「助けてあげよっか」
そう言って彼女は倒れてくる大木を縦に真っ二つに切り裂いた。
「どうしてそんな真剣を持ってるの?どうしてこんな大きな木を簡単に切り倒せるの?」
尻餅をつき冷や汗をかきながらいつもより少し早口で発した質問に彼女は爽やかな笑
顔で一言答えた
「だって私勇者だもん!」
地味、不幸体質、巻き込まれ体質、お人好し主人公の緒山元の隣の席の朝田雛はどうやら勇者らしい。元も最初は冗談かと思ったが元の身に降り注ぐ不幸を勇者の力で次々と助けていくうちに本当の勇者だと思い知らされた。
降りかかる不幸から救ってくれる勇者パーティーに親切な人だと感謝を感じる和泉だが勇者パーティーにはそれぞれの思いがあるようで、、、
持ち前の不幸体質で沢山の不幸を呼ぶ緒山君と緒山君を助ける勇者パーティーのドタバタラブコメディ。ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:44:57
2610文字
会話率:55%
貧乏な男爵家令嬢のマヤは、父親が借金をしていたヴァナー公爵家令嬢のアンネローゼに目をつけられ、何度も家に招かれる。
その中で「自分のイタズラの罪を被ってほしい」と頼まれたマヤは断れずにアンネローゼの身代わりになった。だが、調子に乗ったアンネ
ローゼはさらにイタズラをエスカレートさせ、その度に罪を被っていたマヤはついに幼なじみのベンノから婚約破棄を言い渡されてしまう。
それでも自分はやってないと言い出せないマヤは、牢獄で謎の男ドミニクと出会う。彼の目的は『この腐りきった社会をぶっ壊す』こと。ドミニクの言葉に希望を抱いたマヤは、ついにアンネローゼに引導を渡すことを決意する。
金にものを言わせた汚い手段を、ドミニクの助力を得たマヤはアンネローゼにそのままやり返した。敗北したアンネローゼはキツくお灸を据えられることになったがそんな時、無実の罪を晴らしたマヤの前に元婚約者のベンノが再び現れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 18:03:28
11641文字
会話率:53%
30歳 ブラック企業勤務、気のいい真面目な性格と言えば聞こえはいいが、この性格が災いで仕事を振られすぎて限界だった。
神崎要は死のうとしていた。
自殺しようと考えていたところ、死のうとしていた女性を助けて代わりに死んでしまう。
転生し、神に
気に入られチート能力をもらえそうになったが、要(カナメ)は断り、得たのは新しい体・言語能力・一般的な魔法の才能。
たったこれだけの能力から、努力と仲間の協力で最強の精霊使いとして成長していく物語。
※この作品は下記のサイトでも掲載しています。
・うたたねの小説ブログ https://13yohei.com/
・カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 19:59:31
39413文字
会話率:27%
ぼく、七海樹は格闘ゲームに人生を捧げる中学二年生。そんなぼくに人生最大の危機が訪れる。なんと、大好きなゲーム機を妹のせいで、親に取り上げられてしまったんだ。
しかし、そんな時にこそ幸運が訪れるもので、知り合いからゲーム機を貸してもらえること
になった。
これでずっとやりたかったVR式オンラインゲーム『Seek of Twilight Online.』ができる。通称STOと呼ばれるそのゲームは、戦闘システムが格闘ゲームベースで、格ゲーをこよなく愛するぼくにはドンピシャなゲームなんだ。
どんな強い格闘ゲーマーがいるのかと、意気揚々と始めた。のはいいんだけど……。
どういうわけか、ぼくにしか見えない幽霊少女が現れた!?
