その者は、己の前世の記憶を持っていた。
王位継承権を巡る政争にて、側室の子であるからと真っ先に貴族諸侯から見限られた第三王子。
その護衛役として役目を全うした女騎士としての記憶を所持したまま転生を果たした者が、いた。
そんな彼女が転生し
たのは生前と同じ世界。
それも、己が死んだその直後に赤ん坊として再び生を受けていた。今度は、伯爵令嬢————フローラ・ウェイベイアとして。
17を迎えた誕生日。
生家から半ば強制的に国王陛下の甥にあたる公爵殿の花嫁選びの為に開催されるパーティーに参加しろと言いつけられ王宮に向かう事になってしまったフローラ。
今生は平凡に生きるんだ、などと考える彼女であったが、王城に向かったその瞬間、平凡に生きられたであろう未来は見事に歪んでしまう。
何がどうあってか、知らないうちに国王陛下まで上り詰めていた元護衛対象による執着心によって。
書籍化&コミカライズ企画進行中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:54
272119文字
会話率:31%
「あなたのために生きて、死ねるなら、とても幸せだわ」
イェイエル河に分断された大陸の西側、大国クロンクビストの第二王子サディアスは、田舎の小国ヴェンネルヴィクの次期女王クラリッサの王婿候補として結婚を果たした。サディアスをあるじと仰ぐ女騎
士アンジェリカは、二人が寄り添うさまを見つめながら、あるじの愛ある未来を夢見るのだが──。
わたしたちを繋ぐのは、この罪と罰だけ。過去を救えないのなら、せめて願おうと思った。たとえそれが独り善がりな想いだとしても。
王子と騎士の気狂いな恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 18:00:00
211773文字
会話率:26%
俺の生まれはソネット王国。
魔法に溢れ、魔法で富み、魔法で発展する王国だ。
そして俺は、そんな国の第三王子。
優秀な二人の兄貴が居て、一番上の兄貴は王太子として優秀と言われ、次期国王としての才覚を遺憾なく発揮している。ちなみに文系
だ。
二番目の兄貴は王太子を補佐するために宰相に教えをこうている。最近なんて帳簿を見て貴族の不正を発見して宰相がべた褒めしていた。ちなみに理系だ。
で、三番目の俺は黒髪に黒い瞳と言う『双黒』で生まれた。要するに生まれながらに莫大な魔力を持っていた。
双黒が生まれた王家は、そりゃあもう、お祭り騒ぎだったと聞いている。
そんな俺は8歳から魔道師団長から直々に魔法を教わり、騎士団長から直々に剣術を習った。ゴリゴリの体育会系へと成長したわけだ。
ちなみに筋肉は付きにくいのかゴリラにはならなかった。
まあ、そんなこんなで俺の下には妹が三人いるが、どれも母の美貌をめちゃくちゃに受け継いでしまったので美人だ。将来は困るかもしれないと、兄貴たちと三人で頭を悩ませている毎日だ。
まあ、それに関しては、今はどうでもいい。
現在、俺は非常に困っていた。
前作では大変お世話になりました!
自分への尻叩きの為に投稿を始めます!
そんなに長くはない……はず?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 19:21:26
53128文字
会話率:36%
騎士の国、オル=ウェルク国。
その建国の勇士として知られるアリオン一世。
建国記にもなった彼の王の生涯を大胆に翻案した戯曲『闘士武勲伝』――アリオン一世の伝説の数々は、実は素手で成し遂げられたものだったのだ!
そんな荒唐無稽な翻案だが、あた
らずといえども遠からずだった。
私――ミナスティリア・フィナ・カーレンにはそれを知る前世の記憶が宿っている。
アリオン一世の弟、ジェイル王子。
歴史上は反逆者として処刑されたとされる彼こそが、実はアリオン一世のものとされる伝説・逸話の数々を己が肉体で成し遂げた真の武人だったのだ。
そして、そのジェイル王子の記憶は、物心ついた頃から私の中にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:16:38
140306文字
会話率:41%
この国の王子に婚約破棄された令嬢は漏れなく幸せになるという。
婚約破棄されてガッツポーズを決める令嬢!
ザマァ展開で攻め込んでくる隣国の王子!
ザマァ見たさに仕事をサボる自国の騎士団!
婚約破棄されたくて嫌がらせする貴族令嬢!
婚
約破棄させたいが為に悪行をする令嬢の父親!
立派な悪役令嬢に育ったことを誇らしげにする母親!
婚約破棄に次ぐ婚約破棄!
