神々の時代――それは過去ではない。
世界は、未だ神々の意志のもとに在る。
島国《しまずくに》・大和《やまと》。
その原初の中心、「おのころ島」には、かつてイザナギとイザナミが国土を築いたという神話が残る。
そして現代。神々の血を引き、神政
を受け継ぐ大国「シン・大和神国」は、長き眠りから覚めつつあった。
少女・理真(りま)は、失われた記憶を抱えて、静かな島で暮らしていた。
しかし、ある「風の鳴る日」を境に、彼女の中の神性が目覚め始める。
神と人の境を越える者──代神裏天尊(しろかみ・りてんそん)。
忘れられた誓い。神々の仮面。封印された契約。
これは、神々の遺した「礎(いしずえ)」をめぐる物語。
そして、世界の真理に触れようとする少女の、静かで壮大な旅の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:08:38
10287文字
会話率:20%
縄文人の住む日本に移住したオノコロ人。
オノコロ人は後世では弥生人と呼ばれる。
オノコロ人は九州とアスカに分かれて住んだが、その間にある瀬戸内の航路を開いたモモについての簡単な物語である。
最終更新:2021-04-04 14:39:16
4457文字
会話率:0%
縄文人の島日本に初めて渡ってきた弥生人
そのなかの巫女であるイセはアスカを拠点に作物を調べたり気象観測をしていた。
畑を荒らすイノシシやシカ、スズメを追い払うために銅鐸を作った。
また、縄文人は伊勢のために鳥居を赤く塗った。
そんな風にして
銅鐸や鳥居は近畿に広まっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 16:59:03
5578文字
会話率:1%
後に弥生人と呼ばれるようになるオノコロ人がどのようにして大陸から日本に渡ってきたか。
漁労と稲作を行うオノコロ人は越と楚に挟まれて大陸からの脱出を試みる。
その目的で、代表である若オーオは二人の若者を連れて九州に渡り、そこで当時のシナ海を支
配していたアヅミ族のハクと知り合う。
ハクの助言等を借りて若オーオは飛鳥まで調査した。
若オーオとともに行動したウラという若者について語ってみた。
今回はオノコロ島から九州、飛鳥までの旅について書いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 15:21:09
53657文字
会話率:5%
俺は、ER(拡張現実)ゲームの貧乏デザイナーだ。ひょんなことから超大型ERゲームのファースト・テスターを務めることに。クリアできれば大もうけ。失敗すれば会社ごと破滅。約束の日が来て、南海の孤島に降り立った俺を待っていたのは、日本神話をモチ
ーフとした世界だった。全10話、5万字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-28 00:00:00
48531文字
会話率:12%