一話完結で送る短編集です。基本的に短いので、気軽に読んで頂けます。
タイトルの通り、各話ごとに設定したのテーマに沿って云々(うんぬん)と綴っていきます。
風刺や感動ものなど、ジャンルは統一されていません。尚、日付は編集によりほとんどが正確な
投稿日ではありません。
【謀】【回転草の唄】を更新しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-07 17:10:29
22453文字
会話率:15%
超能力を付与する『SPI症候群』や、戦争で使われた生物兵器の名残《機械獣》が蔓延り、数年前の大戦争の影響が未だ色濃く残る惑星、ヴェーラ。そんな世界の片隅、ミュラグネ国首都、ミュラグネ市。半球ドームに覆われたその都市に、機械獣と戦う《戦闘職》
に就いてギルドに所属し、日々稼ぎを得る少年が居た。
アズマ=シノノメ。
美少女と見紛う見た目とは裏腹に、正確な狙撃の腕。それを武器に、ひたすらに戦い抜く彼の目的は、金。
『…なんで蒸発したかなあ…』
父親が借金を残して理由の説明も無く蒸発し、それを返済する為に少年は今日も《狙撃手》として荒野を駆ける。怪しげな情報屋にいびられたり、百合気質で変態な美少女に迫られたり、金髪不思議っ娘の教育(?)に携わったりしつつ、料理洗濯狙撃スキルを備えた家庭的男子(見た目黒髪美少女)の行く先は、如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 03:09:12
10093文字
会話率:40%
※性的表現は殆どありませんが、風俗業の描写がありますので苦手な方は申し訳ありませんが閲覧ご遠慮ください。
風俗で働く涼は、聡という青年と出会う。
聡の不可解な行動に戸惑うが、理由を知ってか
ら涼の人生も変わっていく。
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お越し頂きありがとうございます。
久しぶりに書き上げられたのでアップします。
今回は『生・死・性・働・悩・信・友…』様々なものを詰め込んだ生きるということを書いてみました。
今回も明るく楽しい小説ではありません。が、読んで下さった方が何か考えて貰えたら幸せです。
細かく分断するのを避けたかったのと、今回は書き終わるまでアップしない方針でしたので、前編と後編の二つだけで書いています。
そのため、読みにくいかもしれません。申し訳ありません。
また、私の小説のお約束ですがくどい文章、誤字脱字、間違った表現等ありましてもご容赦ください。
また医療内容に関しましても、極力近づけた所もありますが、専門外ですので正確な物ではありません。お話として読んで頂きますようお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-17 11:58:44
107510文字
会話率:23%
北の大陸に本拠地を置く、グレニア連合国。そして南の大陸に本拠地を構える、ヴェルギニア帝国。二国間の血を血で洗う戦争は、歴史上最も長く、凄惨であった。永遠に続くかのように思われるその戦争を、人びとは『千年戦争』と呼んだ。戦争歴と呼ばれる年号も
、その戦いの正確な年数を表してはいない。人びとは戦う理由を忘れながらも剣を手に取り、振るった。いつか戦争が終わる日が来ることを信じて……。
「こうなる運命だったんだ」
暗い穴の底で、少年はそう呟く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-12 22:45:27
157676文字
会話率:36%
ドッペルゲンガー事件に始まる世界の変化――今に伝わる大崩壊――より百年以上経た時代。世界は闇に閉ざされていた。
いや、それは正確な表現ではない。
人々は地下世界――天使達のいうクリフォトと呼ばれる世界へと追いやられていた。
どこまで
も続くと思われる半球状にくり貫かれたこの地下世界は、地上――光の国――とを一本の聳え立つ塔でつながれており、それ以外に地上に出る術は無いと伝えられていた。
そう、この暗黒世界を意味するクリフォトの地は、天使の管理下におかれた神の箱庭であった。
そんななかにも、人々は変わらぬ生活を続けていた。それが黒歴史に閉ざされた者達の期待した世界なのかはわからないが、生きつづけていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-02 21:30:44
9783文字
会話率:29%