図書館でアルバイトをする高校生の「彼」は、静かな日々の中で、読書をする同年代の少女に心惹かれていく。きっかけは一冊の本。共通の趣味を通じて少しずつ会話を重ねるうちに、二人の距離は自然と縮まっていった。図書館で交わす何気ない言葉、穏やかな笑顔
、優しい気遣い。静かな空間の中で芽生える感情は、やがてお互いにとってかけがえのない存在へと変わっていく。本と静寂が繋いだ、心温まる青春の一幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:52:58
8472文字
会話率:21%
真面目で優しい魔術師のディランと、彼が大好きな白猫のジゼル。
蒼い月の夜にだけ開かれるディランのお店で、彼らは仲良くお喋りをしながら、今日もお客様を待っている。
「ディランは〝人から向けられた願い〟なら叶えられるの?」
「そうだよ。自分
の願いじゃなくて、他人からの願いなら、魔法で叶えられるよ」
変わった魔法を扱えるディランは、店を訪れるお客様にその魔法をかけて、幸せになって貰おうと頑張っていた。
けれど時には〝人から向けられた願い〟が、本人にとっての〝呪い〟になってしまうことも……
ジゼルは悩んでいるディランにいつも寄り添い、献身的に支えてくれる可愛い友達だった。
そんな彼らは、力を合わせて困難を乗り越えていく内に、何よりもかけがえのない存在になっていきーー
時々バトルあり、ヒューマンドラマあり、そしてブラックな上司(王太子)からの任務もありの、ディランが周りの期待に応える中で、次第に強く成長していく物語です。
完結まで書き上げています!
1〜5話まで本日更新。
6話からは、毎日1話更新です。
※注意
こちらの短編【『人から向けられた願いを叶えます』という店の魔術師と、一途な愛を捧げた猫のジゼル】は11話までのネタバレを含みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:20:00
403559文字
会話率:32%
高校二年生の天見優人(あまみ ゆうと)が通う学校には、飛び抜けて有名な美少女の空森雛(そらもり ひな)がいる。学業に優れ、礼儀正しく、生真面目ではあるけどいつも頑張り屋な女の子。
たまたま荷物持ちを手伝って、その流れで優人が趣味で作った
お菓子をあげたりすることはあれど、学年も違う以上、不愛想気味な自分と彼女が関わる機会なんてそうそうあるわけもない。
――そんな風に思っていたのだが。
「……家出、してきたんです」
「……は?」
「だから……家出です。私、家出してきちゃいました」
偶然夜の街で出会った雛から言われた、予想外の出来事。結局、優人の伝手を頼って彼が住むアパートの隣に引っ越すことになり、二人はお隣さんとしての緩やかな始まりを迎える。
食事を共にしたり、ご褒美に甘い物を作ってあげたり、時にはデートみたいなお出かけもしてみたり。
ただの先輩・後輩から隣人へ、そしてかけがえのない存在へと。ゆっくり距離を縮める遅効性ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:10:54
701346文字
会話率:45%
隣国の王太子の歓迎舞踏会でシルフィアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡される。婚約して10年。普段からいい加減で仕事もろくにしない第二王子に辟易していたシルフィアはこっちから願い下げ!と言い返すと、第二王子と婚約破棄したならオレのと
ころに来いと俺様な発言で隣国の王太子サイレスに婚約を申し込まれる。
家族会議の結果シルフィアはその申し込みを受けることに。新たな国で生き生き生活するシルフィアは、最初は何も思っていなかったサイレスに溺愛されているうちにかけがえのない存在と思うようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:04:11
127173文字
会話率:58%
これは、歌に込められた「絆」の物語。
かつて何でもできると信じていた「彼」は、やがて人生の深い闇に沈み、全てに絶望する。光を失い、自暴自棄になった彼の心を救い出したのは、「君」という名の光だった。君の温かい支えと導きによって、彼は少しずつ元
気を取り戻し、互いにとってかけがえのない存在へと発展していく。
しかし、「君」もまた、彼との出会いを経て、様々な葛藤を乗り越えていた。遠くから彼を応援していた日々、彼が闇に沈む姿を見て手を差し伸べた想い、そして、共に数々の困難を乗り越える中で育まれた、二人の確かな絆。
この物語は、人生の「光と闇」の中で、お互いに影響を与え合い、支え合う「彼」と「君」の視点が行き交い、二人の間に紡がれる「絆」が、いかにしてかけがえのないものになっていったかを描きます。始まりの歌「keep on going to dream」から、希望と覚悟に満ちた最後の歌「絆〜bonds〜」へ。それぞれの楽曲が持つメッセージが、物語の様々な側面に光を当て、読者自身の心にも深く響くでしょう。