他にも、クラスの女子からリア充活を手伝ってほしいと言われたり、ゲーム内で初心者狩りに絡まれたり、勝手にHPがゼロになる事件に巻き込まれたりと、色々なことぼくの周りで起こってしまう。ぼくはただ、ゲームをやりたいだけなのに……。
それでも、ゲームをやめない。たとえどんなことがあっても、このゲームで必ずたどり着いてみせる。
最強へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 23:38:11
361994文字
会話率:44%
高校を入学してすぐのある日、変わった喋り方をする天然系眼鏡美少女に出会った。
完全記憶能力を持つ櫟木善三は、この出会いがきっかけで彼女が二次創作研究同好会というのを設立するのを手伝うことになる。なんやかんや彼女と過ごす高校生活を楽しんでい
た善三だったが、そんな彼のもとにとある事件が舞い込んでくるのだが......。
その後も善三はさまざまな事件の解決に追われるようになる。
困っている人を見たらほっとけない。そんな善三が送る青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 23:17:21
13023文字
会話率:63%
優しすぎる男ダガン
元勇者の神見習いに選ばれた彼は転生するが、なかなか神から貰ったポテンシャルで活躍しない彼を、元勇者の神見習いが見守り、時には助ける物語
超お人好しに祝福があらん事を
最終更新:2018-10-30 22:49:31
19151文字
会話率:18%
底なしのお人好し主人公が居たとして
主人公この女神同等それ以上に厄介な女の話を無事聴き終わらないと物語が始まらない。
だが女のスタンスがタイトルの通りの為に、ヒロインには100%なり得ない。
さらに、この女チートランクな敵が多すぎて
、幸運値が正に振り切ってないと、主人公が死ぬかもしれない。
そして、この女にとって主人公とは木のみを取るため何気なく投擲された石でしかない。
どこかの世界にいる主人公はこの女の被害者の為に立ち上がることはできるのであろうか
まあ、無理でも敵とパーティ組めばいいさ!
そんな話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 01:11:45
3229文字
会話率:0%
D級冒険者の俺。魔の森で死にかけ、廃城に住む幼女に助けられた。彼女は「城」の精霊だという。ともに暮らし、城を大きくして欲しいと頼まれた俺はそれを了承する。
彼女に魔物の死骸をささげることでポイントが貯まり、城を立派にしたり、様々な施設を設
置できるらしい。霊薬の原材料が取れる薬草園、鉱石が尽きない坑道、ドワーフですら驚愕する謎技術満載の工房ができたりする。
冒険者ギルドに薬草を納め、城製のアイテムで強い魔物を狩っていたら、とんとん拍子でギルドの評価も上がっていって。恩返しをしようと思ったんだが、俺ばかり得している気がする……。
※これは、そんな男と小さな少女のまったり生活。のちに住人も増える予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 23:00:00
235461文字
会話率:40%
『満月の夜に、その扉を開いてはいけませんよ。さもないと……』
そんな不穏な言葉で終わる夢を見たその日、現代日本で平和な日常を送っていた高校生“紅 仁牙”は、ひょんなことから義弟ふたりと共に学園内にあった遺跡の大扉を開いてしまった。
開い
た扉のその先から溢れ出す光に呑み込まれた時、彼の脳裏に今朝の夢で聞いた言葉の続きが甦る。
『満月の夜に、その扉を開いてはいけませんよ。さもないと……、神の国へと拐われて、二度と戻ってこれませんからね。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 12:17:12
411976文字
会話率:45%
木枯 雅人【こがらし まさと】は死んだ。人であるところの彼は死を迎えた。
……いや、正確には殺された。
誰に。悪魔殺しに——ある種の神に。
その後、彼は死後の世界で神と出会う。それは、それとなく、どことなく。また、そこはかとなく運命的な
出会いであったりする。
——彼は神と契りを交わした。
幼くしてこの世を去った妹を蘇らせるため。
一方、神の願いとは依頼であった。
春夏冬 雅【あきなし みやび】。悪魔保持者であるところの彼女を救うこと。彼女の心に宿る悪魔を——殺すこと。
故に、彼は——木枯 雅人は、二度目の人生を歩む。
これは神と悪魔と人の物語。
笑えないヒロインと、お人好し主人公の、幸せな日常を求める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 15:46:04
17325文字
会話率:37%