【R3/2/5 SQEXノベルよりノベル発売しました。ありがとうございます&どうぞよろしくお願いします】「ひゃああああ!」奇声と共に、私は突然思い出した。この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だって。
前世ではアラサー喪女だったか
ら、「生まれ変わったら、モテモテの人生がいいなぁ」なんて妄想したのを覚えている。だからなのか、今世の私は紫髪に琥珀色の瞳のすんごい美女! しかも、侯爵令嬢! おほほほほ、望みが叶ったのかしら?
……って、そんなわけあるか! ルチアーナ侯爵令嬢っていったら、ヒロインをいじめ倒して断罪される悪役令嬢じゃないか!!
終わった。人生詰んだ……と思ったけど、私16歳? 断罪イベントまであと1年あるじゃないか。よしよし、それまでに人生を仕切り直して、断罪イベントを回避しよう。
ということで、王太子避けます、公爵家嫡男避けます、隣国の王子避けます、イケメンみーんな避けます! ってのに、まって。どうして、みんな寄ってくるの?
その上、お粗末な火魔術しか使えなかったはずなのに、世界の理に反した風魔術が使えてしまう? え、始まりの書に書いてある伝説の存在が私?
まさか、私は悪役令嬢ですよ。そんなすごい役割が与えられるわけ、ありませんから! もちろん、溺愛ルートなんてのも、ありませんからね―――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:00:00
737339文字
会話率:28%
ババ様は、おっしゃった
「あの子が、苦しみ、のたうち回り、必死になって、望みに向かう、その様は、極上の肴じゃぞ」
ブラック企業で心と体がズタボロになったアラフォー 佐伯 緑は、
もうどうにでもなれとリアルワールドで、とある神との契約を結んで
しまった。白蛇の神様、”シロチャン”とその魂を捧げ結婚することだ、企業とのしがらみを解き白蛇様のもとに向かうも、緑が乗った新幹線はなぜか異世界へと向かった。
これは、少し、頭のおかしい中年男性の風変わりな異世界転生
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:43:27
26417文字
会話率:51%
──その薬は、人生を見つめ直すためのもの。ただし、効き方には個人差があります。
時を忘れた路地裏に、誰も知らない、不思議な店がある。
「くすり」と書かれたその古びた看板の先にあるのは、時間の流れが歪む不思議な薬局。
悩みを抱える者たちが
迷い込むその店では、ネズミの調合師・サロムーンが一人ひとりの「想い」と「願い」に合わせた魔法薬を調合する。
客の望みはさまざま──
失った人生を取り戻したい者。
やり直したい瞬間がある者。
叶わなかった“もしも”をもう一度選びたい者。
ただし、薬は正しく使わなければならない。
用量を誤れば、記憶も存在も、この世界から静かにこぼれ落ちてしまう。
「それでも、飲む覚悟はありますか?」
これは、人生をやり直したい人々と、それを静かに見届ける小さな薬局の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:37:41
30696文字
会話率:23%
【キャッチコピー】
魔法を凌駕する密教のマントラを見よ! オン・アビラウンケン・ソワカ!!
【あらすじ】
現代日本で数十年にわたり、徳と修行を積み重ねた真言宗(密教)の僧侶がいた。
僧侶の名前は長峰空心(ながみね・くうしん)。
ある日、子供をかばって命を落とした空心は、死後に魂の状態になって密教の神々が住む須弥山に導かれる。
そこで密教の最高神である大日如来に極楽生活を勧められるも、空心は「まだ修行の途中です」と断った。
空心の強い信念に感銘を受けた大日如来は、空心に対して新たな世界で望みを叶えるように告げる。
それは魔法とスキルが存在する異世界で、神々の加護と法衣を携えて弱き者たちを救うことだった。
そうして若き肉体と本物の神を真言(マントラ)で召喚できる力を得て転生した空心は、凶悪な魔法使いたちに蹂躙された国に舞い降り、紆余曲折を経て対魔法使いレジスタンスの一員となる。
やがて空心が使うマントラが魔法を凌駕したとき、異世界人たちの弱まっていた希望の心に強い光が宿る。
これは仏の道を貫く気高き精神を持った僧侶が、魔法とスキルが存在する異世界で仲間たちと一国を相手に革命を起こす物語――。
※この作品は最終話まで書き上げてありますので、絶対にエタりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:07:49
34241文字
会話率:24%
―――お前が神だと自称するなら、僕の要求はただ一つ。
ドラゴンが住まう理想郷へと生まれ変わらせてくれ!!!
