いつも通りの葬儀のはずだった。火葬場に勤める幸崎は、いつも通りにその一団を向かえ、火葬場へと案内する。上司や同僚の意味ありげな言葉の真意をつかめぬまま、火葬は終わった。納骨の段階になって、幸崎はある違和感に気付くのだが・・・
最終更新:2008-04-29 21:52:01
3992文字
会話率:30%
就職氷河期世代の主人公は、社会の荒波に揉まれ、ネットカフェ難民となってしまったが、やがて、身体を壊し、ネットカフェすら利用できぬ状態となった。絶望した主人公は、自分の人生を終わりにしようと、ある思い出深い田舎に向かう。そこで見つけたのは、小
さなお堂。主人公は、このお堂を最後の場所にしようとする。だが、そこに待っていたのは、実に奇異なる体験であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-13 21:56:23
24131文字
会話率:15%
満月の夜。一人の男が湖に小船を浮かべ、時が来るのを静かに待っている。やがて、月は黒く欠け、霧が男を包んだ。
最終更新:2008-02-18 22:47:28
1295文字
会話率:4%
時は幕末。混乱をきわめるこの時代に、己の信念を曲げず、風のごとく駆け抜けて行った男たちがいた。……名は「新選組」。そして彼らの中には、鬼と仏と呼ばれる対照的な二人が居たのだった……。
最終更新:2008-01-29 10:27:37
55470文字
会話率:42%
「新テレーズ物語」外伝にあたります。除隊後もサイゴンに留まり続けたアメリカ青年と越仏混血の少女の、恋とも友情ともつかぬ不思議な心の交流を、出来るだけ耽美的に書いてみました。
最終更新:2007-10-30 21:16:48
17462文字
会話率:40%
「アメリカの通販」という響きからイメージを駄目な方向に膨らませてみました。本日のラインナップは四種類。思い立ったが仏滅。
最終更新:2007-10-13 00:51:51
8496文字
会話率:79%
妻とも別れ、定年退職を迎えたオレ。いいじゃねぇか、やることはゴマンとある。なんたって、オレは自由だ。とにかくオートバイで出かけてみよう。途中、フェリーの中で女と出会う。なんでも風俗上がりの半端者だそうな。だからどうした。オレだって半端者さ。
女は故郷までオートバイに乗せて欲しいと頼んできた。よかろう、急ぐ旅でもない。バクチでも打ちながら瘋癲旅だ。なんとか女の家にたどり着いたとき、なんてぇこったい。仏が二人もいるじゃねぇか。さーて、どうすりゃいいんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-21 15:16:40
25104文字
会話率:19%
自宅で寝ていた津田隆介16歳に、黒い霧状の死霊が襲いかかる。死霊の心をのぞいて、対峙する隆介。隆介は、死霊を成仏させられるのか――。
最終更新:2007-07-16 17:49:33
5349文字
会話率:8%
あの日、オレは誰かに殺された...。犯人を見つけないと、俗に言う「成仏」とやらが出来ないらしい。
最終更新:2007-06-13 16:57:40
91文字
会話率:0%
シュウの前に現れたのは死んでしまったカナ。なぜ自分が幽霊になったのかわからないので、親友であるシュウに助けてもらうために側にいることに。(取り憑いた?)それから2人?でカナが成仏できるように色々なことをやってみるが理由は・・・
最終更新:2007-06-08 22:33:31
7455文字
会話率:34%
史郎と薺。二人の下校途中に起きた事件とは………知らない方が良かったかもしれない事件だった…。
最終更新:2007-05-07 20:23:30
1837文字
会話率:31%
おばあちゃんが言っていた。子供は鬼から見えない。仏様が隠して下さるんだと。
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最終更新:2007-03-21 15:07:52
1572文字
会話率:36%
二つの大きな国が争う世界。片方の国にある噂が流れていた。それは、幽霊が出るバスがあるということである。そのバスに乗るファランス。そこで出会った女性は、強い未練を残していて、成仏することができなかった。そしてファランスは、とある事情で、成仏す
るのを手伝うことに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-10-29 01:35:53
8988文字
会話率:49%
名前、氷室耕一。職業、成仏させることが職務の“成仏屋”。またの名を“逝かせ屋”。でもこれはカタカナで書いてはいけない。え?なぜかって?もう、わかってるく・せ・に!
最終更新:2006-05-19 17:21:02
6730文字
会話率:45%