「一度の失敗で全部諦めなきゃ許されないの」
「いつまで自分を押し殺し続けなきゃいけないの」
濡れ衣の不祥事が原因でアイドルバンドを脱退した晶羽(あきは)。
身バレを怖れ、地味なフリーターとしてひっそり生きる彼女の楽しみは地元の音楽弾き語り
系VChuber・Judyこと珠璃(じゅり)のチャンネルを視聴すること。
しかし、珠璃もまたアンチの言いがかりが原因で大炎上、活動停止を余儀なくされていた。
タイプは正反対でも歌や演奏が唯一で最大の自己表現の二人が偶然出会い、共に音を作り上げていくことで本来の自分らしさを取り戻していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 22:00:00
143901文字
会話率:42%
勇者召喚──それは失敗の許されない一世一代の大イベントである。
魔王の討伐を目的に勇者を召喚するべく集まった、剣士レイ、弓術師ネル、魔術師エリカ、そして王様は、なんとか勇者召喚の儀式を成功させる。
しかし召喚されたのは人間ではなくヤギ
だった!? たった一度きりの勇者召喚、あれこれ試したけどもうこうなったらヤギで旅に出るしかない!
波乱万丈な変わった勇者旅、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 13:53:51
12467文字
会話率:50%
アフメド医師にとってサラは最愛の女性だった。最も近くにいたのにも関わらず、彼女について知らないことがあった。そのうちの一つが窓のそばで祈る彼女の姿だった。サラは何を祈っていたのか?
サラの祈りについて気になっていたのはアフメドだけではなく
、二人の友人ブシュラもだった。調香師であるブシュラのアトリエにある日突然やって来る若い新聞記者ウムト、ブシュラは彼にサラについて話してみる。ウムトがサラの祈りついて解き明かすことは星を掴むような話かもしれない、それでも彼のことを信じてみた。そこにも祈りに似た何かがあった。
エジプトの政治家マルコは、医師として許されないアフメドの望みを水を飲むように受け入れる。アフメドは彼の黒く不吉な影に気が付いていたのだろうか?全ての光を集めるように陽光の下に立っているダリヤ、病院の中庭で立ち尽くす彼女の姿はウムトにはあまりにも眩しかった。
カモミールが病院の中庭にあるベンチのそばで咲いている。花の香りと花弁の奥底にある真実は何か?ウムトはサラの祈りに辿り着くことができるのか?古いカセットテープから流れる音楽がアフメド医師を包み込んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 22:00:00
418958文字
会話率:38%
【簡単なあらすじ】
パイロット適正値ゼロだが天性の操縦テクを持つギャルと、操縦はまるで駄目だが最高のパイロット適正値によって様々な技を生み出すことができる青年が、互いの弱点を補い&ラブラブになりながら最下位から駆け上がっていく物語。
【長
めのあらすじ】
星野誓道(ほしのちかみち)は異世界転移に巻き込まれ、祭器(ザイン)と呼ばれる人型ロボットのパイロットになることを強制される。
エルフやオークなど12種族がそれぞれ国を統治している異世界では、召喚した人間を使って代理戦争の大会を行っていた。
誓道は操縦に必要な脳波の高得点を叩き出しエルフ王国に引き取られるが、操縦センスが無さすぎて追放されてしまう。
最弱のヴァンパイア王国に迷い込み命拾いしたものの、ヴァンパイアの王から、同じく異世界転移に巻き込まれていた女子高生ギャルの中村奈月(なかむらなつき)と共に、1機だけ残っている複座型(二人乗り)の祭器に乗れと命じられる。
「貴様たちが敗北すれば我が国は崩壊する。必ず勝利せよ。逃亡は死、敗北も死だ」
敗北が許されない状況に陥るが、複座型は操縦が極端に難しいデメリットだらけの最悪な機体だった。
「まぁなんとかなるっしょ! がんばろー誓っち!」
お先真っ暗な状況でも、ギャルの奈月は持ち前の明るさで、誓道を自分の勢いに巻き込んでいく。
このとき誰も気づいていなかった。奈月に天才的な操縦センスがあること、そして誓道に、機体性能を最大限に引き出す才能があったことを。
