目が悪い国井くんはやさぐれていた。
自分は障がい者手帳等級5級の弱視だったからだ。
周りの「黒板の字が見えないからメガネにした」と言う脳天気で幸せな声を憎んでいた。
その元凶とも言える久田希美に心を許せないでいたのだ。
※これは「眼
鏡娘とコンタクト」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 19:51:48
2949文字
会話率:32%
「リデル〜!早く準備しなさい〜!」
母の声が一階から聞こえてくる。
学校に行くための準備。
今日から私は、そう、あの、
「ピッカピカの一年生!」 というやつになる。
私はこの世界に誕生してから6年、才女としてもてはやされてきた。
剣術では、もうすでに並の大人を圧倒してるし?
魔術だって、3歳のときには炎を出せるようになってた。
なにより、将来出世するために相当努力した。
こんなスペックを持って、他の子供に負けるわけない。
「学校に行ったら絶対、主席で卒業してやるんだから!」
私、リデル=ライザーはそう決意し、家を出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 19:34:53
8106文字
会話率:17%
わし、81歳神に勧められ異世界に転生する
その世界はやさしさにあふれた世界だと思い到着するが
思ってたのとかなり違う
わし、死後にして初詐欺にあったかもしれない
最終更新:2019-02-04 19:34:17
1207文字
会話率:56%
井沢八郎さんの 「あゝ上野駅」の1970年は、まだ景気が良く、中学卒業者
の求人倍率も5倍と高く、「金の卵」と呼ばれてもてはやされた。
この小説の主人公の犬山重臣「いぬやましげおみ」は山梨県の山深い、
山村で1954・昭和29年7月22日に
犬山家の「女2人、男2人」4人兄弟
の末っ子、3男として生まれた。食糧事情は改善されて、食べるものが、
やっと手に入る時代になった。犬山家では、犬山重臣の姉が、小さいときから
ソロバンを習っていてコンクールで優勝するほどの腕を持っていた。
そのため、犬山重臣も教えられ、ソロバンの達人になり、数学、特に
計算の速さは群を抜いていた。そこで、集団就職の時も、中卒にも
かかわらず、三鷹の「イトーヨーカ堂の経理部」に採用されて、毎日、
売上計算の検算係を命ぜられて、働き始めた。その後、縁あって、
この近所での名門の木下家の娘さんと結婚することになり、彼の
心の優しさと、面倒見の良さで、多くの友人が出来て、やがて、木下家の
義理の両親が亡くなった。その後、木下家に入り、裕福でない姉の吉田和子
夫妻を住まわせ、次に、自分の息子、犬山良男と奥さんの麗子さん、
孫の犬山寛太君と犬山範子ちゃんを呼んで、住まわせた。
最後に、マレーシア・コタキナバルで知り合った、木島輝彦、葉子さん
夫妻が、実の子供との諍いで、住む所に困っている事を聞き、一緒に
住むようにしてあげた。そうして、大きな木下家で合計8人の共同生活を
始めた。その後、年月が経ち、義理の父母が亡くなり、高齢の仲間が、
病に倒れたり、息子の大怪我など、幾多の試練と困難を乗り越えていく、
生き様を描いた小説です。是非、ご覧下さい。
もしかして、この主人公が、あなたの家の近くに住んでる人かも
知れませんよ・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 14:35:36
131170文字
会話率:1%
田舎もんの俺は今年から魔法学校に入学する。
だが、友達もできず、魔法も知らず、その結果、
ぼっちの落ちこぼれが誕生だ。
優秀な生徒には可愛い女の子がつき、先生にもてはやされ、劣等生には孤独なランチタイムが付いてくる。
魔力も最弱な俺にも
人生の転機が!?