これは、誰もが経験する人生の物語であり、そして、誰もが主人公になれる「絆」の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:44:00
6921文字
会話率:9%
高校時代、静かな街の喫茶店で出会った澪と遼。
二人は少しずつ心を通わせ、やがてかけがえのない存在になっていく。
しかしある日、遼は何も告げずに姿を消した。残されたのは、彼の筆跡だけが残る手紙と、「探してほしい」というわずかな言葉。
遼の痕
跡を追いながら、澪は彼が抱えていた過去と、守り続けた“もう一つの命”の存在を知る。
それは、遼が「伝えることのできなかった優しさ」であり、「自分よりも誰かを思う強さ」だった。
風の中に散りばめられた言葉、届かなかった手紙、記憶の海辺。
さよならの意味を探しながら、澪は“前を向いて生きること”の意味に辿りついていく。
——これは、「さよなら」を越えて想いが残る、
切なくも優しい再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:52:16
10792文字
会話率:20%
専業主夫を目指す高校生、志藤凛太郎のクラスには、大人気アイドルグループである"ミルフィーユスターズ"の乙咲玲が所属していた。アイドルに深い興味がない凛太郎は、それを一つの事実として受け入れ特に関わりを持たずに生きていた。
ある日、そんな彼に転機が訪れる。最寄りの駅で不意に倒れかける乙咲玲を思わず助けた凛太郎は、彼女が厳しいレッスンのせいで空腹で動けないことを知る。仕方なく手料理を振舞った凛太郎はもうこれっきりの関係だと伝えるが――。「毎月三十万払う。それとは別に二人分の食費も出す。だから毎日食べさせて」そんな魅力的な契約に警戒心を抱く凛太郎だったが、彼女の曇りのない心に触れるにつれて徐々にその絆を深めていく。乙咲以外のミルフィーユスターズのメンバーにも気に入られたり、彼女たちの窮地を救ったりしているうちに、お互いがお互いにかけがえのない存在となっていく。――これは住む世界が違うはずの男女が、やがて結ばれるまでの物語。
※12月23日朝/日間現実世界【恋愛】のジャンルにて1位をいただきました。皆様本当にありがとうございます。
※カクヨムにも投稿中
※第一章完結しました。
※第二章完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:00:00
733839文字
会話率:45%
ゲームショップで買った謎の福袋の中に入っていた自称乙女ゲームを、あなたはプレイする。ゲームは王子が公爵令嬢に婚約破棄を言い渡すところからスタートしたが、悪質な3D王子によると、公爵令嬢が急に消えたらしい。その直後、あなたの後ろに公爵令嬢が
立っていたのだった。
彼女の名は、ヴィノテシューズ=エイフィヌ。画面外にやって来た公爵令嬢は、設定によると年下だったことから、あなたの義理の妹ということになった。あなたはお姉様と慕われ、ともに過ごしていくうちに、彼女がかけがえのない存在になっていく。
※この物語はフィクションです。変態的な場面もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 16:04:16
8824文字
会話率:43%
かけがえのない存在「ルナ」を失い、世界から光が消えたオリオン。深い喪失感の中、「人はなぜ生まれ、消えるのか?」という根源的な問いが彼を苛む。
眠りとも覚醒ともつかない意識の狭間で、オリオンは不思議な「境界の庭」へと迷い込む。そこで彼を待って
いたのは、二つの内なる声だった。一つは、世界の法則とシステムを語る冷徹な「秩序(ロゴス)」。もう一つは、万物の循環と再生を囁く温かな「流転(レア)」。
論理は言う、「死は必然的なシステムの終わりだ」。
循環は言う、「死は形を変え、宇宙に還る始まりだ」。
二つの真実に引き裂かれ、オリオンは絶望の淵へ。しかし、最も深い暗闇の底で、彼はすべてを包み込む普遍的な「響き(エコー)」を聞く。それは、秩序と流転を超え、死をも超える「繋がり」の真実を示唆していた。
喪失の痛みを乗り越え、魂の再生を遂げるオリオン。これは、絶望から希望へ、内なる宇宙を探求する魂の旅路。読後、あなたの世界の見方も変わるかもしれない、静かで深遠な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 21:17:10
14875文字
会話率:5%
『猫のキミと暮らせば』は、宮中で「わがまま皇子」と呼ばれた主人公が、愛猫クロや周囲の人々との絆を通して運命に向き合う物語です。波乱の生涯を終えた主人公は、転生して一匹の猫として新たな生を受けます。
ある日、さおりは瀕死の状態で道端に倒れて
