デスプリンセス。
それを語るにはまず、この学校のことについて話さなくてはならない。
国立青國大学附属高等学校。
名の通り国立青國大学に附属する高校で今や日本のGDPの80%を稼ぐ20%の日本人は大抵が青國の卒業生であると言われ、世に言う
天才、秀才はもちろんのこと、政治家や名家の後継などが集い本校で日々学業に専念している。
青國高校に優秀な生徒が集う理由は多くある。
ひとつは、最高レベルの教育と教育機関があること。
ひとつは、生徒の主体性、自律性を尊重する仕掛けがあること。
ひとつは、充実した学区内施設、および関連施設があること。
ひとつは、内部から国内、また海外大学への進学率の高さ、就職への強さ。
しかし、こうも名家や財閥の後継や各所企業にパイプを持っていたりする天才達が集えば校内は権力という名の秩序によって、カオスが蔓延し学校は個人に私物化されてしまうのが道理だ。そのような事案に対し、また予防として現理事長・牟堂京介はある組織を生み出した。それが、「デスプリンセス」。
デスプリンセスは正式名称を第二特別風紀委員会という。
第二特別風紀委員会の目的はイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが設計した刑務所「パノプティコン」を原型とした教育現場における監視であり、それは青國高校に絡む利権を断絶し、生徒と教師全ての行動を抑制、そしてパノプティコンがもたらす効果である監視される者への倫理・道徳心の養成と理性的行動を十分に促している。
また、第二特別風紀委員会は青國高校の管轄ではなく教育委員会からの直接の管轄のため、学校および学校を媒介として保護者から委員会に異議申立てすることはできず、委員会の決定に疑問がある場合は直接教育委員会に異議を唱える必要がある。
デスプリンセスは誰にも侵すことのできない聖域、青國高校に置いて最強の権力である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 21:39:41
22693文字
会話率:49%
私立中学に通う超文系男子・国枝総司(くにえだそうじ)は三年生初登校時に、謎の枠が見えるという異能力に目覚める。同時に、配属されたクラスはくせ者揃いのトンデモクラスで、私立中学なのに転校生の加賀美千明(かがみちあき)がやって来た!
枠の正
体を探る中、遂にその正体を掴む。千明を中心にヒーローの東健吾(あずまけんご)や完璧主義風紀委員の園嵜望(そのさきのぞむ)、千明と同じ部活の坂上葉月(さかじょうはづき)そして悪役となる岬優佳(みさきゆうか)などの個性的なメンバーを巻き込み、物語は大きく成って行く……。
超文系男子・国枝総司がボキャブラリーと人脈と知恵で見えない所から物語をハッピーエンドへと導く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 23:33:00
5468文字
会話率:49%
町娘たち曰く、この国には勇者に付き従う「マルク」という名の見目麗しい騎士が居るのだという。
──短く切りそろえた黒い髪の毛、海のように青い目、長いまつ毛。細身で背の高い彼は戦場を軽やかに駆け、私たちを助けてくれる。そうして悪い魔物を追い払っ
たあと、まるで姫君にするように、優しい笑顔で微笑みかけて手を取ってくれるのだと──。
パルト公国の選ばれし勇者リスタが率いるパーティー。彼らの仕事は、敵国のテネヴィス帝国との国境に出現する魔物たちを退治することだった。
騎士として、パーティーの一員として魔物討伐に力を貸していたマルク。
「彼」……もとい彼女は男装の麗人であり、幼い頃から騎士に憧れ、性別を偽り鍛錬を重ねてきた実力のある女騎士である。
…………しかし、魔物にとどめを刺さない性分とマルクの女性人気に苛立った勇者リスタによって、今まで在籍していたパーティーを追放される。挙句の果てに、村娘に手を出したという物理的に不可能な濡れ衣まで着せられて居場所を失ってしまう。
──途方に暮れたマルクが放浪の末たどり着いたのは、なんと敵国テネヴィス帝国の魔王城。
実力派の恐ろしい魔王に「配下になれ」とスカウトされ、騎士の運命の歯車が回り始める。恐ろしくも強い魔王と交流を深めるうちに、マルクは次第に心を開き、成長してゆく。
一方、パーティーの嫌われ者になってしまった勇者リスタは少しずつ狂ってゆき……
「もう遅いよ。私は魔王に忠誠を誓ったんだ」
男装騎士による、実力成り上がり異世界ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 14:14:56
27497文字
会話率:31%
難解な事件発生! ……なんてことはなく、自称名探偵に振り回される風紀委員の話。
最終更新:2020-12-06 15:54:14
888文字
会話率:61%
天然でアホの幼なじみと、真面目で風紀委員長を務めている幼なじみ。そんな二人の幼なじみが俺の部屋で夜遅くに喧嘩を始めました。原因は昼休みにあるようだけど……。でも……え、なんで。なんでお前らは喧嘩してんの? ――っていうだけの話です。
最終更新:2020-11-03 14:43:43
3116文字
会話率:49%
高校二年生の山村伊織(いおり)には最大のライバルがいる。
