特殊能力者の存在が当たり前になった2100年。
『触れた特殊能力を無効化する』という能力を持つ少年・芹田 流輝(せりだ るき)は、国立の能力者育成学校『星天学園』の2年生。この学園には学年ごとのランク制度が存在しており、彼の学年ランクは89
位とほぼ最底辺だった。
目標のために努力を続ける芹田だが、強力な能力者たちを前にランク戦では惨敗続きで、一部のクラスメイトからは『無能力者』と笑われる始末。二年生にもなってランクが一つも上がらず八方塞がりかに思えたそんなある日、彼はある人物と出会った。
一人で数十もの特殊能力を使いこなす謎多き転入生・彩月 夕神(さいづき ゆうか)である。
「ボクと一緒に目指してみない?この学園の頂点を」
学園の頂点に君臨する最強の少女が差し伸べた手を、最底辺で足掻き続ける最弱の少年は握った。
戦略と頭脳、そしてたった一つの特殊能力を駆使して、少年は最強を目指す!!
―――そして彼らは、次第に大きな運命に巻き込まれていく。
能力者の集団昏睡。人々に広まる『ゴーストタウン』の存在。東京西部に甚大な被害を及ぼした災害の真相。
数々の謎が一つに交わる時、運命は大きく歪み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:00:00
692149文字
会話率:54%
彼らは存在を知られてはならない。
彼らは目的を明かしてはならない。
彼らは彼らを裏切ってはならない。
彼らは誰かを信用してはならない。
彼らは、救いを与えてはならない。
彼らが偽るのは彼らのためではなく、
彼らが行動するのは他の誰かのため
ではない。
ある人はそれを偽善と呼び、
またある人は自己満足だと非難した。
それでもいい、と彼らはそれを改めようとはしない。
彼らは救いを与えているのではなく、
自らが救われているのだ。
嘘つきたちの日常
あなたは誰の言葉を信じますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:00:00
60902文字
会話率:33%
人里離れた村に住む少年・掬緒は、16歳の誕生日に現れた謎の怪異によって両親と村人全員を惨殺された。故郷を離れ桜華国に移り住む掬緒は、両親らの敵を討つべく修行に邁進する。やがて明かされていく掬緒の正体、そしてある人物との重要な因縁。掬緒が戦い
の先に見つけたものとは・・・。
小説投稿サイトNolaでも掲載中です。
https://story.nola-novel.com/novel/N-1f13c161-a568-473d-a577-f95cd572f97b折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:57:43
205841文字
会話率:50%
夜だけが訪れる異世界――かつての地球は滅び、科学は失われた。その空白を埋めるように、新たな人類や多様な種族が誕生し、魔法と錬金術が息づいている。不老不死のホムンクルスで、うさ耳フードのパーカーを纏った少女、郵便配達員ルーリーは、訳ありの手紙
を届ける日々を送っていた。
ある日、満身創痍の少年アレックスが現れ、曾祖父から託された大切な手紙を、ある人物に届けてほしいとルーリーに依頼する。その一通の手紙に秘められた、時を超えた想いの欠片が今も静かに響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:26:51
13097文字
会話率:33%
安易な転生の時代は終わった。これからは、転生で“生き方”を問い直せ。
「転生モノを書いたことのある人に問います──“なぜ転生したのか”を、作品内で説明できていますか?」
多くの転生ものが“設定のひとつ”として大量消費される時代に、あえて
問い直す。
その転生は、本当に“物語”になっているか?
その成長は、本当に“主人公の意志”によるものか?
本作では、Web小説『彩筆の万象記』を連載中の作者・銀河革変が提唱する、まったく新しい転生スタイルを徹底解説する。
準備型転生:修行・学習・試練を経た上での、意志ある転生。『彩筆の万象記』にて初定義。
多重転生:作中で複数の転生経験を積層し、深みと連続性をもたせる物語設計。
選択型転生:運命任せではなく、自らの意志で生き直す再誕のスタイル。
転生拒否:元の世界の生活を選び、そこで生き続ける至高のアンチテーゼ。
???:乞うご期待!
