僕はずっと探していた。突如消えた母の存在を。
僕はずっと嫌っていた。何も言わない父の存在を。
燃え盛る炎が、深紅の薔薇が、やつれた指にしゃがれた声が。否応なく僕の顔を上げさせる。
知りたくなくて、見たくなくて。だけど解き明かしたいものがあ
る。
僕達の、『家族』という名の真実を、探さなくてはいけないのだ。
僕は“探し物探偵”なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 20:00:00
66878文字
会話率:37%
高校からの帰り道に見えた黒い煙と燃え盛る火。その方向は、俺ーー如月 隼人の家にあった。
野次馬と消防隊員が集まる我が家の前で立ち尽くし、玄関に向かって走り出す。
その後、入り口を塞がれ火傷を負った俺は体を貫かれ、人生の幕を降ろす事となった。
ある程度して、目を開けるとそこは知らない場所。
オズワルドと名付けられ、すぐに赤ん坊に転生した事を知ることとなる。
そして、数少ない友達を売られ、孤児院の闇を知り……。
「……能力適正、皆無。無能力者です」
孤児院で育ち、8歳になった俺に押されたのは無能の烙印。
ーーは……?
最早、殺意すら湧かなくなった、その日の夜。俺の人生の歯車は再び動き出し、人外へと進化する。
そして未知の世界へ旅立った。
……赤髪赤眼の少女と共に。
この物語は、覚醒した無能力者が最強に成り上がる。そんな在り来たりなストーリーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 00:03:37
60053文字
会話率:25%
特技なし、特徴なし。成績平凡スポーツできず。そんな目立たない高校生の俺の前にランプの魔神が現れた。さっそくお願いを聞いてくれるかと思えば屁理屈ばっかりでちっとも聞いてくれない。かと思えば、別居中の奥さんに一目会いたいと俺に頼んでくる。立場
、逆だろ。
でも、魔神の奥さんの「指輪の精」がいるのは、俺の憧れのクラスメート清谷さんの家らしい。それなら話は別かもしれない。
人気者の生徒会長、日向千歳と清谷さんの関係も気になるし、日向に惚れてる美女、川原麗夏もなにかと俺につっかかてくる。なんとか清谷さんに近づこうとした俺は清谷さんの人間離れした秘密を知ってしまう。
巨大ナマコが廊下にゴロゴロ現れたり、校庭に燃え盛る火トカゲ(サラマンダー)が出現したり、どんどん日常生活が奇妙になる中、日向が悪魔に取りつかれている疑惑が浮上する。
努力嫌いで何もできなかった俺が、友達の小畑と一緒に魔神の魔法を借りて数々の化け物と戦っていかなければならない状況に追い込まれていく。嫌いだと思っていた川原が実は。小畑の惚れてる文芸部の変人、水口は役に立つのか立たないのか。
魔神のおっさんに教えてもらった魔法の三つの性質とは?
ハッピーエンドです。
「残酷描写」は、化け物との戦闘シーンを書く予定なので、入れました。流血はありません。それほど露骨な描写はないと思いますが、念のためR15指定にしました。
*基本、毎日12時更新の予定ですが、多忙、体調不良などのため更新できない時もあります。よろしくお願いいたします。
*宗教色を出すつもりはなかったのですが、イスラム教じゃないアラブ人を書くのがとても難しかったので、欧米人が「オー! ジーザス!」と言う程度に宗教色入ってしまいました。イスラム教にもキリスト教にもアラブ人にも敬意は払ったつもりですが、不快に感じられる方がいらっしゃいましたら、お詫び訂正いたします。
作者お薦め度☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 12:00:00
195942文字
会話率:40%
彼は生き…………死ぬ。
最終更新:2017-03-10 06:29:35
2323文字
会話率:6%
両親が死んでから不幸続きな少年、不幸下(ふこうげ)非福(ひふく)。
名前からしても明らかに不幸に見舞われそうな彼は、ある日ついにトラックに轢かれて死んでしまう。
だが、彼の不幸を余りにも不憫に感じた女神は、彼に世界一の強運を与え、異世界に転
生させるのだった。
少年は生まれ変わり、今度こそ幸せになろうと、世界一の強運と前の世界の知識、そして努力によって精一杯生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 21:44:18
2512文字
会話率:34%
ある日、月はかつてない輝きを見せ、人類の目を釘付けにした。
それはもちろん僕も例外ではなかった。
全人類が月を見たその瞬間……月は崩壊した。
そしてその恐怖で山に逃げ込んだ僕は、月の欠片にぶつかり死んでしまい、異世界に転移することになる。
最終更新:2016-03-24 14:34:00
3364文字
会話率:34%
誰だって1度は夢見たことあるはず。
いつか王子様が…って。
でも、いつの間にかそんな夢物語があるはずない。そう現実に戻る。
平々凡々な私は平々凡々な人生を送る。
そしてそれが一番幸せなんだって。
王子様もいらない。デンジャラスな経験もいらな
い。
だから、
丁寧に頭を下げて逃げ出す準備をする。
この状況はノーセンキュー!
