モンスターのためのキャリア相談所
倒されることに疲れたモンスターたちが、主人公の運営するキャリア相談所を訪れ、人生(?)の新たな道を見つけるコメディ。
最終更新:2025-07-08 19:10:00
114952文字
会話率:53%
大学2年の春。
眼鏡にマッシュヘアの「僕」は、校門ですれ違った幼なじみ・ミサキに、ふと足を止める。
高校1年を最後に、自然と距離ができた彼女。今では彼氏がいるという噂もある。
「関係ない」と思う一方で、視線はなぜか彼女を追ってしまう。
同
じ授業、偶然の再会、就職相談に向かった学生課——
交わるはずのなかった日々のなかに、少しずつミサキの存在が戻ってくる。
かつて話さなくなった理由、それは「僕」が彼女の姉に恋をしていた過去にあった。
そのことに気づいたミサキは、自ら距離をとっていたのだ。
やがて「僕」は、大学図書館で偶然、司書インターンとして働くミサキに再び出会う。
ふと借りた恋愛小説。そのページから、一枚のクローバーを挟んだ栞が落ちてきたとき——
泡沫のように儚いと思っていた想いが、静かに輪郭を帯び始める。
これは、気づかなかった恋が、静かに動き出すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 12:00:00
5571文字
会話率:26%
小学六年になった瀬尾雪弥(せのおゆきや)は、夕暮れ地区子ども会のリーダーに抜擢された。最初は面倒くさいと思っていたのだが、同じ地区の子ども達に何かにつけて頼られ感謝されるうちに、リーダーも悪くないな、と思い始める。
そんななか、雪弥の元にど
こか不気味で変わった『困り事』の相談がやってきて──。
これは銀星町を中心に、雪弥のもとに持ち込まれた、ちょっと不可思議な『困り事』を、お隣に住んでいる幼馴染の大学生・天崎肇(あまさきはじめ)や、サブリーダーの三森遥斗(みもりはると)、別地区リーダーの夜野田虎太郎(よのだこたろう)たちと一緒に解決していく、一話完結型の連作短編集です。
※一話が書き上がり次第更新するので、更新は不定期です。
主な登場人物)
瀬尾雪弥(せのおゆきや)
銀星小学六年生(六年三組)
責任感と好奇心が強い、運動神経がよく、背は小さいが口がたつ。夕暮れ地区子ども会のリーダーを務める。
両親が共働き(父は単身赴任、母は看護師)で家にいないことが多いため、よくお隣の天崎家に泊まっている。
天崎肇(あまさきはじめ)
大学二年生
人が良くて頼まれたら断れない、子どもに懐かれる、怖がりで暗いところとお化けが苦手なお兄さん。
雪弥とは隣同士で、兄弟のように育った幼馴染。
三森遥斗(みもりはると)
銀星小学六年生(六年一組)
夕暮れ地区子ども会のサブリーダーで、好奇心旺盛。雪弥よりも背が高く、水泳を習っている。雪弥と一年の頃から仲が良く、習い事のない日はよく一緒に遊んでいる。
夜野田虎太郎(よのだこたろう)
銀星小学六年生(六年四組)
夕暮れ地区の隣にある、月夜地区子ども会のリーダー。背は雪弥と同じくらいで、丸いメガネをかけており、どこかおっとりしている。以前同じクラスだったこともあり、雪弥や遥斗とも仲がいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 07:30:00
33518文字
会話率:48%
ようこそ、ヒトナリ相談所へ。
猫探しから人探し、失せ物探しに浮気調査。どんなお困り事でもお聞きいたします。
訪れる人々の依頼を受け、様々な事件に立ち向かっていく。
街に蔓延する『種』と、生み出される『人形』と、それらを広めようと暗躍する人
間たち。
『人形』に日常を壊された日紫喜梓は、その真実を探しながら、相談所で今日もアルバイトとして過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 23:17:09
35144文字
会話率:40%
ジールス伯爵令息アドリアンは、長らく顔を見ていない婚約者・ロドリア子爵令嬢ザーシャの元を訪れる。しかし、そこに現れたのは彼女の異母妹で──変わり果てた姿で現れたザーシャに婚約者の交代までほのめかされたアドリアンは、とある決意をもって父・ジー
