「どうせ長くは生きられませんよ」
「どうせ? どうせってなんだよ!」
「フザけんなよ! きっと俺が生きてて良かったって思わせてやるよ!」
ボクは、怒りで早足になりながら、次の動物病院に向かった。
この子猫は、もう一生光を見ることなく
生きていくことになる。
ボクのしていることは偽善なのか、エゴじゃないのか・・・。
ボクは、なんどもそいつの顔を見た。
血だらけの顔の形もはっきりしないそいつの顔を・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-04 12:14:08
43714文字
会話率:40%
世界に起こり始めた異常現象。
それは、ボク達の世界が崩れ始めている証の様だった。
宇宙ネコのココロとボクは、世界の崩壊のこの時に生きて、何をすべきなのだろうか。
※すみません、後に全て書き直し予定です
最終更新:2010-02-10 03:16:39
13329文字
会話率:35%
夏のよく晴れた日、ボクは恐竜岩の上でお姉ちゃんのことを思い浮かべていた。何でもできてカッコ良いお姉ちゃんはボクの憧れだった。ボクは、ずっとお姉ちゃんのようになりたかったんだ――。これは、ある一人の少年の成長を描いた優しいストーリー。
最終更新:2009-04-03 10:38:00
3030文字
会話率:34%
目が覚めるとボクは、古いお城の中の石のベットの上に寝ていた。傍には大きな男の人が立っていて、ボクに《ハクのトキ》が来る前にコップに入っているものを持っていけと急かす。ボクはなんだかわからないまま、言われた《役目》を果たそうと、薄暗い廊下へ歩
いて行った……。昨今の痛ましい事件を数々を見て、一念発起で真剣に取り組んだ小説です。親とは子とは命とは。皆さんに何か感じていただければと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-17 23:59:40
6778文字
会話率:22%
アメノ・ウズメはボクのために唄った。それは、ボクという檻にボクという人格を停滞させるお呪い。その唄のおかげで、ボクはボクのままでいられる。だけど、彼女と過ごしているうちにボクは不可解な白昼夢を見ることになる。殺されたボク。コノハナ・サクヤと
いう少女。そして、心臓。それから、ナイフ。それらの白昼夢を見ているうちに、ボクは気づいてしまった。ウズメの唄は、ボクの死を加速させる呪いでもあるということに。だけど、ウズメはずっと唄い続けるだろうし、ボクも黙って彼女の唄を聴き続けるだろう。ウズメは、咽が枯れるまで。ボクは、命が枯れるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-27 00:30:57
36369文字
会話率:33%
妹のかわりをしたボクは、いままでの生活が変わるとはおもわなかった。
最終更新:2007-04-07 08:16:12
3265文字
会話率:50%
ボクは、学校をズル休みして、街をさ迷っていた。なにも感じない人間なんていないんだ
最終更新:2007-01-17 15:59:24
823文字
会話率:22%
ここ数日降り続ける雨。ボクは、外に出たくてたまらなかった。
最終更新:2006-10-18 00:35:21
808文字
会話率:13%
『あの夏、ボクは神様に出会った』ボクは春川瀬斗、16歳。一般的に天才と言われる部類の人間だ。一目見れば、文字だって絵だって、動きだって、なんだって覚えられる。こうして普通の高校生として生活しているのは、世間に騒がれたり、普通の生活がおくれな
くなるのが面倒くさいだけ。だけど今のボクは、いろいろな意味で普通じゃない。あの忌々しい神に出会ったせいでね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-06-19 02:29:16
303文字
会話率:0%