俺はお嬢様の犬だ。今日はめでたくも喜ばしい、俺の仕える公爵家のお嬢様と、この国の王子との婚約式。それなのに、
「気安く私に触らないで下さる?」
バシャーーーーッ。お嬢様が、王子にお茶をぶっ掛けたのだ。「キャーーーッ、お嬢様、ご乱心!?」騒然
となる中、お嬢様は遠くから見ている俺だけに向けて、口パクで伝えてきた。
“ざ” “ま” “ぁ” 。
俺はただ、お嬢様の幸せだけを願っているのに、どうしてこうなってしまったんだ…。
塩顔イケメンモブ従者✕転生悪役令嬢(中身、乙女ゲーなんて一度もやったことない系女子)で、サラッと読める感じのハッピーエンドです。
作者がどうしても美少女に冷淡に流し目口パクで“ざまぁ”って言わせたい話です…!よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 17:27:17
14887文字
会話率:33%
宛先の書かれていない小包に入っていたブルーレイを再生すると、行方不明になっていたはずの花子の声が聞こえてきた。「ああっ、こんなの初めて!」「ハァッ! ハァッ!」これはNTRビデオレターというやつか。ところで、なんで俺は、あまり話したことがな
いクラスメイトのあられもない姿を見せられているんだ? NTRビデオレター(?)から始まるクラスメイトとのラブコメだワン。 ※カクヨム、ノベルアッププラスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 17:02:24
4028文字
会話率:29%
ある日戦いに負けた男は奴隷の身に堕ちた。そして次の日、男はお嬢様の犬として飼われることになった。そこでお嬢様の"歪み"を目の当たりにしながらも、犬はそれでも尽くし続けたのであった。
月日が経ち、お嬢様にはとある聖騎
士との縁談が持ちかけられることになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 00:09:23
10873文字
会話率:56%
「俺は、お嬢様の“犬”ですから」
魔王の子供の一人であるハルサ=ドラニアは、魔王の娘でありながら力が乏しく、兄姉からは自身の力を高めるための糧として、異世界の勇者たちからは宿敵として命を狙われる日々を過ごしていた。
主人公のケンは、
そんな異世界に迷い込んだ“迷い人”と呼ばれる存在だった。女神の加護によって召喚された異世界の勇者と違い、加護もなければ言語さえも通じない状態で異界の地に放り出される迷い人は、戦時下において価値のないものと見捨てられるのが常識となっていた。
しかし、飢え死ぬ直前にハルサに拾われることでケンは命を繋ぐことができた。しかもハルサ自身が危険な立場でありながらも、異世界での言語や文化、常識を教育し、生活が送れるように世話を焼いてくれた。
ケンはハルサの優しさに心酔し、恩を返すため、ハルサが望んだ“平穏な日常”をプレゼントしようと心に決める。
敵は異世界の勇者たちと魔王軍。対してこちらは一人と11匹のペットたち。
「お互いをぶつけて消耗したところで両方かっさらうんだよ!」
人道や説法も通じません。だって犬(自称)だもの。全てはお嬢様のために!
狂犬で、忠犬で、番犬な男と心優しい少女の、平穏を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 00:42:27
154628文字
会話率:33%