学校一の美少女と名高い堅物真面目風紀委員、湊(みなと)紗季だ。
顔を合わせれば喧嘩に発展する二人はこれからも相容れない存在だと思っていた。
だが、SNSと紗希が伊織の隣に越してきたこ
とをきっかけに二人の関係は変わっていく。
「風紀を乱す行為は粛正する!」
「俺に構うな!」
真面目過ぎる美少女は次第に心を開き、やる気のない不良少年は惹かれていく。
これは、犬猿の二人が学校一の夫婦と呼ばれるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 23:14:20
38478文字
会話率:61%
「人間を返せ」、どこからともなく現れた奇妙な男の着けたゼッケンに書かれた言葉の意味とは何か。
あなたは在宅起訴されましたと告げられる。
最終更新:2020-09-18 20:40:57
21807文字
会話率:53%
画家を目指している『僕』こと『斎宮 雪春(いつき ゆきはる)』はオタクである。しかしそれを隠してただの地味な男子生徒を演じている――そう、幼馴染以外には。
そして幼馴染『雪染 蒼葉(ゆきぞめ あおば)』もまた、クールで容姿端麗、成績優
秀、運動神経抜群と完璧無比さの裏に隠した不器用さとポンコツさを皆に隠している――そう、僕以外には。
互いの秘密を知っているが故に二人きりのときにだけは気を許す。
幼馴染ゆえに距離感が近く、なかなか両片想いしていることに気がついてくれない彼女になんとか自覚してもらいたい。
一方、彼女のほうも距離が近すぎて、異性として意識されていないだろうと思っていて……?
お菓子のシェアは当たり前。あーんするのも当たり前。一緒の登下校も当たり前でなにも言わなくても意思疎通ができてしまう。
でも、『まだ』付き合っていません!
そんな二人の共通認識はただひとつ。
「報われなくてもいいから、ずっとそばにいたい」
これは、「早く付き合え!」「結婚式場が来い!」「どうしてお前ら付き合ってないの!?」と言われる嘘つき男子とちょっと残念な少女のじれあまな恋物語。
*完結まで書き溜め済み。
*素敵な絵師様による表紙絵つき。
*タイトルの「完璧無比」は造語。
毎日昼に更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 14:37:42
85722文字
会話率:46%
男子高校生の立川アスカは、ある日いきなり風紀委員のメンバー(ドエスキャラの研坂、自由な性質の水橋、癒し系のフミヤ)に囲まれ、風紀委員になる事を強要される。
普通の風紀委員だと思って入ったのだが、実は風紀委員の仕事は、学校内の人ではないモノが
起こす現象を解決したり、静観したりする事だった。
アスカはそこで初めて自分が他の人間とは違い、「人ではないモノ」を見る能力が強い事に気づかされる。
アスカには子供の頃のあやふやな記憶があった。それは誰かが川に落ちる記憶だった。けれど誰が落ちたのか、そのあとその人物がどうなったのかアスカは覚えていなかった。
人の周りを飛び回る美しい蝶や、校舎の中を飛行する鳥、巨大キノコの出現や、ツタの絡んだ恋人同士、薔薇の花を背負った少女、ヘビの恩返しに、吸血鬼事件、さまざまな事件を風紀委員メンバーと解決していくアスカ。
アスカは過去の記憶についても、人ではないモノが関係していたのではないかと考えだす。
アスカの思い出した過去とは……。
(ミステリー要素ありの基本ほのぼのギャグです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 12:54:35
110989文字
会話率:51%
小心者でビビりな風紀委員と生意気な一年生が学校で起きた事件をひっそりと解決して行きます。全三部。
幽霊と謎解きメインなのでBL要素は雰囲気程度かと。
メクるで公開したものを修正しています。ただし、番外編のダイエット以降は初出です。
かなり
気紛れな更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 00:00:00
244464文字
会話率:33%
私、見張眞海翔(みはるま かいと)は海上自衛隊宮津基地へと異動になりました。
ホントに異動初日から少女に睨まれたり、冷ややかな目を向けられたり、圧力鍋かってぐらいの視線を向けられて正直してうまくやっていける気が全然しません。
どうなるの…
俺の新天地折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 01:53:08
2497文字
会話率:22%
真面目で堅物の美少女が、俺のせいでデレデレ(エロエロ)になってくお話。
※勘違い系がお好きな方におススメ
※少しエロが入ってます(R15)
<カクヨムにも掲載しております>
最終更新:2020-08-22 18:01:45
8787文字
会話率:15%
高校二年生に進級した三木幸久は、料理が趣味な自称「普通の少年」である。しかしなにがそうさせるのか、彼の周りは普通ではない。ヘタレ幼馴染、超人的バカ、まじめ堅物風紀委員、無口なケータイ少女等々、何人もの少女によって、彼の日常は水面の木の葉のよ
うに翻弄される。女難の巻き込まれ型主人公は、どこまで周囲に振り回されるのか。
コロナのせいで暇なので、頻繁に更新しています。