これは婚約破棄する側の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 00:39:34
18300文字
会話率:45%
護衛騎士ガレスの仕える主君、第三王子セオドアは貴族や騎士団から冷遇されていた。
王家は筆頭公爵家との争いを避ける為にセオドアを公爵令嬢と婚約させるも、国王夫妻不在の場で婚約破棄を言い渡されてしまう。
その後すぐにクーデターが起こり、騎士と王
子はガレスの父親が治める国境の領地を目指す。
はじめて投稿しますので、色々勝手がわかっておりませんが宜しくお願い致します。
設定はゆるいファンタジーのBL軽小説です。
ゆっくり更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 10:39:19
35135文字
会話率:21%
「連れて行け!」
貴族社会で嫌われていたアルファスター・シーラ侯爵令嬢は、妹やグレアス王子に裏切られ、王族毒殺未遂の濡れ衣を着せられてしまい、王城内の塔に幽閉されてしまう。
しかし何故だか、騎士に無実であると庇われたり、姫殿下が助けてくれた
り、逃亡の手助けをしてくれる様々な人達がシーラの前に現れる。
「このまま、無実の罪で罰を受けるくらいなら……」
シーラは決意した。
隣国に逃亡して、第二の平穏な人生を送ることを……。
国を見限り、逃亡先のガレン帝国へ。そこでシーラは平穏な暮らしを送るはずだったのだが、思いがけず重用されてしまう。
平和な世界で、自由な暮らしを得るためにシーラは奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 18:15:35
57480文字
会話率:37%
「王宮で騎士になりたいのです!」
「何故急にそんな頭のネジが数本吹っ飛んだみたいな思考に至ったんだ……」
地味で目立たない伯爵家令嬢のフィリーレラは、ある日、想いを寄せていた第一王子の婚約を機に失恋をした。
……が、そう簡単には諦めなかっ
た。
とある計画を立て貴族から一変し平民騎士となった彼女は、王宮で同僚や友人、三人の王子達と交流する中で、貴族としてでは得られなかった日々を送っていく……。
『――だから私は、騎士になるの』
恋する乙女は最強?かもしれない行動派ヒロインの騎士ラブコメディ!
***
現在更新は平日19時(不定期)。
カクヨムでも同タイトルの投稿を始めました。先行はこちらです。
少しでもお気にかけていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 19:00:00
358307文字
会話率:43%
【講談社レジェンド賞最終選考作品】【アルファポリス「第五回歴史・時代小説大賞」読者投票6位】
火刑の乙女ジャンヌはのちに聖人となり、目立たない王は歴史の闇に埋もれていた。
15世紀フランス、百年戦争。狂人王と淫乱王妃の間に生まれた10番目の
子が王位を継ぐとは誰も予想しなかっただろう。不遇な王子は14歳で王太子となり、滅亡寸前の王国を背負いながら死と血にまみれた運命をたどる。
一般的には「恩人を見捨てた非情な王」と嫌われ、歴史家は「建国以来、戦乱の絶えなかった王国にはじめて平和と秩序をもたらした名君」と評価しているが、この物語のナレーターは読者に何をもたらすだろうか。
メジャーな史実+マイナーな人物を主役に据えた大河ドラマ風ノベル。
歴史に残された記述と、筆者が受け継いだ記憶をもとに脚色したフィクションです。
※小説家になろう、アルファポリスで重複投稿しています。
▼小説家になろう版
https://ncode.syosetu.com/n9199ey/
▼アルファポリス版(扉絵・挿絵あり)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/394554938/595255779
▼魔法のiらんど版(八章→終章で完結。現在は非公開)
https://maho.jp/works/15591074771453228834折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 18:24:50
471620文字
会話率:31%
「皇国に徒名す輩に嫁がせるわけにはいかん」
叔父でもある皇帝の、この一言に、目が覚めました。
悪しき公爵令嬢と国民からあしざまに言われ続け、わたくし、遂に切れました。
本当は従兄弟の皇太女が帝位を継ぐはずが、父の公爵に、年が離れた弟が
生まれ、
周囲から、「この先、公爵家が帝位を簒奪するつもりでは?」と疑われ、
姉であるわたくしが、スケープゴートに丁度良いと狙われまくったせいでしょう。
平民騎士の彼と駆け落ちして、魔境で幸せな生活を送って見せますとも。
大魔女の息子と蔑まれた、本当の王子では無いけれど、学園で逢ったどんな貴族よりも高貴な彼と。
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これは、古き帝国に生まれた、超箱入り姫が、帝室秘術の禁呪を使って、恋を成就させるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 10:42:07
208文字
会話率:17%
転生したらそこは男尊女卑国だった。第一皇子の婚約者で公爵令嬢?しかも溺愛されてる?知ったことか!だって今あなたはそんな素振り全く見せてないじゃないか。他の女に首ったけ。例えそれが魅了魔法のせいだとしても。私には都合がいいので死んだことにし
て、この国出ていくね!