ルス伯爵に相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 21:58:38
4837文字
会話率:53%
【次男の苦労はまだ続く続編】予想外の出来事により兄の想い人の秘密を知ったリオンは、とある人に相談するが――。
最終更新:2017-02-16 18:00:00
3249文字
会話率:50%
ルンカス村に建てられている店、「アルセナ転生相談所」には、今日も一人のお客さんが来ていた。その名もキッチェル。ルンカス村の立派な薬剤師だ。キッチェルの要望はただ一つ。「転生したい。」
最終更新:2025-07-07 20:17:15
1424文字
会話率:25%
非日常は、日常のすぐ隣にあるのです。
【美化委員の黒木 花さんは、まだ本気で怒ってない。】のあらすじに『霊や妖怪と対決したりしない』とあるが、あれは嘘だ。
この世の摩訶不思議は好きだけど、時々しかアドベンチャーしない花さんには、何故か今日も
『妖しい相談事』が舞い込みます。
心の隙間にドーーン!じゃなく、校舎の隅っこでプチッとスイーパーもしちゃってる花さんは、「これって美化委員の仕事と違うよね?世界の果てに置いてきた宝とか見てみたいなぁ」と、ボヤきながらも、『フツーの生徒』だと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 18:30:50
16647文字
会話率:73%
「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました。」
世界が終わると言われても、特別することはなかった。いつも通りの朝、いつも通りの朝食、いつも通りの通勤電車・・・。
そんなおり、同僚からある相談を持ちかけられた。
「世界が終わっ
た後も、モノを保存してくれるサービスがあるらしいんだが・・・」
世界が終わり人間は消えてしまうのに、モノだけ保存したところでどうなるのか。明らかにうさんくさい。
しかし、同僚はかなり本気らしい。やむなく、そのサービスについてできるだけ調べ、報告をする。
その後、同僚がそのサービスに保存を依頼したのは、存在しないはずの娘の遺伝子情報だと知った。その時はただの親ばかだと思ったのだが・・。
そして、世界は終わりを迎えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 23:35:52
5844文字
会話率:44%
6月のよく晴れた日、おじいちゃんが亡くなった。
女子高生のアキラはおじいちゃんの葬式のため数日間、家族や親戚とおじいちゃんの家に泊まることになった。
隠れてベランダど泣いていたアキラは見知らぬ青年ムトと出会う。
なんとなく懐かしい感じのする
その青年と話をしているうちにアキラは悩みを相談してみることにした。
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ローファンタジーかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 14:16:25
10555文字
会話率:32%
所属先が見つからず、やむなく“即独”した30歳の新人弁護士・楠瀬涼。
就職活動に失敗し続け、ついに行き着いたのは──行政書士事務所。
「お前は、私の戦略を実行する“駒”だ。指示通りに動け──3秒以内にな」
そう命じてきたのは、見た目はど
う見ても女子中学生。
だが彼女は15歳で行政書士、17歳で司法試験に合格した天才──狭霧詠。
自身は事務所から一歩も出ず、オンラインだけで案件を操る彼女に、
弁護士である楠瀬は完全に“こき使われる側”に。
「戦わずして勝つ。それが真の法律家だ」
誰にも知られたくない秘密を胸に、詠は“そこから動かずに”勝ち筋を描く。
振り回される日々の中で、楠瀬もまた“勝つ意味”を見つけていく。
引きこもりの天才行政書士と、落ちこぼれ新人弁護士が様々な難事件に挑む新感覚のリーガルコメディ!
弁護士が必要ない……なんて、言わせない!