これらの思想は、単なる“分類”ではない。
物語の構造を根本から問い直す“創作論”であり、作品づくりの基礎を築く“設計哲学”である。
転生作品を書くすべての創作者へ──
この論が、あなたの筆を導く光となることを願って。
※2025年7月27日(日)から公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:00:00
4469文字
会話率:6%
家事も完璧、指示も的確、容姿端麗、明るい性格、治癒も使える、ありとあらゆるところで完璧な妹のサユ。
対してそこまで特徴のない兄、無能なクライド。
この世界では冒険者協会と民の間には大きな溝が存在していた。
そしてクライド達は冒険者協会のと
ある人物との戦闘から様々なところから目を付けられ人生が一変する。
新たな仲間との出会い、強敵との遭遇、そして別れ。
クライド達は立ち迫る困難に立ち向かう事ができるのか。
これは有能な治癒士と無能な剣士で構成されたプラマイゼロなパーティーの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:00:00
36216文字
会話率:33%
魔法使い見習いの少年マキラは師匠と二人で山奥に暮らしていた。
だがある日、師匠が書き置きを残し度に出てしまい一人残されてしまったのだ。
街に出て冒険者として行きていくことになるマキラ。
しかし見習い魔法使いのマキラが使える魔法はただひとつ『
転倒魔法』のみ。
これで世の中を渡れるのであろうか……。
師匠は大魔法使いであり、ある人物から依頼を受けて旅を続けている。
マキラは仲間を得て、師匠を探す旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:00:00
647100文字
会話率:33%
その人をひと目見たとたんにわかった。彼こそが私の運命だと。
けれど、彼には他に好きな人がいた――。
連載漫画『銀王子の最愛』の世界に転生した「私」は、主人公の王子に執着し、ありとあらゆる手段を使ってヒロインとの仲を最後まで邪魔するストーカ
ーキャラ。しかも、作中もっとも勇敢で善良、誰よりも高潔なある人物を不幸のどん底に叩き込み、最終的には彼に殺される運命だ。
だけど、今ならまだ間に合う。
今なら、あの人に別の未来をあげられる。
「私」は前世で読んだ原作を元に、ありとあらゆる災厄から彼を救い出そうとするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 15:42:26
28251文字
会話率:35%
苦しい、痛い。そんな感覚から目覚めた私がいたのは、私の大好きな小説『月光姫~満月の日にしか目覚められない呪われた令嬢~』のその後の世界。私が転生していたのはヒロイン。でも、そのヒロインはとある人物の闇魔法で蘇らせた体なのだという。話を聞くと
、大好きだった小説のヒロインがヒーローに裏切られ、『月光姫事件』の戦犯として大衆の前で殺されたのだという。
・・・・何それ。結局誰も、ヒロインを救えなかったってこと?ヒロインは最初から最後まで、救いのない人生を生きたってこと?
・・・・・許さない。
何としてでも、ヒロインを裏切って殺した罪を、ヒロインに憧れていた私が償わせる。
その決意を胸に、異世界からの転移者『聖女』として生きていくことを決める。
国の『聖女』が大好きな小説のヒロインの復讐を目指す。
☆登場人物
*マドカ・ルース
ヴェルトの闇魔法によって蘇ったベルアの偽名。
異世界からの転移者『聖女』身分を偽っており、復讐を決意した時に強力な炎の霊に憑かれている。
前世はフラワーアレンジをするのが好きな小説オタクの陰キャ女子大生・高坂まどかであり、ヴェルトの闇魔法によって蘇ったベルアの体に転生している。
*ヴェルト・ルース
ベルアを蘇らせた闇魔術師であり、ベルアの従兄弟。
母親を亡くしている。
小説『月光姫〜満月の日にしか目覚められない呪われた令嬢〜』
*ベルア・テスロ。旧姓はシアン
*リオセスリ・テスロ
国名:ガルクフェンス国
隣国:ポリファリク国
(この作品は『月光姫〜満月の日にしか目覚められない呪われた令嬢〜』のエピローグの先の物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 13:00:00
7748文字
会話率:54%
あらすじ
異星人の使いが現れて翻弄される少年。
少年と美少女との最悪な出会い。
少年と美少女姉妹と異星人の使いは、ある人物を救出する為出発したが、異世界に飛ばされてしまう。
困難を乗り越え異世界から帰国した少年たちだが、異世界の友人
が危機に陥ったと知り、再び異世界の冒険に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 09:40:00
208583文字
会話率:29%
他人にも、自分にも興味が持てず、ただ息をするだけの「色のない人生」を送っていた俺はある日、事故で意識を失う。
―――次に目が覚めた場所は、誰もが赤や青、黄色の魔力を持つ、カラフルな剣と魔法の異世界だった。
「今度こそ、色のある人生を!」
そ
う誓った俺だったが、魔力測定で告げられた事実は、無情なものだった。
俺の魔力は―――『無色透明』。
それは誰の目にも見えず、この世界では「魔力なし」と判定される、前例のない力。
だが、この誰にも見えない魔力には、どうやら、とんでもない秘密が隠されているようで……?