ほんと、夢だったら良かったのに。どこのどいつだ媚薬を盛るなんてアホなことしたの!
―――「うーん…君を見てるとほっておけないんだよね。なんだかさ。」
―――「その気になるまで、振り向くまでいつまでも待つよ!ボク、頑張るから!」
―――「付き合ってみればいい。オレと。」
―――「君とこのままずっと、こうしていたい。」
―――「愛してる。だから、覚悟しとけ。お前に好きって言わせてやるから。」
「そう言ってくださるのは大変光栄です。丁重にお断りさせて頂きます。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 04:00:00
24092文字
会話率:49%
「あぁ…、くそ…!ちくしょうがぁー!」
そう叫んだ父の声が、妙に印象的だった。
豪々と燃え盛る車の中には母…。
崩れかけた家の玄関から覗く故郷の町は、地獄の光景だった…。
変わり果てた故郷、返らぬ家族…。
全てを失った少女は
一人、降りしきる雨の中、暗い町並みを歩き、ただ、生きた人間を、人の温もりを探し続けた。
そんな彼女の前に現れたのは、裾の擦り切れた真っ黒なローブを纏った男。
死神───────彼はそう呼ばれ、恐れられていた。
彼は、戦争によって故郷も、友人も、愛した者も失い、争いを憎み続けて生きてきた者の成れ果ての姿だった。
やがて夜が明け、鮮やかに色付いた空の下、灰色の町を背に、少女は変わり果てた故郷を去り、彼と供に生きる事を決めた。
死神もまた、少女と生きる決意をした。
これは、20年にも及ぶ争いの中に生まれ、生きた。一人の少女の物語だ。
(本文より一部抜粋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 18:02:06
31464文字
会話率:20%
見渡す限りの紅
村は燃え盛り、地面は流れる血で真紅に染め上げられている
燃え盛る炎の中、1人の少女が微笑んでいた
「クロト、あなたをーー」
ーーーーーーーーーー
キャラクターの設定や世界観、用語の紹介などなど
、話の間に挟んで行こうと思うので、それも読んでいただけると幸いです。
感想やブックマーク、評価等よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-02 17:31:46
21239文字
会話率:45%
「この世界は、そんな世界だった」
ある時は青く染められた部屋で、ある時は燃え盛る車を見詰めながら、
そしてある時は、人に刺されながら、「私」はそれを見ていた。
それは私が見ている世界なのか、見せられている世界なのか。
―――――――――
―――――――
お初にお目にかかります。
記憶に残っている夢の内容を書き起こした物になります。シュールレアリズムやナンセンスに属するのかもしれませんが、その中でホラーに似た物だけおこしております。
そこまで残酷な表現は少ないですが、流血表現はあります。
ショートショートなので、さっくり読める量かと……。
拙文ではございますが、宜しくお願い致します。
※夢の内容の小説なので、「私小説」とさせて頂きました。
※この作品は同タイトル・内容で「pixiv」様にも投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 12:21:51
10187文字
会話率:29%
一目惚れから始まる恋もある。人を愛することはとても素敵で、とても残酷だ。
恋も一歩間違えれば...。
女性の語りからにじみ出る悲しみに注目ください。
最終更新:2016-09-16 18:08:20
544文字
会話率:0%
「この熱く燃え盛る正義の心のある限り!」
銀髪のハーフの美少女・石川瀬利亜は
怪奇事件を解決する「モンスターバスター」である。
高校生活を送る傍ら、仲間のモンスターバスター達と
「熱い正義の心の赴くまま」
凶悪なモンスター軍団との戦いを
繰り広げるのであった。
ホラーハンター系と見せかけたゆる系コメディです。
基本コメディ、たまにシリアスになる…はずです。
番外編を書きました。
『 奥さまはモンスターバスター 時々 異世界召喚勇者 』はこちらです。
http://ncode.syosetu.com/n9968dd/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 19:58:14
514652文字
会話率:35%
幕府軍の一員として大坂夏の陣に出陣した黒田長政。最後の決戦を終え、燃え盛る大坂城天守閣を眺めながら立ち尽くす彼は一つの時代が終わったことを実感していた。