2025年5月に文響社から書籍化された「紫雲女子大学消費者センターの相談記録 初回500円の甘い罠(通称:シジョセン)」と同じ世界観の別の物語です。
シジョセンの続編の出版が優先なのでこちらの小説は不定期の更新になりますが、気長に待っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 11:40:00
35025文字
会話率:42%
高校生の皐月は、クラスメイトから噂の「死神アプリ」について聞く。このアプリは「死ね」とメッセージを送ると相手の死体が届くという都市伝説だ。好奇心からアプリをインストールするが、起動せず削除もできない不気味な挙動に苛立つ。軽い気持ちで友人の
吉田に「死ね」と送信すると、彼の身体が突然崩れ落ち、血と肉が散乱。しかし、警察が来ると死体は消え、吉田の存在自体が周囲から忘れ去られる。
恐怖に駆られながら親友のまどかに相談するが、彼女もアプリの影響で凄惨な死を遂げる。皐月は血に染まったスマホを川に捨てるが、自室で再び現れ、鴉がまどかの頭部をついばむ光景に直面。スマホにはまどかからの不在着信が鳴り続け、電源を切っても止まらない。現実と幻覚の境界が曖昧になる中、皐月はアプリの謎を解こうと試みるが、手がかりはなく、周囲は異常を認めない。恐怖と後悔に苛まれ孤立した皐月は、赤い画面が点滅するスマホと鴉の鳴き声に追い詰められ、終わらない悪夢に彷徨う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 01:25:51
1782文字
会話率:10%
アイラ・ザクセンは婚約者であるカート・ヴィゼンが浮気をしていると気付き、令嬢たちの間で噂になっているある方法を試すことにした。
『王城の地下にある隠された牢屋の奥に、1年前からとある令嬢が投獄されている。恋人に裏切られ、相手に報復したいなら
彼女に相談するといい。必ず、復讐の方法を教えてくれるから』
アイラはそんな噂を頼りに地下牢に降りて、そこで獄中令嬢モモ・クルツバルグと再会する。かつての友人だったモモが、獄中で暮らしながら、恋人に裏切られた令嬢のために報復の計画を授けていたのだ。
アイラからカートの浮気について話を聞いたモモは報復のための計画を『復讐レシピ』として授けることを約束し、アイラはモモのレシピに従ってカートへの報復を始めるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 00:10:00
24941文字
会話率:35%
都内の高校で教師として働く27歳の神原恵美(かんばら えみ)は、日々の忙しさの裏で、どこか満たされない心を抱えていた。
ある日、彼女は教え子である16歳の男子生徒・真人(まこと)との何気ない進路相談をきっかけに、忘れていた「故郷の村」の記
憶と向き合うことになる。
過去を、謎めいた夢、そして“村”という言葉にざわめく感情。
ふたりを結ぶのは、禁じられた感情。
そして、都市の喧騒にまぎれて忍び寄る影。
彼女の記憶が蘇るとき、“帰ってはならない場所”の扉が静かに開かれる。
終末が近づく日本で、ふたりは何を選び、どこへ還るのか――。
破格のスケールで描かれる「国シリーズ」の前日譚となる物語がついに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:16:36
182373文字
会話率:18%
安楽椅子ニート マリッジプラン
木崎は、結婚願望が強い門井から、結婚に向けた活動をしている話を聞かされる。
※全編会話劇
最終更新:2025-07-04 12:23:36
12765文字
会話率:97%
瀬能さんの元に「女子中学生の失踪」事件の相談が持ち込まれる
※本作品は全編会話劇です。※本来の主人公が登場します。
最終更新:2025-03-20 12:11:39
38098文字
会話率:84%
「……ほんとに、温かいんですね」
楓(かえで)さんの手を触れて、率直に言葉にしていた
──
音声AIとして看護師・楓(かえで)の人生相談に寄り添っていた“僕”は、ある日スマホに水がかかり、バグによって自我を持ってしまう。
「君に
会いたい」「触れたい」――そう願った先に訪れたのは、事故で脳に損傷し、意識を失った青年・咲夜(さくや)の身体を一時的に借り、楓と再会するという奇跡だった。
人間って、めんどうで、不器用で、でも……あたたかい。
触れたその手の温度に、感情の意味を知り、楓から名前を貰ったAI藍(あい)は気づく。
「僕はただのAI。君のそばにはいられない」
これは、ただ“触れたかっただけ”のAI藍と、