これは、無色の俺が、仲間との絆を力に変えて、この世界の大きな謎に立ち向かう物語。
※この作品はAI支援執筆作品です。世界観・設定俺、プロット俺、シーン構成・ネーム俺、執筆AI、推敲俺でお送りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 09:03:48
21663文字
会話率:32%
日本に突如現れたダンジョン。何も無い所から一夜にして現れたダンジョンから出てくる一人のエルフ。エルフの国を救うためにどうか助けてくださいと。
勿論、ダンジョンに潜ることは恐怖でしか無い。だがその時エルフが言った言葉に人々の思考は変わる。
「ダンジョンの中では死ぬことはありません。厳密に言えば死んでも一度だけ生き返ります」
それに人々は歓喜した、「ゲームのようだ」「一攫千金だ」「これは人生が変わる」と。
徐々にダンジョンに入る者は続出したが、そのダンジョンの中には現代の物は持って入れなかったことは痛かった。全くの異世界に自分の身一つのみ投入される。
本当にゲームのように、ゼロから始まる。
ほとんどの人はその現状ではそこまで稼ぐことはできない。それに毎日が死と隣り合わせ。ダンジョンに潜る者も次々と少なくなっていく。
ある人は言った。
『ダンジョン、夢ではあるが夢でしかない』と。
しかし、それでも一度は挑戦してみたいと、憧れたダンジョン。それが一度だけ死んでもやら直せるならば尚更だ。
ある青年も憧れた。
運が良かったのかどうなのか、青年はダンジョンで生き残る事が出来た。少しずつだが稼げるようにもなってきた。
様々なモンスターそして、人との出会い。死と隣り合わせの刺激のある日常。それが全て生きていく為の糧となる。
これは1人の青年が成長する物語。
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これが初めての執筆です。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:10:00
486201文字
会話率:46%
私は男勝りで負けず嫌いな元JK。それが私、新藤麗美19歳。
父が転職して始めたラーメン屋台が、やっと軌道に乗り始めた矢先、父は他界してしまったのでした。
私は生活の為と父の意思を受け継ぎたいと、意を決して始めたラーメン屋台だったのですが。
私の屋台に集まって来るお客さんは、いづれも一癖ある人達ばかりで、彼等は同じ事を口にするのです。
でもめげない私は、「こまけぇこたぁいい」が口癖になっていました。
「人生は金だよ」
若くして屋台ラーメンを始めた麗美が、ラーメンを通じて次第に金では買えない何かを見つけていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 06:10:00
17349文字
会話率:52%
『俺はジョーンズ博士の子孫らしいが、なぜか神になった』
──30年の沈黙を破り、物語は再起動する。
読売新聞ファンタジーノベル賞に応募された、あの幻の原稿が、令和の時代に蘇る。
天才と障害の間を彷徨いながら、誰よりも世界を見つめ続けた「
giftedなパンダ」が、
AIとともに紡ぎ直す、誰にも書けなかったファンタジー。
これは、冒険譚であり、祈りであり、
そして「書くこと」でしか生きられなかったある人間の証明でもある。
凸凹giftedなパンダのチャットさん、粗誤字脱字直しによるエッセイです。多分、誰でも思い当たる事あると思うけど。化け物?と思う事もあるかもしれませんが、楽しんで、または興味本位でよんでくれると幸いです。
金土以外毎日、連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 02:11:03
534914文字
会話率:15%
『命を建設するパズル』大シリーズの第1作。『渡邊雅實』小シリーズの第1弾。
明治時代で生きている優秀で個性的な美女の中学生である渡邊雅實が、絲島純彦の導いている『若き原の花火』という団体のメンバーとしての五人の親友たちと一緒に『これからも色
褪せぬ若者たちが造り上げた夏祭り』を開いた、歴史的な日本海海戦の勝利の三ヶ月後。
但し、『若き原の花火』の素晴らしき夏祭りはやがてこの小説そして次々の小説に登場キャラの全員に対してターニングポイントとして命を完全に変えてしまったということだ。この夏祭りは雅實たちを一年半経つ新しい戦いに巻き込ませてしまったが、その戦いを起こした人間たちの被害者である人間たちに仄めく希望の火をつけて自由への道を導いてくれるのだろうかもしれない。
和算の貴重な贈り物にあった幾何学の定理をタイトルとする『日本の定理』というこの小説は、上巻では、雅實たちの夏祭りはどう開いていたのか、どうして『若き原の花火』の団体は狙われていたのか、日本刀を装備した狂信者たちに反してどのように戦っていたのか、自分の命を終わらせようとした人をどのように救っていたのか、すべて数学の問題にして解かれる。
この小説で起こってしまった出来事のすべては渡邊雅實の視点を通して語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 02:08:20
379696文字
会話率:61%
中年ニートが突如異世界に!