武に生きた自分は、武が必要とされなくなった次の時代をどう生きればいいのか。人知れず悩む
彼のもとへ、幼馴染の男がふらりと現れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 07:00:00
1400文字
会話率:63%
「……て、………から」
燃え盛る街並み。火の手が近くまで迫ってきている広場。その中心に少女が一人と周りに多くの民勢。
「わ……、させは……たす……!」
少女は何かを言うと両手を前に突き出す。その両手が光り輝き、少女が腕をふるうと……
アリス…
アリス、寝ている時間は終わった。世界は君を求めている。
君が望まなくとも、人々は、世界は、君が来るのを待ち望んでいる。
さあ、目覚めの時だ。
大丈夫、君なら必ず紡ぎ師として…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 03:14:49
6512文字
会話率:34%
姫様の御名はヘリオスローザ。
太陽のように燃え盛る、赤い御髪の持ち主です。
そして魔王領を総べる、偉大な魔王陛下でもあらせられます。
姫様が憂鬱そうだったので、気晴らしに反乱鎮圧をお勧めしました。
短編「私が見守る魔王な奥さまの復讐」の
プロローグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 22:10:06
7251文字
会話率:35%
「世界で一番美しいのは誰?」その言葉にとりつかれた妃は、自分の娘に少しずつ毒を盛る。死ななくていい。ただ、醜くさえなってくれれば。
最終更新:2016-06-28 22:13:19
1612文字
会話率:16%
悪役のような伯爵が英雄みたいなのに毒を盛る話
別の場所で発表したものの転載となります
最終更新:2016-06-26 22:22:40
17916文字
会話率:55%
ーこんな茶道家の先生はイヤだ!ー
・お茶に一服盛るのが好き
・お茶は上品だがお菓子が貧相
・素手でクルミ割れる
・どこでも正座できる。人の頭の上に座布団おいて。
・よく見るとビーチサンダル
物腰柔らかい可憐な和服姿の茶道家先生。しか
しその顔は悪と戦う強靭な女性、その名はSPチャコ! そのバカバカしい活躍をご覧ください!
【感想、評価をお願いします! 励みになります^ ^】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 08:00:00
203文字
会話率:30%
冬晴れの日、海辺にドライブ。吹き荒れる海風を浴びて思い出したのは、出ていった彼、古い海辺のアパート、石油ストーブの臭い。2月の散文詩です。
最終更新:2016-02-03 04:29:19
605文字
会話率:100%
魔族の頂点に君臨するは、最強最悪の魔王!
それに相対するは、人類の希望、勇者とその仲間達!
これより始まるのは、人類と魔族、互いの存亡をかけた戦い!
全てを超越した究極の死闘である!
果たして勝つのは、勇者か! 魔王か!
否!
果たして勝つのは、人類か! 魔族か!
――そして、戦いを前に魔王は二匹の下僕を召喚する。
それは燃え盛る火炎のように赤いドラゴンと、丸々と太ったオーク……ではなく、とある普通の高校生であった。
【第一部】
・魔王がオークと間違えてデブを召喚
・デブ無事に日本に帰るも、今度はクラスごと召喚される
・クラスの生徒に殺されそうになる
・逃げて地盤を固める
・男装女子を弟子にする
【第二部】
・のじゃロリ
・学校の先生になる
・勇者トーナメント
【第三部】
・神来襲
12/27
第一部完結しました!
12/20
タイトルを元に戻しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 23:04:47
109780文字
会話率:24%
燃え盛る焔。それは全ての始まり。長い間断絶された、『彼ら』と我々の邂逅。さあ進め。その|血《ちから》を手に握りしめて。
最終更新:2015-12-13 15:52:30
22938文字
会話率:51%
さまざまな国に家族を持つ小枝與那は、施設から引き取られた少女だった。
彼女は燃え盛る炎のような赤い眼を持っていた。
優しい両親に引き取られ、幸せに今まで育ってきた與那。しかし、彼女が16歳になったある日、彼女は突然、巨大な化け物の手によって
異世界へと誘われる。そこで待っていたのは、過酷な日々。
そして明かされる、彼女の運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 17:53:12
3912文字
会話率:39%