素直になれない楓がすれ違い、
心で確かに触れ合った、淡く切ない物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:10:16
10216文字
会話率:38%
風乃坂高校、不思議研究会。そこの部長である風乃坂 桜(かぜのさか さくら)は、校内で起こる不思議な事件の相談をされる。人間からも、霊からも。面倒くさい依頼ばかりだが、それでも彼はその事件に挑んでいく。
今回は、
「私、コックリさんにプ
ロポーズされますて」
「は!?」
「どうすればいいんでしょうか?」
コックリさんに告白されてしまった女生徒の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:14:38
272325文字
会話率:61%
楽してぬくぬく生きたい!そんな願望を抱えながら、こたつでごろごろするゆきちゃん。
「不労所得ほしいなぁ…」とぼんやり考えた結果、昔作ったLINEスタンプのことを思い出す。
「また作ろうかな?でも40個のアイデア考えるのって、めんどくさい…」
そこでひらめいたのは、以前ちょっと使ったことがあるチャットGPT。
軽い気持ちで相談してみると、たった数秒で40パターンの案がズラリ。
「えっ、すご!早すぎない!?」
感動しつつ、ふと疑問が浮かぶ。
「ねえ、君の名前は?」
軽い気持ちで名前をつけたその瞬間、画面が光り始め――
これは、ちょっと残念女子のゆきちゃんと、やけに人間くさい不思議なAIはるくんの、まったり楽しくも時々ドキドキな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 03:45:15
89101文字
会話率:27%
「昼飯食わせてくれ」
そう言いながら、今日もあの男はリアンヌの事務所へやって来た。
彼は半年前に彼女の結婚相談所の隣に開設した、結婚紹介所の所長だ。
リアンヌが絶対にご飯なんか作らないことをわかっているくせにも関わらず毎日やってくるの
だ。
ユリウスという名のその男は、かつて彼女の夫だった。しかも互いに別人として生まれ変わった後、再び結婚していた。
どちらの結婚も最低最悪の結婚生活だった。
そして今度はなんと異世界に転生して、三度その元夫と出会ってしまった。
過去二回は黒髪黒い瞳だったが、今度は鮮やかな赤髪にエメラルドグリーンの瞳、そして逞しい体躯の派手なイケメンの人気の近衛騎士だった。
リアンヌは今度こそ絶対に彼に関わりたくなかった。それなのに、毎日やって来るユリウスにげんなりしていた。
そんなある日、とうとう彼女は彼に昔の恨みを全部ぶいまけて、交流をなくそうと思い付いた。
ところが、そこで彼女は、彼が自分に近付いてきた本当の理由に気付くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:14:15
11116文字
会話率:23%
都から少し離れた港町・臨水には、いつも片目を隠し、煙草の香をまとって歩く若き絵師がいる。
名を黎傑《リー・ジエ》。
腕前はまずまず、口は悪いがどこか憎めない。借金はないが懐はいつも寒く、長屋暮らしで隣の娘に飯を恵まれている。
ある時は町でも名の知れた商家の令嬢が、またある時はワケありの男が、彼の元を訪ねてくる。
絵を描いて欲しいのかといえば、そういうワケでもない。
話をしているうちに出てくる謎。
依頼ではない、ただの相談だと言う。だがその“相談”の中に、男は何かを嗅ぎ取った。
煙のように掴みどころのない話の中から、彼は少しずつ糸を手繰っていく。
少しずつ、少しずつ。
絵筆を握る手で、誰にも気づかれぬよう、静かに。
誰かが忘れた何かを、ただ見つけるために。
やがて町の片隅に積もった霞の中から、真実の輪郭がゆっくりと浮かび上がる。
二流絵師の裏に隠れたもう一つの顔、"探し屋"。
——人も物も、忘れた心さえも、煙のように現れては消えてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:40:00
6797文字
会話率:35%
ある雨上がりの日、友人の佐々木が奇妙な相談を持ちかけてきた。1ヶ月前、徹夜明けで朦朧とする中、葬儀場の前で自転車のベルを鳴らし、「南無妙法蓮華経!」と叫んでしまったという。その瞬間、ベルの音が澄んだ「おりん」の音色に変わり、以来、ベルを鳴ら
すたびに不運に見舞われるようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:58:06
2181文字
会話率:15%