いた仔猫を助けます。命を救われたその猫は「キミ」と名付けられ、さおりの家で一緒に暮らし始めます。キミはただの猫ではないようで、どこか人間味のある仕草と不思議な魅力を持っており、さおりや周りの人たちにとってかけがえのない存在となっていきます。
さおりは孤独を抱えながらも健気に働く女性で、仕事に追われる日々の中、猫のキミの存在が彼女の癒しとなります。キミもまた、さおりの穏やかな笑顔を見るために、猫としての自分の役割を果たそうと奮闘します。
さおりはキミに自分の悩みや日々の出来事を語りかけます。職場のストレスや将来への不安を抱えながらも、キミと過ごす時間が彼女の支えとなり、次第に前向きな変化が現れます。キミ自身も新たな生活に馴染み、過去の皇子としての記憶を振り返りつつ、女房との平和な日常に喜びを見出していきます。
さおりと猫のキミの絆を描いた心温まる物語は、キミの不思議な存在とさおりを取り巻く人々の成長を通じて、人間と動物の共生、家族の絆、そして命の巡りを丁寧に紡いでいきます。
物語は、転生後の新たな絆を通じて、過去の重みを癒しながら未来へ向かう希望を描いたストーリーです。さおりと猫のキミの交流を軸に、サブスタンスで進められていく、ちょっと変わった読み物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 07:44:03
51545文字
会話率:32%
橘颯太は、大学四年の秋、カフェで美琴と出会った。静かな空間で読書に没頭する彼女に惹かれ、二人は自然と親しくなっていく。美琴は「忘れたくない記憶と、忘れたほうがいい記憶、どちらを選ぶ?」と問いかける。不思議な言葉を残しながらも、彼女は優しく、
颯太にとってかけがえのない存在になった。
しかし、美琴の過去には謎が多かった。美琴は決して過去を語ろうとせず、やがて彼女の様子は不安定になっていった。ある夜、届いたメッセージは「助けて」。
颯太が美琴の家へ駆けつけた時、彼女は震えながら言った。「私、忘れたくなかった。でも……忘れなきゃいけなかったの。」
彼女の記憶の奥に眠る秘密とは?そして、颯太がたどり着く真実とは——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 07:38:25
19115文字
会話率:31%
育成型戦闘モンスター通称【ガーディア】。
ゴーレムから着想を得て生まれたそれは、人と共に生活し、心を通わし、戦う、今やかけがえのない存在。
様々なモンスターをデフォルメ、弱体化して作られたガーディアは、その可愛さと、共に成長する面白さから一
大ブームを巻き起こすほどだ。
そんなガーディアの生みの親ルークは、辺境の村にて一つの問題に直面していた…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-19 11:56:47
1140文字
会話率:31%
20歳の大学生アオイは、他人の感情が色として見えるという特殊な能力を持っている。しかし、この能力は彼にとって「呪い」に等しかった。友人や恋人が何を感じているのか、一目で分かってしまうため、自分の気持ちを素直に表現できずに生きてきた。
アオイ
が秘かに想いを寄せているヒカリは、いつも友情を象徴する「黄色」の色をまとっている。彼女は明るくて社交的で、アオイにとってかけがえのない存在だが、彼女の気持ちが「友情」から変わることはないことがアオイには見えてしまう。ヒカリに対する恋心を抱えながらも、彼女の隣にいるだけで満足しようとしていたアオイ。しかし、二人で出かけた星空の下、アオイはついに自分の気持ちを告げてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 17:30:00
7237文字
会話率:5%
星野夢は、VRMMORPG「ナイトメア」のテストプレイ中に起きた事故により、ゲームの世界に転生してしまう。彼女は、ゲーム内で作成したアバター「ユメリア」の姿で、アストリア大陸にある孤児院で目覚める。
そこは、剣と魔法が存在する、まさに「ナ
イトメア」の世界そのものだった。ユメリアは、転生前の記憶とゲーム知識を頼りに、孤児院の子供たちと協力しながら、新しい生活を始める。
孤児院での生活の中で、ユメリアは、魔法使いの少年ギルバートと、心優しい少女リリアと出会う。彼らは、ユメリアにとってかけがえのない存在となり、共に過ごす中で、友情を育んでいく。
ユメリアは、ギルバートの助けを借りて魔法学園の入学試験に合格し、魔法使いとしての道を歩み始める。魔法学園では、様々な魔法を学び、才能を開花させていく。しかし、ユメリアは、転生前の記憶と現実世界の家族への想いに葛藤し、VR世界と現実世界の狭間で揺れ動く。
そんな中、ユメリアは、古代魔法の秘密や、自身の転生に隠された謎を知ることになる。そして、世界を揺るがす大きな陰謀に巻き込まれ、運命に立ち向かうことになる。