ドラゴンという幻想体に人生を捧げた1人の科学者、竜永 夜澄(たつなが よすみ)
狂気じみた崇拝レベルのドラゴンに対する強い
想いが講じて、長い年月の末、ついに自らの夢を叶えるに至った。
魔法のない現実世界で、ドラゴンを生み出すという偉業を成した夜澄は、誰も知らない孤島を買い取り、そこに移住して生まれたばかりのドラゴンの幼体を育てていた。一匹、また一匹と新たなドラゴンを生み出し、いつしかその島は、龍の巣《エル・ドラド》と呼ばれるようになった。
そして、その名前は夜澄以外の人間にとっても魅惑の存在となった。
龍の巣は各国に襲撃され、夜澄はその身をもってドラゴンたちを守るため瀕死の重傷を負ってしまった。
夜澄は消えゆく意識の中、自らを慕うドラゴンたちに見守られ、静かに命を落とす。
次に目を覚ますと、目の前に自称神を名乗る怪しい人物が立っていた。
―――人の子よ。人の身でありながら、汝の成した偉業を称え、望みを一つ叶えよう。さあ、言うてみるがよい。
「僕の望み…。こういう状況は妻がよく見ていた小説の展開で見たことがある。よくある異世界転生物の定番だったな。なら、僕の望みはたった一つだ。
僕を、ドラゴンが住まう理想郷へと生まれ変わらせてくれ!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:00:00
2083528文字
会話率:46%
国で唯一の公女、シオン・グレンジャーは国で最も有名な悪女。悪の化身とまで呼ばれるシオンは詳細のない闇魔法の使い手。
わかっているのは相手を意のままに操り、心を黒く染めるということだけ。
そんなシオンは家族から疎外され使用人からは陰湿な嫌
がらせを受ける。
何を言ったところで「闇魔法で操られた」「公爵様の気を引こうとしている」などと信じてもらえず、それならば誰にも心を開かないと決めた。
誰も信用はしない。自分だけの世界で生きる。
ワガママで自己中。家のお金を使い宝石やドレスを買い漁る。
それがーーーー。
転生して二度目の人生を歩む私の存在。
優秀で自慢の兄に殺された私は乙女ゲーム『公女はあきらめない』の嫌われ者の悪役令嬢、シオン・グレンジャーになっていた。
「え、待って。ここでも死ぬしかないの……?」
攻略対象者はシオンを嫌う兄二人と婚約者。
ほぼ無理ゲーなんですけど。
シオンの断罪は一年後の卒業式。
それまでに生き残る方法を考えなければいけないのに、よりによって関わりを持ちたくない兄と暮らすなんて最悪!!
前世の記憶もあり兄には不快感しかない。
しかもヒロインが長男であるクローラーを攻略したら私は殺される。
次男のラエルなら国外追放。
婚約者のヘリオンなら幽閉。
どれも一巻の終わりじゃん!!
私はヒロインの邪魔はしない。
一年後には自分から出ていくから、それまでは旅立つ準備をさせて。
貴方達の幸せの邪魔は致しません!!
悪役令嬢に転生した私が目指すのは平凡で静かな人生。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:56:32
153367文字
会話率:23%
怪物がいて当然の寂華の国。そこで人ならざる力を持った少女は日夜怪物を狩っていた。しかし、人間の愚かな策謀によって、彼女は洞窟の中でその命を儚く散らすことになる。
少女の魂は廻り巡って異世界へ。またも、少女の体へと。
伯爵令嬢フェナリ・メイフ
ェアスとしての生を得た少女は、前世のように命令を与えてくる人間を失い、自らの役目を見失う。自分は何をしていけばいいのか。それが分からなくなった彼女に、旧知の仲である『烏』はフェナリ自身の『望み』を見つけるように、と言う。
自分の『望み』とは何なのか。それを模索しながら少女は――異世界でも怪物を狩る!!
