隣の席の葉月さんは無口でおしとやかで、クールビューティーの二つ名を持つS級美少女だ。
その近寄りがたい雰囲気から、声を掛ける者は殆ど居ない。
客観的なイメージで噂は際限なくひとり歩きをしていた。
財閥令嬢だとか、天界からの落とし子
だとか……。神格化された彼女は孤独に愛される存在となった。
しかし──。
その実、どこにでも居る普通の女の子だとしたら──。
※以前、短編で書いたものを少しごにょごにょして作り直しました。
全4話、10000文字弱です!
※カクヨムにも投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 19:09:01
10000文字
会話率:32%