コロナ、ぜってぇ許さねえからな……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 11:36:53
1212840文字
会話率:74%
夏休みのある日、努力家の秀一は運動音痴を克服するためランニングをしていた。
しかし高温多湿の環境下での無理が祟り、熱中症になって倒れてしまう。
そこに幼馴染の宮子が現れ、秀一は助けを求めるべく自身が「熱中症」であることを説明する。
だが「
ねっ、ちゅーしよう?」と聞き間違えられ、宮子にキスされてしまった。
柔らかい唇の感触と甘い香りが忘れられず、また宮子への恋愛感情も自覚した秀一だが、告白するには時期尚早と判断。
告白成功率を確かめるため、宮子からもう一度キスさせることを決意する。
「──俺は、キス魔王」
《キス魔の王》として覚醒した秀一は持ち前の頭脳を活かし、「宮子にキスされる作戦」を立案・実行し、宮子を誘い受ける。
だが唇を重ねる秀一と宮子との間に、秀一を慕っていた風紀委員の美少女が現れ修羅場に──
カクヨムでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 12:13:27
13844文字
会話率:31%
ハーレム主人公。屋上が解放されてたり厳しすぎる風紀委員会があったり若くて綺麗な保健室の先生がいたりするあの世界で一番輝いている人間のことだ。つまりは全人類の憧れ。文化祭の劇でそんな「ハーレム主人公」を演じなければならなくなった俺だが、せっか
くやるなら完璧に演じてみせたい! やれやれ、いっちょなりきってみますか。パーフェクトハーレムヒーローに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 08:14:45
8461文字
会話率:61%
「愛」と「煩悩」は紙一重であり、愛とは性欲と同様に疎むべきものである。高校生ながら恋愛を疎み、思春期ながら人に興味を持たない。
そんな彼には縁遠い委員会活動。クラスカースト底辺であるがためか、はたまた誰かの差し金か、風紀委員になかば押し付
けられる形で参加する。しかしそこは風紀委員の皮をかぶった私怨渦巻く、恋のキューピッドならぬ、むしろ悪魔達の定期集会であった。風紀順守の名のもとに、今日も煩悩をぶった切る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 20:07:24
10997文字
会話率:42%
子爵令嬢キトリーは曲がったことが大嫌いな風紀委員長である。殿下と婚約者の公爵令嬢が食堂で問題を起こそうとしていたのを見て、彼女は憤然と立ち上がった。
*短編投稿した「風紀委員長は許さない」をハピエンに向けて連載にしました。
*別投稿してい
た「王子様はあきらめない」とまとめました。
*他者視点「みんなの気持ち」「お姫様の気持ち」終わりました。
*「彼女の気持ち」始まりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 12:00:00
137334文字
会話率:49%
「この学園の風紀を乱す奴は風紀委員長である私が許さないーーー生徒会長っ! たとえ貴様が相手でもだ!!」。子爵令嬢キトリーは曲がったことが大嫌いな風紀委員長である。殿下と婚約者の公爵令嬢が食堂で問題を起こそうとしていたのを見て、彼女は憤然と立
ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 07:00:00
4731文字
会話率:54%
「そもそもリアルの女にツンデレとかヤンデレとか、そういうカテゴライズをすること自体、間違いなのかもしれない……」
性格をわかりやすく表す言葉なんてない。ハーレムなど存在しない。陰キャが実は最強なんて展開はない。
俺は、現実を弁えている。
なのに、どうして――
◇
ノーマルスペック陰キャである俺、増田 公には幼馴染がいるが、嫌われている。それには昔のことが関わっているようだし、仲直りをするために様子をうかがっていたのだが、二年生になると突然態度が変貌、嫌がらせと称して距離をいきなり近づけてきた。
そして、幼馴染だけではなく部活の後輩や風紀委員長もおかしな行動を取っている。……どういうことなんだ!?
・見切り発車すぎるスタート
・主人公が病的なまでに鈍い
・ヒロインたちのアプローチが空回りしすぎる
・⑦話にして初めて主人公の名前が出てくる <New!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 23:12:29
13929文字
会話率:40%
会話誘導本
マインドコントロール会話
最終更新:2020-07-22 15:36:03
946文字
会話率:0%
2月14日、バレンタインデー。
「女の子からのチョコが欲しい」
この思いを胸に血と汗と涙を流した男たちがいた。
様々な作戦を用いてチョコをもらおうとする男たちは、チョコをもらえるのか。
そもそも風紀委員はバレンタインデーを認めているのか
。
彼らの戦いの先にあるものとは…
彼らのバレンタインデーは、これからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 22:11:58
18193文字
会話率:35%