ふと気づいたときには、前世では縁のなかったはずの王子と婚約していて……と思ったら破棄され――?! 今世の人生もまた、前世とは違う方向性で、波乱万丈らしいです……!!
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
352677文字
会話率:37%
※注意※
この作品では、主人公がよく死にます。自殺・事故・エトセトラ。
そういった表現が苦手な方は、避けていただきますようお願い申し上げます。
いくら避けたところで俺がブサイクなのは避けようがない事実である。
そう、ブサイク。俺はブサイク。
そんな俺でも恋をしたい、もっと言うなら恋人が欲しい、更に言えば全肯定してくれる可愛くて優しい彼女が欲しい。
高望み? 知ってる。
寝言は寝て言え? ごもっとも。
だけどそんな俺にも転機がやってきた。ある時、目の前に現れた異質な幼女。
彼女は言った、俺がブサイクで無くなる方法があると。それは――――死ぬこと。
そうすることで目鼻立ちは整い、街を歩けば全ての女性が振り向くだろうと。最後のは誇大解釈だが。
死ぬことは怖い。だがこのままブサイクのまま死んでいくのはもっと嫌だ。
なら……やるしかない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:34:38
183046文字
会話率:43%
202X年、日本列島は未曾有の国難に直面していた。紀伊半島沖で発生した南海トラフ巨大地震は、日本全土に壊滅的な被害をもたらし、広範囲を襲った巨大津波は沿岸都市を飲み込み、国土は一瞬にして焦土と化した。その地震の最中、太平洋の深淵に秘匿されて
いた旧時代の水爆が誘爆。それは単なる物理的な爆発ではなく、時空の構造を歪める特異点を生み出した。
混乱と絶望の中、台風が猛威を振るう嵐の夜、被災した紀伊半島沖の海上に、現代の常識を覆す巨大な船影が突如として姿を現す。厚い霧と稲妻が走る中、その船影は幻のように現れては消え、また現れるという不可解な現象を繰り返していた。それは、「時の間(ときはざま)」、すなわち我々の知る歴史とは異なる次元から現れた、「防衛強化型超護衛艦ヤマト」だった。
ヤマトは、核融合発電を主機とし、30mm12連装リニアバルカン砲を主砲に、連装対艦対地滑空弾発射機、連装レーザー対空火器、そして多数のVLS搭載ミサイルやドローン、航空機を擁する、圧倒的な兵器体系を持つ。その力は、地震で防衛能力が麻痺した日本にとって、まさしく希望の象徴となるはずだった。
しかし、その存在は**「時の間(ときはざま)」の不安定性に影響されており、ヤマトは重要な局面で突然消失したり、予期せぬ瞬間に再出現したりする**という不安定な特性を抱えていた。この予測不能な出現と消失は、日本政府や自衛隊にとって、ヤマトを戦力として完全に計算に入れることを困難にする。
日本の弱体化に乗じ、領土や資源を狙って周辺諸国が侵攻を開始する中、ヤマトは「時の間(ときはざま)」から現れた異界の守護者として、圧倒的な力で敵対勢力を排除していく。だが、その存在は諸外国に新たな警戒心を生み、国際関係は一層複雑化していく。
ヤマトの艦長やクルーたちは、元の世界への帰還を望みつつも、目の前の日本の危機に直面し、その使命と能力の限界に葛藤する。そして日本側は、ヤマトという不安定な「希望」にどう向き合い、国土を、そして国民の未来を守っていくのか。
**「時の間(ときはざま)」**を行き交う超兵器ヤマトと、絶望の淵から立ち上がろうとする日本の戦いが、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:22:01
9177文字
会話率:30%
舞台は“自由”をテーマに掲げる新設の高校。生徒の自由が尊重されながらも、この学校を卒業するころには世界の見え方が変わるという。しかし、実際は所属メンバー不明の生徒会がすべてを牛耳っている独裁状態であり、自由とは正反対の学校であった。
こ
この生徒は、生徒会から不定期に更新される「生徒会則」に則り行動しなければならない。その内容は、「生徒は自身の本名を知られてはならない」「各クラスの代表・副代表は生徒会が指名する」などさまざまである。一方で、この学校には生徒会が介入できない絶対不偏のルールが存在する。
それは、「生徒会メンバーの更新は、生徒会からの指名または一般生徒による生徒会メンバーの指摘により行われる」という内容である。