バカにされ罵られている俺がある人物と出会い這い上がっていく物語。
俺は俺にしかない力で最強になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-25 02:22:31
11535文字
会話率:38%
自分にとって有利な基準で世界を見る。
僕にはお金がない。でも、やさしさがある。
私にはやさしさがない。でも、お金がある。
世の中一番大切なのは
「やさしさだ」「金だ」
相容れない価値感がいつも他人との間に隔たっている。大体は見下される
形で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 00:19:54
720文字
会話率:29%
岩の上で硬直した私に彼はやさしく話し掛けてくれた。あの時から私は彼と川で遊ぶのが大好きになった。でも、今年はいつもと違う。いつも居る義兄がいないから。
この作品はなななん様主催の「夏の涼」企画 に参加作品です。
最終更新:2018-08-18 10:29:19
2926文字
会話率:43%
解離性人格障害が、経済効果をもたらすともてはやされ推奨される近未来で、当事者の唯歌は困惑しつつも日常生活を送っていた。彼女のもう一人の人格は霧透という男性である。異なる人格を持つ一人の生活に、それぞれの恋人も絡んで、混迷の度合いを増していく
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 22:46:36
16006文字
会話率:18%
ケンカ好きだが根はやさしい男子高校生の|相馬志隠《そうましおん》。真面目で正義漢の強く人に慕われる女子高校生の皇紫苑|《すめらぎしおん》。
二人はトラックという魔の手に襲われ、その命を落としてしまう。
二人が目を覚ますと、そこには神様
と名乗るメガネの青年がいた、彼は二人に共に異世界に行き冒険者をして欲しいと頼む。
だが、二人はあまりにも胡散臭いそのメガネの男を警戒し、その上、お互いを絶壁女、悶絶男と呼ぶくらい馬の合わないお互いと、一緒に異世界で冒険をするのは嫌だと断った……のだが、メガネの神様はそれは面倒くさいと二人に魔法を掛け、強制的に異世界へ送ってしまったのだ。
……目を覚ました志穏は広い草原にいた。だが、ちょっと待って欲しい、何かが変だ。
頭の中から紫苑の声が聞こえるのだ……それだけではない、自分の体が女性の紫苑の身体になっているではないか!
二人は一人になってしまった、一日を過ぎると主人格が変わり、志穏から紫苑へとなる。
元の二人に戻るにはこの世界のどこかにある秘法を探さねばならない……二人は絶望しながらもその情報を探そうとするのだが……途中二人の男に襲われている白犬族の少女リリーを助ける。
そして、そのリリーに事の経緯を説明すると天使様と勘違いされてしまう。
天使と勘違いされたシオン達は自分たちの体を元に戻すために冒険者になるのだが事あるごとに事件に巻き込まれそれを解決することにそして……リリーだけにとどまらず街の人、ひいては国中から天使として名を馳せてしまうのだった……果たして二人の旅はどうなるのやら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 23:52:51
60148文字
会話率:46%
貧乏旗本の3男小次郎の異世界冒険のお話。平和な時代が続き剣術より算術がもてはやされる様になった時代、旗本の3男坊小次郎は算術も世渡りも下手くそであった。彼に出来るのは剣術のみ、実家では厄介叔父と呼ばれ三杯目のおかわりでは兄者夫婦から嫌味を
言われる毎日を送っていた。
そんなある日小次郎は師匠から貰った剛剣十六夜の力で異世界へと転移してしまう。剣術しか取り柄がない為に肩身が狭かった小次郎、しかし異世界は剣と魔法の世界!小次郎が最も得意とする世界だった。幾ら食べても文句を言われない世界は素晴らしい!小次郎は月影無念流の奥義を引っさげ異世界で腹一杯飯を食う為に頑張るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 20:35:42
49446文字
会話率:63%
今はまだ、世界が誠実だろうと無かろうと、私は恋を選ぶつもりよ?
最終更新:2018-06-23 10:51:25
297文字
会話率:0%
あの子が私より、2倍可愛いから、2倍もてはやされるというのなら分かるのよ、10倍可愛いから、10倍もてはやされるというのなら分かるの。でも、そうじゃないじゃないッ!絶対ッ!客観的に観てッ!
──────────────────────
どうしてあの子だけあんなにもてはやされるの?
いいえ、別に、妬いてないわ。
ジェラシーなんかじゃないんだから。
ただ、プライバシーも何もなくってかわいそうだなって。
ただ、かわいそうだなあって、
あんな目に合わなくてよかったなあって、
私の時のことを思い出してほっとしてるんだけど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 07:41:15
1311文字
会話率:0%
引き籠りの美少女、美海は皆にもてはやされるのが面倒くさいといい、家に引きこもる。そんなある日、不登校がお母さんにばれて、学校に行くことになる。そこで、少女は恋を知ることになる。
最終更新:2018-05-02 00:00:00
5072文字
会話率:50%
現実に、飽き飽きとしていた。不完全な世界。負荷を強いる社会。偏見の飛び交う日常。
そこから解き放たれるというのなら、異世界生活も悪くない。
神奈はやさぐれていた。居酒屋でぐだを巻いていた。ひどいありさまだった。独身仲間が一人また結婚してし
まったのだ。
社会に出て働くこと、家にいること、どちらが正しいのだろう。
そんな疑問から解放されようとするかのように、異世界からの手に引かれて、神奈は冒険の旅に出かける。
王が用意していたとびきりの魔核と、神が用意してくれた願望を力にする剣をもらった神奈に敵はなく?