果たして、ユメリアは、世界の危機を救い、現実世界に戻ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:37:05
6987文字
会話率:40%
女子大生の梨沙は、ひょんなことから有名ファンタジー小説の世界に迷い込み、悪役の吸血鬼であるレスター公爵のメイドとして働くことになってしまう。
家族も友人も誰もいない世界に突如放り込まれた梨沙と、冷酷な悪役という自身の設定に苦しむレスター公
爵。
孤独な二人にとって、次第にお互いがかけがえのない存在となっていく…。
現実の世界に帰りたい一方、レスター公爵を定められた死の運命から救いたい梨沙。
いずれ主人公に倒される運命であるが故に、梨沙に想いを伝えられないレスター公爵。
レスター公爵の婚約者であり、実は梨沙と同様に現実から迷い込んだ人間であるヴィクトリア。
無情にもレスター公爵の死に向かって着実に進んでいく物語の中で、三人の想いが複雑に絡み合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 08:55:17
18271文字
会話率:17%
夢だ、と気付く夢で、早桜は、ひとりの少年に「出会う」。風を操る力をうまく扱えないで苛立っている少年、というファンタジィな設定の夢だと「思った」。夢は続き物の小説のように、登場人物や場面を追加しながら、広がっていく。早桜の「助言」をもとに、
男の子は他を圧する超常の力を操るようになり、逞しい青年に成長した。
「これは夢なんだよ・・。」
早桜は夢の中でそう自分に言い聞かせている。
己を見つめる青年の瞳から、目をそらして。
空里は半分透けた、見たことがない奇妙な服装をした少女に出会う彼女の姿は他の者も見れるが、言葉を交わせるのは己だけ。彼女こそ己の運命を導く「風織姫」と見定めた彼の前に、彼女はきまぐれに姿を現す。すっかり自分が大人になっても、彼女は出会った時のままの姿だ。神の姫を手に入れることはできないのか・・・。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者と、そのかけがえのない存在となる姫君の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:22:05
108016文字
会話率:42%
仕事に疲れたサラリーマンの西園寺天馬。
会社では仕事が評価されず後輩に抜かれ、心を潰しながら耐える辛い日々。
そんな彼はある日、隣に女子高生の架純が住んでいることを知る。
落としたスマホを届けてくれたことがきっかけなのだが、不思議なことに
架純は天馬の弱点を見つけたがっていた。グイグイと天馬に絡んでくる自由奔放な架純。幾つも弱点を握られ困惑する天馬だが、いつしか彼女がかけがえのない存在になっていることに気付く。
『私を助けてください』
そんな彼女が放った真剣な言葉。その本当の意味を天馬は後に知ることとなる。
これはくたびれサラリーマン天馬が、悪魔のような天使ちゃんに骨抜きにされるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 12:07:17
118821文字
会話率:49%
ぼくのところにやって来たロボットにモジ子と名付けた。ぼくがぼくに戻れるように手助けしてくれている気がする。かけがえのない存在になりそうだ。
最終更新:2024-06-01 22:28:25
3532文字
会話率:30%
日本から召喚されたルシェは、言語も通じない異世界で生活を送ることを強いられる。
持ち前の頭脳で馴染んでいくルシェは、元の生活では得られなかった幸せを噛み締めながら育ってゆく。
しだいに新たな家族のことをかけがえのない存在だと感じるようになる
が、慣れ親しんだ家には戦火が迫っていた。
身一つで異世界に放り出された主人公が、持ち前の能力で世界を変えていく物語。
※カクヨムで並行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 21:30:00
436225文字
会話率:45%
中学1年生の佐藤流星は、重い心臓病のため自宅療養を余儀なくされていた。そんな彼の楽しみは、父からプレゼントされた望遠鏡で星を眺めることだった。ある日、流星は望遠鏡を使って町の様子を観察しているうちに、遠く高台で光る何かを見つける。それは、同
じように望遠鏡を覗いている女の子、小林陽向だった。二人は、望遠鏡を通して交流を始め、次第にかけがえのない存在となっていく。望遠鏡を通して交わされる二人の言葉は、互いに希望を与え、明日への活力となる。しかし、そんな二人の幸せな日々は、突然訪れた陽向の変化によって脅かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 14:18:38
10359文字
会話率:22%