主人公カエデは苦悩しながらも、学校を変えるために、本当の自由を手に入れるために、“変化”を決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:00:00
219683文字
会話率:33%
最強の凡人。
追放され転生した蘇我頼人。
僕は新たな世界でライト・ガルデスとして新たな生を受けていた。
1億年という長き試練を乗り越え、神をもしのぐ力を獲得した『俺の望み』はスローライフだった。
元々の約束、そして達成し戻った日。
『
俺』は既に生きることに飽きてしまっていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
そう俺に伝える創世神。
興味を引くも正直あまり乗り気ではなかった。
そんな時神よりもてなされ、淹れてもらった神しか飲めぬ最高級なお茶。
油断していた俺は力を封じられ、追放されてしまう。
あまりにも非道な仕打ち。
しかし、それを対価とし許された超絶な能力。
俺は創造神がかつて創造し、娘である女神ティアリーナの治める世界へと追放され転生させられる。
記憶をなくしライト・ガルデスとしての新しい人生。
それは『僕』にとって、久しく感じたことのない、安心に包まれた愛おしい日々だった。
5歳の時に行われる洗礼の儀式。
その2日前、僕は夢の中で運命となる女神と出会いを果たし、全てを思い出す。
「あのクソじじい!!」
初めに零れる言葉。
創世神の思惑、それはこの世界の救済だった。
傍らに佇むライトの理想を体現したような美しい女神。
やがてライトは自身の望まぬ展開、ハーレム状態に翻弄されていく。
「僕は普通に暮らしたいのに!!」
「まあ、うふふ♡」
繰り広げられる甘々な日々。
気付けば多くの美しい女性に囲まれる毎日。
ライトの女難はとどまるところを知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:59:28
236869文字
会話率:31%
幼い頃からスーパーロボットに憧れていた佐倉頼善は、その生涯をスーパーロボットの開発に注いでいた。
だが、七十五歳を迎えたその時、今から完成したとしても、パイロットとして乗り込む事は叶わないとタイムリミットを悟る。
そこで佐倉頼善は最後の賭
けに出た。エンジンの動力源の研究中に偶然発見した『魂の存在』。
これを応用する事で、理論的には転生が可能なはずだった。
今世では叶わぬ夢も、来世でなら可能かもしれない。夢を諦めきれない男は、最後の望みに賭けた――
だがしかし。
次に目覚めたその世界は、科学も機械も存在しない、剣と魔法の異世界だった。
竜人の少女として生まれ変わったサクラ・ライゼンは、それでも忘れ得ぬ夢を追い求めて旅に出る。
目指すは純粋なる科学で動くスーパーロボット。
第一歩として、まずは魔力を用いた道具……魔道具で試作品作り。
その過程で生まれた品々が、周囲に驚愕を轟かせていく――
※R15は念のためつけています。
※一章の3話まで一時間置きに更新、その後毎日18時ごろに更新、二章以降は週二回(水・土)更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:10:00
317194文字
会話率:34%
これは、二人の少女の物語。
憧れ、崇拝した末に、歪みに歪みまくった劣情を抱いてしまった二人の少女が、異世界の極東の国を冒険……いや、蹂躙する物語。
一人目の少女の名はクラリス。
規格外の魔力を持ちながら、それを扱う才能がない少女。
二人目の
少女の名はクラーラ。
賢者すらひれ伏させる魔法の才能を持ちながら、人並以下の魔力しか持たない少女。
二人は望みを叶えられるのか、それとも、叶えられずに絶望するのか。
☆注☆
すでに投稿済みの「クラリス&クラーラ ~最果てに咲く、百合の花~」を再構成、加筆したものです。
ノベルアップ+様にも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:00:00
102640文字
会話率:43%
これは二人の少女の物語。
憧れ、崇拝した末に、歪みに歪みまくった劣情を抱いてしまった二人の少女が、異世界の極東の国を冒険……いや、蹂躙する物語。
一人目の少女の名はクラリス。
規格外の魔力を持ちながら、それを扱う才能がない少女。
二人目の少
女の名はクラーラ。