これは、黒の勇者と呼ばれることになる一人の女性の冒険譚。
*現在、北壁編。魔王軍の七将と黒の勇者一行の激しい戦いが描かれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 13:44:53
178084文字
会話率:49%
魔王討伐。冒険者たちは自らが魔王を討つもの、と魔王に戦いを挑み魔王の首を取って勇者としてもてはやされる。そんな夢を見ながら旅立っていく冒険者たちのサポートをしているアレンは、その日、危険地帯である魔窟へ行くことになる。しかし、命の危機を感じ
た冒険者たちはアレンを取り残しその場から逃げてしまう。何の力もなく、魔獣を目の前にしたアレンは命をあきらめようとした、その時、白仮面の男、ダスマンと出会い、そしてダスマンのおかげで命からがら逃げだすことに成功する。しかし、皮肉なことに逃げていった冒険者たちが遺体で見つかったと知らされる。アレンは自分を受け入れてくれるパーティを探すことになったが、サポート役のアレンを受け入れてくれるところはなく行き場を失う。そこにダスマンがある提案をする。「勇者にならないか。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 02:24:37
2979文字
会話率:7%
現代日本、公爵家令嬢の大神院花奏はやさぐれていた。特別な人間である妹ばかりちやほやされての事だ。やる気をなくした花奏は親友の家に入り浸る日々。努力を放棄し堕落した日常の中、妹が何者かに連れ去られてしまった。妹を連れ戻すため特に興味もなかった
魔宮へと花奏は足を踏み入れる事になる。
《補足》タグのガールズラブは保険です。恋愛要素はあります。残酷な描写は保険ではありません。魔宮はダンジョンの事です。現代日本にそういう意味でのダンジョンはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 00:58:03
37615文字
会話率:54%
かつて世界を救った勇者ゼルガの息子、リッシュ。
彼は勇者の息子としてもてはやされながら生活をしていた。
ある日、王様からドラゴンにさらわれた姫の救出を依頼される。
……え、そもそもなんでドラゴンが姫をさらうの?
そんな現実逃避をし
ながらも仲間たちとドラゴン退治へと向かうリッシュ。
彼の悩みは、父から勇者としての才能を一切受け継がなかったことだった。
そのことがばれたら今までの優遇生活のツケが回ってくるに決まってる!
リッシュは才能がないことを隠しながら姫を助け出せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 17:52:54
1756文字
会話率:39%
三重県、亀山市。
ヤマトタケルの最期の地と言われる、能褒野神社がある。
ここで育った三つ子のきょうだい。
このきょうだいは “不思議な三つ子” だった。母から産まれた時、3人の6つの小さな手は、光っていたのだ。
長女の美殊は青、長男の岳
斗は緑、次男で末っ子の丈琉は赤い光。
3人の三原色が交わり、白い光に変わった時、3人は神話の世界へ誘われた。
3人は古代の日本を旅する事になる。
そこでは、かわいいと言われたことすらない美殊が、美しいともてはやされる。
医学部の岳斗は、現代の医学知識で人命救助。
剣道選手権優勝の丈琉は、洗練された剣術で負け知らず。
3人は古代の世界を生き抜き、元の世界に帰る事を誓い合う。
記・紀の史実に自分なりの解釈をしてみました。
この作品は「カクヨム」に掲載されたものに修正・加筆を加えてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 08:04:26
190830文字
会話率:35%
妖怪や幽霊が見える高校生・・早坂(はやさか)統志(とうし)が、やたらと妖怪たちが多い町─永灰(えいかい)町で妖怪たちや友人たちと過ごす小さい日常の話。
(不定期更新です)
最終更新:2018-01-18 10:39:02
2755文字
会話率:63%
魔王討伐を果たした勇者(おれ)はあらゆる国で勇者ともてはやされ、美しいお姫様による争奪戦が繰り広げられるなか、静かに誰にも何も告げずに去り静かに故郷で末永く幸せに暮らした…はずだったのに…
どこで間違えたんだろ俺…
最終更新:2018-01-04 17:22:09
3041文字
会話率:54%
フィリステール
そこは、山人と森人と陸人達の暮らす世界だ。
山人は山を育て、その山に眠る資源で様々な道具を作り出し、
森人は森を育て、その森の恵みを分け与える。
そうして陸人は分化を育み、世界を広げていく。
そんな世界には様々な場所で採
れる輝石に魔法を宿らせる事が出来る魔飾師と呼ばれる人々がいる。
質の高い大きな輝石に、魔法を複数宿らせる技術がもてはやされる中、
小さな村に隠れるように彼女は暮らしていた。
極小の輝石に、魔法を宿らせる稀有な才を継いだ彼女の名はカモミール。
これは、希代の魔飾師カモミールと、彼女の作る魔飾を扱う人の紡ぐ物語。
☆魔飾作成が入る場合は『〇話~』
入らない場合は『閑話〇~』
という形のタイトルにさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-16 17:00:00
152718文字
会話率:29%