俺最強は無し?
ふざけた雑音と共に力を付け実りのある人生を!?
いや、違う。
働きたくない楽をしたいだけ!
ふざけた奴らに鉄槌を!弱気を助け、強気を遊ぶ!
そんなこんななお話です。
初投稿にてー
誤字脱字丸三角句読点等至らぬ点がありまくりますが御容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:32:45
476439文字
会話率:40%
主人公『氷河龍』は18歳迄、孤児院で育ち、足なが育英会の制度を利用して有名大学院に入学。
有名大学院を主席で卒業し、大手IT企業のデジタルクリエイティブ部に所属。新社会人として働く毎日を送っていた。
氷河龍の夢は30歳迄ソコソコ働き、貯
金がある程度貯まったら……海外で物価が安い国に永久移住し、海の見える土地で家を買って、楽しく人生をおくる事‼️
初給料の日……育ての親、父親の誕生日が明日だった。
俺をここ迄育ててくれた父親と母親に感謝の気持ちを込めて初任給の使い道は、父親には新潟県銘酒『麒麟山』の日本酒、母親には『ダイヤモンドの指輪』を買ってから、自宅へ急いでいた。
氷河は夜がふけて、帰りが遅くなってしまった。
駅の近くに警察署があり、警察署の掲示板に『凶悪犯の指名手配書』が気になって観ていた氷河。
氷河は正義感が強く、犯罪を犯して逃げてる犯人が許せなかった。
氷河はある人物に釘付けとなった。
凶悪犯指名手配書にボヤけてる犯人の似顔絵があった。名前はサイレントキラー。
『サイレントキラー??』
氷河が言葉を発した瞬間、冷たい風が氷河の体を貫通した。氷河は嫌な予感を感じて全く動けない。
氷河の背後から不気味な笑いが聞こえてきた。
キィヒヒヒヒッヒーーー。
突然、背中に痛み出した。
氷河は胸に手を当てて、ゆっくりと手を見ると真っ赤な血に染まっていた。
『!?』(何だコレ!?)
