【陪審院】
通称「魔術師を裁く断頭台」。
IMSA(国際魔術監督機構)内に存在する独立組織。重犯罪傾向のある〈魔術師〉や、裏社会、権力者と通じ、魔術界にとって芳しくない情勢を生む魔術結社を「処分」する執行機関。
特に実動部隊の人間は〈
陪審員〉と呼称される。
2023年現在、〈陪審員〉構成員は10名。
19世紀から20世紀初頭にかけて、神秘主義の御旗の下、ついに〈魔術〉は世間に躍り出た。それは魔術にとっての過ぎ去りし春。かつて『黄金期』と呼ばれた、近代魔術師たちによる〈魔術〉の開放は、しかしやがて砂上の楼閣のように崩れ去った。
そして、時は2020年代。
IMSA――――――『国際魔術監督機構』、通称・〈連盟〉による一般社会からの完全な魔術の秘匿が達成され、魔術界は徹底した管理下に置かれていた。国家権力や、地方官吏に高級官僚、巨大コンツェルンや財閥から、麻薬カルテル、マフィア、ギャングまでの不法組織とも絡み合いながら、けして表からは見えない暗闇の中で〈魔術〉は蠢き続ける。
これは、〈魔術〉と〈魔術師〉を裁く、10人の魔術師の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 21:41:34
68028文字
会話率:28%
人殺しと蔑まれ、疎まれ、怖がられ、国民から石を投げられ、弾圧や罵倒を浴びせられ、婚約していた第一皇子は私の秘密を暴いたと英雄扱い。国王も民衆も誰も何も分かっていない。
断頭台に立たされた私は静かに覚悟を決めた。
――今日、この国は滅ぶ。
私の死によって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 23:00:00
4671文字
会話率:25%
マーゴ・ジニエステは鏡の国の王女である。
王女でありながら国家転覆の首謀者として検挙されたマーゴは、断頭台へ向かう道の中で自分の住む世界とは別に世界があることを悟り亡命。そこは現代日本、海辺に昭和の風情を残す田舎町「藤」であった…
人々
の異能力を「芸術」と呼ぶ。マーゴもそれを手にし、現代社会の闇に直面することになる。
藤の町は温かな田舎町というだけではなく、怪奇現象の多発する一風変わった町だったのだ。しかもそれは、実は作為的な事件だった。
それは世界に古来より根付く、夜の神、白狐「メフィストフェレス」が率いる「黒の商店街」という組織による。
全ての人に「生きろ」と、
どこからともない声がする、記憶の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 20:01:03
191495文字
会話率:37%
ミーリア・バルゲルデは、アーティ・エルの禁忌に触れた咎で、処刑されようとしていた。
己の運命を受け容れ、断頭台に昇った時、彼女は誰かの声を聞く。
彼女の心のどこかに宿る生きたいという意志に応え、黒衣をまとった青年は愛刀と共に現れた。
青年
の名は法条相馬(ほうじょうそうま)。世界を救うことを願う、別世界の魔術師であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 01:08:48
50976文字
会話率:50%
世界に終わりはあるのか。世界に果てはあるのか。世界には何があるのか。
シナと、喋るペンダント・グナルが送る、幻想物語。
※この作品は「祭壇の宴」( http://sacrifice.tumabeni.com/ )にも掲載しています。
最終更新:2016-06-19 17:36:49
11225文字
会話率:55%
レオンは美しい人でした。でも、レオンは断頭台で死にました。三十にもならぬ若さでその生を終えました。重い刃が落ちたとき、血に彩られ、夕闇の中、生きているときよりもなお美しく、その顔を輝かせたに違いありません……。
仏蘭西革命で活躍した一人の
若い政治家の婚約者が語る。
気の強い少女が愛した青年の姿。それは革命の中での非情な決断を続けなければならない苦悩、理想とかけ離れ行く現実の世界への絶望。
理想の社会を夢見た情熱と、愛情の行方は――。
無断転載、無断複製を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 00:00:00
19514文字
会話率:43%
元々は婚約破棄の話だったんですが、ちょっと歪み過ぎてしまったので、今は単なるファンタジー小説になってしまいました。
