人が行き乱れ店が混在する『丹棹町』の歓楽街。
そこには道という道が複数あり誰しも最初は迷ってしまう為地図を持ち歩くのは必須。
だけど地図を見ないで目的の場所へ向かう一人の少年某斗樹が入るのは『居酒屋サクマ』だった。
そこには顔は厳つ
いけど気さくで優しい店主の佐久間健一郎と不器用だけど楽しい客達がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-17 16:10:02
3947文字
会話率:66%
「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」
痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。
「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」
目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。
それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。
アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-08 12:07:50
14668文字
会話率:12%
「さぁさ、いらっしゃいませ。ここで揃わぬものはございませんよ」住宅街にひっそりとたたずむ摩訶不思議な店『猫舌屋』。怠惰な店主と賑やかな居候と、そこに集うおかしな客たちの話。
最終更新:2008-05-06 13:30:33
10238文字
会話率:36%
---ある雨の日、少女はやっと巡りあった。 無愛想なコーヒー専門店の店主と、空回り気味な元気娘(春風トウカ)が、ある珈琲カップをかけて勝負を始めます。 『明日から一カ月間、毎日欠かすことなくこの店に来い。ただし、土産付きでな。』 勝負の期限
は一ヶ月。 果たして、トウカの目的とは…! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 23:11:36
9171文字
会話率:59%
「へのへのもへじ」の面をかぶったふざけた男が経営するとある質屋。
この質屋のキャッチコピーは「何でも売ります、買います」
お金にまつわる事ならほぼ何でも引き受けてくれるらしい。
貴方はどうしても”売る事が出来ない”ものはありませんか?
お金に困っていませんか?
貴方の住み慣れた町の中に
もしも、見慣れない古い質屋があったのなら入ってみてください
その行為があなたにとって良い結果に結びつくのか、もしくはその逆か…。
それは貴方次第でしょう。
朱千堂を経営する『店主さん』と『お金』を中心に数々の登場人物の中で繰り広げられていく
”怪しく”も笑いにあふれた物語がここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 18:05:07
3484文字
会話率:25%
クリスマスの夜に起きたお話とその後日談。
五組の男女の話を短編でつないでいます。
通して読むとちょっとお得、になってたらいいなあ。
群像劇っぽくなる予定でしたが、あんまりならなかったかも。
最終更新:2013-01-30 01:04:42
46754文字
会話率:43%
森の中にある店には、変わり者の魔女が住んでいる。彼女が店で扱っているのは、役に立つ薬から得体のしれない品物まで様々。そこに家政婦を兼ねた店番として住み込むことになったごく普通の女性と、店主である魔女、そして、不思議でおかしな客たちとの、どこ
か日常から外れた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-25 21:00:00
172648文字
会話率:33%
高校二年生の葛城乙矢はある日、学校で話題になっていた怪談に巻き込まれる事になった。
姉の紹介により、心霊現象に詳しいという『幻想堂』の店主、士道紅蓮と会った。
『幻想堂』の住人、この世の物とは思えない程の美形、士道紅蓮と太陽の様な金髪
の少女、玉藻の二人の手により怪談事件は収束した。
事件は終わり、乙矢はツマラナいと感じる日常に戻るかと思われたが、学校の後輩、小野寺菖蒲と出会い、再び『幻想堂』に赴いた。
鮮やかに菖蒲の問題も解決され、彼女達は紅蓮に弟子入りする事となった。
繰り返される退屈な日常から抜け出し、葛城乙矢は様々な問題に挑む!
色々な問題、過去を抱えた規格外、人外の仲間達と出会い、様々な神話・伝説・伝承の存在をなぎ倒し彼等は成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-21 17:49:45
89031文字
会話率:34%
もしも忘れたい 感情 を無くす事ができるとしたら
あなたはどうしますか?