賢者すらひれ伏させる魔法の才能を持ちながら、人並以下の魔力しか持たない少女。
二人は望みを叶えられるのか、それとも叶えられずに絶望するのか。
ちょっぴりエッチなバイオレンス百合ファンタジーが今開幕。
※同じ作品をノベルアップ+様、カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 21:00:00
273203文字
会話率:44%
高校二年生の春、主人公であるシズマは、修学旅行の班決めを教師に勝手に決められた結果、付き合いのないクラスカースト上位のグループに入れられてしまう。
そんな彼らの班が突然、移動中のマイクロバスごとどこか見知らぬ世界に召喚されてしまった。
怪しげな力を振るう存在『ダンジョンマスター』の力により、条件付きとはいえどんな願いでも叶えてもらう権利を得た一同だが、シズマは裏切りにあい――
望みの結果、想定以上の力を手に入れたシズマは、どう立ち回っていくべきか、どう動いて行くべきか、それを手探りしながら異世界で生きていくことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 17:00:00
712485文字
会話率:50%
天才音楽家モーツァルトは今際の際
「もっと楽しい音楽を!」
と望んだ。
そして、日本の女の子に転生したモーツァルトは、望み通り楽しい音楽を目指す。
「高尚さとかどうでも良い!
皆で盛り上がる音楽こそ最高さ!」
それが女子グループアイドル業界
。
かくして、前世からは考えられないジャンルに天才は身を投じるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 17:00:00
215344文字
会話率:22%
「ルクス・シェラード、お前を断罪する!」
私の目の前にいるのは、私の婚約者と兄の婚約者。
兄は段上のバカ王子の婚約者勝手な恋心により冤罪をかけられ、罪に似合わぬ罰を与えられ処刑された。
父は自殺に見せかけられて殺され、母は心労が祟って儚
くなった。
許してなるものか。この屈辱を、この恨みを、憎しみを、晴らさなければ死ぬに死ねない。けれど復讐を終えて残ったのは、空っぽになった空虚な自分自身。
国が、世界がどうなろうと知った事ではなかった。私の望みはただひとつ。もう一度、兄に会いたい……。
「どうかもう一度、私にチャンスを……。お兄様を、救えるのなら、何だって……」
涙ながらに終えた、私の空虚な人生だった。
「は?」
どうやら、神は私にチャンスをくれたらしい。目に映るはかつての部屋。鏡の中には幼い私。聞こえてくるのは、懐かしい、家族の声。
「幼い、私……?」
どうやら、過去に戻ったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 13:22:43
100463文字
会話率:41%
『力をお望みですか? 貴方が願うのでしたら、わたくしがお貸ししますわ』
「僕が……こんなに大きな剣を?」
封印されていた大剣を少年が手に取ると、刀身から黒いオーラが立ち昇って人の形になり、薄絹を纏い黒と桃色が混じった長髪の美女が現れた。
アルトイリス侯爵家は、魔族との大戦で奮戦した代償に、若き女当主にして聖剣アレグリアの使い手マリアを失ってしまう。
一家で唯一残っていたのは、まだ10代前半の幼い少年リクレール……彼には戦いの経験がなく、おまけに一族の至宝たる聖剣アレグリアに使い手として拒絶されてしまう。
聖剣アレグリアは新たに使い手に選ばれた親友の少女の手に渡り、家臣の大半もリクレールが当主になることを反対する始末。
このままでは名門アルトイリス侯爵家は遠からず滅亡する――少年が己の未熟さを嘆いていると、不意にどこからか女性の声が響いてきた。
不思議な声に従い、リクレールが台座に隠された引き出しを開くと、中には一振りの大剣が収められていた。
その剣の名は『魔剣エスペランサ』――不思議なことに、魔剣は明確に意思を持っており、リクレールに力を貸す代わりに「暴君」を目指すよう囁いてくる。
リクレールは、姉の仇を討つために、魔剣の力を借りることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:00
49098文字
会話率:52%
政治家なんて、クソくらえだ。