よくある冤罪で婚約破棄となったローザリア・ホーエンハイムであったが、その断罪はあまりにも酷いものだった。身分を剥ぎ取られ平
民となっただけでなく、その侍女たちも共犯として逮捕され、全員が断頭台に送られる事になったのだ。しかも護送中は全員が手足を拘束され口をふさがれ、ローザリアに至っては魔封じの首輪に魔眼封じの目隠し、口もきけないように猿ぐつわまでかまされていた。
しかもその状態で、刑場までの移動中に近郊の森から魔物が出現。護送していた者たちは、拘束された娘たちしかいない馬車をさっさと捨てて逃げ帰ってしまった……。
物語は、その者たちの帰還報告から始まる。
(前後編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 18:00:00
60802文字
会話率:35%
婚約破棄だけでなく処刑までもを言い渡されたエレン。 断頭台で首を切られたはずが、目覚めた場所は見知らぬお屋敷。そして、丸々太った少女が私? どうやら現代に転生したらしく、それってマジヤバではありませんこと?
最終更新:2016-02-24 01:31:38
10877文字
会話率:42%
「婚約破棄させてもらう!!」
――それは良くある婚約破棄だった。違ったのは全ての罪を王子が被って牢に入った事。
裁判の果てに断頭台送りになった王子と悪役令嬢を救った皇太子の会話。
よくある婚約破棄ものの王子をフォローしようと思ったらすごい
電波になりました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 20:02:12
2165文字
会話率:44%
私の何がいけなかったのだろうか。
……何もしなかったのが、いけなかったのだろうか……?
断頭台の上で、私は過去に思いを馳せた。
最終更新:2015-07-18 10:00:00
1138文字
会話率:6%
七歳の誕生日に祖母から贈られた本をきっかけにずっと魔女に憧れてきた暁マリア、十五歳。海外の高校に進学するため住み慣れた日本を離れる……はずだったのが、両親に連れられて来たのは本に書かれていた魔女の都、アヴァロン。しかもマリアは、九百年前の大
戦の英雄でありながら自国に裏切られ、断頭台の露と消えた「暁の魔女フレデリカ」の末裔だった。
魔法学校に入学して立派な「善き魔女」を目指すことにした「宵闇の魔女マリア」は、愉快な級友たちと様々な事件に関わるうち、大きな「運命」に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 17:32:19
7860文字
会話率:49%
休日にリビングでゴロゴロしていると、外からおおきな声がした。
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自分のブログからの転載です。
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Particle CoffeeのBlog
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 17:00:00
1097文字
会話率:31%
ベルリオーズ作曲「幻想交響曲」を聞いて。
素人が聞いたので、思ったことをそのまま書いています。
大目に見てください。
最終更新:2013-05-25 21:46:11
379文字
会話率:0%
とある外国に行ったときの不思議な話
怖いのは死んだ人間?
それとも
最終更新:2011-08-16 01:11:27
1473文字
会話率:0%
陰鬱な影を纏った夜の廃墟。とある重大な決意を抱いて、少年数馬はそこにいた。それは社会倫理に反する決意。しかし彼の決意は中断されることとなる。黒いブラウス、黒いスカートに同じく黒い靴とヘッドドレス。つまりはゴシックロリータを身に纏う少女によっ
て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-10 19:44:20
19263文字
会話率:32%
あなたは、自分の得る自由について考えたことはありますか。たぶん、こんな感じでしょう。
最終更新:2009-05-12 01:16:32
979文字
会話率:0%
ベルリオーズ作曲「幻想交響曲」第4楽章より。
最終更新:2009-01-29 19:40:50
681文字
会話率:0%