そしてやって来ました隣国の実力主義国。貴族だろうが平民だろうが関係ない。有能ならば上に行ける。これはチートな私にぴったり!活躍してやろうじゃないの、騎士になって!
恋愛ががっつり絡む予定。正直ハイファンが恋愛(異世界)かでジャンルを悩んでいるところ。とりあえず今はハイファンに。いつか変わるかも……?
ちょっとでも気になった方はブクマ&評価お願いします!感想貰えるとなお嬉しいです!!
※不定期更新。月2回更新ノルマ
※更新宣言はTwitterにて(Neishelia@小説家になろう で活動中)。更新は基本22:00
※R15は保険折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 23:53:43
210970文字
会話率:36%
ある日、下級貴族のフラーディアは婚約していた第一王子に婚約破棄を言い渡された。
しかしフラーはそれをとても喜んだ。
もともと無理やり婚約されたもので、フラーは早く自由になりたいと思っていた。
「私はこの世界を見るために、旅に出るのよ!」
小さな頃から夢見ていた旅を、ようやく出来るようになったのだ。
婚約破棄をされた次の日、パーティに招待される。
そのパーティではすでに婚約破棄されたことが知れ渡っていて、フラーは蔑まていた。
そんな中、一人の騎士が話しかけてきた。世界最強といわれる、冷酷騎士のジルローラ。
彼はフラーが小さい頃に通っていた学校の同級生で、「一緒に世界を旅しよう」と約束した人だった。
「俺はフラーの騎士だから」ジルローラは国家反逆罪となりながらも、フラーと共に旅を出ることを選ぶ。
「フラー、優しくするから」「ジル、それは優しく守るからって意味よね?」「それ以外何があるの?」「それ以外にしか聞こえないわ!」
――これは世界を旅すると約束した二人が、絆を深めながら世界の果てを見る話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:00:00
41025文字
会話率:37%
卒業パーティーの最中、婚約者に冤罪を着せて婚約破棄をした王子はその場で太陽光パネルの実演販売を始めた。何故こんな事をするのか、太陽光パネルとは何なのか、疑問を抱く貴族達に王子は語ろうとした。全ては真実の愛の為だと。そう、語ろうとしたんだけど
なあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 10:57:06
1608文字
会話率:71%
私カトリーヌは、周囲が言うには|所謂《いわゆる》悪役令嬢というものらしいです。
私の実家は新興貴族で、元はただの商家でした。
私が発案し開発した独創的な商品が当たりに当たった結果、国王陛下から子爵の位を賜ったと同時に王子殿下との婚
約を打診されました。
この国の第二王子であり、名誉ある王国騎士団を率いる騎士団長ダミアン様が私の婚約者です。
それなのに、|先般《せんぱん》異世界から召喚してきた聖女|麻里《まり》はその立場を利用して、ダミアン様を|籠絡《ろうらく》しようとしています。
ダミアン様は私の最も愛する方。
麻里を討ち果たし、婚約者の心を自分のものにすることにします。
*初めての読み切り短編です❀.(*´◡`*)❀.
