6994文字
会話率:54%
普通の高校生だった出雲かなたは、ある日から夢の中で男性と出会うようになった。そして、化け物が見え始めてしまう。夢の中の男性から化け物が妖怪であることを知る。
そこから始まる、出雲かなたの最強の陰陽師になるまでの物語りある。
最終更新:2025-06-24 12:23:02
133479文字
会話率:34%
ある日、黒い光の柱が現れた。
その日を境に、日本を始め各国では犯罪が急激に増え始めた。
中には、怪奇現象や非現実的な事件も姿を現し始めたのだ。
東京の高校に通う一年生の奏汰 英士(かなた えいし)はこれからの学生生活に順風満帆を感じるが、
全てはある事件に巻き込まれて一変した……。
これは、いずれ宇宙をも巻き込む世界の命運を賭けて戦う人間達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:59:52
14858文字
会話率:33%
会社印の立場で起こりそうなことを話していきます
最終更新:2025-06-16 08:41:51
133283文字
会話率:27%
なにか心のどこかに残るような話を描いていこうと思います それぞれの話は独立しているのでどこから読んでいただいても結構です
最終更新:2025-06-08 07:07:57
18618文字
会話率:20%
競争でできたライバルがピンチに味方になって助かる話
最終更新:2025-06-07 07:38:10
61752文字
会話率:24%
本作はカクヨムで公開した「はるかかなた。」とその続編「初恋解呪。」を統合・再編集したものです。
「遥か彼方。編」-初恋は忘れられない…
楠木昇は人生最悪の結婚式に参列した。
新婦は元彼女の山野春香。新郎は山野春香の最初の彼氏で、その後付き合
った昇から春香を奪い取った上田優雅。
最悪の挙式は、どれも昇に見せつけるような演出で、はやし立てからかい続ける共通の知人達。
そんな式の中、昇の中にはゲリラ豪雨の中、「ごめんね昇」「早く昇に会えていたら違っていたのに」と言った春香の顔と言葉がずっとあった。
泥酔して目覚めると、昇は12歳に戻っていた。夢と思いつつも、過去に亡くなった祖父母を救ったのをきっかけに、今度こそ春香と結ばれる未来を目指し、彼女と同じ中学校に進学する。
進学先を変えればうまく行くかと思われたが、そこには前回の世界では別の学校に通っていた、桜かなたとトラブルメーカーの一木幸平の姿があった…。
【外伝:かなたに風が吹くまで。】
人生最悪の結婚式に参列し、心身共に憔悴した楠木昇を癒した桜かなた。
かなたは昇を癒し、両想いとなるが、一木幸平の妨害で関係が壊されてしまった。
【外伝:一木幸平に風が吹くまで。】
幼い時からお笑い芸人になりたいという夢があった一木幸平。
だが、家族はそれを本気とは受け取らずにいた。
一木幸平は夢を認めさせるため、昇を追い詰めて笑い者にしようと執拗に狙っていた。
「初恋解呪。編」-初恋の呪いは解かれた。
双子の子を産み、子供たちの小学校最初の運動会の朝を迎えたい桜かなた。
かなたには、何度も12歳から人生をやり直しているという秘密があった。
始まりは未来の夫・楠木昇と添い遂げることだったが、挫折を重ね、やがて「老いて死ぬこと」が目標になった。
しかし双子を授かったことで、再び楠木昇との未来を目指すようになった。
何度もやり直す中、全ての記憶を持っているのはかなただけで、楠木昇は最初の人生、しかも限定的な記憶のみ、一木幸平は二度目にやり直すまでの記憶しかない。
これにより、負の連鎖、ドツボにハマってしまったかなたは、150年以上の努力を続けてきた。
今度こそうまくいかせると信じ、陰で動いていたかなた。だが突然、予想外のやり直しの風が吹いた。
だが、今回は今までとは何もかもが違っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:10:42
343578文字
会話率:24%
これって“バ美肉おじさん”…なの?そんな疑問と共に私こと花神彼方(はながみかなた)は今日も女の子になって配信しています。周りに有能な人材が揃っていることもあって私はずっと不安だけど、ゆるりまったりを信条にがんばります。……でも、そんな中でも
気になるのは。バーチャルだけじゃなくて現実世界でも実際に女の子になってしまう私は“バ美肉おじさん”なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 08:00:00
665849文字
会話率:35%
難易度が鬼畜過ぎてあっという間に過疎ってしまったフルダイブVRゲーム「ユートピア・エンド」。そんなゲームがオンラインサービスを終了したと同時に現実と交わり、様々な場所へ「異獣」と呼ばれるモンスターがあふれかえり、全世界は一気に混沌としてしま
った。
だがその影響か、人類は新たな世界に順応できる力「アルカナ」を手に入れ、何とか均衡を保っていた…。
が、そんな中で唯一、全世界で「ユートピア・エンド」を完全攻略した主人公「紅時彼方(あかときかなた)」は「世界の平和を守る!」なんてことなく、「俺TUEEEEEEEEE!!!」をしてみたい衝動を抑えきれず、自由に気ままにもう一度完全攻略を目指すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 06:00:00
68494文字
会話率:54%
「人生の夏休み」と称されることもある、華のある大学生活。
そんな大学では、「第二外国語」という、英語以外の外国語を勉強する授業がある。
数多ある外国語の中から、僕――大枝佑也が選んだのはロシア語。
その授業が行われるはずの教室に入っ
たところ…………あれ?
女の子が一人しかいない???
しかもその子ロシア人なんですか?????
2人きり、しかもロシア語初心者は自分だけ。
男女二人きりの教室で大学生の物語が始まる…………と思いきや
「Не играй, учись!」
タチヤーナさんともにロシア語を学ぶ、ロシア語学習系ラブコメディ!
読めばあなたもロシア語が話せるようになる……かも。
※この物語は、あくまで「言語」にフォーカスを当てたものです。
特定の国家を称賛/非難するものではありませんので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 15:00:00
25522文字
会話率:40%
カナタは普通の小学生男子。最近上手く行かなくてイライラしてる。
「異世界に行ければヒーローになれるかも?」なんて思っていたら
本当に異世界に来ちゃった!
やった、と喜ぶカナタだけど、どうもチート能力などかけらもない。
せっかくかわい
い女の子と知り合いになれたのに、このままじゃ
嫌われちゃう?
「オレがここに来た意味って何なんだ‥」
少年の成長と友情の物語をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:30:41
24711文字
会話率:30%