ーーこれは、どこか脳天気なギャルと頼りない青年が、最強&ラブラブ夫婦となって国を導いていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 17:10:00
142705文字
会話率:40%
そのキャッチフレーズにつられて一人の悪役令嬢をプレゼントしてもらった。
悪役令嬢(かのじょ)は可憐で優しくて愛らしくて……。
一緒に過ごす内に宿った想い。
恋をしてしまった……。
それは許されない初恋。
叶うはずのない願い。
愚者の栄
光なんて、片手で踏み潰された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 13:34:19
7312文字
会話率:47%
私が感じているだけかもしれませんが、本当に昨今では立ち読みと言う行為に対して、周囲の目が本当に痛くなり、立ち読みは許されない、と言う空気を感じてなりません。
それこそ昔の感覚で今を語るな、とフクロにされそうですが。
そんな想いか
ら、立ち読みについて、私の想いをエッセイにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 19:37:57
1497文字
会話率:4%
私は想う。
私達の関係、ユーグとの関係は許されない関係だ。
でも。
(もし、「四姉弟」の父、「彼」が生き延びていたら、ということから、考えました。従って、二重のもし、という作品になります。)
最終更新:2017-08-12 07:45:46
14970文字
会話率:15%
死者の棲む町。
そんな都市伝説紛いな世界がこの町、リコリスだ。地図にも載らず、町の外は霧が濃くて一寸先は何も見えない。死人の楽園。この町にたどり着いたのならばその存在が輪廻を巡るまで出ていくことは許されない。
私はそんな町に棲むしがない
探偵だ。
慣れ親しんだこの町を生きる、一住人である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-18 21:30:00
6648文字
会話率:47%
笑いと感動をあなたに贈る、
非日常系ダークファンタジー小説。
あなたは『死にたい』と、
考えたことはあるだろうか……
虐め、仕事、色恋沙汰、家庭事情、黒歴史……
理由や辛さは人それぞれでも、
人生の壁というものは誰にでも存在する。
そんなあなたに、一つ問おう……
もし【 死ねない体 】だったら、どうする?
怪異と呼ばれる妖魔、精霊、悪魔、神……
そんなのとは決して交わらない人間の世界。
そこに生まれる、ほんの一握りの、
おかしな力を持った【 忌み子 】と呼ばれる子供たち。
人にも嫌われ、怪異にも属さない、
居場所無き人間が、この世界には存在する。
物語の主人公【 不死月 灰夢 】は、
人間でありながら、生まれながらにして
不老不死の体質を持ち、人々に忌み嫌われて生きていた。
不気味であるが故に、親に捨てられ、
人に嫌われ、死ぬことすら許されない体で、
一人、孤独な日々を彷徨っていた時……
同じ境遇を生きる忌み子を拾い、
助けていた男に、その身を拾われる。
その男に『使えば、反動で死に至る』という、
各地に封印された禁術【 死術 】を教えられ、
生涯を終える為に、その術をその身に宿し、解き放つ。
その結果、彼は……
「……おい、生きてんじゃねぇか」
どんな状況でも緊張感皆無!?
術を放つ度に死に至る、
死ねない男が悪に立ち向かう。
「どうせ死ぬなら、派手にいこう……」
そんな死にたがりな青年が、
自分の過去と同じ境遇の忌み子達を救うことで、
生きる理由を見つけていくだけの、ほんの小さな物語……
笑い多め、感動ありの、爽快系・現代ダークファンタジー
【 不死ノ月影 】を、どうぞお楽しみくださいっ!
当ページをご閲覧いただきありがとうございます。
この作品は人生において、初めての投稿となります。
くだらない日常に、ちょっとしたスパイスを……
あなたの日々に、少しだけでも笑顔が届けられますように。
至らない点も多くございますが、
何卒お楽しみくださいませ。 大神刄月より。
Twitterも、よろしくです!