『アルファポリス』様、『カクヨム』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 01:08:54
1926文字
会話率:31%
王国の筆頭貴族である公爵家の令嬢として、また王家と公爵家のこれから一層深い繋がりをと、第一王子と婚約関係となったシエラ・ヴィクトール。
だが婚約者となった第一王子はその身分に相応しい能力は持っていなかった。それでも廃嫡されずに好き勝手出来
ていた理由ーーー。
それはシエラが淑女としてどこまでも優秀だったから。
容姿、頭脳、しまいには剣を取れば騎士団長と渡り合えるほど。
そして何より両家の親から好まれたのが性格。
昨今、流行り物の内容が真実の愛などという夢想に溢れていき、それに魅了されていく世間知らずの若者。
そんな中にあって、シエラはどこまでも現実主義であり、周りに流されない令嬢だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 20:00:00
8421文字
会話率:35%
王国の最高学府の文化祭。その打ち上げをかねた社交パーティーの会場で、ペンテ第一王子は言い放った。「アンジア侯爵令嬢との婚約を破棄する」と。しかし、その指差した先には、肝心のアンジア侯爵令嬢はおらず――
なぜか、王国騎士団長の息子カンパヌラ
が仁王立ちしていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 11:15:19
7397文字
会話率:33%
大森林の最奥に暮らす一つの家族がいた。笑い合い、喜び合い、悲しみ合って暮らしていた幸せな家族の日常はある日突然終わりを告げた。生き残りは長女レオンと弟のシンのみ。レオンとシンは別々の道を歩む事に……徐々に明らかになる両親の事、森に住んでいた
理由、襲撃の真相……。個性豊かな様々な人々の選ぶ道とは?最強騎士×腹黒王太子×不器用王子×鬼畜上司 貴族の怨念による嫌がらせ?「いえいえどーでもいいっす!私は復讐がしたいんだよ!」毒舌天才少女の行方とは? 初めての投稿です。宜しくお願いしますm(_ _)m 不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 00:35:21
56599文字
会話率:73%
可愛すぎる侯爵令嬢マルゲリータ(7歳)の悩みはモテすぎて困ること。せっかくのお茶会もリータの奪い合いであっという間に喧嘩になってしまう。せっかくお友達ができると思ったのにどうして。
リータが庭の片隅でしくしく泣いていると近衛騎士である兄がや
ってきて。そこで出会ったのは……
可愛すぎるのが悩みの侯爵令嬢と騎士で王子さまのほんわかラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 15:38:51
6177文字
会話率:48%
わがまま姫と評判の公爵令嬢が選んだ結婚相手は貧乏伯爵家の三男坊!?
激高する王子に突きつけた婚約破棄の真相とはっ!?
婚約破棄からはじまる正統派ラブストーリー!
最終更新:2021-04-12 12:30:35
9109文字
会話率:64%
周りの人間の暴走により、あらゆる非道の濡れ衣を着せられた皇帝リヴェリオ。
傲慢なるその統治に痺れを切らした善良なる貴族・騎士・市民の革命戦争によって、彼は処刑された。
そんな前世を持つ公爵令嬢エスティの目標は今世こそ平穏無事に幸せになるこ
と。
しかし、10歳になるとき紹介された許嫁はなんとこの国の第2王子ヴァリタスで!?
しかも彼の前世が、リヴェリオを手に掛けた幼馴染であり親友だった騎士だということも判明し……。
平穏な人生のためにも、この婚約、絶対解消してみせます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 07:00:00
680413文字
会話率:20%
【全10話35000字、3日で完結予定です】
世界の半分を領土に持つマルクト帝国、そこは皇帝の絶対的な力の支配下にあった。
帝国第6皇子の少年エミリオは自身の出生とともに母を失い、四歳の頃に乳母の女性をも亡くし、財務に携わる皇帝の父か
らは愛情を施してもらえず、寂しい幼少時代を過ごしてきた。
そんなエミリオの暮らす皇宮に、ある日新しく若い1人の女性が奉公の任に着く。
その女性は帝国で一代限りの下位貴族に当たる騎士侯家の令嬢であり、名をマリアンと言った。
皇宮内では圧倒的に下位の身分であることから使用人たちの間で迫害を受けるマリアンと、自身に関わった母と乳母が続けて亡くなったことから陰で呪われていると揶揄されていたエミリオ。
そんな二人はやがて心を通い合わせ、皇子と使用人という身分の差があると知りながらも互いの胸の内に秘めた恋心を抱いていた。
しかしそんな二人の恋路をよく思わない皇帝は、マリアンを皇宮から追放処分とし、後にマリアンの追放を撤回させる為に謁見を行ったエミリオから皇位継承権を奪いマリアンとともに追放処分とした。
皇宮から追放された二人はやがて辺境の村に辿り着き、そこで人目を憚り二人だけの新しい生活を始め、その愛を深めていった。
そして時は流れて八年後、二人が慎ましくも幸せに暮らしていたある日、成人を迎えたエミリオはマリアンに婚姻を申し込み二人は主君と臣下から夫婦へとその関係性を変える。
しかしその幸せは長く続かず、二人が将来を誓い合った一週間後にマリアンが命を落としてしまう事件が発生するのだった。
絶望に打ちひしがれるエミリオは突如現れた〝魔女〟と契約を果たし、時間跳躍の魔法を手に入れ過去へと戻り、マリアンの死の運命を変えるために奮闘していく。
そこで明かされるマリアンの死の因果、その運命を変えるために必要なことは、かの皇帝からエミリオが玉座を奪い取る復讐へとつながっていく。
幾重にも繰り返される時間跳躍の旅路の果て、エミリオはマリアンとの幸せな未来へ、理想郷へと辿り着くことができるのか。
これはお互いの身分から自由に愛し合うことを許されなかった二人が、幸せな未来のために世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 20:03:40
35795文字
会話率:35%