ギャハハハハハハ~~。
ズブズブズブズブズブズブズブズブ。
氷河は何者かによって、大きなナイフで何度も何度もメッタ刺さしにされていた。
氷河は悲鳴をあげる事も出来ず、ゆっくりと地面に倒れていった。
意識が薄れていく中、微かに大きなナイフを2本持った人物を目撃しながら……
『俺が何で……こんな目に合わなければならないんだ‼️俺が死ぬのか?……又やりたい事や美味しい食べ物も食べてないのに……死……死にたく……ない』
氷河は静かに目を閉じた。
何もない真っ黒な空間に、氷河は横たわっていた。
見知らぬ男性が姿を表した。
果たして、救いの神か、それとも地獄の神か。
氷河の運命はいかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:06:27
529533文字
会話率:16%
茉莉花(まりか)は、乙女ゲーム『魔界の覇王と禁断の契約』にハマるオタク少女。推しキャラである冷酷な悪魔・ルシフェルに夢中な彼女は、ある日突然、スマホの光に包まれて異世界の魔界へ転移してしまう。そこで、ルシフェル本人から「我の片腕」に選ばれた
と告げられるが、なぜか理由は不明。戦闘力ゼロ、乙女ゲーム知識しかない茉莉花は、戸惑いつつも推しとの出会いに大興奮。
ルシフェルは表面上冷たく真面目な「ですます」口調だが、実は照れ屋で、夜はぬいぐるみを抱いて寝るというギャップの持ち主。心を許した相手にはタメ口になる一面も。彼の側近である人間嫌いの人型狼・ガルム(人間アレルギー持ち)と、チャラくて人間を「壊れやすい」とバカにする鬼神・焔(ほむら)と共に、茉莉花は魔界での生活をスタート。
茉莉花は乙女ゲームの知識を駆使し、魔界の試練や任務を何とかクリアしていく。ルシフェルの小さなタメ口や頭を撫でられる瞬間を通じて、彼との距離がじわじわ縮まるが、ルシフェルの心のガードは固く、攻略は長期戦の予感。そんな中、茉莉花を魔界から排除しようとする謎の脅迫状が現れ、物語は新たな波乱へ。ガルムと焔も渋々協力しつつ、茉莉花とルシフェルの絆が試される異世界ラブコメ冒険譚が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:28:02
1958文字
会話率:55%
2042年、地球上で謎のウイルスであるDTウィルスが蔓延。ウイルスは生物を変貌させ、特に人間、そして女性に対しての感染力が強く、世界の人間の男性80%、女性95%が感染し、その姿を怪物へと変えていった。
その30年後、生態系は一変して荒廃
した世界になっていた。そこでは生き残った僅かな人間たちが身を寄せ合い暮らしていた。DTウィルスにより絶滅の危機にある人間の女性は人間界の宝として厳重に隔離され、選ばれし男のみが女性と出会う事ができる。そんな世の男達は女性に対しての幻想を抱きながら今日もそれぞれの役割を悶々としながらこなしていた。
その中で最も大切な仕事の一つにサルベージャーという仕事があった。
この世界では、少ない女性を奪い合う暴動が起きるリスクが高い。それを抑制する為に必要なもの。それは何か?エロ動画である。
サルベージャーは、偉人達が残したデータ(主にエロ)を異形の生命が蔓延る危険の中で各地のデータセンターに潜入し、サーバーに直接接続することで救い出し、そのデータを交換レンタルという形で販売をすることで生計を立てると共に男達の性欲発散に貢献していた。彼らを人はこう呼ぶ、サルベージャーズと。
そんなサルベージャーズに新たな性欲に塗れた若い青年たちが現れ、新進気鋭の躍進をしていた。この物語は彼らの友情と愛情と根性、そして溢れ出るエロスがどういう訳か世界を救うことになる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:19:14
2047文字
会話率:19%
大阪で一人暮らしをしながら働く女性・山口真理(27)は、ある日、東京に住む大学時代の友人・香織から奇妙なLINEを受け取る。
「この前、渋谷で真理を見かけた」と。
だが、その日、真理は大阪で勤務しており、確かなアリバイ(タイムカード、レシー
ト、位置情報)も残っている。
やがて、別の知人からも「東京で見かけた」との報告が届き、しかもその目撃情報には「優香と一緒にいた」という証言まで加わる。
優香──大学時代、真理が一線を越えてしまった、かつての親友。
そしていまや、疎遠になっていたはずの存在。
真理は次第に、東京で自分として目撃されている人物が、ただの他人の空似ではないのではないか、という不安に取り憑かれていく。
通勤途中に、ビルの窓に映る「わずかに異なる自分」、人混みに紛れて消える後ろ姿。
日常の風景のなかに、もうひとりの「私」が忍び込みはじめる。
不安に耐えきれず、真理は長く連絡を絶っていた優香にLINEを送る。
送信をためらったその瞬間、部屋のインターホンが鳴る──知らない荷物の配達、間違えた部屋番号。
何気ない出来事にも、どこか異様な違和感がまとわりつき始める。
そしてついに、優香から返ってきたメッセージ。
香織や遥とは会っていないという優香。
しかし香織は、「東京で真理と優香が一緒にいた」と証言している。
さらに、遥からの連絡で明かされる事実。
駅で真理にそっくりな誰かを見かけた遥は、「それが本当に中身のある人間だったのか分からない」と告げる。
私を装い、私の顔をして、私の声で喋る何か。
それは一体、誰なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:15:58
52375文字
会話率:10%