【 https://twitter.com/okami_haduki 】
※ この物語は、投稿サイト
【ノベルアップ+様・カクヨム様】でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 18:00:00
2356126文字
会話率:70%
群れを率いるリーダーには、リーダーたる能力が必要だ。力が特別強いもの、頭が一際回るもの、先を見通す目を持つもの。
時代の覇者となった生物たちの中には決まってそういう個体が何体かいたとされている。無論それは人間も例外ではなく、生息数の増加
や寿命の延伸により、その数は増え続けていった。
人間がこれまでの覇者たちと違った点は、ある瞬間からそういった統率者たる個体を異端として扱い出したことだろう。
どこかの国ではモルモットにされ、どこかの国では意思を潰され兵器となり、どこかの国ではこの世に生まれ落ちることすら許されない。
「私たちはそれを黙って見過ごすのが我慢ならなくなったんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 02:00:26
2377文字
会話率:64%
とある惑星リエントでは、人類はバグという人の命を脅かす驚異と共に生きていた。
リエント北部をバグの魔の手から防衛しているD機関で生まれた双子の兄妹クノとシノは、生まれた直後には外界から隔絶されて、将来バグを殲滅する英雄になるようにと、特殊
な教育や訓練を強いられていた。
満足な食べ物も与えられず、訓練では失明しかけたり、骨が砕かれそうになったりと、毎日が命懸け。周囲の大人である機関の職員達は自分達を道具のように扱い、信用できるのは修羅場を隣で一緒に生き延び続けた兄妹の絆だけ。
そんな2人が7歳になった時のこと。
機関の代表を務める実の父親エクラシーは、英才教育をしてきた割には、強いものの最強には至れない中途半端な戦闘力のまま、成長が見られなくなった自分の息子と娘に見切りをつけた。
これ以上は訓練費用と時間の無駄・邪魔・不要と判断されて、クノとシノは廃棄処分と称され、捨てられることとなった。
リエント全体を統括している政府防衛省に連れていかれた2人は、殺されるのを回避するために抵抗をした結果、備えていたその戦闘能力と鍛え上げられた肉体を披露することとなる。
その力が政府に認められたクノとシノは、バグと戦うために改造された新人類賢者に加えられることとなった。
こうして、今度は人類を守るために命を懸けて戦うことになったクノとシノ。
新たに得た生活も戦い、命懸け―
そして、これすらも、エクラシーの思惑通りだった。
お互いが生きるため以外に戦う理由もなく、逃げることも許されない。
だが、そんな不幸でしかなかった兄妹が賢者になった途端に光が差していく―
同居人であるメイドのベルウィンとの出会いを皮切りに、ようやく【人】として扱われるようになったクノとシノは、自分達が戦う理由・守りたい存在を少しずつ見出し、信頼できるものを増やしながら戦っていく。
これは―そんな彼らや、共に戦う賢者たちがこの星からバグを滅ぼすまでを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:57:43
529235文字
会話率:23%
人の心から産まれ、溜まり、澱み、形を成す思念体。
良き想いは大抵が行動に移され想いではなくなるが、悪しき想いは大抵が行動に移す事は許されないため、いずれ思念体へと至る。
悪しき想いによって生まれた思念体は、物に宿ればトラブルを引き起こそう。
人に宿れば悪意となる。
魔が刺す心を導くため、思念体を駆除する仕事。それが魔心導師である。
章ごとに視点が変わります。
主人公とヒロイン&サブキャラ達の視点になる事もあります。見にくかったらごめんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 21:31:20
13758文字
会話率:49%
大学生の陽は、アルバイト先のイタリアンレストラン『フィオーレ』で運命的な出会いを果たす。
ところが相手は夫も子どももいる年上パート有希だった。
許されないとはわかっていても、日々有希への想いを募らせる陽。一緒に働いていられるだけで、同じ時間
を過ごせているだけで幸せに思える半面、少しでも距離を縮めたいと願ってしまう。