俺、高遠 陸(たかとお りく)は、そう思って生きてきた。ゲーム会社で好きなゲームを創り、気の合う仲間と酒を飲む。それが俺の全てだった。親父が永田町でどんなデカい顔をしていようと、知ったことか。
――あの男が、
「心不全」というあまりに都合の良い死に方をするまでは。
親父の急死。涙も乾かぬうちに後援会に担ぎ出され、気づけば俺は、望みもしない議員バッジを胸につけていた。世間が言うところの、典型的な「ボンボン二世議員」の誕生だ。
退屈な国会、腹の探り合いばかりの派閥会合、頭を下げるのが仕事の陳情対応。永田町という名の伏魔殿で、俺は魂の抜け殻のように日々を過ごしていた。
だが、運命は、そんな俺を見逃しはしなかった。
親父の書斎で見つけた、一冊の古びたノート。そこに記されていたのは、にわかには信じがたい、巨大な陰謀の断片だった。
メディアを炎上させる、くだらない社会論争。国民がそれに気を取られている裏で、静かに、だが確実に進められる売国計画。この国の電力、通信、港湾――まさに生命線(ライフライン)とも言うべき重要インフラを、虎視眈々と狙う**アジアの大国“中国”**に売り渡そうというのだ。
そして、その計画を主導していたのは、親父の長年の盟友であり、この国の権力の中枢に座る、あの男だった。
ふざけるな。
軽い気持ちで首を突っ込んだ俺を待っていたのは、想像を絶する永田町の闇。親父の死は、ただの病死などではない。この国を売ろうとする裏切り者たちに、消されたんだ!
これは、単なる汚職事件じゃない。
この国の根幹を揺るがす、まごうことなき『国家反逆罪』だ。
気づいてしまった以上、もう引き返せない。見て見ぬふりなど、できるはずがない。
ボンボン? 親の七光り? 上等だ。
連中が俺をそうやって侮っているうちに、こっちは牙を研いでおいてやる。
これは、世間知らずのボンボンが、亡き父が遺したたった一つの「情報」を武器に、この国のど真ん中に巣食う裏切り者たちに戦いを挑んだ、その全記録である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:00
53256文字
会話率:36%
競竜の騎手を目指して竜術に励んでいた荒木雅史だったが、その望みは叶わず進学する事になった。
進学先の高校には竜術部が無く、代わりに竜杖球部に入部する事になった。
竜杖球の選手として才能開花する荒木だったが、竜杖球を取り巻く環境は問題山積で前
途多難であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:00:00
533779文字
会話率:15%
無実の罪で帝国から追放されたシェルビー・スターフィールドは、自分をそんな目に遭わせた者達に復讐するため、悪魔と契約し魔女となった。
そして五十年後……
「シェルビー・ハート、あなたは神に選ばれた」
魔女の力で転生を果たしたシェルビーは
、魔女の身でありながら神の加護を授かり聖女となった。
帝国において聖女は特別な存在。重い代償を悪魔に支払い転生までしてその立場を手に入れたシェルビーの目的はただ一つ。
「絶対に許さない。私に罪を被せた奴らも、この国も」
彼女に罪を着せたのは婚約者だった皇太子と彼女の両親。そして彼らにそうさせたのはこの国の仕組み。
それら全てに復讐を果たすため、シェルビーは国を支える民から掌握しようと試みる。
相棒は契約している美麗な悪魔・サリ。しかし彼の望みはシェルビーの魂がより穢れることと、保留にしている代償の支払い。
目的のため時に恋人のように接してくるサリに翻弄されながらも、シェルビーは相手は悪魔だと自分に言い聞かせる。
日々シェルビーを堕落させようとするサリ。
復讐計画のために増え続ける代償《借金》。
明らかになる帝国の問題。
「言っておくが利子もあるからな」
「なにそれ聞いてない!」
シェルビーは無事復讐を遂げ、借金を完済することができるのか――いまいち締まらない、聖なる魔女の復讐奮闘記。
※流行り要素思いつくだけ入れたらどうなるかなっていう遊びから生まれました。流行りからは遠ざかりました。
※一つのエピソードを書き溜めてから更新していますので、Epが終わるごとに次の更新まで少々時間がかかります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648916956451
©2022- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:32:19
537933文字
会話率:49%