シスレナ姫は、ある日護衛に殺されかけた。不屈の闘志で民を守ろうとするシスレナ姫を見て、亡国の王子は胸を打たれる。
建国伝説の残る目隠し柳の下で、姫と王子は愛を育む。愛を知らない姫は愛を知り、誇りを捨てた王子は再び誇りを取り戻す。
愛と冒険
の異世界浪漫、活劇も混じえてハッピーエンドでお届けいたします。
※後書きに挿絵がございます。不要の方は画像オフでご覧くださいませ。
汐の音さん「自由絵一覧」より14番のイラストをイメージとしてお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 13:36:30
12683文字
会話率:53%
"白樺の樹木茂る高原で彼女は 今日もまた 唯ひたすら西を見つめる……。"
本作は、汐の音さまのフリーイラスト集「自由絵一覧」の「19番」の絵に着想を得て執筆した作品です。
最終更新:2022-04-14 20:44:41
225文字
会話率:0%
今夜は、フランクローパ国王オーガスタの可愛い姪に当たるアマーリエの十七の誕生日。慣わしによりアマーリエの社交界デビュタントの舞踏会が華やかに催されている。
その場で将来の伴侶と引き合わされることを嫌ったアマーリエは夜会を抜け出し、屋敷の東の
一階バルコニーで一人、「愛もロマンもない結婚なんて真っ平」と独りごちている。
その彼女の前に突然現れたのは、自らを「今宵の月の光」と称する若い貴族男性だった……。
本作は作中に、汐の音さまのフリーイラスト集「自由絵一覧」の4番の絵を使用させて頂いています。
本作には、テンプレ要素は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 08:48:59
2902文字
会話率:42%