一方、同じ大学生の乃愛もまた、ホールマネージャーの久坂に心を奪われ……年上の異性に想いを寄せる大学生二人が、迷いの中で繰り広げる二つの恋愛模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 16:10:00
162813文字
会話率:39%
友達がいない事を除けば普通の高校生、片山楓に訪れた悲劇。それは、見ず知らずの少女を助けた事で事故に巻き込まれ、早すぎる死を遂げた事だった。
目を覚ました楓は、自称天使に生まれ変わる方法を告げられる。
生きる上で得られるポイント。そ
れが高ければ高いほど、来世はいい生き物になれる。しかし、マイナスポイントの場合、地獄に落とされてしまう。
そんな中、楓に与えられたポイントは『0』
生まれ変わることも、地獄に行くことも許されない立場に陥った楓に残された道は一つだけ。
天使の仕事を手伝い、ポイントを貯めることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 03:16:34
6255文字
会話率:35%
戸高玲奈は罪人のような顔をして、許されたように生きている。彼女の周りには許されない人たちがいて、生きていたり死んでいたりする。いつかは忘れてしまうかもしれないこと、それを必死に抱えて、生きていたり、死んでいたりする。青春の一ページにも満た
ない感情が私達を生かしたり殺したり。その過程と一瞬の夢みたいな時間を切り取った何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:17:23
31373文字
会話率:71%
レフィーナ・レイドリックは、レイドリック公爵家に生まれた。
レイドリック公爵家は、人を人とも思わない、奴隷を買うことが当たり前だと思っているおそろしい選民思想に支配された家だった。
厳しくしつけられたレフィーナにも、やがて奴隷が与えられる
。
言葉も話せない奴隷の少年に、レフィーナはシグナスと名付けて、家族のように扱った。
けれどそれが公爵に知られて、激しい叱責を受ける。
レフィーナはシグナスを奴隷として扱うようになり、シグナスはレフィーナを憎んだ。
やがてレフィーナは、王太子の婚約者になる。
だが、聖女と王太子のもくろみにより、クリスタルの人柱へと捧げられることになる。
それは、生きることも死ぬことも許されない神の贄。
ただ祈り続けることしかできない、牢獄だった。
レフィーナはそれでもいいと思う。
シグナスはレフィーナの元を去ってしまった。
もう、私にはなにもないのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:55:44
19137文字
会話率:17%
シェリーは伯爵夫人だった。
夫に蔑ろにされた腹いせに使用人をいびり、離婚された。
実家に戻ることも許されない。
シェリーの実家は、もとよりシェリーをドアマットのように粗雑に扱っていたのだ。
そんなシェリーを侍女として引き取ったのは、公爵夫人
テレサだった。
「ドアマットは逃げ出した」の続編にあたります。
ドアマットで主人公をいびっていた夫人のその後です。
前作
https://ncode.syosetu.com/n0378je/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 01:06:58
2213文字
会話率:0%
突如として日本政府が1年という短い歳月である政策を施行にまで持っていた。
その名もPNTR政策(Perfect Neverend Thrive Randomlove)、慢性化する少子高齢化を打開するべきとして打ち出され。
その実態は子孫の繁
栄という大義名分の名のもとに、他人との愛情など関係なしに自分が好んだ相手を寝取れるという政策だった。
個人の独占という愛の象徴たる行動を法的に罰せられる世の中、そんな誰も望まない愛の許されない世界に変わってしまう中で、国の人々はそれをおかしいとは思わない。
だが立ち上がる者たちがいた、そのリーダー格の女性、七瀬香里(ななせかおり)とそれを支援するパトロンの組織。名をNNTR(No Nexus Truelove Resolute)
そして敵のPNTRを取り締まる組織KDK(Kuhfunfl Defensive Knight)やこの政策を施行した国、そしてこんなおかしいな国への常識改変あるいは洗脳をしたナニカ。