悲しみ 憎しみ 幸せ そして愛まで
当店ではさまざまなものを取り扱っています
もしあなたに無くしたい感情があるなら
そしてそれをなくすことが 必要 な
ことであれば
あなたは私の店にたどり着くことができるでしょう
では
ご来店お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-20 00:02:55
13869文字
会話率:27%
裏路地にたたずむ小さな時計屋。そこは時間の売り買いをするという不思議な店だった。立ち寄った少女明美は、店主の現実離れした説明を聞き、ある決心をする。
最終更新:2013-01-19 22:36:11
5408文字
会話率:57%
焼き鳥屋をしながら殺し屋もしている店主。
そんな店主に課せられた任務は常連客の男を殺すことであった。
店主は焼き鳥に毒を塗り毒殺しようとするが…
最終更新:2013-01-18 18:08:38
864文字
会話率:32%
日野本《ひのもと》の中にある1つの小国・摺河《するが》領。
その領内に玉虫屋と呼ばれる閑古鳥の鳴く小さな湯宿……その店を任されている店主の下河元昭《しもかわもとあき》は、日野本の中心地である花洛《はならく》に住む貴族に憧れるあまり、自分
も貴族の真似事をしているバカ店主。
彼の似非貴族じみた言動に、従業員である黒沢秀明《くろさわひであき》、黄山若菜《きやまわかな》は呆れているも、共に廃れている玉虫屋を支えている。
生活は豊かにならないものの、3人は楽しい生活の日々を送っていた。
しかし、亡き先代である元昭の母の一周忌を終えて遺品を整理していた時、1枚の遺言状を見つけた事から全てが始まる……。
ある意味、バカバカしく、そして大それた野望が……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-15 23:39:51
149840文字
会話率:44%
都会のとある路地裏にある小さな西洋造りの店『気まぐれ帽子屋』。その店には奇妙な噂があった。「決して店主に本名を明かしてはならない」。しかしそんな店に一人の少年がバイトとしてやってくる。少年、廻間圭は怪異や迷信を決して信じない少年だった。そ
んな少年と怪異な店主による奇妙な繊細物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 21:02:52
269文字
会話率:15%
これは異世界の鍛冶師の話。
多くは語らず、よいものを作ることで客を惹きつける店、「鉄と鋼」。
のほほんな店主と、いつからか傍にくっついている少女の二人で店は穏やかに営まれていきます。
この世界では一人に一つ、変わった能力が与えられます。店
主は鉄の転位運動、少女は鉄の固溶原子拡散を操る能力を持っています。
2人は能力を工夫してさまざまな鉄鋼製品を作製していきます。
一話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 07:00:00
1843文字
会話率:0%
老店主の口癖は「お客様は神様ですから」。老店主はそう言って客からお金を取ろうとしない。骨董品屋の常連になった少女はそれでどうして店が成り立つのだろうかと不思議がっていたが、ある日、道ばたで拾ったものをきっかけに、老店主の言葉の本当の意味を知
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-12 12:21:39
2979文字
会話率:53%
時と時の狭間に存在するミセ。そこは限られたものだけが訪れることができる。そこは女店主と背の高い少女が経営していた。願いを叶えるには代償がいる。それを本当の意味で覚悟した者は彼女たちに会う事を許されるのだ。
これはミセの店主、優華の一緒に暮ら
す少女、素隠と出会う前の物語。かつて、大の人間嫌いだった優華が人間に対して考え方が変わるきっかけとなったある二人組との出会いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 23:42:26
2923文字
会話率:38%
世間知らずの若い女とある店主のお話。
(心機一転後の再掲載です。)
最終更新:2012-12-06 02:56:17
927文字
会話率:0%
下町の一角にある店、『夢見堂』。
夢見堂の店主、翠葉(スイハ)は不思議な力を使い、店にやってくるお客様たちの夢を叶える――。
いつも翠葉の元にやってくるのは面倒なお客達ばかり。
翠葉はそんな人達を柔らかな物腰と温かなお茶でもてなしている。
さて、本日翠葉の元にやってくるのは――?
「いらっしゃいませ、夢見堂へようこそ。私は主人の翠葉と申します。貴方は此処でどのような夢をお求めになられますか――?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 22:44:23
3142文字
会話率:38%
時は現代。とある街の片隅で古びた骨董店がある。とうてい儲かっているようには見えないのに何故か経営している不思議な店。噂ではこの店は、妖怪退治なんて事をしているとかなんとか。 店主である狭間とその店員である山野、朱莉の三人が行なう怪しい依頼
。いったいどんな依頼があるのかは見てのお楽しみ。 ※残酷な描写は念のためです ※前に電撃へ送って一次も通らなかったものを思い出して発掘したものです。 ※文字数大体11万字の全三話。誤字脱字修正しつつ最低一日一回更新していきます。 ※ジャンル的には現代ファンタジーなんですかね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-24 00:00:00
122615文字
会話率:41%
京都の路地裏、そこに一軒の不思議な店があった。
そこには毎回奇妙な事件と奇妙な客人が現れる。
一人の店主と二人の女子大生。
三人の人物が織りなす奇妙な物語が始まる。
最終更新:2012-11-17 13:25:33
1437文字
会話率:19%
どうやっても街に溶け込めない、そんなボロい外観をした薬屋『ハピュレの森』
そんなボロ店舗の新たな店主として、新米調合士シャルロット=ポーネストは、はるばるフォロンの街へとやってきた。
彼女は魔女に憧れていた普通の女の子だった。しかし手違いで
調合士へとジョブチェンジ。
日々葛藤しながらも、少しでも日銭を稼ぐために今日も今日とて薬学書を読み耽る。
この街へ来てからとある道具売りの青年に出会い、彼に好意を寄せられることになるのだが。その青年にはある秘密があり……。
飛ばされた街で薬屋を営むことになった、魔女への憧れを捨てきれずも新米調合士としてがんばる少女の物語。
◇オムニバス短編集ジョブ・ストーリーの8作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-12 23:16:58
27650文字
会話率:35%