これは愛に生きる彼女たちの、戦いの歴史である。
この物語は、ぬきたしをやりながら(未クリア)機動戦士ガンダムseedを見た後に、コードギアス反逆のルルーシュを見ながら。NTRは好きじゃないけど絵柄が好みで、なんとなく安くなっていたサイクロン先生の成人向け作品みだれうちを観賞した、その日の夜に夢で見た自分がみだれうちの主人公になってNTRったやつをタイムリープし続けて、どうにか自分の純潔を守り抜くという、まさか自分がNTRの女側の立場として動くという、人生史上もっとも目覚めの悪すぎる夢を見た結果生まれた作品です。
タイムリープは自分の表現じゃ書けない、そもそも面白い小説の書き方も解らない自分がなんとかかける形に持って行ったのがこの作品になります。
前もってseedやルルーシュの話を出したのは、思い切り影響を受ける筈だからです。というか1話がもうルルーシュです、まことにごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 13:30:00
106471文字
会話率:52%
期待をする人間と期待外れと呼ばれる人間。
毎日24時間365日期待をかけられて失敗され許されない人間がだれかを殺す。自分を殺す。私たち人間はだれかの期待に応えるための存在でもなければ、誰かに褒められるために存在しているわけでもない。
なのに
親家族は私をゴミ箱扱いしたりサンドバック扱いしたり、さらには大小の期待をかけて私の行動も言動も人生すらも親家族の気分がいいように動かしていい、コントロールしていいという非人道的な心理と言動を見つけた私は、これまで家族や他人のゴミの期待を叶えて認められて生きようとしていて自分の人生も健康もいろんな自分がなくなっていることに気づいて、「ゴミは死ね!!!!」と叫んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 22:09:56
4236文字
会話率:0%
春から花宮高校へと入学する一人の少年、黒崎桂馬。
彼のもとに突如として来訪したのは、法務省管轄青少女保護観察課の渡部という男だった。
両親と共に聞かされた言葉、決して逃れる事の出来ない責務。
「黒崎桂馬君、君は、青少女保護観察官に選任され
た」
非行に走る少女を更生し、正しい道へと導く者を指す言葉。
裁判員制度と同様に、青少女保護観察官は拒否が許されない。
淡々と進む話の中で、顔合わせとして部屋に入ってきた赤毛の少女。
「火野上ノノンさんだ。高校三年間、国が用意した施設にて、君は彼女と過ごすこととなる」
薄汚れフケにまみれた髪、ゴミ溜めのような異臭、虫歯だらけの歯。
こんな人と一緒に三年間も過ごさなくてはいけないのかと悩む桂馬だったが。
渡部から知らされた彼女の凄惨なる過去を知り、彼は一人決意を新たにする。
非行少女との同棲生活の果てに、桂馬は彼女をどう受け止めるのか。
様々な障害や問題を越えた先に、桂馬が導き出した答えとは。
彼女は知ることとなる。
これまで存在しなかった、幸せという名の感情を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:17:16
102888文字
会話率:50%
性癖と停学により14歳で実家を追い出された少年は拾われたおっさんに育てられ、おやっさんと煙を愛するおっさんになった。生まれつきの強面が周りの環境のせいで(?)より人相が悪くなり、それをひそかに(実はかなり)気にしていた。
しかし急な病気で死
ぬことになり、異世界人の実験により一人魔法のある世界に転移することになるが、そこではかつての自分のように捨てられた少年と出会ってしまった。
見た目で誤解されるが結構インテリで面倒見のいいおっさんは、拾った少年とともにどう生きていくのか。
主人公のおっさんは同性愛者です。規約的にもR18描写はしませんが、苦手な方はご注意ください。
ほかの異世界を舞台にした小説と同じく、異世界の法律に従って話が進んでいきます。日本の法律とは違うところも、時代背景的に過去には許容されていたが現在は許されない描写もありますが、日本国内(この現実世界)の犯罪を助長・肯定する意図はありません。
書き溜めた原稿がある限り、しばらくの間は偶数日の更新を基本とすることを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 18:00:00
121614文字
会話率:56%